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旅に出たら人生が変わった
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128 :昔チャリダー今おっさん :2016/09/19(月)07:40:09 ID:6ut(主)
車であれば色々行動の幅が広がる。

ノートに距離、必要時間等を書き込んで行き、観光したい所を聞いていく。


(・∀・)おーる

「All ?」

(*´ω`*)おーる

1日で全部は不可能だと伝える。

(*・ε・*)

2日であればある程度は見られると伝える。

(*´∀`*)

車中泊入れて48時間レンタルか。ここ迄来たら最後までとことん楽しんでもらう事にした。

(´・ωゞ)ぬくったー

眠いらしいのでライトを消す。スミーはすぐ寝息をたて始めた。


スミーは一日でかなり長距離を移動出来るが、疲労回復が早くはないようだ。

自分も横になる。なかなか寝付けないので水辺に行ってみたり、余熱でお湯を沸かして粉ポカリを溶かして飲んだり。

数時間ボーッとしたあとテントに戻り、バスタオルをかけて自分も寝る。

5日目が終わった。


129 :昔チャリダー今おっさん :2016/09/19(月)07:41:05 ID:6ut(主)
6日目起床。

人の足を枕にして寝ていたスミーを起こす。

七輪の余熱で作っておいた芋に塩を振って食べ、テントを畳む。

歯を磨いていると女性ライダーに話しかけられた。外国人と日本人の組み合わせは珍しいから声を掛けてみたと。

同じく歯を磨いているスミーは徐々に離れていく。ライダーを怪しい人だと思ったのか、或いは単に人見知りなのかはわからない。

こんな性格で良く旅をする気になったな。


130 :昔チャリダー今おっさん :2016/09/19(月)07:42:09 ID:6ut(主)
女性ライダーさんは連泊するらしく、バーベキューしたいなーと言っていたので、七輪と余った炭などを引き取ってもらった。

あとカムイワッカの車両規制情報を貰う。

自転車に荷物を載せ、ライダーに別れを告げて出発。

そのまま網走駅近くにあるホテルに寄り、明日の空室を確認し、そのまま朝食だけのプランで予約。

2日ほど自転車を置かせてもらえる事になった。

宿の手配が済んだので、開店したてのレンタカー屋に行く。一番安い軽自動車に空きがあると言われたので その場で手続き。48時間で借りる。

(*・ε・*)

退屈なのか少しご機嫌斜めだったが、車の傷点検を終えて車に乗ると

(・∀・)

こんな顔。ワクワクしているのがわかる。今日は知床巡りだ。


131 :名無しさん@おーぷん :2016/09/19(月)07:42:10 ID:kGt
スミーかわいいよスミー



132 :名無しさん@おーぷん :2016/09/19(月)07:42:41 ID:4N5
ウトロから知床峠のあの坂は自転車じゃきついな

今年も行ったが、チャリダーは皆キツそうな顔してたわ


134 :昔チャリダー今おっさん :2016/09/19(月)07:44:38 ID:6ut(主)
>>132
チャリダー泣かせが多いですよねぇ…平坦だったり見通しの良い道が多いだけに。


133 :昔チャリダー今おっさん :2016/09/19(月)07:43:21 ID:6ut(主)
で、気づいた。

「Do you have a swimwear?」

(´ω`≡´ω`)

野湯無理じゃん…先ずは水着買いか。

水着を買いに何件か見て回るが、品数が少ない。結局 何故かスポーツ用を買っていた。高いのか安いのかわからないが。

そのまま出費。小清水原生花園を覗き、斜里を通り、ウトロへ。

オロンコ岩を眺めながらお昼のコンビニ飯を食べる。スミーはカレーを美味しそうに食べていた。

ふと自分の弁当にあるカツを2切れほどスミーのカレーに入れてみた。

(*・д・)

∑(゜Д゜ )

カツカレーの美味さを知ったらしく、良い反応だった。


135 :昔チャリダー今おっさん :2016/09/19(月)07:45:41 ID:6ut(主)
目的地であるカムイワッカへはバスでしか行けなくなっている為、知床五湖は後で見る事にしてバスに乗り込む。

ゴトゴトと悪路をバスが進む。そんな中でスミーは窓の外の景色を見ていた。

自分も外の景色を見ていた。

近くの50代と思われる女性達から漂う香水で吐き気が止まらなかっただけである。何故妙齢の方がつける香水は臭いのだろうか。

40分ほど乗った地獄のバスから降り、ちょっと歩いて川そばの脱衣場へ向かう。水着にシャツを着て、草鞋(わらじ)をレンタルして川へ向かう。


136 :昔チャリダー今おっさん :2016/09/19(月)07:47:06 ID:6ut(主)
沢登りは危ないので持って来たメットを被り、川の中を歩く。

沢登りを暫くしていると、先程の香水女性が見事に足を滑らせて川の深みに腰から落ちるのが見えた。その際に肩を引っ張られた人も落ちた。

「This is non slip safety shoes.」

目の前の惨事を見てスミーも納得したようだ。草履は滑り難い。

極力安全そうなルートを選択し、時折スミーを引き上げたりしながら上へ進むと既に入湯者がいる滝壺が見えてくる。

だがその横を通り、熱々の湧き出るお湯を越えたりしながら更に上へ。更に凄い滝壺の温泉がそこにはあるからだ。


138 :名無しさん@おーぷん :2016/09/19(月)07:48:16 ID:vwF
カツカレーの美味さは国境を軽く飛び越える


139 :昔チャリダー今おっさん :2016/09/19(月)07:48:39 ID:6ut(主)
登り切ると上の滝壺には幸い誰もいない。上着をバッグと一緒に近くに置き、下の人の迷惑にならないようお湯を汲んで隅に行き局部を洗い流す。

