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忘れられない元カノの話
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22 :1:2011/08/10(水) 01:18:58.17 ID:x2Jh4GS20
その時点で俺はマリコのことが見えてなかったんだと思う。
合格に一番喜んでくれたのはマリコだったのに、俺の気持ちはすでに憧れのキャンパスライフに向いていた。
誰もが名前を知ってる大学だ。
サークル、合コン、酒の席。
やっと地獄から抜け出せた。きっと毎日楽しくなるはずだ。
卒業式前日、
俺はマリコに別れようと言った。
23 :1:2011/08/10(水) 01:24:14.29 ID:x2Jh4GS20
マリコは泣きながら承諾した。
そして卒業式が終わり、俺は教室の隅で泣いているマリコを見つけて、見ないふりをした。
そして俺が友達の卒アルにメッセージ的なやつを書いていると、マリコがやってきて、友達の目の前で「もういらない!」と、俺が今までマリコにプレゼントしてきたものを全て投げつけられた。(シーモのマタアイマショウのPV状態)
最悪の状況で高校生活は終わり、俺を待っていたのは、
地獄のようなキャンパスライフだった。
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/10(水) 01:26:52.08 ID:/7yyKmDa0
マリコかわいそすぎワロエン
その時点で俺はマリコのことが見えてなかったんだと思う。
合格に一番喜んでくれたのはマリコだったのに、俺の気持ちはすでに憧れのキャンパスライフに向いていた。
誰もが名前を知ってる大学だ。
サークル、合コン、酒の席。
やっと地獄から抜け出せた。きっと毎日楽しくなるはずだ。
卒業式前日、
俺はマリコに別れようと言った。
23 :1:2011/08/10(水) 01:24:14.29 ID:x2Jh4GS20
マリコは泣きながら承諾した。
そして卒業式が終わり、俺は教室の隅で泣いているマリコを見つけて、見ないふりをした。
そして俺が友達の卒アルにメッセージ的なやつを書いていると、マリコがやってきて、友達の目の前で「もういらない!」と、俺が今までマリコにプレゼントしてきたものを全て投げつけられた。(シーモのマタアイマショウのPV状態)
最悪の状況で高校生活は終わり、俺を待っていたのは、
地獄のようなキャンパスライフだった。
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/10(水) 01:26:52.08 ID:/7yyKmDa0
マリコかわいそすぎワロエン
26 :1:2011/08/10(水) 01:27:35.89 ID:x2Jh4GS20
ちょっと休憩。
泣けてきた&ここらへん思い出すと罪悪感で死にそうになる。あはは。
読んでる人まだいるかなー。いなかったらしょうがないけど
高校卒業したのはいまから約三年前の話なんだ。
できればその三年間もいろいろあったので吐き出したいから、落ちない程度に保守してくれるとありがたい。
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/10(水) 01:30:55.67 ID:PuGktrQs0
おうなんだかんだ聞いてるぞ
31 :1:2011/08/10(水) 01:38:50.93 ID:x2Jh4GS20
あざっす。
大学生活は俺の想像を絶していた。
みんながみんな元気で暑苦しかった。
俺は結局サークルにも入らず、クラスの友達は出来たものの、プライベートで遊ぶ人間はほとんどいなかった。
うん、みんな大好きボッチ君の誕生である。
当然彼女も出来ない。
女の子と話さなくなって久しい時期が続いた。
大学に入ってからもマリコからはちょくちょくメールが来ていた。大学はどうだとか、遊びにいこうとか。
俺は意地と罪悪感から、それをスルーしてきた。
なんか、会ったら会ったでまた傷つけてしまいそうだったし、俺は なんとしても大学で彼女が欲しかったから早くマリコを忘れたかった。
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/10(水) 01:40:41.41 ID:/7yyKmDa0
マリコイイコ
35 :1:2011/08/10(水) 01:42:54.67 ID:x2Jh4GS20
しかしその意地も、ボッチな俺にとっては薄い壁だった。
大学一年の夏休み、約半年ぶりにマリコと会うことになった。
そのときのマリコは、見違えるほどにかわいくなってた。(高校の時もかわいかったけど、さらに)
結論から言うと、
その日マリコとエッチしてしまった。
最低人間>>1君の地獄の日々はここから本格スタートすることになる。
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/10(水) 01:44:15.34 ID:EKXGKEtz0
さあ盛りあがってまいりました
39 :1:2011/08/10(水) 01:47:21.47 ID:x2Jh4GS20
俺は本当に最低だった。
寂しかったから、マリコが俺を好きでいてくれるから、そんな理由でマリコを抱いた。
(その日からマリコの中での俺は完全に恋愛対象外になったんだと思う)
そうして、その夏休みの間、マリコとデートしてラブホに行くというのが何回かあって、俺の中で勝手に「このままヨリ戻したらいっか」という悪魔のような考えが浮かぶようになった。
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/10(水) 01:48:57.41 ID:LF2KKTKKO
最低だと自覚してるからまだマシだな、最低だけど
41 :1:2011/08/10(水) 01:52:59.69 ID:x2Jh4GS20
夏休みが終わり、ボッチ生活が再開した。
でも俺はなんか余裕だった。
言葉にしたことは無いけど、
「俺にはマリコというセフレがいるし、いざとなったら付き合えば良い。」
「あいつはいつでも戻ってくるだろう」
「大学で彼女が出来ない見切りがついたら、あいつと付き合おう」
と考えていたから。
今思えば本当に最低。あの頃の自分をぶん殴ってやりたい。
そうして、大学1年の晩秋、
大学で彼女を作ることに早々に見切りをつけた俺は、マリコとヨリを戻す決意をして、決戦の場をディズニーシーに選んだ。
(ディズニーってことはわかるよな?
そうだ。死亡フラグだ。)
42 :1:2011/08/10(水) 01:57:01.94 ID:x2Jh4GS20
ディズニー当日、俺は早々にマリコの様子がおかしいことに気づいた。
なんかテンションが低いんだ。
なんかボーっとしてる時間が長いし、自分から話をふってこない。
こんな感覚は付き合ってるときもちょいちょいあった。
マリコがこういうときは決まって何かに悩んでいるか、何かに無理してるときだ。
そしてその変なテンションを引きずったまま、例のごとくラブホに向かった。
46 :1:2011/08/10(水) 02:09:31.09 ID:x2Jh4GS20
マジ泣けてきた。あいつ超かわいそうだよ。
いつもはこのへんまで思い出してやめるんだ。つらいから。
でも今日は最後まで書くわ。
ラブホについてからもマリコのテンションは低いまま。キスしても返してこない。
だから俺はエッチすんのやめて寝ようと言ってベッドに寝転んだ。
そしたら涙声でマリコが
「ごめん…もう俺くんのこと好きになれない…」と言った。
俺は、「俺な、今日お前とヨリ戻そうと思ってきたんだ」と返した。
マリコは何も言わずに泣いていた。
そうして俺が
「もう寝るからシャワー浴びてくる」と立ち上がったら、マリコがキスしてきて、そんでそのまま服脱いで、前戯して、そんで、なんかよくわからんまま入れようとしたら、入らなかったんだ。
うん、初エッチの時と同じだった。入らなかった。
マリコは「ごめん…やっぱムリだ…」と泣きながら言った。
後日聞いた話だが、この日の翌日、マリコに新しい彼氏ができた。
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/10(水) 02:13:57.06 ID:P7tixTinO
まぁ、こうして大人になっていんだよ。
若いね。
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