中国人の彼女の話
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76 :名無しさん?:2013/02/12(火) 22:09:25.04 ID:yB7pr5Lm
俺はワンに伝えた。
「付き合いたい。前はああ言ったけど、今は お前のことを誰よりも深く愛するって決めてる。
3カ月経った後のことは分からない。
先のことなんて誰にも分からないだろ。
でも もしワンがおれと一緒にいることで幸せを感じれて、そんで俺も それが最高の道だって思えるなら、俺はワンと付き合いたい。」
留学行ってから気付いたこと。
英語だと どんなくさいセリフ言っても、意味が間接的に頭に入ってくるからか、あまり恥ずかしくないんだwww
でも今書いてて死ぬほど恥ずかしいなwww
77 :名無しさん?:2013/02/12(火) 22:11:59.65 ID:yB7pr5Lm
ワンは「分かった」とだけ言って ものすごく考えていた。
普段は天真爛漫で いつも華やかな顔をしているけど、
このときは とても深刻そうに何度も「うーん」と言いながら考えていた。
逆に俺は とてもすがすがしい気持ちだった。
もう言いたいことは全部言ったし、結果がどうであれ後悔はなかった。
俺はワンに伝えた。
「付き合いたい。前はああ言ったけど、今は お前のことを誰よりも深く愛するって決めてる。
3カ月経った後のことは分からない。
先のことなんて誰にも分からないだろ。
でも もしワンがおれと一緒にいることで幸せを感じれて、そんで俺も それが最高の道だって思えるなら、俺はワンと付き合いたい。」
留学行ってから気付いたこと。
英語だと どんなくさいセリフ言っても、意味が間接的に頭に入ってくるからか、あまり恥ずかしくないんだwww
でも今書いてて死ぬほど恥ずかしいなwww
77 :名無しさん?:2013/02/12(火) 22:11:59.65 ID:yB7pr5Lm
ワンは「分かった」とだけ言って ものすごく考えていた。
普段は天真爛漫で いつも華やかな顔をしているけど、
このときは とても深刻そうに何度も「うーん」と言いながら考えていた。
逆に俺は とてもすがすがしい気持ちだった。
もう言いたいことは全部言ったし、結果がどうであれ後悔はなかった。
78 :名無しさん?:2013/02/12(火) 22:16:22.58 ID:yB7pr5Lm
ワンはこう言った。
「今まで付き合った人に振られる第1の理由って知ってる?
あたしは性格がこんなだから男の親友みたいな人がたくさんいるの。
もちろん そういう人たちとの間には特別な恋愛感情はないし、
でも そういう付き合いも すごく大事にしたいって思ってる。
でも今までの彼氏は それが耐えきれなくてみんな消えてしまう」
俺は答えた。
「それはワンの気持ち次第だよ。
俺がワンが俺のことが一番好きだってことが感じられるんだったら、
ワンがどんな男の人と仲良くしようとも気にしない。」
それは正直な気持ちだった。
でも のちのちこれで すこし苦しむがwww
79 :名無しさん?:2013/02/12(火) 22:18:16.03 ID:yB7pr5Lm
結局ワンは その日は答えをくれなかった。
その次の夜、あの彼が再び この話に絡んでくる。
それはジャイでもナムでもなく、エルナンデス君だ。
その晩 喫煙所で煙草を吸っていると、たまたまエルナンデス君と一緒になった。
80 :名無しさん?:2013/02/12(火) 22:21:17.32 ID:yB7pr5Lm
最初俺は気まずさしか感じてなかった。
まあ英語だし、「最近どうよ?」とか「何吸ってんの?」とかの常套会話はしてたけど・・
そしたら またもやエルナンデス君に口火を切られた。
「俺たちは もっと話さなきゃいけないと思うんだ。」
俺は内心くやしかったが、負けじと「ああ」みたいになるべくダンディーに聞こえるように答えた。
そして外は寒いのでエルナンデス君の部屋で話すことにした。
81 :名無しさん?:2013/02/12(火) 22:25:24.21 ID:yB7pr5Lm
部屋に入るとエルナンデス君は真っ先にFBで彼の彼女の写真を見してくれた。
おいおいおいww彼女いんのかいwww
彼女は彼と同じコロンビア人で いかにも といった豊満ボディだった。
まあ社交辞令的に「きれいじゃんww」みたいにいうと
「だろ!?!!?マジ最高だぜ!!!」
とテンションがMAXになった。
「彼女の写真なんて普通は他人に見せないんだけど、お前には見せとこうと思ってな。
お前は あのワンだかトゥーだかって子のことが好きなんだろ?」
おまww名前くらい覚えとけってww
このときからかすかに、
(もしかしてエルナンデス君て馬鹿でいい奴???)
