ずっと心にひっかかってた話を聞いてくれ
(3ページ目) 最初から読む >>
\ シェアする /
72 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 21:55:51.31 ID:5i2GZwZn0
そんなある日の事...
何故かは覚えてないけど明日香が俺の家に来た。
で、2人で宅飲みしてたんだ
73 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 21:58:39.52 ID:5i2GZwZn0
2人ともいい具合に酔っぱらって直ぐ近くの公園で話しながら酔いをさましてた。
酔っぱらってるからかはしらないけど秋の肌寒い空の下で明日香が普段より積極的だったのが今でも記憶に残ってる。
74 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:03:02.43 ID:5i2GZwZn0
そこではっきりと口にした訳ではなかったと思うんだけど、明日香の口から初めて「1が気になってるんだ〜」っていう台詞が出た。
ぶっちゃけその当時のいつもの俺ならその後上手い事言って絶対にその日にヤッていただろう…
けど俺は…酔っぱらってんじゃねーよ!wwwみたいな事しか言えなかったんだ。
75 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:06:04.14 ID:5i2GZwZn0
それが何故かは今思い出そうとして考えても分からない。
確かに明日香の事が好きかと聞かれれば好きだったし、俺の友達からもみんなに可愛いって言われてて一緒に居て気分も良かった。
けどその時の俺には付き合うって選択肢が出なくてはぐらかしたんだ。
76 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:09:18.97 ID:5i2GZwZn0
で、結局その日明日香は電車で帰り、次の日からも当然職場で会うんだけどお互いいつもの仲の良い同僚って感じだった。
あの時…明日香の気持ちに反応を見せていたら今の人生違ってたかな?
そんなある日の事...
何故かは覚えてないけど明日香が俺の家に来た。
で、2人で宅飲みしてたんだ
73 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 21:58:39.52 ID:5i2GZwZn0
2人ともいい具合に酔っぱらって直ぐ近くの公園で話しながら酔いをさましてた。
酔っぱらってるからかはしらないけど秋の肌寒い空の下で明日香が普段より積極的だったのが今でも記憶に残ってる。
74 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:03:02.43 ID:5i2GZwZn0
そこではっきりと口にした訳ではなかったと思うんだけど、明日香の口から初めて「1が気になってるんだ〜」っていう台詞が出た。
ぶっちゃけその当時のいつもの俺ならその後上手い事言って絶対にその日にヤッていただろう…
けど俺は…酔っぱらってんじゃねーよ!wwwみたいな事しか言えなかったんだ。
75 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:06:04.14 ID:5i2GZwZn0
それが何故かは今思い出そうとして考えても分からない。
確かに明日香の事が好きかと聞かれれば好きだったし、俺の友達からもみんなに可愛いって言われてて一緒に居て気分も良かった。
けどその時の俺には付き合うって選択肢が出なくてはぐらかしたんだ。
76 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:09:18.97 ID:5i2GZwZn0
で、結局その日明日香は電車で帰り、次の日からも当然職場で会うんだけどお互いいつもの仲の良い同僚って感じだった。
あの時…明日香の気持ちに反応を見せていたら今の人生違ってたかな?
78 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:13:55.80 ID:5i2GZwZn0
なーんて言ってもあの時明日香の言葉に反応してても人生は変わらないだろう。
人生って単純なようで複雑な単純作業だと思うから…
はい、自分でも謎だwww
79 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:16:22.92 ID:5i2GZwZn0
まあ実は引っかかってた話はそんな事じゃないんだw
それからは明日香との仲にも大した進展がないまま数日が経ったある日一通のメールが届いた。
80 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:18:37.86 ID:5i2GZwZn0
メールはゆりかサンからだった。
なんだかんだでメールのやり取りをするのは久しぶりなような気がする…
俺が止めてたんだっけか?
そういえば最近は喫煙室でも会ってないな...
