陰キャラが少しずつ変わっていけた話
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1381845368/
人生悩んでる中高生とかの参考になればと思いまして
早くしろよ
すまんちょっと離れてた
貼ってくね
俺自身が最初の“違い”に気付いたのは、小学校に入学してからの事だった。
ガキの頃ってさ、クラスに一人はお調子者がいるじゃん?
そいつが「なんで目をパチパチしてるの?」って聞いてきたのが全ての始まり。
俺は返答に詰まったよ。
なんせ自覚が無かったから。
でも質問された瞬間から、「あ、俺は何か人と違うのかもしれない」っていう自覚を強烈に植え付けられたね。
学年が上がるにつれて“症状”は、量、質ともに増える一方だった。
どんなものかと言うと、目パチパチ、首振り(ヘドバンみたいにカクカク小刻みに)、裏声みたいな高い声、鼻すすり。
何故やるの?って聞かれてもこれはクシャミのようなもので、やろうという自覚は無いけど、やらない訳にはいかない、そんな感じ。
気が付いたらクラスでも下位グループになってた。
当然家族も俺の行動を不快に思っていたようで、ある日の夕飯時、親父に「うるさい!」って怒鳴られた。
俺だってやりたくてやってるんじゃないのに怒鳴られたことで、気持ちの整理がつかず、そのまま部屋に篭って一晩中泣いた。
人少ないかな…?
みてるよ
>>10
ありがとう!初めてだから要領得ないんだ
その頃のマイブームは歯ぎしりだったんだけど、優しいじぃちゃんも両親同様に気にしてたみたいで、「その“クセ”が治ったらゲームソフト買ってやる」って言ってくれた。
その後じいちゃんと一日一緒にいる機会があって、その日だけは“クセ”が出そうになるとトイレ行ったりしてゴマかした結果、トイザらスに連れて行ってくれた。
裏声以外は子供の時やってた記憶があるw
>>12
ここには書ききれないけど、もっと沢山あったと思う
続き
中学受験で中高一貫校に入り、また友達が一変した。
小学校で経験したことがフラッシュバックする。
この頃にはもうコミュ障が出来上がっていて、同級生に話しかけようとしても言葉が出てこなくて。
あぁ、だめだ…なんか笑われてる気がする…、
そんな風に感じてしまったんだ。
今になって思えばさ、小中高なんて凄く狭い世界なんだよね。
学校がすなわち世界の全て。
本当はそんな事ないのにさ。
上手く友達に話しかけられずにいると、自然とクラス内ランクが下がった。
中学にもやっぱり、頭が良くて性格の悪いやつがいて、俺は恰好の「○○菌だ〜」の餌食となった。
やっぱりクセで急に変な声を出してしまうことがあるんだけど、その時は「お前また宇宙と交信してんのかよ、宇宙人は○ね」みたいな事を言われたりした。
ついに俺はキレてしまい、初めて喧嘩した。
中2の春、俺は、案の定ボコボコにされた。
>>17
何で宇宙人?
>>18
俺が変な声出すからじゃね?
電波的なイメージで
続き
この話は担任から母親にも伝わった。
痺れを切らした母親は俺を心療内科に連れて行った。
診断名は「トゥレット症候群」。
俺のクセはクセでなく、障害であること。
一生付き合わなければいけないこと。そんな事実が突きつけられた。
そして、診てくれた先生は静かに、ゆっくりした口調で声を掛けてくれた。
「今まで辛かったろうね…」
この病気は、不随意運動を伴う脳機能障害。
いわゆるクセのようなものが止められないのが障害である由縁なんだけど、知能には問題ない。
現に中学受験もしたし、今だって生活には不自由してない。
分からない人はビートたけしとか吉川晃司が酷くなったのを想像してくれ。
一般的にはチックとも言うよ
余談だけど、ニコラス刑事が好きでマッチスティックメン見てたら主人公も似たかんじだったな。
映画も面白いから気になるひとは是非見てくれ