まるっきり無関係の、第三者の立場から見てみると、兄弟の縁がプッツリ切れて、それで良かったんだよ、と思う。
これまでお前は「誰かの為に生きる」人生しか歩いてこなかった。
もし運悪く、実家兄弟と仲が続いていたら、何時までたっても
何処までもお前は「誰かの尻拭い」の人生しか生きられなかったろう。
たぶん、身を削って生きる方が、お前の心にとっては「楽」なんだろうけど、でもそれだけに生きて、自分自身の本来の人生を一歩も歩かず終わるのでは、あまりにもお前自身が救われないじゃないか。
男に向かってかける言葉じゃないが、これまでのお前はとても可哀想だった。
泣いて逃げて良かったのに、借金バカ過ぎたけど、家族が好きだったから、たかが金程度で、家族全員憎み合うよりは、俺が引き受ければそれで収まるんだって。
お前は自分に出来ることは全部やりきった。誰にも文句付けられる謂れなんて無い。
>>59 ありがとう
そうなんだよな。誰がみてもそれが正解なんだろう。
女の子なんだが、俺に一生懸命話しかけるんだ。
俺は餓鬼の頃から6歳以下と60歳以上の女には好かれるんだ。その間には縁がない。なぜだか一向にわからない。
するとそこに別な社員が寄ってきた。カモだと思ったんだろう。
案の定、女の子の親はカードを作った。
俺は止めたかった。今俺の小指を握っているこの子の未来に、大きな落とし穴を掘ったと思った。
女の子の顔を見ていたら、いい歳なのに涙が出てきた。
親が来たので慌ててごまかした。
その日から少し経って俺は会社を辞めた。
嫁がパートで働いているが、貯金を食いつぶして生活している。
こんな状態になっても嫁は俺に文句を言わない。
二度言ったのが「私はいいけど、子供たちにとって父親が働いていないのはよい事じゃないと思う。まあ、あせらないでまた頑張れるようになって」だった。
それから言われたのが「あんたは兄弟にやさしすぎたんだ。というより甘やかしたんだよ」って言われた。
確かにその通りなんだが、前に書いた通り、俺には弟達に罪悪感があったんだ。
それが結局、一番悪いことになったんだと頭はでは分かる。
でも俺のやってきた事が全て否定されるようで、心は痛いんだよ。
今になってここに書こうとした理由。
実は月曜日に面接を受けたんだ。
結果はまだ来ていない。駄目だろうと思う。
でも久しぶりにネクタイをして背広を着た。
そして面接で頭をフル回転させた。
少しだけ前に進めたと思った。
自己満足の話ですまない。
細かいことは一杯あって、書けないことも多いけど、誰かに聞いてもらいたかった。
俺は学生時代から相談される役で、相談できる友人は一人だけしかいないんだ。
読んでくれてありがとう。