不思議な友人と暮らしたひと夏の想い出をぽつぽつ語る
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121 :名も無き被検体774号+ :2018/08/23(木) 06:05:20.50 ID:3nZ16ym0d.net
ドラ子の相棒だからのび子
何でもない忘れてくれw
128 :名も無き被検体774号+ :2018/08/23(木) 06:45:31.85 ID:Ho539xn7p.net
>>121
たしかにどんくさいしのび子感ある(´・ω・`)
墓まで持ってくね?www
129 :名も無き被検体774号+ :2018/08/23(木) 06:47:09.75 ID:3nZ16ym0d.net
>>128
墓まで持ってかなくていいw
ドラ子の相棒だからのび子
何でもない忘れてくれw
128 :名も無き被検体774号+ :2018/08/23(木) 06:45:31.85 ID:Ho539xn7p.net
>>121
たしかにどんくさいしのび子感ある(´・ω・`)
墓まで持ってくね?www
129 :名も無き被検体774号+ :2018/08/23(木) 06:47:09.75 ID:3nZ16ym0d.net
>>128
墓まで持ってかなくていいw
130 :名も無き被検体774号+ :2018/08/23(木) 07:51:14.36 ID:Ho539xn7p.net
>>129
じゃあ見せびらかしとくね
(´・ω・)つ【のび子】
122 :名も無き被検体774号+ :2018/08/23(木) 06:41:42.24 ID:Ho539xn7p.net
ぐええ、ねむいねむい(´・ω・`)
おはようみんな、今日も隙間時間にぽつぽつするよ(´・ω・`)
123 :名も無き被検体774号+ :2018/08/23(木) 06:42:37.58 ID:Ho539xn7p.net
名前はやっぱり原点だし気に入ったので
M子にします(´・ω・`)
体がドMに生まれただけのM子です(´・ω・`)
125 :M子 :2018/08/23(木) 06:43:44.89 ID:Ho539xn7p.net
(`・ω・´)名前もらうってうれしいな!
131 :名も無き被検体774号+ :2018/08/23(木) 07:52:47.19 ID:Ho539xn7p.net
「ツチノコってどっからどう見ても立派な変人だよね。」
「俺が変ならお前も変だよ。類友、おめでとう。」
彼はわたしが最初に出会って、ここまで一番過ごした時間が長い人。楽しいことが好き、面倒なことは嫌いな20代後半くらいのお兄さん。
『ドSのSはサービスのS』って言葉は たぶん彼のためにある。外面は優しい兄貴分なんだけど、蓋開けるととんでもない性癖の持ち主だった。
血だとか髪だとか、細胞単位で人の体が好き。傷や怪我を見ると突然血小板が…とかなんとか興奮してぶつぶつ呟き始める。ちょっと難しくて何言ってるかわからないけど。
不謹慎だとは本人も思えど、人身事故だとか言う単語を聞くと無意識にテンションが上がってしまうらしい。
ただし、本人からすれば不慮の、不可抗力の傷や怪我じゃなきゃ興奮しないらしい。自分で望んでつけた傷(リスカの痕)などには何も感じない。
例外で、なぜかわたしを傷付ける事には悦を感じるみたい。理由はよくわらないけれど、彼がしてくる事にわたしが全力で抵抗するから。
どうも″望んでない状況に置かれて傷付けられて嫌がってるM子″という構図が好きらしい。たしかに本気で噛まれたら本気で抵抗してるけれど、痛いから(ただし下半身は濡れる)
SMパートナーというかなんというか。そんな関係の彼との印象的なエピソードでもひとつ垂れ流してみようか。
132 :M子 :2018/08/23(木) 08:05:44.06 ID:Ho539xn7p.net
これまであまり触れてこなかったけれど、コミュニティ内でわたしとセットの扱いを受けてる仲の良い女の子がいる。
親友と言うか、相棒というか。なんとなくわたしに性格が似てる子。名前は姫にしておこう。おしとやかで可愛いんだけど、とんでもなく頭が切れる。敵には回したくないタイプの子。
姫とはよく会ったり電話をしたり。警戒心の強いわたしが唯一全幅の信頼を寄せてる相手だ。
実はコミュニティ内でわたしとツチノコのことを知ってたのは、彼女と、彼女に片想いし続けてる彼女の元恋人の二人だけ(この二人もなかなかなストーリーを持ってるので機会があれば番外編でぽつぽつします)
ツチノコと姫と3人で遊びに行ったことも何度かある。
そんな貴重な存在の姫とわたしがいつものように電話をしていた時に、事は起こった。いや、起こされた。
133 :M子 :2018/08/23(木) 08:19:56.16 ID:Ho539xn7p.net
「あ、ツチノコ帰って来た。」
「おかえりー、のこたーん、のこたーん。」
姫との電話中に玄関から帰宅の音が。通話の設定をスピーカーに変えて3人で話せるようにした。姫はツチノコの声が好きらしい。あと彼のことを″のこたん″って呼ぶ。可愛い。
「出たよwwwのこたんwwwその呼び方笑っちゃうんだけど。」
「おーこの声は姫様?ただいま姫様。」
あと君も姫様って呼ぶのやめて、騎士なの?なんなの?
