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彼女の態度が社員旅行以降おかしい
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340 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 02:52 ID:VFert/7X
終わったあと、「もうちょっといろ」って言われた。
でも今度は部長がぐったりしてたから、浴衣を着て部屋に戻った。
そしてシャワーを浴びようと思ってバスルームに入った。
鏡を見てショックを受けた。
髪とかぐちゃぐちゃだし、オッパイとか青アザついてたし・・・。
特にアソコがひどくて、部長の精子がいっぱい出てきた。
それをみて「妊娠したらどうしよう」って恐くなった。
341 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 02:53 ID:VFert/7X
シャワーを浴び終わって、ベットに転がった時、あなたの事が浮かんできた。
本当に申し訳なくて、自分が情けなくて、いっぱい泣いた。
そして、別れてもらおうって思った。捨ててもらおうって思った。
そしたら少しだけ気が楽になって、いつのまにか寝てた。
342 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 02:54 ID:VFert/7X
「・・・そして、今に至ります」
と、由紀子は締めくくった。
また泣き出すかと思ったが、全部話をして楽になったのか、意外と普通の顔をしていた。
おれはまず最初に
「・・・(妊娠)検査、しないとな」
と言った。すると
「・・・昨日(生理)来たから、大丈夫・・・」
と答えた。
終わったあと、「もうちょっといろ」って言われた。
でも今度は部長がぐったりしてたから、浴衣を着て部屋に戻った。
そしてシャワーを浴びようと思ってバスルームに入った。
鏡を見てショックを受けた。
髪とかぐちゃぐちゃだし、オッパイとか青アザついてたし・・・。
特にアソコがひどくて、部長の精子がいっぱい出てきた。
それをみて「妊娠したらどうしよう」って恐くなった。
341 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 02:53 ID:VFert/7X
シャワーを浴び終わって、ベットに転がった時、あなたの事が浮かんできた。
本当に申し訳なくて、自分が情けなくて、いっぱい泣いた。
そして、別れてもらおうって思った。捨ててもらおうって思った。
そしたら少しだけ気が楽になって、いつのまにか寝てた。
342 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 02:54 ID:VFert/7X
「・・・そして、今に至ります」
と、由紀子は締めくくった。
また泣き出すかと思ったが、全部話をして楽になったのか、意外と普通の顔をしていた。
おれはまず最初に
「・・・(妊娠)検査、しないとな」
と言った。すると
「・・・昨日(生理)来たから、大丈夫・・・」
と答えた。
343 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 02:55 ID:VFert/7X
これでちょっと安心したおれは
「すごいショックだったけど、でも、よく話してくれたね」と言った。
「わたし、すごいバカです」と、うつむいた。
おれはユキコを抱きしめて聞いた。
「もう、二度とこんなことないだろ?」
「絶対にしない!」
由紀子は顔を上げておれに言った。
344 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 02:56 ID:VFert/7X
それでもう、今回は終わりにしようと思った。
「だったらこの件は、お互い全部忘れる事。いい?」
由紀子は返事の代わりにまた泣き出した。
おれは彼女の髪をなでながら、大事な事を思い出し、付け加えた。
「あと・・・おまえ、絶対禁酒な。」
345 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 02:58 ID:VFert/7X
おれは週明けの会社終わりに、
「ちょっと話があります」と、木沢をとあるスナックに呼び出した。
(由紀子は会社を休ませた)
そして
「由紀子から全部話を聞きました」
と告げた。
いつも冷静な木沢が、かなり動揺していた。
たぶん、あの夜の事を、由紀子がおれに言うはずがないと思っていたのだろう。
347 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 02:58 ID:VFert/7X
「・・・すまん。どうかしてたんだ。許してほしい」
木沢は素直に認めた。
おれはあらかじめ用意していた言葉を口にした。
確かに話を聞いて、はらわたが煮えくり返った事。
もちろん怒りは今も収まっていない事。
だが、たとえ酔っていたとはいえ、由紀子にも多少なりとも非がある事。
由紀子は今回の件を非常に後悔している事。
そして、おれはそれを許そうとしている事。
だから、部長も今回の件は一切忘れてほしい事。
348 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 03:00 ID:VFert/7X
「もちろんだ。本当にすまなかった。」
木沢は平謝りだった。そして、ちょっとほっとしたような表情になった。
そのまま続けた。
「で、これはおれ個人の疑問なんですが、答えてくれますか?」
木沢はうなづいた。
「なんで避妊しなかったんですか?」
途端に言葉に詰まる木沢。答えなんて決まってる。ただ、自分の欲望のはけ口として、由紀子の体を使っただけなのだから。
349 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 03:01 ID:VFert/7X
「妊娠したら、傷つくのは誰ですかね?由紀子ですよね?」
木沢は「すまなかった」とうつむいた。
おれはその顔に向かって、
「おれ、それが一番許せねぇから」と、グラスに入っている水割りを木沢の頭にぶっかけた。
店内にいた人間が一斉にこちらを見た。全然気にならなかった。
木沢は、うつむいたままだまっていた。
「もし今後、少しでも由紀子に近づいてみろ。殺すから。」
そう言っておれは店を後にした。
おれは思いのほか冷静だった。
木沢は結局だまったままだった。
350 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 03:02 ID:VFert/7X
そして4年後の現在。
結果から言うと、由紀子も木沢も、もうおれの職場には居ない。
木沢はこの半年後、体調を崩して入院してしまったのだ。実は肝臓を悪くしてたらしい。
おれと由紀子は「木沢のお見舞いにさ、一升瓶でも持って行こうか」なんて笑いあってた。
もうこの頃のおれ達にとって、木沢の存在なんてこの程度だった。
もちろん木沢が由紀子に近づく事は、あの旅行以来一回もなかった。
木沢は退院後も、激務に耐えられないと会社に判断され、地方の支店に異動した。
それっきり彼とは会っていない。
351 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 03:05 ID:VFert/7X
由紀子は、1年ほど前に会社を退社していた。
何をしているかというと、おれの奥さんをしている。
子供は まだだけど、結構うまくやってますよ。
そしてたまにだが、旅行の夜の事をネタにして夜の生活を営んでいる。(上のあの話は、ほとんどこれで聞き出した)
もちろん木沢は今でも許せないが、まあ今じゃおれ達のオナペット扱いなのだから、そろそろ許してやろうかと思ってる。
352 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 03:06 ID:VFert/7X
以上でした。
読んでくれた皆さん、長々とお付き合いありがとうござました。
353 :山梨旅館 ◆onIGYCI0cc :04/01/26 03:09 ID:VFert/7X
あと
>334さんが言ってる事なんだけど、おれも気持ちはよく分かります。
やっぱライトのほうがいいと思う。
おれもいまじゃこんなとこに書き込んでるけど、当時はかなーり落ち込みましたよ。人知れず。
ただ、由紀子が本当に後悔していた事と、木沢が一切関わってこなかったから、比較的早くに立ち直れました。
つーかいまじゃネタ扱いですよw
355 :えっちな21禁さん:04/01/26 03:12 ID:jT5AeHDd
>>353
乙かれ。
久しぶりのハッピーエンドな話をありがとう。
>>次のページへ続く
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