/ここでちょっと独り言。
ここら辺は覚えてないんです。
"らしい"と書いたのは、後日cから聞いたからです。
ゴムを投げつけた時の事は、「あの時の○○怖かったよ。」とmが詳しく話してくれた事があったので、なんとか書けました。
とは言っても、もう10年以上前のことなので補完しまくりです。
俺は、恋愛に関してはホントに小心者なんです。
ヤッている現場を見てないのにこの有様です。
もし、現場を見てしまったら自分はどういう行動をとるんだろう。
それを考えるとゾッとします。/
それから何日間か家に閉じこもって、大学を辞めて彼女と別れることを決めた。ナンにもやる気が起きなかった。
バイト先には、体調を崩したから暫く休むと連絡をしておいた。
引きこもっている間、mから何回か電話があったが、電話に出た親や妹には出かけて居ないことにして貰っていた。
ある日、男から電話があった。
「会って、きちんと説明したい。」
cだった。俺は、mを連れてこないことを条件に了承した。
外に出るきっかけが欲しかっただけだった。
翌日、大学に行って退学届けを提出し、『もう信じることができないから別れる』旨の手紙をmのアパートの郵便受けに放り込んだ後、cとの待ち合わせ場所に向かった。
cの状況説明があって、その後、俺の質問にcが答えた。
順序良く簡単にまとめると・・・
cはmの元彼で、mと学部も学科も学年も同じ。
どちらも我が儘を言って引かない性格だったので、喧嘩が多く、いつ別れてもおかしくない状態だった。
そんな時、cがホストのバイトを始め、浮気(バイト先の客。後に彼女となる。)したのがきっかけで別れることになった。
気まずい状態が続いたが、俺とmが付き合う頃には普通に話せる様になった。
mとはプライベートな会話はなく、大学関係の話しかしなかったが、俺とmが会わなくなった頃からmが愚痴りだした。
そして、あの日「オレが慰めてやるよ。」(酒を飲みながら愚痴を聞く意味だったらしい)と言ったら、mが部屋を訪ねてきた。
飲みながら愚痴を聞いていたら、mが急に服を脱いでベッドに入って、どうしようか迷っているところで、俺がcの部屋に突入した。
・・・ということだった。
cの話が本当か嘘か、ヤッたかヤッてないか、そんな事はもうどうでもよかった。
帰り際にcが「mは、あなたを待ってます。mの所に行ってやって下さい。」と言ったが、俺はそれには何も答えないで家に帰った。
mがこの後どうなったのか、今どこで何をしているのか、俺は全く知りません。
なるほど
でも、2ヶ月の会わないってのはちょっとねぇ
少しでも時間を作って会わないと
後日談。(というか、cの話を聞いた後です)
プレゼントの処理に困った。
捨てるのも勿体ない(貧乏性です)ので、妹にあげることにした。
「これ、彼女にあげるつもりだったんだけど、別れちゃったから・・・それでもよければ・・・いる?」
「うん!いるいる!」
即答かよっ!
しばらくして、妹がイヤリングをして俺の部屋に来た。
そして、ニヤニヤしながら
「兄ちゃん?私は妹だから付き合えないよ?」と言って、一枚の紙切れを差し出して俺の部屋を出ていった。