中国人の彼女の話
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31 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:04:14.78 ID:yB7pr5Lm
ジャイの作戦は、あたかも偶然そこを通りすがったみたいに振舞うこと。
2人のほうに歩いていき、
「あれ!?こんなとこでなにしてんの!?!?!」
みたいなくさい芝居をしながら話しかけた。
2人はその瞬間 納得して、「お前らだったのかよ!」みたいな感じだった。
ワンは少し安心したような感じだった。
で4人で寮に帰る途中で、俺はさりげなくと言うか不躾と言うか、まあどうだったかを2人に聞いたw
そしたらナムが、「まあ・・・・な・・・」みたいな感じで答えたので、やっぱりナムは直接、自分には ほかに好きな人がいるということを伝えたのだと分かった。
ワンも「まあ分かってたしねー」みたいなことを言っていたし、俺が不安に思っているようなことは今後も起きないだろうなと思って安心した。
32 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:06:44.84 ID:yB7pr5Lm
ここまでの俺はやっぱりあくまで第3者で、ワンに対して特別な感情は無かったと思っていた。
そんなこんなしている内に、学期末となり、ワン・ヤン・ジャイで毎日のように図書館に通って勉強した。
33 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:09:23.32 ID:yB7pr5Lm
そして学期が終わって1週間程度の休暇が始まった。
それを機に俺たちの生活は がらりと変わってしまうのだった。
その第一のきっかけとなったのが、ナムとジャイが付属の寮を退寮して、近くのシェアハウスに引っ越してしまったことだ。
ほとんど一緒にいた友達が寮を出てしまい、俺やワンはとても寂しくなった。
34 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:10:56.71 ID:yB7pr5Lm
俺とワンは このころ特に仲が良くなって、2人で部屋でDVDを一緒に見たり、パブに飲みに行ったりするようになった。
そして第2の事件は そのころ起こる。
ジャイの作戦は、あたかも偶然そこを通りすがったみたいに振舞うこと。
2人のほうに歩いていき、
「あれ!?こんなとこでなにしてんの!?!?!」
みたいなくさい芝居をしながら話しかけた。
2人はその瞬間 納得して、「お前らだったのかよ!」みたいな感じだった。
ワンは少し安心したような感じだった。
で4人で寮に帰る途中で、俺はさりげなくと言うか不躾と言うか、まあどうだったかを2人に聞いたw
そしたらナムが、「まあ・・・・な・・・」みたいな感じで答えたので、やっぱりナムは直接、自分には ほかに好きな人がいるということを伝えたのだと分かった。
ワンも「まあ分かってたしねー」みたいなことを言っていたし、俺が不安に思っているようなことは今後も起きないだろうなと思って安心した。
32 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:06:44.84 ID:yB7pr5Lm
ここまでの俺はやっぱりあくまで第3者で、ワンに対して特別な感情は無かったと思っていた。
そんなこんなしている内に、学期末となり、ワン・ヤン・ジャイで毎日のように図書館に通って勉強した。
33 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:09:23.32 ID:yB7pr5Lm
そして学期が終わって1週間程度の休暇が始まった。
それを機に俺たちの生活は がらりと変わってしまうのだった。
その第一のきっかけとなったのが、ナムとジャイが付属の寮を退寮して、近くのシェアハウスに引っ越してしまったことだ。
ほとんど一緒にいた友達が寮を出てしまい、俺やワンはとても寂しくなった。
34 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:10:56.71 ID:yB7pr5Lm
俺とワンは このころ特に仲が良くなって、2人で部屋でDVDを一緒に見たり、パブに飲みに行ったりするようになった。
そして第2の事件は そのころ起こる。
35 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:14:37.58 ID:yB7pr5Lm
俺は他の男友達とナイトクラブに繰り出すことになって、ワンとヤンにも一緒に行こうと声をかけた。
二人ともおkしたので、待ち合わせ時間になって2人を待っていると、ワンだけやって来た。
聞くところによると、ヤンは おなかが痛くて来ないことにしたらしい。
ということで俺・男友達4人くらい・ワンの面子で行くことになった。
「女の子、私1人じゃん・・・」みたいなことをワンはぶつぶつ言いながら ちょっと不機嫌な様子だった。
36 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:17:45.83 ID:yB7pr5Lm
クラブに着いて、まあ各自踊ったり酒飲んだりタバコすったりと楽しい時間を過ごしていた。
俺はワンを誘った身分として、しかも女の子一人だったので、なるべくワンから目を離さないように一緒に過ごしていた。
そこに俺の友達の一人、コロンビアから来たエルナンデスくんが来た。
エルナンデス君は背こそは俺(172)よりは小さいものの、顔は とてつもないイケメン。しかもマッチョ。
彼が俺たちの歯車を大きくずらすことになった。
37 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:24:14.82 ID:yB7pr5Lm
ワンはエルナンデス君に夢中のように見えた。
少なくとも俺の目にはワンの目がハートになっているように映った。
そこで俺は なんとなく本能的に危険を感じた。
そもそも俺はエルナンデス君のことは良く知らないし。
このまま2人を放っておいたら危ないことになる。
そして俺は彼からワンを守る責任がある!ww
みたいな事を思った。
俺のことをすこし書くと、非童貞ではあるものの、色沙汰関係は苦手で、こういうときにワンを守るために どうしたらいいのか全く分からず、2人が楽しそうに一緒に歩いているのを、ドラクエ歩きで追跡することにか出来なかった。
39 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:27:36.32 ID:yB7pr5Lm
そしてチャンスがやってきた。
ワンがトイレに行ったとき俺とエルナンデス君は2人で ぼーっとみんなが踊るのを眺めていた。
なんか彼にガツンと言わなきゃ!よし言うぞ!よく聞けよ この糞イケメン!
