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母親の不倫相手に家を乗っ取られた
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292 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 22:27:29。53 ID:7rrYln0N0
ところが、ある日の夜、母親の家から1の携帯に電話がかかってきた。

突然の電話で、1は緊張した。もしや、母親になにかあったのか?

1「もしもし、お母さん?どうしたの?」

母「あ、もしもし1?悪いんだけど、お母さんの家の近くまで迎えに来てくれない?」

母親の声は、怒鳴りすぎたのだろう、枯れていた。

母「もう、アイツと一緒にいるのが嫌なんだ。出て行くことにしたから、迎えに来て欲しいんだよ。」

1は、母親を守る任務がまだ続いていることを知った。


293 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 22:29:41。11 ID:7rrYln0N0
嫌ではなかった。

母親だけをヤマダのところに残してきたことを後悔していたし、心配だった。

1は、とにかく助けたい一心で、家を飛び出した。

1のところに電話をかけてくるなんて、きっとよっぽどのことなんだろう、って思った。

もし、1に電話したことがばれたら、ヤマダは母親に対して どんな攻撃をするかわからない。

それに、圧迫攻撃に終わったら最後、母親は逃げ出せない。

とか色々考えて、免許取りたてだった1は、父親の車を飛ばして母親を迎えに行った。


294 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 22:33:11。42 ID:7rrYln0N0
約束していた待ち合わせ場所にいたのは、母親だけではなかった。

あんなに急いだのに・・。ヤマダがいるなんて。これじゃ、逃げ出そうと計画してたのがバレちゃったじゃないか。

1はすごいドキドキしながら近づいた。

ヤマダから攻撃されるんじゃないか、ってほんとに怖かった。

でも、ヤマダは特に何も言わなかった。

ただ、母親の腕をしっかりつかんで、逃げ出さないようにしてた。

近づいて、車の窓を開けた1に母親が話しかけてきた。

母「ごめん。今日はいいや。かえるね。」

1「うん・・。わかった。」


それだけだった。


296 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 22:34:56。79 ID:7rrYln0N0
1は、怖くて怖くて、その場から逃げ出すので精一杯だった。動悸が早くなってるし、手にも嫌な汗かいてるし。

で、バックミラー越しに見る母親を救えなかったことも悔しくなったり。

こうして、1と、母親とヤマダの関係はまだまだ続くことになった。




297 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 22:36:25。71 ID:7rrYln0N0
ヤマダのいない昼間。

ケンカ中、ヤマダの圧迫攻撃を逃れた瞬間。

1がマックを頬張ってる瞬間。

母親からは、度々救出を懇願する電話がかかってくるようになった。


298 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 22:40:08。43 ID:7rrYln0N0
その度に、1は毎回母親を救出に向かった。うまくいくこともあった。そんな時は家に泊めたこともある。

母親を助けたい一心で、父親の気持ちをまるで考えていなかった。

けれど、結局、母親はヤマダの元に自分から帰っていった。

「色々考えたんだけど、やっぱり今後の生活を考えると、今は別れられない。」

毎度、こんな感じの言い訳を繰り返していた。

1は、母親がヤマダに心から嫌気がさしているんだ、と信じて疑わなかった。

だから、なんでいつも戻っていくのか不思議でしょうがなかったんだ。


299 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 22:42:09。98 ID:7rrYln0N0
父親も親身になって考えてくれたこともあるんだよ。

「そんなに大変なら、シェルターがあるはずだから、そこに行ってみるといいよ。」ってさ。

あんなことをした母親の相談に乗ってるんだぜ。どんだけいい人wwって思った。


300 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 22:45:31。21 ID:7rrYln0N0
だけど、母親は何も行動を起こさなかった。

ただ、いつも一時的にヤマダから逃げて、ちょっとしたら戻っていく。

毎回母親の懇願は必死で、「今度こそ逃げたいんだ。」って1を頼る。

だから、その度に、1は母親を信じて何度も脱出工作を計画してあげた。

1は、完璧に振り回された。

それでも、ヤマダのあの恐ろしい暴走を見ることはなかったので、1はそれなりに心の平穏は保つことが出来ていた。


301 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 22:48:41。37 ID:7rrYln0N0
でも、遂に1の平穏を崩す日が来てしまった。

