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彼女に振られた時に、もがきあがいた話
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66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:15:16.55 ID:1DfPhWRP0
電話をして、彼女はなにか言い出そうとしたけど俺は急にそれが怖くなって上に書いた体重の事とか夢のこととか気力が湧いてこないこととかを話した

自分でもそれをいって得する人はいないし彼女を苦しめるとわかっていても卑怯にも先手必勝みたいなことをしてしまった

でもまぁそんなこんなで本題の「言ってなかったこと」に入るわけだ



67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:19:40.84 ID:1DfPhWRP0
もう感づいてる人もいるが、それは今、他に好きな人がいるっていうことだった

俺も もちろん別れ話をした日の時点でその可能性があるとは思っていた。だって明らかに違和感があったんだから


その相手は他の大学から研究室に実験の手伝いに来てくれている人でもちろん俺には面識はなかった

ただ初めてあった時からいい人だな、俺と付き合ってなかったらこんな人がいいなと思っていたらしい

そんなときに例の手紙のことがあって気持ちがそっちにいってしまったらしい



68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:25:06.04 ID:1DfPhWRP0
>>67の例の手紙っていうのは、彼女が書いた手紙とクッキーの件な わかりにくいかもしれん


でも俺はまだ諦められなくて、何とかできないかって譲らなかった

そんなことを言われても まだ彼女のことが好きだったし、もし別れたら彼女がその男に取られてしまうんじゃないかって

いままで2年間幸せに過ごしてきた時間を違う男と過ごすんだって考えたら余計に別れられなくなった

俺の彼女が、他の誰かと手をつないでデートしたり抱きしめたりキスしたりHしたりするっていうのが耐えられなかった



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:26:47.11 ID:zLI1Qelz0
今追いついた

新しい男のパターンか・・・




71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:29:20.82 ID:1DfPhWRP0
俺はお前を誰にも渡したくないし、振り向かせるために努力する、なんでもするって言ってた、というか もうそれしか記憶ない

彼女は、俺は彼女のために何でもできるし努力できるけど 私は何もできないし そんなこというのは卑怯だって言ってた


その後20分くらい沈黙が続いた

おれはいてもたってもいられなくなって、やって後悔したいって思って2時くらいから彼女の家へ向かった

その間も電話は沈黙が続いてて、いつもなら1時間かかるところを深夜だったのもあって40分くらいでついた



72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:32:34.93 ID:1DfPhWRP0
家について部屋にはいると彼女は寝てた

あんまり寝れてないって言ってたから しょうがないと思ったけど寂しくもあった


卑怯な俺はその日、彼女を抱きしめて寝た。彼女も寝ぼけてたけど抱きしめ返してくれて涙が止まらなかった



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:36:08.89 ID:1DfPhWRP0
次の日の朝、彼女はいつも6時に起きて6時半くらいにバイトに行く

おれは5時に起きて、洗濯物と洗い物をすませて簡単なスープ程度だが朝ごはんを作った

彼女を起こしてスープを飲み、彼女はバイトに行った

スープを出したときはありがとうって言ってくれた、嬉しかった



74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:40:45.84 ID:1DfPhWRP0
その日、おれは夜に飲みに行く予定だったので

彼女に今日の夜ココに泊まりに来てもいいかってきいた、

彼女は了解してくれた。


昨晩は急に飛び出したから何も用意がないので一旦家に帰ることにした

その途中、iPodから春奈るなのアイヲウタエが流れた

その歌詞が「嫉妬しちゃう嫌だ嫌だ」って渦巻いてたまらないんだ

ホントはね ずっと君と

二人だけが 良かったんだ

「純粋なアイのコトバ」

笑わないでよ ねぇ

きっとまた そんな君を

「諦めてやるもんか」って

必死に答を探す


俺は泣いてた



75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:43:22.37 ID:1DfPhWRP0
彼女にも聞いて欲しくて、聞いてくれってメールを送った

すると彼女から返信が来た

わかった

今日、言ってた人とご飯食べに行くね


おれはダメだって言えなかった

そんな資格ないんじゃないかっておもえて むしろそれを正直に言ってくれたことに感謝さえした



76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:46:18.57 ID:1DfPhWRP0
その日の夜飲み会が終わって彼女の家に行った


多少気持ち悪かったけど そこまでひどくは酔ってなかった

でもおれは酔ったふりしてまた抱きしめた。

抱きしめていたかった。

そうしてないと どんどん離れていって手が届かなくなると思ったから



77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:51:16.11 ID:1DfPhWRP0
次の日の朝、俺はまた5時に起きた

たしか東京オリンピックが決定したすぐ後だったと思う

おれは少し休憩してから朝ごはんを作った。コンソメスープとスクランブルエッグだけの簡単な朝食だけど おれはその日、彼女の予定を聞いた。

土曜日があいているということだったのでおれは同じ県内でやってるお祭りに連れいこうと思い その日は空けとくように頼んだ。

なんでって言われたけど俺はわざと秘密って答えた。彼女はサプライズが好きだったから当日どこも言わずに連れてくほうが喜んでくれると思ったから



78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:54:37.04 ID:1DfPhWRP0
その日彼女はバイト、ジム、エステのあとに学校に行くと言っていた

おれは彼女がバイトに行ってる間に掃除、洗濯をすませて彼女がジムに行くのを見送った

昼からサークルの有志で体を動かそうということだったので10人程度しか集まらなかったがおもいっきり体を動かした

そういう時間や酒を飲んでる時間は、不安になることがなかったから



80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:56:28.12 ID:1DfPhWRP0
そしてその日はおとなしく実家に帰ることにした

家についてから他愛もないことをメールした


メールはかえってこなかった



79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:56:14.73 ID:3al+ux0M0
なんかやってると嫌なこと気にせずにいられるよな
書くの頑張れ


81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 15:58:18.61 ID:1DfPhWRP0
>>79
ほんとにそうだ


でもその分何もしてない時の不安は大きかった

なんで連絡が来ないのか、今何してるのか、もしかしたら・・・

そんなことばっかり考えてしまってもう耐えられなかった

だからおれは彼女に、もう耐えられないから会いに行く、とメールして家を飛び出した



83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 16:00:55.33 ID:1DfPhWRP0
アイスが大好きな彼女のために途中コンビニに寄ってアイスを2つ買っていった

彼女のアパートについた

いつもそこにあるはずの彼女の車はなかった

家に入ると真っ暗で、もちろん人はいなかった



84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/09(月) 16:03:53.53 ID:1DfPhWRP0
でも、もしかしたらまだ学校にいるのかもしれない

週末にまた報告があるからそれで忙しいのかもしれない

そう思って待っていた、そう信じてまっていた

10分、20分、30分・・・

1時間が過ぎた


彼女から連絡が来た

耐えれんってなに?

おれは正直に

お前とはなれているのが不安や嫉妬ばかり出てきてしまう

意を決して聞いた

今どこにいる?



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:浮気・不倫,
 


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