学生時代の謎の寝取られ事件とその黒幕の話
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281 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:24 ID:l6TQZO0H
そして俺は和解調書に署名捺印した。
もう、これで山本を犯罪者として追及することはできなくなった。
果たしてこれでよかったのだろうか?
山本の父は、最期の俺との和解がすむと、本当に申し訳なさそうに俺に謝った。
282 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:28 ID:l6TQZO0H
山本の父は非常に立派な人だった。
自分の息子の不始末のため、その職を辞任し俺たちにたいしてお詫びの行脚を毎日のように続けた。
この時、俺は既に英子とは何も接触していなかった。
もし、あの時、俺が怒らずに英子の話をはじめから全て聞いていたらどうなっていたのだろうか?
284 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:30 ID:l6TQZO0H
確かに、英子に対して、あの時と同じ感情を抱いただろう。
そして英子を抱きしめ、英子に謝っていただろう。
俺がまもってやれなくてごめんと。
しかし、俺の気持ちは変わらなかっただろう。
俺は村上を愛している。
その気持ちは嘘偽りがない。
285 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:34 ID:l6TQZO0H
あの日、英子が警察に同行した後、俺は村上の家へと車を飛ばした。
電話ですぐに行くと村上に告げたが、内容は電話で話す事ではないと判断し、村上の自宅に向かった。
首都高と第三京浜、横浜新道を利用したらそんなに時間はかからなかった。
そして俺は和解調書に署名捺印した。
もう、これで山本を犯罪者として追及することはできなくなった。
果たしてこれでよかったのだろうか?
山本の父は、最期の俺との和解がすむと、本当に申し訳なさそうに俺に謝った。
282 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:28 ID:l6TQZO0H
山本の父は非常に立派な人だった。
自分の息子の不始末のため、その職を辞任し俺たちにたいしてお詫びの行脚を毎日のように続けた。
この時、俺は既に英子とは何も接触していなかった。
もし、あの時、俺が怒らずに英子の話をはじめから全て聞いていたらどうなっていたのだろうか?
284 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:30 ID:l6TQZO0H
確かに、英子に対して、あの時と同じ感情を抱いただろう。
そして英子を抱きしめ、英子に謝っていただろう。
俺がまもってやれなくてごめんと。
しかし、俺の気持ちは変わらなかっただろう。
俺は村上を愛している。
その気持ちは嘘偽りがない。
285 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:34 ID:l6TQZO0H
あの日、英子が警察に同行した後、俺は村上の家へと車を飛ばした。
電話ですぐに行くと村上に告げたが、内容は電話で話す事ではないと判断し、村上の自宅に向かった。
首都高と第三京浜、横浜新道を利用したらそんなに時間はかからなかった。
286 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:38 ID:l6TQZO0H
村上に会って、俺は事実関係をかいつまんで話した。
山本が英子にした仕打ち、山本が村上を昏睡レイプし俺にその罪をなすりつけたこと。
そしてその後、山本は英子をラブホに連れ込みレイプしたこと。
最後に、英子が睡眠薬を山本に盛り山本のレイプの証拠を盗み出して警察につかまってしまって事を。
287 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:46 ID:l6TQZO0H
村上は英子に対して同情を示した。
自分も山本に同じ事をきっとされたからだと。
俺はわが耳を疑った。
「えっ?今なんて・・・」
「実は、ゼミ合宿の帰り、秀樹が車を降りた後、私、山本にお茶を勧められたの。」
「それを飲んでしばらくしてから眠くなって寝てしまったの」
「目が覚めた時は東名を走っていたけど、何か、アソコに違和感があって」
「私はトイレに行きたいから目がさめたと思って、山本君ずーと運転していたから疲れているだろうと思って、ホテルに言ってもいいよって言っちゃったんだ」
288 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:48 ID:l6TQZO0H
「ま、まさか・・・」
「多分、寝ている間に、やられていたのかも・・・」