・・・なにを言ったらいいんだ・・・・
そんなことを頭で必死に考えた。
やばい そろそろワンが帰ってくる。
俺が搾り出した答えは、
「お前は知っているか?ワンはセクロスが嫌いだぞ」
wwwww
俺、それ何情報wwwww
言った直後なんか自分でも意図が分からず、笑ってしまった
40 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:37:30.49 ID:yB7pr5Lm
またID変わる・・実家のPCでやってたけど、この話 秘密にしてるから ばれたらやだし自分のに切り替えた。
エルナンデス君は、なんだこいつ突然・・・
みたいな顔をしながら俺のことをマジマジと見た。
そしてただ「そうなの?」みたいなことをさらりと言ってきた。
そしてワンが帰ってきて、また俺の追跡劇は始まった。
でも だんだんこんなことしてなんになる、本人が楽しんでるなら それはそれでいいだろ、別にワンは俺の彼女でもないわけだし、みたいなことを思い始めて、結局放置することにした。
41 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:43:25.80 ID:yB7pr5Lm
そんで別の友達と外でタバコ吸ったり、ぐだぐだしていた。
でも実はこの時も心の中ではワンのことを心配していて、
(頼むから、なんもしないでくれよ、エルナンデス君・・・)
と切に思っていた。
俺は次の日朝からバイトがあったので2時半くらいには帰ろうということを、前もってワンには伝えていた。
そして2時半になったので、ワンとエルナンデス君を探し出して、ワンに「そろそろ帰んなきゃ」みたいなことを言った。
ワンは かなり残念そうで「もうちょっとだけ!」みたいなことを言ってきた。
俺は自分のふがいなさやエルナンデス君の突然の登場に少しイライラしていたので、
「は?約束しただろ。明日朝からバイトだし、お前を一人にはできないよ」
と言った。
エルナンデス君が口をはさむ。
「こいつは大丈夫だ。俺が寮まで連れてく。」
お前が信用ならないんじゃああああああ!となんだか心が燃えてきたので 俺も引き下がれなくなって、「いや、もう約束してたんだ。帰ろう!」みたいなことを言った。
42 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:44:21.11 ID:yB7pr5Lm
あれ、ID変わってない。なんで教えて詳しい人。
43 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:46:28.39 ID:yB7pr5Lm
そんな口論を続けていると、エルナンデス君が妥協案を示してきた。
「よし、じゃああと30分したら みんなで帰ろう。それでいいだろ?」
こいつは俺より年下のくせに・・・とか大人げなく思いつつも その案でまとまった。
そして30分後みんなでタクシーよんで寮に帰りましたとさ。
44 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:48:23.98 ID:???
青春だなあ
45 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:49:46.32 ID:yB7pr5Lm
タクシーの中では、なんだか空気が重くなって、みんな黙っていた。
俺もワンに何か言おうと思ったけど、言葉が見つからないまま寮に着いた。
ワンの住む寮は俺の住む寮とは少し離れていたので、いつもクラブに行ったときは俺が寮まで送って行っていた。
この日もエルナンデス君は なんとなく空気を読んだのか、送るのは俺に任せてくれた。
何かこの辺の心意気も結局はエルナンデス君の方が俺より勝っていて、そのことが余計に俺をイライラさせた。
46 :名無しさん?:2013/02/12(火) 19:51:51.92 ID:yB7pr5Lm
ワンの寮までの道中で俺はワンに謝った。
「もっといたかったよな・・無理言ってごめん」
「別にいいよ」
とワンは答えてくれたが、やっぱりなんか寂しそうだった。
飯食ってくる。先読みたいって人はおらに元気をくれ。
47 :名無しさん?:2013/02/12(火) 20:27:44.65 ID:yB7pr5Lm
おらさみしいよ、ベジータでももっと元気集まるよ・・・(;_;)
48 :名無しさん?:2013/02/12(火) 20:39:32.07 ID:yB7pr5Lm
まあ書き続けるかwwどうせ自己満ww
ここまで読んでもらえれば 俺がこのとき本当はワンのことが大好きどということが分かってもらえるだろう。
その夜部屋に戻った俺は、ようやくその気持ちを理解し始めていた。
やべえ、ワンのことが好きになってしまった。
でも それを理解したくない自分がそこには確かにいた。
理由はいろいろある。
以前にワンとそういう話になったことがあった。
「俺君は彼女作らないの??」
「実はこっちに来る前にメンヘラの彼女を振ってきてるんだ。
だから彼女は当分いらないと思ってるし、残りの留学生活も3カ月だから作ったところで辛いだけだろうな」
メンヘラの彼女がいた奴には共感してもらえるかもしれないけど、その重さに若干トラウマさえ抱くものだ。
そんな会話をしたことがあった。
だからワンも俺は彼女がいらない人だと思っている。
>>次のページへ続く
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