「うわー久し振りに のこたんの声聞いた。のこたん。のこたん。最近全然わたしには構ってくれないじゃん、いいけどw」
「えー俺はいつだって姫様の声聞きたいと思ってんだけどなー。」
「いっつもそう言ってしてくれないんです、姫様しってる。」
二人の会話はひと段落したらしく、またわたしと姫とでくだらない話が始まった。この時の話題はなんだったかな。
確か、姫が好きな人が甲斐性なしだって話だった気がする。やたら男運がないからいつもそんな話題です。
134 :名も無き被検体774号+ :2018/08/23(木) 08:26:54.60 ID:Ho539xn7p.net
ちょこっとキリが悪いけど
今朝はここまで(´・ω・`)
社畜してくるよ(´・ω・`)
135 :名も無き被検体774号+ :2018/08/23(木) 08:28:47.15 ID:3nZ16ym0d.net
くそっ続きが気になる
136 :名も無き被検体774号+ :2018/08/23(木) 12:12:38.07 ID:Ho539xn7p.net
お昼だよ(´・ω・`)
午前中暇な時間があったから、書き溜めぽつぽつ。
137 :M子 :2018/08/23(木) 12:13:51.78 ID:Ho539xn7p.net
「なんでいつもそんな男ばっかに引っかかんのwwやめなって……っ!?」
「ん?どしたのM子。」
「え?ああ、うん、何でもないよ。それで、まだ連絡取ってんの?」
言葉に詰まった理由は明確。後ろからツチノコに抱き締められて、あらぬところに触れられている。まだ上半身。大丈夫。いや、そういう問題じゃないwww
じろりと後ろにいるツチノコに抗議の視線を向けつつ手を制止するも、にやにやといたずらっこのように笑っている。
それどころか耳に噛み付かれ「しずかに。」なんて言いやがる。これはわかった、この人この状況を楽しんでる。
「それがね、仕事が忙しいって連絡あんまりくれないの。それなのに好きっていうんだよ?」
「うん、うん、へー…それで?」
いつのまにか相槌までツチノコに取られてしまった。器用に指先を動かしながら何もしてませんよーって顔で姫の話を聞いてる。
わたしの体を知り尽くされてる彼にこの状況でされるのは、まずい。口に手を当てて声が出るのを塞ぐ。
「もうそんなクズ男捨てりゃいいのに。」
「ええ、でも、なぁ…うーん。」
君も十分クズ男っていうかゲス男だよ!大丈夫!
などと心で叫びながらもぞもぞと静かに攻防が続く。
138 :M子 :2018/08/23(木) 12:15:19.12 ID:Ho539xn7p.net
なんで姫との電話中に こんな事するかって、わたしが聞かれて一番嫌な相手だってツチノコが知ってるからだ。
姫とは姉妹同然。そういう話はすれど、行為中のナマ声なんて聞かれたくない。
とは言え、片手が口元から離せないから上手いこと抵抗もできない。ついに手がするすると下半身に伸びて来た。
「…….っ、……。」
「あれ、そーいえばM子は?」
「おーい、M子ー呼ばれてるぞー。」
こういう時ってタイミング悪く声を掛けられるもので。彼は彼で的確に弱いところばかり触れてくる。口を開いたら上ずってしまいかねない。
極力いつも通りの返事を…。
「…っ、はーいはいはいはい…」
「あ、いたいた。」
よし、ミッションクリア。したのは良いけど、それに気を良くしたらしいツチノコが本格的に乗って来た。
反対の手で至る所に痛みを与えて来る。これは多分このまま、イかせるつもりでは。やめて、ほんと。
「…っ、…ふ…っ…。」
近くで話してる二人の声が、遠くに聞こえる気がする。自分の心臓の音がうるさい。足を静かにばたつかせたところで何にもならない。
もう無理だ、と彼を振り返って首を横に振って見せるも、彼はただ口元で笑うだけ。もう、いや、むり…。
やられてばかりは癪だった。果てる瞬間、彼の手をこちらに引き寄せて思い切り親指の付け根に噛み付いた。
「「………ッ!!!」」
同時に、ずるずると体の力が抜けて、彼の膝の上に突っ伏してしまう。荒くなる呼吸を必死で抑える。
「ん?どしたの、のこたん?」
「あーいや何でもない、なんかもうM子眠いみたいでさ。白目向いてるしちょっとこいつ風呂に突っ込んでくるわ。」
白目は向いてません、誤報です。
「おっけー、仲良くやってねお二人さん。また遊びに行くよ、ばいばーい。」
ツー、ツーと響く終話の音。
…………やっちまった感がすごい。
でも元はと言えば手を出して来たのこたんが悪い。駄目か、可愛く言っても駄目ですかね。
「今のはちょっと痛かったなー。ねえ、M子。」
口の中に無理矢理、さっきわたしが噛み付いた彼の親指が突っ込まれた。
この後めちゃくちゃ泣かされた。
きらい…!(´・ω・`)
>>次のページへ続く
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