読みにくかったらごめんなさい
書きます
スペック
俺
(山田太郎)
微フツメン
170 55キロくらい
元彼女(澤)
ブサイク
Aカップ
澤ほまれを少しだけ良くした感じ赤木
(ゴリ子)
ブサイク
ゴリラ
ゴリに関してはスラムダンクのゴリがアニメっぽいゴリ顔になった時のに髪の毛を長く足したのを想像してくれればいいです
リアルなのを想像したい人は 幕張 鈴木智恵子でググってください そっくりです
高校の卒業式の日に思った事は「死ねばいいのに」という感情だけでした。
どうして こうなってしまったのか振り返ると、やはり高校三年の夏辺りから なにかがズレていったんだと
高校三年の夏休みに、初めてに付き合った近い彼女に振られた。
可愛くはなかったし、性格も微妙。
今思えばポンコツだが、童貞をそいつ捨てた俺としては苦しかった。
元々は あっちから告白で、ブサイクだけど女ではあるという…
歯を食いしばりながら涙を堪えて承諾した。
その時 俺は なによりもセックスという未知の領域に興味があったからだ。
そして付き合って四か月目の夏休みの真ん中に振られた
惚れさせといて それはないだろうというのが正直な気持ちだったし、なぜ振られたかは未だに分からない。
高校三年生という事もあり、澤が「勉強しようよ」と俺の部屋で言い「そうだね」キリッ と俺が引き出しからコンドームを取り出して、そのままベッドへ連れて行く事や
俺「澤かわいいww」
澤「かわいくないよ〜」
俺「澤かわいい!ww」
澤「かわいくないって///」
俺「うん、確かにそうなんだけど、なんていうかなニュアンスといか…うん」
澤「え?」
って事があったくらいで、俺達の仲は順調だったはず
確かにセックス中の澤の顔はブサイクすぎて、ベッドの眼の前に貼ってあるアヴリル・ラヴィーンのポスターを見ながら胸を触り セックスをしていた事は反省すべき点ではあったかもしれないけど
それ以外は順調だったはず
だけど、もう好きではない事をメールと電話で伝えられ 俺は泣いた。
アメイジンググレイスを爆音で聴きながら部屋で泣いていた。
爆音で音楽が鳴っていたせいで母の存在に俺は気が付く事もなく急に頭を撫でられて 思わず顔を上げると満面の笑みを浮かべた母
母「辛いのは今だけ、(アアーメイ)
失恋なんてへっちゃらへっちゃら(ジーンググレイス)ww」
俺「あぁぁあぁあああぁあっぁあああああああ!!!!」
俺はいろんな意味で泣き叫んだ。
なにも無い夏休みほど膨大な時間はない。
友達と遊んでも絶対辛いだけだろう。
どうせ あれやこれを聞かれて、それを喋ってる内に惨めになっていくのはわかっていた。
そんな俺を支えたのはネットゲーだった。
ラグナロクオンラインぽいゲームで仲良くなった人にだけおれは心を開いた。
どうせ会う事もないから、なにを言われても平気だし、なにを言っても平気なだし、楽でいいやと俺のブロークンハートには丁度よかったのだ
その心地よさがいつの間にか癖になっていて俺は廃人化していった。
昼間から朝までネットゲー 一日で食べるご飯は食パン一枚
こんな生活をしていたら五キロ痩せた。
だがそんな幸せもつかの間で、始業式が始まる九月。
鏡の前の男は完全にやつれている「行きたくない」そうネットで相談していたが、ネットゲーの人に励まされて俺は学校へ行く事に決めた。
応援のお陰で新しい恋もあるかもしれないとも思い始めていた。
クラスに入った時、クラスのみんなが、おはよーだとか、久しぶりだとか話している中で俺は大変なことに気が付いた。
このクラスにはブスしかいない。
澤と同じクラスになった俺は澤しか見えていなかったが良く見れば、妖力値が振り切れんばかりのA級妖怪がゴロゴロしていた。
トグロ弟ですらB級妖怪なのに、、、魔界の扉はとうに開かれていたらしい
俺は思わず首をふった
澤以外に可愛い女がいない(澤もB級には余裕で入るレベルだが 惚れていたので気が付か無かった)
こいつら完全に受精が雑だ。
こうして俺は新しい恋を諦めたのでした。
始業式が終わり、中には澤に気軽に話しかける男子の姿もあった。
この光景が見るに堪えないものだった