81 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:25:18.11 ID:5i2GZwZn0
内容は…
どこか遊びに行こうみたいな内容だった。
俺の中でゆりかサンは可愛くて仕事も出来てすごく優しい大人の女性だったから正直惹かれてたのも事実だ。
けど ゆりかサンからすれば俺はタダの弟みたいな存在だと思ってたから俺から誘うってことは絶対になかった。
なのに突然の誘いに俺は心底驚いたし嬉しかった。
82 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:29:07.84 ID:5i2GZwZn0
そのメールが来た次の日。
お互い仕事終わりに駅前に集合して2人で飲みに行った。
その日はいろんな事を話した…
そしてゆりかサンの事を知っていく程に惹かれていく自分があるのも分かった...
83 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:31:21.00 ID:pLGIyp3O0
ふむふむ
84 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:33:34.28 ID:5i2GZwZn0
やっぱり楽しい時間ていうのはあっという間に過ぎるもので気づけば居酒屋チェーン店の○民が閉店の時間になった。
で、ラストオーダーのコールを告げられた時に気づいた…
終電とっくに逃してる…www
地元までは3駅離れている。
勘違いしてはいけない
ココは田舎だw
3駅でも地元までは15キロはある…歩いて帰るのは無理…てか嫌だ!!www
85 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:36:07.88 ID:5i2GZwZn0
必死に謝ってくるゆりかサン。
俺は「全然いいよ!ビジネスホテルにでも泊まるから!どうせ明日は休みだからw」
…てかビジネスホテルってこんな夜中にチェックイン出来んのか?www
とか考えているとゆりかサンから信じられない言葉が。
86 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:38:24.61 ID:5i2GZwZn0
ゆりかサン
「あたしも明日休みだからあたいのアパート泊まっていきなよ! 駅のすぐ近くだから!」
マジでえっ!?!?ってなる俺…
当然嬉しすぎるので断る理由はないんだけどw
87 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:41:13.35 ID:5i2GZwZn0
ごめん!タイプミスw
あたしがあたいになってたw
89 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:43:43.49 ID:uIBWkRVB0
あたい、急にスレた女になっててわろたw
88 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:43:24.54 ID:5i2GZwZn0
そしてお言葉に甘え2人でゆりかサンのアパートに向かう。
あの時の俺はそれまでの人生で一番とも言っても大袈裟じゃないくらいドキドキワクテカしてたと思うw
そして10分程歩いて到着。
90 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:46:56.25 ID:5i2GZwZn0
ゆりかサンの部屋は全く余計な物がなかった。
最初は仕事の為に他県から来てほとんど仕事中心の生活だから余計な物がないのかと思ったんだけど違ったんだ。
季節はもうすでに冬になっていた
その後俺は17歳にして初めていろんな意味でのショックを受ける事になる。
91 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:49:14.59 ID:5i2GZwZn0
それからまた飲みながらいろんな話をした。
そして突然ゆりかサンが泣き出した。
92 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 22:58:17.65 ID:5i2GZwZn0
彼女は俺の住む県に来る前は20歳で短大を卒業後地元を離れ他県の店舗で働きながら一人の男と同棲していたらしい。
ただその男が相当ひどい人間だったらしくギャンブル狂いのDV男だったらしい。
そして俺も働く商業ビルにテナントが新規出店される話が出ると自ら転勤願いを出して半ば逃げるように俺の住む県に引っ越して来たらしい。
だから部屋に何もないのか...
93 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 23:02:27.41 ID:5i2GZwZn0
そしてしょうがない事だとは思うけど仕事が忙しく店以外で友達も出来なくて結構孤独だったみたいだ…
俺に喫煙室で声を掛けたのは俺が老若男女問わずいつもいろんな人と笑いながら話をしていたかららしい。
当時の俺みたいに何も考えてない子供からするとそんな男の存在はドラマやマンガの中だけだと思ってたからなんか凄いショックだった。
95 :名も無き被検体774号+:2013/03/16(土) 23:06:46.34 ID:5i2GZwZn0
なんかどうしたらいいかも分からず涙を流すゆりかサンの手を握るくらいしか出来てなかったと思う。
その日はそのままゆりかサンの部屋に泊めてもらったんだけど、無論何かをする訳でもなくお互い背中を向けて手をつないだまま眠りについた。
あの時ゆりかサンが言った「1くんありがとう」が今でも強く頭に残っている。
>>次のページへ続く
\ シェアする /
関連記事
easterEgg記事特集ページ
