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気持ちは冷めているとしても、子供達の母親であることは間違い有りません。
やはり万が一の事をあってはいけないと思っていました。
安心した私は、由香里に連絡を付け、夕方早めに行くことを告げました。
-------------------------
仕事を切り上げ由香里のアパートに付いたのは、夕方6時頃だったでしょうか。
アパートに着くと何時ものように、由香里が出迎えくれました。
由香里「どうしたの、難しい顔して。」
私「ちょっと話がある。」
由香里「何、怖いな。怖い話は、嫌だよ。」
私「向こうで話す。」
居間に向かう途中に台所を覗くと、食事の用意の最中のようでした。
私が居間に腰をかけると、由香里はそのまま台所に立ち、食事の用意を続けました。
由香里「○○話って何。」
私「由香に謝らないといけない事がある。」
由香里「だから、何。」
私「実は、女房に話したんだ。」
由香里「え、何を。」
私「俺が、他に付き合っている人が居るって。」
由香里「え、本当に。」
私「でも、相手が由香里だって事は言ってない。」
由香里「別に言っても良いけど。でも、お姉ちゃんにもばれちゃうね。」
私「ご免、迷惑は掛けないよ。」
由香里「迷惑だなんていって無いじゃん。ご飯食べるよね。」
あっけらかんと話す由香里に、返す言葉の無い私でした。
その頃の由香里は、私の事を名前で呼ぶようになっていました。
微笑みながら由香里が私に問いただします。
由香里「○○はどうしたいの。」
私「・・・」
由香里「○○の方が困ってるんじゃないの。しっかりして下さい。私は○○と一緒に居れればそれで良いよ。」
結局、結論を持っていないのは私だけのようです。
妻は、自分の犯した事は別として、私の妻としてこれからも前のように暮せればと思っているのでしょうし。
由香里といえば、たじろぐ事も無く私との関係は確実な物にしようと頑張っているように見えた。
私はいったいどうしたいのだろう、愛情の面では由香里を第一に思っているのは確実です。
しかし、子供を理由にするのはずるいとは思うのですが、あの子達と離れて暮す勇気も無いのです。
私「由香里は、本当はどうしたい。」
由香里「ん〜。本当に言っても良い。」
私「良いよ。」
由香里「でも、私がこれを言ったら、○○困っちゃうよ。」
私「言ってみろよ。」
由香里「本当に言って良い。後で、聞いてないって言わないでよ。」
私「・・あぁ。」
由香里「じゃ、言うね。私と一緒になって、奥さんと別れて。」
私「・・・」
由香里「ほらね、困っちゃった。・・・・だから直ぐでなくていいから、そうしてくれたら嬉しいなって・・・・ご飯にしよっか。」
由香里は、私の気持ちが妻より由香里に向いている事は十分承知しているのです。
それと同時に子供の事が気掛かりである事も知っているのです。
だからこそ、あえて無理を言わなかったのでしょう。
食事を済ませると、私の気持ちを察知したように由香里が言い出しました。
由香里「今日は早く帰ってあげて。」
私「何で?」
由香里「だって心配なんでしょ。落ち着きがないよ。」
私「そんなこと無いよ。」
由香里「無理しなくて良いよ。」
私「済まない。」
私は、進められるままに家へ帰りました。
由香里「別に言っても良いけど。でも、お姉ちゃんにもばれちゃうね。」
私「ご免、迷惑は掛けないよ。」
由香里「迷惑だなんていって無いじゃん。ご飯食べるよね。」
あっけらかんと話す由香里に、返す言葉の無い私でした。
その頃の由香里は、私の事を名前で呼ぶようになっていました。
微笑みながら由香里が私に問いただします。
由香里「○○はどうしたいの。」
私「・・・」
由香里「○○の方が困ってるんじゃないの。しっかりして下さい。私は○○と一緒に居れればそれで良いよ。」
結局、結論を持っていないのは私だけのようです。
妻は、自分の犯した事は別として、私の妻としてこれからも前のように暮せればと思っているのでしょうし。
