最愛の幼馴染の話をしようと思う
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194 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 04:44:54.61 ID:N2gYXjD60
まぁそのうち取りに来るだろうと腹を決め待っていた。しかしいくら待っても電話を取りに来ない。
夕方になっても真由が携帯を取りに来る事はなかった。
真由が家を出て2時間くらい経ってから、さすがにおかしいと思い、真由の家に電話した。
誰も出ない。真由の家も留守みたいだ。
197 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 04:49:42.57 ID:N2gYXjD60
突然俺の携帯が鳴る。真由ママだ。
電話に出てみる。
「もしもし?」
「優君?真由が・・・真由が・・・あぁぁぁーーーっ!!」
真由ママが発狂するくらい泣いている。全然会話にならない。
すると真由パパが電話に代わった。
「優?真由な、・・・死んじゃったよ」
「・・・え?」
一気に頭の中が真っ白になった。
199 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 04:50:16.77 ID:n6eZgAw50
嘘だろ?
おい
おい
おい・・・
まぁそのうち取りに来るだろうと腹を決め待っていた。しかしいくら待っても電話を取りに来ない。
夕方になっても真由が携帯を取りに来る事はなかった。
真由が家を出て2時間くらい経ってから、さすがにおかしいと思い、真由の家に電話した。
誰も出ない。真由の家も留守みたいだ。
197 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 04:49:42.57 ID:N2gYXjD60
突然俺の携帯が鳴る。真由ママだ。
電話に出てみる。
「もしもし?」
「優君?真由が・・・真由が・・・あぁぁぁーーーっ!!」
真由ママが発狂するくらい泣いている。全然会話にならない。
すると真由パパが電話に代わった。
「優?真由な、・・・死んじゃったよ」
「・・・え?」
一気に頭の中が真っ白になった。
199 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 04:50:16.77 ID:n6eZgAw50
嘘だろ?
おい
おい
おい・・・
200 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 04:51:05.92 ID:6L3+fQTa0
ぃゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜
201 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 04:52:50.87 ID:pyaHc+Xq0
嘘だろ?
嘘だって言ってくれよ・・・
204 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 04:54:53.57 ID:Vxz2su540
こんなの絶対おかしいよ
207 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 04:56:27.75 ID:AgRr+sR/0
釣り宣言してくれ〜
210 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 04:57:32.89 ID:N2gYXjD60
真由パパは淡々と話す。
「優?聞こえてるか?敏はいるか?代わってくれ」
敏とは俺の親父で名前は敏弘(としひろ)って読む
放心状態で仕事から帰ってきたばっかの親父に電話を渡す
親父は何で電話渡されたのかも分からずに電話に出る。
みるみる声色が低くなっていく。
電話を切った後、親父は俺の両方をぐっと掴んで、
「今から病院に行くぞ」
とだけ言った。
それでもまだ放心状態だった俺は何が何だか分からずにいた。
すると親父は俺の頬を殴り、
「ぼっとしてるな!早く車に乗れ!」
叫んだ。
212 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 05:02:47.95 ID:N2gYXjD60
殴られて目が覚め、一気に体が震えてきた。もう立ってられないくらい。膝から崩れ落ちるってこのこと言うんだろうね。
その場で座り込んだ俺を見て親父は、俺の胸倉を掴み、ひきづりながら車に俺を投げ込んだ。
車の中で親父は俺に何か言ってたけど覚えていない。
病院についても、俺は車から動けなかった。
またしても親父が俺の胸倉を掴み、ひきづりながら病院の中へ入って行った。
緊急外来から入り、処置室?みたいなところまでひきづられた。
215 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 05:05:40.19 ID:N2gYXjD60
ベットに横になっていた真由は俺の知ってる真由ではなかった。
綺麗な顔は傷だらけ。
綺麗な髪もぐじゃぐじゃ
白かった肌は土色?のような色になっていた。
話を聞けば4tトラックにはねられたらしい。場所は小学校近くの公園付近。
217 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 05:08:23.51 ID:N2gYXjD60
即死だったらしい。
俺は今までにないくらいに泣いた。
泣いてゲロまで吐いた。初めての経験だった。
その後機械的に物事は進み、真由は骨になった。
火葬の日、初めて俺は真由パパ、真由ママに当時何があったか話した。
220 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 05:11:06.20 ID:N2gYXjD60
すべてを聞いた後、真由パパは俺をぶん殴った。
奥歯が根元から折れて、折れた歯で頬に穴が開いた。
鼻も曲がった。眼球も内出血した。
親父はただじっと眺めていた。他の親族も誰も止めなかった。
その時、俺もこのまま死ねればいいのにって思った。
223 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 05:16:52.87 ID:N2gYXjD60
何発殴られたんだろう。
意識が朦朧とするなか、真由パパは俺の胸倉を掴んでこう言った。
「優、痛いか?それが生きてるって証拠だ。俺に殴られて死にたいとか 思ったか?もし思ったんなら俺がここで殺してやるよ。」
俺は全力で首を振った。もう血が飛び散る勢いでね。
真由パパは
「おまえは真由の命も背負っているんだ。死にたいとか思ったら俺が許さないからな?わかったか?」
俺は虫の様な声ではい・・・とだけ答えた。
次の瞬間意識が途切れた。
起きた時には病院だった。
227 :名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 05:30:38.78 ID:N2gYXjD60
お袋が側にいた。
お袋は俺がもらった真由からのプレゼントと、手紙を持っていた。
プレゼントの中身は二人で少しずつ毎月貯金して真由が選んでくれたペアリングだった。
手紙は俺の部屋に置いていった真由のカバンの中にあった手紙らしい。
手紙の中味はこう書いてあった。
大好きな優へ
小学校の頃から付き合い始めてなんだかんだでもう4年になるね。
優との思い出は私にとって大事な思い出です。
普段は意地っ張りでいじわるだけど、時々見せる甘えた顔の優が大好きです。
野球を一生懸命やっている優が大好きです。
友達とふざけて笑ってる優の笑顔が大好きです。
パパさんのお手伝いをしてる真剣な優が大好きです。
私の頭なでてくれる優の手が大好きです。
ぎゅっとしてくれる優の腕が大好きです。
優の好きなところ書いていくと書ききれません。
私を好きになってくれてありがとう。
私と付き合ってくれてありがとう。
まだまだ子供な真由ですが、優の立派なお嫁さんになります。
だからいつまでも一緒にいてください。
嫌わないでください。
いつまでも一緒にいようね。
それで、世界一幸せな家庭にしようね。
世界で一番かわいい赤ちゃん作ろうね。
まだまだ書きたいけど恥ずかしいのでやめておきます。
大好きな優が16歳の今年幸せな一年でありますように祈ってます。
真由
>>次のページへ続く
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