Y佳は「由佳」以外読めないので、伏せてもしょうがないから、由佳にします。
由佳は僕のことを「×○×ちゃん」と呼んでいますが、これは「かっちゃん」と言ってます。
でも、名前が二つになっちゃうし、途中で変えるとおかしいので、「×○×ちゃん」のままでいきます。読むとき、置き換えてください。
どうでもいいこと書いてすみません。
Mは由佳に話し掛けていました。
「ひどい女」だの「うらぎりやがって」だの「マンコ擦り切れるまでヤってやる」だの言ってました。
そのたびに、由佳はMをにらみつけていました。Mにののしられながら、おっぱいを揉まれていても、汚らしいものを見るような目でMを見るだけで、反応なしでした。
その時、WがMに話し掛けました。
「まあまあ、収まれ。抵抗されたまま最後までっちゅーのは、本来お前の趣味じゃないだろ?」
「傷つけると厄介だし」
「それも由佳次第だけどな」
そう言いながら、Wは由佳の顔を見ました。そして、由佳に言いました。
「せっかくだから、俺もいろいろ試したいんだよな。協力するよな?」
由佳はWをにらみつけました。でも、Mほど憎悪剥き出しというわけでなく、恐怖が混じったような感じでした。Wの方が怒らせるとなにをするか分からないのです。
由佳はそれを本能的に察知しているようでした。
Wがしゃべりだしました。
「一応、痛いのから、気持ちいいのまであるんだけど、一通りやってみたいんだよね。クリピアスとか。クリにピアスするんだよ。どお?ワクワクする?」
Wが由佳にいろいろ聞きました。由佳は睨みから恐怖の表情に変わっていきました。
Wの言葉は続きます。
「どんなのが、好みかな。一応由佳の希望も聞いてあげるよ。スパンキング系とか、ボンデージ系とか、ローソク系、スカトロ系、、、。どれからがいい?」
由佳は動きを止めてしまいました。Wの表情だけを恐怖の目で見ていました。
「ちゃんと、答えろよ!」
余裕を取り戻したMがニヤニヤしながら由佳を促しました。
しばらくして、Wが言いました。
「あ、でも、口が動かせないか。じゃあハイかイイエで答えられる質問にしようか」
「由佳、ヒドイことされたくない?」
由佳がコクコクと頷きました。
「ヒドイことされたい?」
ぶんぶんっと首を横に振ります。
「ヒドイ事されたくない?」
こくこくっ
「ヒドイ事されたい?」
ぶんぶんっ
「されたくない?」
こくこくっ
「されたい?」
ぶんぶんっ
「されたい?」
こくっ・・ぶんぶんぶんっ!
「されたいか、そうか、じゃあ仕方ないだろ」とWはMの方を向きました。Mがぎゃははっと笑いました。
由佳は恐怖と怒りが入り混じった表情でWとMを見ていました。
僕も、馬鹿にされている由佳を見て怒りがこみ上げてきて、体をもがきました。