どっぼん

振り返るとスミーが上着を脱いで入って泳いでいた。というか泳がないと沈む深さなんだけど。

自分も滝壺に腰掛け、ゆっくり入る。

(σ'д`)

スミーが舌を出して何かを言って来る。多分超酸っぱいんですけど!的な事だろう。実際ここは金属が直ぐ変色する程に強力な酸性温泉だ。

暫くぷかぷか浮かんでいるとスミーがお湯をかけてきた。凄く良い笑顔をしていたと思う。目に入ってムスカみたいになってわからないが。




140 :名無しさん@おーぷん :2016/09/19(月)07:49:03 ID:4N5
今年の予定では羅臼温泉野営場でキャンプしようかと思っていたのだが それを道の駅で斜里の人に話した

「あそこって熊大丈夫ですかね?(大丈夫だと言う返答を期待)」

『出るよ(即答)』

よしやめた、もうちょい先に行こう


142 :昔チャリダー今おっさん :2016/09/19(月)07:51:27 ID:6ut(主)
>>140
その結果 基本的に知床斜里がキャンプベースになるんですよね(笑)

熊は怖いです。熊スプレーは欠かせませんでした。


141 :昔チャリダー今おっさん :2016/09/19(月)07:49:52 ID:6ut(主)
ヨタヨタとバックに行き、ボトルの水で目を洗う。少しずつ回復。泳ぐスミーの写真を何枚か撮って再び足だけ浸かる。

スミーは滝壺の縁に肘を置き、バタ足みたいな事をしていた。スポーツ水着の背中は大きく開いていて綺麗な背中が見えた。

満足したのか、身体をタオルで拭き、シャツを上に着て来た道を戻る。

正直下りは登りの数段危ないため、段差が大きいところは下から支え、ゆっくり降りてもらう。

チーム香水50代は石に座りながら何か話していた。上に何があるの?と聞かれたので、深い滝壺があるけれど危ない事を伝える。


143 :昔チャリダー今おっさん :2016/09/19(月)07:52:20 ID:6ut(主)
出発地点に戻り、草履を返却して更衣室で着替えてバスを待つ。チーム香水50代は上を目指したのかその後会うことはなかった。

車に戻って来たのは5時近く、知床五湖に再び向かうのは時間的に観光不可なのでオープンしたてである川湯温泉の足湯へ向かう。

7時前に着き、硫黄泉の香りを満喫しながら足元パチャパチャしていた。

たまーに軽く足をぶつけてくる。足をひょいと掴んで足の裏をくすぐってみたら

⊂(*・ε・*)

肩を叩かれた。不条理だ。


144 :昔チャリダー今おっさん :2016/09/19(月)07:53:29 ID:6ut(主)
足を拭き、おにぎりを食べながら砂湯温泉へと向かう。

車を停め、折り畳みスコップ(野糞や食べ残しを埋める用)を取り出して砂を掘る。お湯が出て来た。

(*´ω`*)

シャベルを奪われたので手で掘る。凄く熱い。

結局大きく掘ることは難しく、足湯をすることも無いまま埋めた。

そして近くにある和琴温泉へと向かう。車を停め、他に人がいない事を確認して簡易的な脱衣場へ。

懐中電灯を片手に池みたいな温泉に入る。スミーは最初足を入れているだけだったが、結局 水着に着替えて入って来た。

半身浴みたいな状態で のんびり。


145 :昔チャリダー今おっさん :2016/09/19(月)07:54:54 ID:6ut(主)
明日が知床旅の折り返しになる日だな、等と思っていると、林というか藪がガサガサと音を立てる。

何かが移動している音だが、狐位のサイズっぽいので そのまま入っていようと思ったが、スミーが怖がっていたので上がることにした。


車に戻り、北海道に来たら行っておきたい場所の一つである中標津へ向かう。

ナビが無かったこと、標識がなかなか見つからなかった事もあり、結局11時頃に公園の駐車場に車を停め、シートを倒して車中泊。

スミーも同じ様にして横になる。

時折通過する車の音が聞こえる以外はシーンと静まる車内。窓から見える空を眺めながら色々と考えていたが、考えるのをやめた。

静かな夜だった。

6日目終了。



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:人生・生活  |  タグ:青春, ほのぼの, 胸キュン,
 


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