由香里といえば、たじろぐ事も無く私との関係は確実な物にしようと頑張っているように見えた。
私はいったいどうしたいのだろう、愛情の面では由香里を第一に思っているのは確実です。
しかし、子供を理由にするのはずるいとは思うのですが、あの子達と離れて暮す勇気も無いのです。
私「由香里は、本当はどうしたい。」
由香里「ん〜。本当に言っても良い。」
私「良いよ。」
由香里「でも、私がこれを言ったら、○○困っちゃうよ。」
私「言ってみろよ。」
由香里「本当に言って良い。後で、聞いてないって言わないでよ。」
私「・・あぁ。」
由香里「じゃ、言うね。私と一緒になって、奥さんと別れて。」
私「・・・」
由香里「ほらね、困っちゃった。・・・・だから直ぐでなくていいから、そうしてくれたら嬉しいなって・・・・ご飯にしよっか。」
由香里は、私の気持ちが妻より由香里に向いている事は十分承知しているのです。
それと同時に子供の事が気掛かりである事も知っているのです。
だからこそ、あえて無理を言わなかったのでしょう。
食事を済ませると、私の気持ちを察知したように由香里が言い出しました。
由香里「今日は早く帰ってあげて。」
私「何で?」
由香里「だって心配なんでしょ。落ち着きがないよ。」
私「そんなこと無いよ。」
由香里「無理しなくて良いよ。」
私「済まない。」
私は、進められるままに家へ帰りました。
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家へ帰るとリビングには儀父母いましたが、儀礼的な挨拶をしただけで寝室に上がりました。
この頃になると、儀父母とは殆ど会話がありませんでした。
寝室に入ると妻は既にベッドの中でした、私の方に背を向けて寝ている妻を見てみると、まだ寝込んでいる様子はありませんでした。
会話することも無いので、私も寝ようとしてベッドの上掛けを捲った瞬間、私の動きが一瞬止まりました。
上掛けの隙間から見える妻の後姿は、下着を着けていませんでした。
冷静を装いベッドに滑り込みましたが、その後の妻の行動に私は翻弄されるのでした。
お互いに背お向けた状態で、どれ程の時間が過ぎたでしょうか。
言葉も発せず、身動きもせずに息を潜めるように横たわる私。
妻の鼓動が聞こえてくるような静けさの中、妻が寝返りを打つのが解りました。
次の瞬間、妻が私に話し掛けて来ました。
妻「ね、貴方。帰って来てくれたんですね。有難う。」
私「・・・」
妻「彼女は、どういう人なの?綺麗な人なの?私より若いの?ね、貴方。」
私「そんなこと聞いてどうする。」
妻「聞いちゃ駄目なの?教えてくれても良いでしょ。」
私「何でお前にそんな事を話ししなければ成らないんだ。」
振り向きざまにそう言い捨てて、妻の顔を睨み付けた時、私は背筋が凍るような思いをしました。
睨み付けた筈の妻の顔は、私以上の形相で私を睨み返して来たのです。
その形相は、まるで能面のように冷たく心のうちを表に現さない、それは恐ろしいと言う表現しかしようの無い顔に思えました。
自分の狼狽ぶりを妻に悟られないように私は言葉を続けます。
私「何だ、その顔つきは、文句でもあるのか。」
妻「私、貴方とは絶対に別れませんから、その女に、貴方を渡しはしないから。」
私「お前、何言ってるんだ、自分の立場をわきまえろよ。」
妻「そんなに私が嫌い、私の体そんなに汚いの、浮気したのは悪いけど、貴方だって、他の女とセックスしてるじゃない。」
私「お前、自分の言っている事が解っているのか、開き直るのもいい加減しとけよ。」
私が起き上がると、妻も起き上がり私を尚も睨み付けます。
私は次の瞬間、思わず妻の頬を平手で殴っていました。
妻「殴りたければ、もっと殴って頂戴、幾ら殴られても、貴方とは絶対に別れない。」
突然妻は、私の手を掴むと何も付けていない自分の胸を私に掴ませ、言葉を続けました。
妻「この胸も、貴方の子供を二人も生んで、こんな形になった、貴方と別れたら、こんなおばちゃん誰も貰ってくれない。貴方達だけが幸せに成るなんて、私我慢できない。」
