「娘さん下さい!」って言いに行くww
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79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:38:20.59 ID:lPyfqd1h0
え・・・?
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:38:35.73 ID:8ZVjQBoT0
え?後悔?
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:38:52.88 ID:nXGvXif/0
ん?
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:39:08.54 ID:4QDc0c6v0
血の気が引いた。
おいおい・・。
99パーセント即答でおkだと思っていた。
自惚れちゃダメなのか・・やはり。
母親は言葉を続けた。
「私は後悔しています。男さんのような人の伴侶が私の娘であることを」
「え?」
「もっと素晴らしい女性がいます。娘は障害者。そして ずっとあなたを愛し続けていたとも彼女の口から聞きました」
母親の口から「障害者」だと?
耳を疑ったが黙って聞く。
え・・・?
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:38:35.73 ID:8ZVjQBoT0
え?後悔?
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:38:52.88 ID:nXGvXif/0
ん?
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:39:08.54 ID:4QDc0c6v0
血の気が引いた。
おいおい・・。
99パーセント即答でおkだと思っていた。
自惚れちゃダメなのか・・やはり。
母親は言葉を続けた。
「私は後悔しています。男さんのような人の伴侶が私の娘であることを」
「え?」
「もっと素晴らしい女性がいます。娘は障害者。そして ずっとあなたを愛し続けていたとも彼女の口から聞きました」
母親の口から「障害者」だと?
耳を疑ったが黙って聞く。
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:40:22.51 ID:4QDc0c6v0
「自分を押し殺してはいませんか?何か変な使命感に駆られて娘を大事にしていかなければと思ってはいませんか?」
こんな母親だったか?
「そうだとしたら私は後悔してもしきれません。あなたの人生を狭めてしまったと」
何を言っているだ?
俺は少し憤っていた。
「どうですか?」
俺は唇を噛んだ。
そして隣のユウを見る。
聞き取れなくてユウは不安げな表情をしていた。
そんなことはない。
心配するな。
俺は心からユウと結婚したい。
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:41:18.26 ID:ClwqUQNYP
お母さん・・・(;ω;)
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:41:19.92 ID:4QDc0c6v0
「お母さん、あなたの言っていることは全部被害妄想です。僕の気持ちに嘘偽りは一切ありません。彼女を幸せにしたい。ここでお母さんに断られても何度でも頼みに来ます」
俺は母親の目を見てそう言った。
「俺にとってのユウさんは誰よりも愛おしい女性です。こんなに素晴らしい女性に育てたお母さんを僕は心から尊敬します。ですから、後悔なんかしないでください」
すると母親は目を逸らして顔を後ろに向けた。
体が震えていた。
ユウがすぐに母親の元に駆け寄る。
「大丈夫」とユウに言うと俺の方を向いた。
「ごめんなさいね」
母親は姿勢を正した。
「自分の娘を障害者なんて初めて口にしてしまった・・」
「・・・」
「男さんの本音が聞きたくて。ごめんなさい・・」
そういうことか。
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:42:31.51 ID:4QDc0c6v0
安心した。
そしたら自然と堅くなった俺の表情も緩ませることが出来た。
「おかあさん、僕はダメ人間かもしれません。でも絶対にユウさんだけは幸せにします。どうか見守ってください」
母親は涙で声にならず頷くだけだった。
ユウが困った笑顔を見せながら俺の隣に再び座った。
「おかあさん」
母親がユウを向く。
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:43:31.54 ID:4QDc0c6v0
「わたしをうんでくれてありがとう。わたしをそたててくれてありがとう。これからも たくさんありがとうをいわせてくたさい」
ユウは俺の手を取った。
「これからは○○さんといっしょに あゆんていきます」
俺の名前がユウの口から出るのは久しぶりだった。
俺も強く握り返した。
「お母さん、よろしくお願いいたします」
床の音がなるくらい俺は思い切り頭を当てた。
「ユウをお願いします」
涙ながらの母親の声に俺も泣きそうになった。
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:45:35.41 ID:4QDc0c6v0
帰り。
ユウは下まで送ってくれた。
「せんせ、きょうはありがとう」
「こちらこそ」
じゃあなと言って帰ろうとした。
すると「まって」と言われた。
「せんせ、おぼえてる?」
ユウはジーンズのポケットから写真を取り出した。
少し色あせた その写真は紛れもない塾で撮ったものだった。
写真の中の二人は『若かった』。
「たからもの」
ユウが笑う。
俺はユウを抱きしめた。
彼女と出会ってから長い月日が経った。
変わったのは歳か。
程度や種類の違いはあるにせよ彼女を愛おしく思う気持ちは塾の頃から変わらない。
俺はユウが大好きです。
絶対に泣かせたりはしません。
Vipの皆様・・長々とありがとうございました。
116 :VIPの帝王 ◆koxjyhajbE :2009/06/04(木) 22:46:25.57 ID:vzpUrVNU0
>>108
末永くお幸せに
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:46:36.99 ID:lPyfqd1h0
>>108
なにが泣かせませんだ!!
俺らをこんなに泣かせやがってチクショウ!!!!
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:47:23.81 ID:QIfx9e1S0
>>108
二人の未来に幸あれ!!
129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:47:37.91 ID:ClwqUQNYP
>>108
お幸せにね!
133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:47:53.04 ID:S35jY2k50
>>108
幸せにな!
143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:48:48.06 ID:m8fTsQL70
>>108
本当おめでとう!2人で幸せになるんだよ!
あぁもう目と鼻が大洪水だ
144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:48:50.92 ID:8ZVjQBoT0
>>108
いい話をありがとう(´;ω;`)
148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:49:13.76 ID:7pddW8IZ0
>>108
おめでとう。お幸せに!!!
149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:49:31.41 ID:+X4n+VmyO
>>108
せんせ、感動をありがと
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