「あいつ、もしかしたら昏睡レイプの常習犯か・・・」
「そうかもしれない。もともと陰湿な感じだったし」
「み、美香、大丈夫か?震えているぞ・・・」
「こ、こわい・・・」
289 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:52 ID:l6TQZO0H
山本と村上がはじめて関係を持った時に村上が昏睡レイプされたかどうかは今となってしまってはもう分からない。
この時、山本はデジカメを持っていなかったのか、使用しなかったのかはわからない。
ただ、CDRの画像にはその時の画像はなかった。
寝ている間の事は分からない。その後、ホテルに行ってやったのは村上から誘った訳だし、合意の上での行為である事は間違いはない。
しかし、その時、トイレに行きたいと村上が思ったのは昏睡レイプされたのが原因かもしれない。
山本がそんなことをしなければ村上も山本をホテルに誘うこともなかっただろう。
290 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:54 ID:l6TQZO0H
過去の事はどうでもいい。
やはり、俺は村上の事を愛している。
英子には悪いが、英子はもう既に過去の人である。
何か力にはなってやりたいが、俺には村上のほうが大切だった。
今は村上のことをケアしてやりたい。
震える美香を抱きしめながら俺はそう思った。
291 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:59 ID:l6TQZO0H
その後、英子の取調べが進むにつれ山本の罪状が明らかになり山本にも捜査の手が伸びた。
そこで、山本の父は山本を緊急入院させ、山本を世間から隔離してしまった。
山本の父はそのような力を持った人物ではあったが、事実関係が明らかになると自ら職を辞して、俺たち被害者に詫びて回る日々を送った。
292 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 20:02 ID:l6TQZO0H
英子は何度か山本の父の訪問を受け、最終的には和解に応じた。
村上もいやな事は早く忘れたいとそう言って和解に応じた。
俺は最後まで、山本に対する復讐をしたくて和解には応じなかったが、今は全く連絡をとらなくなった英子と俺の恋人としてこの先ずっと側にいたい村上のことを考えると和解に応じたほうがいいと思った。
293 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 20:08 ID:l6TQZO0H
山本の父は何度も何度も俺に詫びた。
自分の父親よりも年上の社会的地位の高い人が息子の不始末を反省し辞職し、毎日のように被害者である俺たちを訪問し詫びている、その姿に俺は少なからずとも心を打たれた事も事実だ。
悪いのは山本であり、この人ではないのに・・・
294 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 20:14 ID:l6TQZO0H
山本の父の話によると、山本の様子がおかしいのはうすうす感じていたと。
山本の母は精神病で入院と退院を繰り返していた。
家にいる時は抗鬱剤や睡眠薬などで療養していた。
その際、薬の管理をきちんとしておけば、このような事件は防げた。
また、息子が精神的に参っていたのは母の過度の期待とやはり母が精神病になってしまったことが原因と考えられる。
全ては、父親である自分の監督不行き届きから起きてしまった。
295 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 20:20 ID:l6TQZO0H
息子は病気である、きちんと管理して治療をするので見守って欲しい。
そのような事を言っていた。息子の罪を自分が全て被るつもりでいるのだろう。
俺は、実際に山本が病気で責任能力が問われた際に無罪になることもありえると聞いていたし、大切な村上もこの問題でこれ以上苦しみたくないと言っている。
こうして俺は和解に応じたのだった。
296 :えっちな21禁さん:03/02/20 20:22 ID:boDjhXM9
もうさっき和解はしたと書いてるんだから、和解のことはいいよ。
どうでもいいことで無駄なとこが多いんだよねー
298 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 20:24 ID:l6TQZO0H
俺と村上は和解に応じて得た慰謝料を全てを忘れるために2人で旅行に行こうと計画した。
旅に出てぱーと使ってしまおうと。しかし、使い切るのには十分すぎるの額であった。
俺と村上は南の島とヨーロッパの2箇所に行き、食事に買い物いろいろと散財した。
元からなかった金と思えば惜しげもなく使えた。
旅先ではお金をつかえば十分楽しめる事も学んだ。
>>次のページへ続く
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