妻の言っていることは、支離滅裂で脈略がありませんが、唯一私に伝わったのは、嫉妬に駆られた女の理不尽な言い分だけでした。
妻の手を払いのけた私は、今まで心のどこかで迷っていた気持ちに踏ん切りを付ける様に切り出した。
私「そこまで言うのなら、俺も言わせて貰う、お前とはもう遣っていけない、離婚しよう。お前も栗本と再婚すれば良いだろ。
あいつは、そんなお前でも良くて抱いてくれたんだろ。お前がその気になれば、寄りを戻せるだろう。
只、言っておくが、栗本とお前の場合はそれなりの代償が必要だからな。」
そう妻に言うと、私はベッドから立ち上がり身支度を始めました。
>>次のページへ続く
家へ帰るとリビングには儀父母いましたが、儀礼的な挨拶をしただけで寝室に上がりました。
この頃になると、儀父母とは殆ど会話がありませんでした。
寝室に入ると妻は既にベッドの中でした、私の方に背を向けて寝ている妻を見てみると、まだ寝込んでいる様子はありませんでした。
会話することも無いので、私も寝ようとしてベッドの上掛けを捲った瞬間、私の動きが一瞬止まりました。
上掛けの隙間から見える妻の後姿は、下着を着けていませんでした。
冷静を装いベッドに滑り込みましたが、その後の妻の行動に私は翻弄されるのでした。
お互いに背お向けた状態で、どれ程の時間が過ぎたでしょうか。
言葉も発せず、身動きもせずに息を潜めるように横たわる私。
妻の鼓動が聞こえてくるような静けさの中、妻が寝返りを打つのが解りました。
次の瞬間、妻が私に話し掛けて来ました。
妻「ね、貴方。帰って来てくれたんですね。有難う。」
私「・・・」
妻「彼女は、どういう人なの?綺麗な人なの?私より若いの?ね、貴方。」
私「そんなこと聞いてどうする。」
妻「聞いちゃ駄目なの?教えてくれても良いでしょ。」
私「何でお前にそんな事を話ししなければ成らないんだ。」
振り向きざまにそう言い捨てて、妻の顔を睨み付けた時、私は背筋が凍るような思いをしました。
睨み付けた筈の妻の顔は、私以上の形相で私を睨み返して来たのです。
その形相は、まるで能面のように冷たく心のうちを表に現さない、それは恐ろしいと言う表現しかしようの無い顔に思えました。
自分の狼狽ぶりを妻に悟られないように私は言葉を続けます。
私「何だ、その顔つきは、文句でもあるのか。」
妻「私、貴方とは絶対に別れませんから、その女に、貴方を渡しはしないから。」
私「お前、何言ってるんだ、自分の立場をわきまえろよ。」
妻「そんなに私が嫌い、私の体そんなに汚いの、浮気したのは悪いけど、貴方だって、他の女とセックスしてるじゃない。」
私「お前、自分の言っている事が解っているのか、開き直るのもいい加減しとけよ。」
私が起き上がると、妻も起き上がり私を尚も睨み付けます。
私は次の瞬間、思わず妻の頬を平手で殴っていました。
妻「殴りたければ、もっと殴って頂戴、幾ら殴られても、貴方とは絶対に別れない。」
突然妻は、私の手を掴むと何も付けていない自分の胸を私に掴ませ、言葉を続けました。
妻「この胸も、貴方の子供を二人も生んで、こんな形になった、貴方と別れたら、こんなおばちゃん誰も貰ってくれない。貴方達だけが幸せに成るなんて、私我慢できない。」
妻の言っていることは、支離滅裂で脈略がありませんが、唯一私に伝わったのは、嫉妬に駆られた女の理不尽な言い分だけでした。
妻の手を払いのけた私は、今まで心のどこかで迷っていた気持ちに踏ん切りを付ける様に切り出した。
私「そこまで言うのなら、俺も言わせて貰う、お前とはもう遣っていけない、離婚しよう。お前も栗本と再婚すれば良いだろ。
あいつは、そんなお前でも良くて抱いてくれたんだろ。お前がその気になれば、寄りを戻せるだろう。
只、言っておくが、栗本とお前の場合はそれなりの代償が必要だからな。」
そう妻に言うと、私はベッドから立ち上がり身支度を始めました。
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