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76 :私事ですが名無しです:2012/07/06(金) 12:47:29.10 ID:5PmUGSuo0
私達は それぞれの派遣会社に10月いっぱいで仕事を辞めることを告げた

仕事を辞め出発の日まで、ほんの数日間だったけど

M君が初めに暮らしていた2人部屋のアパートの寮で勝手に暮らした

鍵式ではなくドアのに数字のボタンが付いていて、そこにパスワードを入力して入れるタイプだったので簡単に入れた

まあ、誰か住んでたら無理だったんだけど・・・

行き当たりばったりの生活だった



77 :私事ですが名無しです:2012/07/06(金) 12:55:00.27 ID:U8FO06yjO
支援!


79 :私事ですが名無しです:2012/07/06(金) 13:09:48.16 ID:5PmUGSuo0
>>71
>>77
ありがとう、書いてく

できれば今日中に書き終わるようにする!



78 :私事ですが名無しです:2012/07/06(金) 12:55:35.10 ID:5PmUGSuo0
広島へは、前回と同じでレンタカーを借りた

朝早く出て、着いたのは夜だった

前みたいに働き口を見つけて来たのではなく何もない状態で来た・・・


とりあえず寝る場所を・・・

ってことで、ラブホへ泊まった

ただの寝るところとして利用した


この時には ほとんどHはしていなかったし、M君が求めてこなくなった、

求めてもしてくれなくなっていた


明日はレンタカーをお昼に返しに行かないといけない

それまでになんとかしないと、ワゴンいっぱいの荷物を置くとこないし・・・

色々考えてあまり寝れなかった



81 :私事ですが名無しです:2012/07/06(金) 13:13:06.82 ID:5PmUGSuo0
朝、早めにラブホを出て仕事探しが始まった

M君がコンビニで立ち読みして求人雑誌を見ていた

M「ここにしようかな」

雑誌を覗き込むと

寮完備!道路工事や整備してもらいます!と書かれていた・・・


私「男の人限定っぽいね、また離れるのは嫌だよ・・・」

M「・・・ここに行って女も大丈夫か聞いてみよう!」



82 :私事ですが名無しです:2012/07/06(金) 13:14:51.88 ID:5PmUGSuo0
電話して行く事になった

M君の言うとおりにしてた

今思うと早く自分の実家に戻ればいいのにM君と離れるのが嫌だったんだろうね

当時は戻るお金もなかったんだろうけど・・・


面接に行った、固苦しいものではなく会いにいく感じだった

来るもの拒まず的な会社みたいだったから



83 :私事ですが名無しです:2012/07/06(金) 13:16:24.91 ID:5PmUGSuo0
M君が私も連れて行くと、そこの会社の面接担当のおじさんはびっくりしていた


M「彼女も働きたいんですけど・・・」

私「よ、よろしくおねがいします・・・」

おじさんは困っていた


おじさん「女性でもOKはOKなんだけど毎回毎回現場は変わるし、彼氏と同じ場所に行けるとは限んないよ?しかも、男性ばかりで色々と危ないし・・・」

あまり乗り気じゃなかった私はこれを聞いて余計嫌になったし怖くなった・・・

それなのに

M「大丈夫です!お願いします!」

私「!!」



84 :私事ですが名無しです:2012/07/06(金) 13:18:30.82 ID:5PmUGSuo0
その言葉を聞いて心のどこかで、もうM君は私の事そんなに好きじゃないんじゃないかと考えるようになった

おじさん「ここじゃ、雇えないよ、責任とれない」

返事を聞いて少し安心してしまった

だって男くさい仕事場に女一人になる可能性があったから・・・

おじさん「そのかわり、知り合いが仕事を紹介みたいなのをしてるんだけど、その人だったら何とかしてくれるかもしれない」

そういうと携帯を取り出し その人の電話してくれた

おじさん「この会社出て、まっすぐ行くと○○があるから そこの路地裏いったら この会社の倉庫あるから そこで待ってくれるらしいよ」

おじさんにお礼をいうと、案内された場所へ向かう



85 :私事ですが名無しです:2012/07/06(金) 13:22:24.89 ID:5PmUGSuo0
そこには白髪のメガネをかけた にこにこしたおじいさんが待っていた

おじいさん「話は聞いてるよ、寮付の仕事探してるんだって?」

M「はい」

私「できれば、一緒の職場がいいんですけど・・・」


M「無理はいいません、働けるなら別々でもいいです」

私「・・・一緒がいいよ・・・」


M「仕事がないよりいいだろ?」

私「・・・そうだけど・・・」


おじいさん「まぁまぁ、同じとこ探してあげるから」にこにこ

おじいさんは とても温厚な感じでケン○ッキーのおじさんを小さく丸くした感じだった、そしてずっとにこにこ



86 :私事ですが名無しです:2012/07/06(金) 13:25:12.52 ID:5PmUGSuo0
おじいさん「ところでこの車は君たちの?」

M「レンタカーで、そろそろ返す時間なんです・・・」


おじいさん「それはいけないね、荷物ここの倉庫にとりあえず降ろしてレンタカー返そうか」にこにこ

私たちは荷物を下ろす作業をした

おじいさんも手伝ってくれた

レンタカーを返し終わると、おじいさんが車を用意して待ってくれていたが、私達の荷物が多すぎて入りきれない・・・


おじいさん「まずは大事なものだけ先に詰め込んで〜、残りは後日私が運んでくるから」にこにこ



87 :私事ですが名無しです:2012/07/06(金) 13:27:33.08 ID:5PmUGSuo0
そう言うと私達を乗せ車は走り出した・・・

知らない人と会ったばかりで この状況で普通は警戒するのに やっと仕事と住む場所が見つかりそっちの方が大きくなっていた

おじいさんは ずっと運転してくれてた

広島市から どんどんと田舎の方へ

山ばかりになり日も暮れかけていた

と、ようやく車が停まる

スーパーの駐車場だった


おじいさん「今日の夜ご飯買わないとないだろうからここで調達しよう」にこにこ


私達は車を降り惣菜と飲み物を買った

おじいさんは冷凍ピザを買ってた「ばあさんがコレ好きでなー」とか言っててなんか可愛かった



88 :私事ですが名無しです:2012/07/06(金) 13:29:37.35 ID:5PmUGSuo0
それからスーパーを出て数十分

周りが山ばかりの二階建てアパートの前に降ろされた

おじいさん「とりあえず、数日間は ここで過ごしてくれないかい?仕事探してくるから」にこにこ

二階の部屋を案内された、ドアを開けると

私「!?」

M「!?」


部屋の中は どうみても誰かが住んでいるようだった(たぶん女の人)

コタツの上には小さな鏡があり、さっきまでメイクで使ってました的な雰囲気

コタツ横カゴにはドライヤーとかヘアブラシとかはいってるし座椅子にはキティちゃんのカバーが掛けられている・・・

生活環が半端なかった



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:青春,
 


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