という思いが芽生え始めた。
82 :名無しさん?:2013/02/12(火) 22:28:23.93 ID:yB7pr5Lm
エルナンデス君は続けた。
「お前がナイトクラブで『彼女はセクロスが嫌いだ』
とか抜かしたときは、お前のこと頭おかしいやつかと思ったぜww」
「やめろwwはずかしいww黒歴史ww」
「いいか。
好きな女がいるときは絶対に好きって言っちゃだめなんだ。
好きって言ってしまうと女はキープに入る。
ああ、こいつは いつでも遊べるなって。
そうじゃなくて ひたすらに自分に惚れさせるんだ。」
こいつ・・・ただの17歳じゃねえ・・・
83 :名無しさん?:2013/02/12(火) 22:32:11.37 ID:yB7pr5Lm
「たとえば この前のナイトクラブでいうと、
お前は俺たちのことをドラクエみたいに追っかけて来たよな。
あれをワンは すごい嫌がってたぞ。
お前はワンの親じゃないんだからな。
そうじゃなくて放しとくんだよ。
そうすればワンは『あれ?』って思うから。
でも絶対に目を離しちゃだめだ。
何かあった時は お前が身体を張れ。
それも気付かれないように。
だからお前は あの時 あんなクレイジーなことを言うんじゃなくて、俺に
『あいつは俺の女だから なんか手出したら鼻の骨折ってやるからな』
って言うべきだったんだ。」
84 :名無しさん?:2013/02/12(火) 22:34:48.06 ID:yB7pr5Lm
「もちろん俺は彼女がいるから変な気持は全然なかった。ただ向こうが ひょいひょい着いてきたんだ。」
イケメンは やっぱり見えてる世界が ちげえなと思った。
俺が女だったら確実に股開くレベルの男だよエルナンデス君。
だから俺は その作戦を実行することにした。
もう「すき」って言っちゃってるから ほとんど失敗なんだけど。
85 :名無しさん?:2013/02/12(火) 22:40:48.42 ID:yB7pr5Lm
その翌々日くらいにワン・エルナンデス君を含めた大勢の友達でボーリングに行くことになった。
エルナンデス君と相談して、序盤はエルナンデス君がワンの相手をして、俺は あたかもワンには興味ありませんみたいに振る舞った。
そしてボーリングからの帰り道。
みんなで とぼとぼ大学まで歩いた。
最初はエルナンデス君と一緒にいたワンだけど、途中で俺のところにやってきた。
「どうしたの?」と俺が聞くと、
「なんでそんな速く歩くの??あたしヒールはいてて足マジ痛い」
「ハハハ。じゃあ あしたからヒール禁止なー。」
「えーーーーー」
みたいに関係がこじれる前みたいに楽しく話した。
次第にワンのテンションが下がってく。
「どうしたの??」と俺がもう一回聞いた。
「何でもない。」
「はー?いえよー!」
「何でもないって言ってんじゃん!」
みたいな感じで結局 寮に着いてしまった。
>>次のページへ続く
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