ある土曜日の昼下がり、1の家インターフォンが鳴った。1の家のインターフォンは、当時ではなかなか先進的だった。

インターフォン越しに、相手が見えるって機能がついてたんだ。ちょっとした自慢だったんだぜ。


で、1はそれで相手を覗いた。

そしたら、母親が立ってた。

どうしたんだろう?って思ってすぐに外にでた。


302 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 22:51:35。85 ID:7rrYln0N0
母「ああ、1。ちょっと旅行に行ってきたんだ。これ、お土産だよ。」

にっこり笑ってお土産を手渡してくれる母親の向こう側には、車の運転席に座るヤマダの姿があった。

い え ば れ た w w w w

お土産を持ってきてくれるのは嬉しいが、ヤマダに1の家教えてどうするんだよ。って思った。

1は、母親に、新しい家を建てたとき、ヤマダには、絶対教えないでね。と念を押していたんだ。

この先どんなことがあるかわかんないし、もうヤマダとは関わりたくなかったし。


303 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 22:53:17。30 ID:7rrYln0N0
結局その時は何も言えず、お土産だけ受け取って家に逃げ込んだ。

ヤマダに家ばれて、母親が次に逃げてきたらどうしよう。って、漠然と不安に陥った。

その夜は、久しぶりに呼吸が出来ななって、飛び起きた。


304 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 22:56:38。02 ID:7rrYln0N0
1の不安は、的中した。

いつものように母親をレスキューして家に戻ってきた。

今回は、ヤマダが風呂に入ってる瞬間を狙って脱走を実行した。

見事に母親を連れ出すことに成功したが、不安が残る。

1「あの人、家覚えてるよね?迎えに来るんじゃないの?」

母「大丈夫だよ。お父さんだっているんだし、これないよ。」

ほんとかな、なんて思いながらも、23時ごろまで何事もなく平和に時間が過ぎていった。




305 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 22:58:52。37 ID:7rrYln0N0
そろそろ寝よう、と準備をしていた時、父親が部屋をノックした。

父「1ー。ヤマダさんが来てるよ。」

ヤマダは思った以上に記憶力が良かったし、遠慮とかなんかそう言うのが、全くなかった。

母「いいよ。ほっとけば。そのうち帰るよ。」

母親は、まるで他人事だった。


306 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 23:01:05。89 ID:7rrYln0N0
困った父親は、結局ヤマダを家の玄関に引き入れてしまった。

多分、近所の目も気になったんだろうし、寒い季節だったので、外でうずくまるヤマダをほうっておけなかったんだろうと思う。

なんかもう、ほんとに親父に申し訳ないな、これ。

さらに、あったかいお茶まで出して、ヤマダの話を聞いてやっていた。


307 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 23:01:45。51 ID:AUyiJmAT0
父ちゃん・・・


308 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 23:03:33。19 ID:7rrYln0N0
何やってんだよ父親。って思った。

その前に、母親何やってんだよ。だったんだがな、ほんとは。

そうやって上がりこんでしまったヤマダにしてみれば、こっちのもの。

ヤマダは、母親が戻ってくるまで玄関を動かない。

といって、そこで大の字になって寝転んでしまった。

遂に観念した母親は、夜中の1時ごろ、ヤマダと共に帰っていった。


309 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 23:04:08。40 ID:XLTaK/+g0
ヤマダこえぇえ


311 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 23:05:02。98 ID:AUyiJmAT0
ヤマダ(大の字)「ぼくはかえらないんだい!」

なんだこいつww


312 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/12(土) 23:05:31。30 ID:7rrYln0N0
また失敗か。って思ったが、それ以上に家にヤマダが上がりこんだことに対する恐怖と嫌悪が酷かった。

ヤマダが寝転んだ玄関は消臭スプレーを吹きつけまくり、ヤマダが使ったトイレも、これでもかってくらい除菌しまくった。

それでもトイレは、気持ち悪くてしばらく使えなかった。

家にトイレが2個あってほんとに良かった。



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:人生・生活  |  タグ:すっきりした話, マジキチ, 修羅場・人間関係,
 


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