こちらもどうぞ
母親の不倫相手に家を乗っ取られた
(3ページ目) 最初から読む >>
\ シェアする /
40 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/08(火) 23:28:50。30 ID:PbyU8Ah60
ちなみに、1はこの頃からスウィートポテトが嫌いになった。当時は大好きだったが。
今でも どうしてもって時じゃないと、絶対食べない。
41 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/08(火) 23:34:04。52 ID:PbyU8Ah60
ダメだ。間に小ネタ入れようとすると、かえって集中できない。小ネタは最後にまとめよう。
で、本題。
中学校にあがってしばらくして、予定通り父親が単身赴任で家を出た。
もう、帰ってこないかもしれない。と、そのとき思った。
父親がいなくなってから、1はまるで父親の真似をするかのように、自室に篭ることが多くなった。
中学生になったし自分の部屋で勉強に集中する、と言う言い訳で。
それでも、なんとなく平和な時間が流れていった。
42 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/08(火) 23:40:33。50 ID:PbyU8Ah60
テストの成績が悪いと、母親は発狂した。
この頃はずっと、自分は必要の無い子供だった。って心のどこかで思ってた。
邪魔な子供で、自分がいなければ、母親はもっと幸せだったに違いない。って思ってた。
母親が不倫に夢中にならないように、成績を上げないといけないんだ。とか。
元々勉強嫌いだったから、なんだかんだで、そこそこ頭いい感じなだけだったが。
小学校から勉強漬けの毎日だったから、正直もう、うんざりだったんだ。
テレビはNHKだけしか見ちゃいけない。
マンガもゲームも禁止。
当然、当時のトレンディーな話題には、一切ついていけなかった。
そんな若かりし頃の反動で、中学校時代は、学校から帰って母親が不在だと、テレビ見放題遊び放題の生活をしていた。
ちなみに、1はこの頃からスウィートポテトが嫌いになった。当時は大好きだったが。
今でも どうしてもって時じゃないと、絶対食べない。
41 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/08(火) 23:34:04。52 ID:PbyU8Ah60
ダメだ。間に小ネタ入れようとすると、かえって集中できない。小ネタは最後にまとめよう。
で、本題。
中学校にあがってしばらくして、予定通り父親が単身赴任で家を出た。
もう、帰ってこないかもしれない。と、そのとき思った。
父親がいなくなってから、1はまるで父親の真似をするかのように、自室に篭ることが多くなった。
中学生になったし自分の部屋で勉強に集中する、と言う言い訳で。
それでも、なんとなく平和な時間が流れていった。
42 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/08(火) 23:40:33。50 ID:PbyU8Ah60
テストの成績が悪いと、母親は発狂した。
この頃はずっと、自分は必要の無い子供だった。って心のどこかで思ってた。
邪魔な子供で、自分がいなければ、母親はもっと幸せだったに違いない。って思ってた。
母親が不倫に夢中にならないように、成績を上げないといけないんだ。とか。
元々勉強嫌いだったから、なんだかんだで、そこそこ頭いい感じなだけだったが。
小学校から勉強漬けの毎日だったから、正直もう、うんざりだったんだ。
テレビはNHKだけしか見ちゃいけない。
マンガもゲームも禁止。
当然、当時のトレンディーな話題には、一切ついていけなかった。
そんな若かりし頃の反動で、中学校時代は、学校から帰って母親が不在だと、テレビ見放題遊び放題の生活をしていた。
43 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/08(火) 23:45:30。82 ID:PbyU8Ah60
当然、トップクラスだった成績もジリジリ落ち始めた。
言われた勉強を、決められた時間までに終わってないと、頭を殴られたり、髪の毛引っ張られたり、罵倒されたりした。
それでも、必死になって勉強なんてしなかった。そのときだけやり過ごして、あとは いつもどおり遊ぶって感じ。
ある日、あまりに勉強しない1に遂にキレたのか、突然首を絞めてきた。
前後の流れは覚えてないが、首を絞める母親の形相と首を締め付ける手の感触は今でも忘れない。
母親の手から逃れようと必死な1に追いすがって、ギュッと締め付けてきた。
まあ、自分の大切な子供なわけだし、本気で殺そうとはしなかったと思うが、1には母親が娘の首を絞めた。と言う事実だけで十分だった。
1は ますます萎縮して、母親の前でだけはいい子を演じた。恐怖政治だった。
44 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/08(火) 23:50:41。00 ID:PbyU8Ah60
中学校にあがっても、1には自立するという心が生まれなかった。
この頃に、もう少し自立心があれば、もうちょっとどうにかなったんじゃないかと思う。
何でもかんでも母親に頼りっぱなし。全部母親が決めたとおりに行動していた。それが、楽だった。
それから、単身赴任先の父親から時々手紙が届いていた。
「1、元気かな?送ったお土産は気に入ってくれたかな?」
「今日はハイキングに行ってきた。」
「山に登ったら、大きなウシガエルに出会ったよ。」
