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ゴリラ女子にストーカーされた挙句、金を巻き上げられた話
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9 : 【Dnews4viptasu1368976774850732】 :2013/05/25(土) 00:37:20.69 ID:tQ1bTdd10
翌日になっても男子のやる気は高まらず、世間話をするだけの放課後に俺は飽き飽きしていた。

原価計算とか、どうやって売るかとか色々細かい話をすればするほど

友達A「必死だな、太郎wwww」

友達B「太郎、なに頑張ってんのwww」

俺「やろうぜwww頼むよww」


ホントにこんなくだりを何回もやっていた。

全ては澤と話す糸口があるんじゃないかと期待してだった

どうやればみんなが楽しんで取り組むかを考える事が本当にストレスだった。

笑顔を作っていたが、本当はキレていた。


とりあえず、形を作れば楽しいかもしれない

そう思って俺は文化祭用のTシャツを作ろうと言うと 興味を持ったのかみんなが乗ってくる。俺は必死に裏方に回る。

シマムラで無地のTシャツを買い、土砂降りの中百円ショップまで行って塗装スプレーを買いにいった。

Tシャツ作りはメチャクチャ盛り上がった。

その様子をみた女子たちが触発されて教室の後ろで看板を作ると言い始める。

Tシャツの字は画用紙を切って文字の部分だけスプレーすれば写るような感じ そして画用紙を切っているときだった。

「ねぇねぇ 山田ぁ スプレー貸してよー」


後ろから聞こえる……女の声だ。

ドキッ胸を叩く。いつぶりだろう直接名前をよばれるのは。

でもこのクラス ブスしかいねぇな…いやいやいや

全ての人に優しく――菩薩モードON

俺「あぁ いいよ!持って行きな!」


俺は満面の笑みで後ろを振り返る。

俺は女に思わず見とれてしまった……


――なんてゴリラに似ているんだろう

俺の中で完全に時が止まった。

どこの茂みから出てきやがったんだ。

ブス達に紛れすぎて気が付かなかったが完全にS級や!S級のブサイクやで!!

関西圏の俺が思わず関西弁になってしまうほどの衝撃だった

妖力値は測定不能。

仙水もビックリの妖怪が そこに笑顔で立っていた。

歯並びはガタガタで特徴的な八重歯 

肌はボロボロ 

骨格はゴリラ

八重歯ってなんかチャームポイントとかになりうるんじゃなかったけ?

なんかめっちゃ野性的ですやん……

「ウホウホ、ゴール下は戦場だ!!ウホウホ」と言いだしそうですやん



10 :名も無き被検体774号+:2013/05/25(土) 00:39:18.41 ID:tNknb2rt0
夜中なのに笑い転げたらかーちゃんに怒られた


11 :名も無き被検体774号+:2013/05/25(土) 00:40:52.50 ID:tQ1bTdd10
心の天使「いや人優しくだぞ!」

心の悪魔「いやハッキリ近づくなって言え!」

心の天使「決めただろう!!人に優しく!」

心の悪魔「ちょっと待て、人には見えないぞ」

心の天使「……」


俺の菩薩モードは速攻に活動限界まで揺るがされた。

ゴリ子「借りてくね うふ」

そう言って両手に持っていたスプレーを持って行った。

指と指が触れあった瞬間

あっちはゴメンと少し照れたようにも見えた。

人間として汚された気分になる。

眼球と記憶がレイプされたのだ。


俺を除く他のメンバーは盛り上がり、俺もいつかは その空気がレイプの記憶を少しずつ薄れさせてTシャツが全て出来上がった時には夜の九時半になっており

気が付けば妖怪達は帰っていた


友達A「女子達の看板ってなんだよww」

友達B「あいつらブスのくせにww」

友達C「あーあー他のクラスいきてぇなぁww」

そう言いながら俺達は女子の作った看板に近づいた。

汚らわしい氣を発する看板を捲るAが止まった

俺はそんな捲るめく看板を後ろから見ていた。

「メイド喫」まで見えたので充分吐き気ものだった。


それから時間が立ち 実現の為のお金の話がリアルになってくる

高校生が出せる金じゃ理想のジュース量を集めるまでにはいかない。

困っていた時に友達Cが髪の毛を弄りながら笑った。

友達C「親父に相談するよ」

そう友達Cは社長の息子で某飲料メーカーに顔が聞くらしい。

いつもはチャラけているがこういう時は頼もしい奴だ。

だが一番の問題となったのはメロンソーダだ。



14 :名も無き被検体774号+:2013/05/25(土) 00:44:20.94 ID:tQ1bTdd10
緑色の泡がシュワシュワなっているあれだ。

あれが一番売れるだろうが、あれを調達する方法が無い。

メロンシロップに炭酸水を混ぜるが、なんか違う。

諦めようと思った時に思いついた俺は格好よく言った。

俺「一日くれればペットボトル10リットルは調達できるぜ キリッ」

俺は文化祭メンバーとは別の親友たちを連れて、空のペットボトルを手持ちドリンクバーへと向かう。

これがめちゃくちゃ地道な作業だった。


「すみませーん もうファ○タメロン 切れてまーす ハヤクーー」って事を繰り返しまくって俺達はファ○タメロンを10リットル超手に入れた。

こうして文化祭を迎えた。

この日は台風が過ぎ去ったあとでフェーン現象のお陰で激熱俺達のドリンク類は果てしなく売れた。

人数の多い高校なので、可愛い後輩などもかなり来た。


後輩「すみませーん」

俺 「アイ!シャシャッセエイ!何にしましょう?」

後輩「あの///」


俺はこの瞬間凄く喜んだのを覚えている。


俺 「はい?www」

後輩「そこの人と写真取りたいんですけど」

友達A「俺!?いいよいいよー」


こんなやり取りが何回もあってAもBもCもいやイケメン全員が話しかけられていた。


俺 「シャシャッセエイ…ジュースイカガッスカ?」

とずっと店番をしていた。

そんな放心した俺に後ろから声を掛けられた。

「食べる?お腹すいたでしょ?」

俺は微笑ましい笑顔で振り向くとそこにはゴリ子がサンドウィッチを持っていた。

【菩薩モード】

俺  「あーありがと…!!うわぁぁあ美味しそう…ww」

ゴリ子「でしょ!!すごーい大繁盛だね」

俺  「あーそうだねー…!!」

ゴリ子「すごーい、ねぇ打ち上げとかすんの?」

俺  「まだ考えてないかなぁww シャッセイ!」


そこで客が来たので話しを切った。



15 :名も無き被検体774号+:2013/05/25(土) 00:47:59.51 ID:tQ1bTdd10
>>12  
澤は結構ヤリマンだったと思います


自分で童貞ハンターとかいってました。

今思えばDVという手段を取るべきだったと思います

週1くらいだったと思うんですが、部活とかで合わない時もあったので

うーん ちなみに僕は帰宅部です


床上手ではないと思います。

澤のあそこを利用してアヴリルで必ず抜いていました





>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:面白, 青春,
 


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