俺の人生最大の汚点を話す
2009年だから、4年前の話だ。
当事者じゃないと理解できない部分もあるだろうけど、聞いてくれるとありがたい。
当時18歳だったんだけど
地方から大学に進学して、大学のすぐそばのアパートに一人暮らしをしていた。
友達もある程度できてきて、授業も行けるようになってきて大学生活に慣れてきてた。
入学から6ヶ月経った2009年10月13日。
時刻はあんまり覚えてないけど、20時頃だったと思う。
晩飯が炊けるのを待っていたら、小さなノックする音が聞こえた。
また新聞の勧誘かなーって思ってドア開けたら、そこに作業着を着た中肉中背の男がショルダーバッグを肩にかけて立ってたんだよ。
彼は自分のことを「日高勝」と名乗り、有限会社REDの人間だと紹介してきた。
REDとは、引越しで空室になった部屋を掃除する会社だという説明も受けた。
この有限会社REDが、アルバイトを募集しているというので訪ねてきたそうだ。
『とりあえず、話だけ聞いてやるかどうか判断してみませんか?』
みたいなこというので、ひとまず玄関まであげて話を聞くことにした。
そして玄関に上がると、日高はショルダーバッグの中に入っている書類の中からクリアファイルをひとつ取り出して
『これからアルバイトについて話すので、必要だと思うことをメモしてください』
そう言うから、ノートに日高の話すバイトの給料とかREDの所在とかをメモした。
提示された雇用条件ってのは、
週2以上で、清掃のバイト。
平日は18:00〜24:00。
日給8500円。
土日の9:00〜15:00は、日給9000円。
18:00〜24:00が日給10000円。
高いけど、肉体労働だからちょっと高めに設定してるっていう話だった。
一応まだそのメモあるんだけどうpする?
うpはいいから早く話を進めてくれ
>>17
了解。
こんないい条件のバイトあるわけねぇって思って速攻そのバイトやることにしたんだけど そしたら再びショルダーバッグに手を入れて、履歴書を出してきた。
『履歴書を本社に持っていくので、今日中に書いてください』とか言われて、履歴書をせっせと書く。
その間日高は、もう一人バイトを誘っている人が近くにいるって話で そこに寄るついでにコンビニ行ってくるっていうから、自転車貸したったんだ。
帰ってきたら、コーラ買ってきてくれたりしてね。
そんで、おれが書いた履歴書見て添削してもう一枚履歴書渡してきて、清書するように言ってきた。
そしてここからが問題なんだが・・・。
最初の給料は、今日振込で渡さないといけないらしくキャッシュカードを貸してほしいとのと言われた。
『代わりに俺のカードを渡しておきます。これでフィフティーフィフティーだろ?』って言われて千葉銀行のカードを渡された。
確かにそこには、日高勝の名前が記されていた。
だから、言われるがままにキャッシュカードを渡しちゃったんだ。
そろそろ大体分かると思うんだが、この辺の心境は当事者にしか多分理解できないことだろうから 無理して理解しなくてもいいです。
ただ、色々と外向きはいい人だったから、信じちゃうし多少疑問に思っても「ここで言うとおりにしないのって逆に変じゃない?」なんていう気持ちになってくるんです。
興味でてきた
ショルダーバッグから今度は茶封筒とメモ用紙を取り出して、メモ用紙にキャッシュカードの番号をメモして番号の下を指差して
『ここに、暗証番号を書いて茶封筒の中にカードと一緒に入れて封をしてください』
と言われた。
どうやらコンビニの店員に振込作業をやってもらうっていう話だった。
それで、メモ用紙に暗証番号書いてキャッシュカードと一緒に茶封筒に入れて封をして渡した。
自転車乗ってコンビニ行って振り込んでくるから、終わったら さっき言ってたもう一人のバイト誘った奴も一緒に 寿司食いに行こうって誘い受けて、帰ってくるの待ってた。
この後はお察しの通りです( ´ー`)
いくらやられた?
>>25
12万円デスネ(・∀・)
なかなか帰ってこなくて、嫌な予感してネットで口座の残高確認したら元々121,000円あったはずのおれの金が1000円残して全てなくなっていた。
それで110番したけど、警察が来てくれるまで騙されたって自分の中でも半信半疑だった。
リアリティーがないっつーか・・・。
あの人が・・・みたいな。
なかなか分からないかもしれないけど。
それで警察が来て、よくドラマとかでやる指紋採取するためのポンポンってやつやったり 自転車があった場所の写真を撮ったりして、今回の事件に関係するノートとか書いてた履歴書持って、警察署に連行されたw
ただのアホだろjk
>>28
別にわかってくれとは思ってないし
実際ただのアホだから引っかかるんだろうね。
世の中いい話はないってことだな
>>29
別にそうは思わんが・・・
ただ、金が絡む話は疑えってことは学んだね。