ほんとに、他愛も無いことだった。
でも、当時の1には、それはどうでもいいものだった。返事も殆ど出さなかった。
この前、部屋の大掃除をしてたら、父親から貰った手紙の束が出てきた。
なんだ、こんなに愛されてたのか、1。って思ったら、凄い泣けてきた。
46 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/08(火) 23:56:32。95 ID:PbyU8Ah60
さて、一旦休憩入れるかな。
ここまでで【中学校編 〜ママンが・・・〜】は終了。
次回【中学校編 〜ヤマダが・・・〜】をお届けします。
親父が帰ってこない・・。
今日は親父の兄弟と飲み会らしい。
どっかで酔いつぶれてないよな・・・。
52 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/09(水) 00:23:43。10 ID:Ibv6E6Qp0
さて再開しますか。更なる鬱展開に向けて。ふるえてまて。
【中学校編 〜ヤマダが・・・〜】
54 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/09(水) 00:25:42。35 ID:Ibv6E6Qp0
母親の不倫にも、父親不在にも、そろそろ慣れてきた頃。
1は新たな展開を迎えた。
あ、そうだ。この辺りで、もう一度登場人物を整理。ってか、1人追加。
1 中学生
母親 不倫中
父親 単身赴任中
ヤマダ 母親の不倫相手
55 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/09(水) 00:29:43。40 ID:Ibv6E6Qp0
ある日、家に帰ってくると部屋の奥から母親と、のっそりしたおっさんが出てきた。
母「あ、1お帰り。この人ね、お母さんの友達のヤマダさん。」
1「・・・あ、そう。・・(こいつかーーー!!!)・・・どうも。」
母「これからしばらく、ここにいるから。
」
1「ふーん。(てめぇ!ふざけんなよな!人の家庭壊しておきながらのこのk・・・)」
母「今日は取りあえず、近所の山本旅館に泊まってもらうから。」
1「・・わかったよ。」
56 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/09(水) 00:33:10。76 ID:Ibv6E6Qp0
相変わらず、何も言えない1は、自室に逃げ込んだ。
その後 母親は、取りあえずヤマダを山本旅館まで車で送って行ったらしい。
帰ってきた母親に、なんて聞いたら良いかわかんなかった。
だってさ、不倫相手だってわかってんだよ。旦那がいないことをいいことに、家にあげてんだよ。なんて言えばいいんだよ。
母「勝手に出てきちゃったんだよ。」って、一言だけ覚えてる。
母親は、ヤマダがどういう奴で、母親とどういう関係で、なんで人の家にいるのか、一切説明をしてくれなかった。
1は、ただ状況を受け入れるしか、なかった。
57 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/09(水) 00:35:41。51 ID:Ibv6E6Qp0
次の日、1は普通に学校に行った。
けど。
しばらくいるってどういうことだよ。いつ帰るんだよ。
母親と1の大事な家なんだよ。なんで勝手に上がりこんでるんだよ。
今日は、もう会わなくていいよな。
なんて考えてたから、その日の授業は全然頭に入ってこなかった。
まさか、自分の母親が不倫相手家に引き込んだんだけど、どーする?
とか、そんな相談、重すぎて誰にもできないし。
59 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/09(水) 00:37:10。19 ID:Ibv6E6Qp0
不安を抱えながら、家に帰った。ヤマダが家にいないことを期待して。
1「ただいまー。」
母「おかえり。」
ヤマダ「どうも。」
ふ つ う に い た w
60 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/09(水) 00:38:33。66 ID:Ibv6E6Qp0
いやいやいや。きっとあれだ、不倫とはいえ、お互い恋人?同士なわけだし、だから家にいるんだよな。
夜は山本旅館に帰るだろ。とか思ってたんだけど。
か え ら な い w
61 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/09(水) 00:42:29。25 ID:Ibv6E6Qp0
夕食の時間、呼ばれて行ってみると、ヤマダは当然のごとく父親の座ってた椅子に座ってやがった。なんだこいつ。
母親も何事も無い感じで、夕食を食べ始める。なんだこれ。
ガキんちょながらに、こんなに自然に家にいたら、絶対居座られる。って思った。
家を乗っ取られるんじゃないか、って不安になった。
そんなことガキんちょじゃなくても わかることで。
その後、1の家は徐々に乗っ取られ始めた。
62 名前:ローカルルール変更議論中@VIP+ 投稿日:2009/09/09(水) 00:45:56。49 ID:Ibv6E6Qp0
1週間経っても、1ヶ月経っても、ヤマダは帰る気配がなかった。
相変わらず、母親からは一切説明は無い。
最初こそ、僕はお客さんです。的な態度だったヤマダも、徐々に態度が でかくなっていった。
1は、ますます自室に閉じこもるようになった。
学校は休まず行った。だってさ、学校が一番安心していられる場所だったからな。
>>次のページへ続く
\ シェアする /
関連記事
easterEgg記事特集ページ