卒業して嫁は県外に行ってしまったが寮で一人暮らしだったし 週2回は必ず泊まりにいってたからそれほど寂しい思いもしなかった
でも嫁は一人ってこともあって寂しかったのかえらく心配性になってたしよく泣いてたな
だから一方的に不安がる嫁をかわいいと思いながら俺は安心してたし、余裕がないときには受けとめてやれずキレたりもした
人前では静かな方だが嫁にはB型発揮して自己中になってた
もうこの頃には家族以上に心許してたしな
嫁も同じく俺の前でしか泣かなかったと思う
そんなこんなで大学生活中何度もケンカしたがお互いのことが好きで起こるケンカだから その日のうちに仲直りできてた
付き合って以来ずっと熱々で周りからも一目置かれる関係だったと思う
ただ4回生のとき今までで一番大きなすれ違いがあった
父親が自営業なんだが経営が危ないとかで家の中はピリピリしてたし俺が継ぐ継がないとかでも勝手に親同士もめてて
俺は継がないの一点張りで就活してたんだが思いどおりにいかず毎日イライラしてた
今思うと最低だがそのイライラを嫁にぶつけて当たり散らかしてた
思ってもないのに傷つける言葉ばかり口から出て自分でもコントロールできなかった
泣き虫の嫁が このときはあまり泣かなかった
こんな俺のことも守ろうと必死だったんだろうな
このときも愛してる気持ちはあったと思うんだが ただ4年間息するのと同じくらい当たり前に好きだって思ったから その気持ちに気づきにくくなってたんだと思う
このときは嫁を傷つけてるって自己嫌悪やら親からのプレッシャーやら社会人になる不安やらに押しつぶされそうになってどうしようもなかったが 改めて大事なことに気づかされた
後になって必然的な機会だったんだろうなと思った
なんとか就職もできて きちんとっつっても前々から決めてたから改まって言うことじゃないし 休日家でごろごろしてるときにプロポーズした
今まで見たことない笑顔で泣く嫁w
そんな嫁見てたら胸が今までにないくらい締め付けられて 幸せというと簡単すぎる気もするが本当に嫁のことで胸がいっぱいになったんだ
俺も今までのありがとうとか ごめんなとか
これからのこととか色々こみ上げてきて泣きそうになったのを今でも鮮明に思い出せる
結婚して2年十分すぎるほど楽しかったし 幸せだったが嫁のなかに息子を授かったと知ったときは今までのとはまた別の幸福感を感じた
最初は感動とか幸せのなかに俺みたいなガキが親になれるのかって不安もあったけど どうにかなるもんだな
というか別に ちがいなんてないんだなと思ったわ
今でも息子と友達感覚で仲良くやってるしw
まあ気づいたら息子に早く会いたくて仕方なくなってたし これからの未来が楽しみだった
早く産んでくれって嫁にお願いしてたw
改行へたで読みにくいし 見てる人も居ないと思うが続けさせてもらうな
息子が帰ってくる前に書かないとなんでちょい急ぐ
息子が生まれてから幼い性格の嫁がきちんと母親の顔してるの見て またどきっとしたり
息子にとられた気がして いい年のくせにすねたりもしたw
でも二人になったら出てくる昔と変わらない嫁の幼い姿が愛おしくて仕方なかったし 嫁はいつまでもおれのものだぞって息子に対してへんな優越感感じてた
もちろん息子も天使のように可愛い
仕事にいくときは嫁と一緒に見送ってくれた
休日の朝はすっげーうれしそうにパパーって起こされるんだがこれが本当に幸せなんだよな
容赦なく振り回されてそのあとリビングでいっしょに昼寝する時間が好きだった
仕事からへとへとで帰ってきた日もあったが嫁と息子のおかげで癒されて毎日疲れリセットして頑張れたな
嫁や息子と どこに行こうとか考えてるだけで嫌な仕事も乗り切れた
初めてリアルタイム進行見たわ。
紫煙。