で、Xデーがやってきた。
子供はウチの知り合いにお願いして、嫁を近所の喫茶店に連れ出した。
作戦通り、証拠自体は見せずに淡々と事実の突き付けと離婚の話を切り出す。
で、俺が下調べした、
①俺が養育した場合の行政支援の手当+嫁から貰えるであろう養育費算定額
②嫁が養育した場合の行政支援の手当+俺から貰えるであろう養育費算定額
この2パターンの資料を見せて、俺が養育したほうがメリットが高いことを示し、養育費については息子が小学生に上がるまでは請求しない。
息子への面会についても、明文化しない→制限をかけないことをアピールしつつ、嫁に納得させた上で、親権が俺になっている緑の神様に署名・捺印させた。
親権問題が一番揉めるかな…と思ったのだが、意外にも親権問題が一番最初に片付いた。
養育費については、今後面会できないのはヤダから、小3から払わせて欲しい。
慰謝料は今手持ちがほとんどないから…と、最後の最後まで揉めたのは金銭だったので、
① 間が金銭的に揉めずに合意書作成までいけば、嫁には慰謝料は貰わない。
② 養育費の支払い義務が発生した後、息子が20になるまで払い続ければ慰謝料は全額免除。ただし、途中で養育費支払いが滞った場合は、慰謝料支払い義務が発生するよ?
③ 公正証書にしてもいいけど、公正証書にするんだったら嫁がその費用を全額持ってね?でも、公正証書にしてメリットがあるのは俺だけだよ?
というような感じで、淡々と示談交渉は終了。
その後 嫁と別れて市役所にGO!離婚届を提出した。
さぁ、息子を迎えに行って帰ろうかな?と、市役所を出たら まさかの弁護士さん登場www
『パパさん、交渉パーフェクトでしたよ!なんでパパさん士業の資格持ってないの?あの内容だったら、うちですぐにでも即戦力ですよ?』
と、最大限の労いの言葉を掛けられた。
そう、俺は全然気付かなかったんだけど、弁護士さん、いざ話し合いがこじれた場合に、すぐに同席できるようにと、俺に内緒で話し合いの場所に来てくれていて、俺にバレないように すぐ後ろについていてくれたらしい。
この話し合い自体は無報酬なのに、なんでここまで良くしてくれたんだろう?と素直に疑問をぶつけると、
『あー、夜の予定がドタキャンになってしまいましてね、文字通りヒマ潰しですよ♪』
『それにこの後、パパさんには大きな交渉が待ってるじゃないですか?実際に自分の目と耳で交渉内容を把握しておけば、私自身相手に強気で交渉できますし♪』
『それに、もしも奥様がシラを切りとおして、パパさんが手詰まった時には すぐに手助けできるじゃないですか?♪』
『とにかくパパさん、これで敵はEさんだけに絞れましたよ!これはパパさんが今日スムーズに奥様と交渉してくれた賜物ですよ!』
『Eさんとの初回交渉、日程的に私は同席できないと思いますので、このペースでなんとか乗り切って下さい!くれぐれも…決して感情的に熱くなったりしないでくださいね?』
なんともまぁ、頼りになる弁護士さんだ。
しかし、この人は絶対敵に回したくないなぁ…とも思ったよ。w
さっきの頭の悪そうな質問してた奴と同じ奴とは思えないな
>>115
ここらへんの前回修羅場は、優秀なプロデューサーが付いていたからねw
大根役者でもなんとかなったワケですよ(自虐)