職場に新人として入った幼馴染と肉体関係になった
幼馴染をNTRした。
特定されると困るのでフェイク入ります。長文のため分けて書き込みます。
俺と明子が出逢ったのは今から2年ほど前の秋のことだった。
当時 俺は1か月ほど前に入社したばかりの小さな会社の事務をしていた。
新しい部署を立ち上げ、その責任者として仕事をしていたときに1本の電話がかかってきた。
ちょうど現場のパートを募集していたのだが、それに応募してきたのが明子だった。
数日後、明子は面接に訪れた。
履歴書を見ると俺と全く同じ誕生日で驚いた。
2週間後、現場には明子の姿があった。
明子は俺の顔を見つけると屈託のない笑顔で「おはようございます」とあいさつをしてきた。
優しそうな雰囲気と明るいあいさつ、良さそうな女性が入ってきたな・・・と思った。
ある時、明子とちょっとした雑談をする機会があり、その時に俺は明子と全く同じ誕生日であることを告げると明子は目を丸くして驚いていた。
それから1か月ほどが過ぎたある日のこと、明子は俺を見つけ、素早く物陰に俺を呼び寄せた。
「ちょっと色々聞きたいことがあるんだけど、会社じゃちょっと・・・だから・・・」
素早く連絡先を交換し、その週の土曜日に会うことにした。
同僚に見つかると面倒なので、会社から離れたお気に入りの隠れ家カフェに連れて行った。
カフェまでの道すがら、色々な話をしているうちに俺と明子が幼稚園と小学校低学年まで一緒に過ごしていたことがわかって更に二人を驚かせた。
明子の旧姓を尋ねると、言われてみればそんな娘がいたなぁ…と言う程度には覚えていた。
尋ねられたのは会社の内情(人間関係的)のことで、その他にも色々な思い出話をしてその日は別れた。
お互いに何となく波長が合うと感じていたようで、徐々にメールで連絡をする回数が増えていった。
明子は同僚の典子に意地悪をされたりしてストレスを溜めていたので、メールで愚痴を聞いていたのだが、ある時そのストレスがかなり溜まっているように見受けられたので、二人で飲んで発散させようということになり、土曜の夜に女性好みな洋風居酒屋に連れて行った。
明子は「旦那には(別の女性の)同僚と飲みに行ってくるとウソを付いちゃった」と笑っていた。
俺も もちろん妻には何も話してない。
俺は下戸なので、明子が飲んで饒舌になっていくのを見ながらご機嫌に話すのを聴くのがもっぱらだった。
杯を重ね、一瞬会話が止まった時、明子は俺の目をまっすぐに見てこう呟いた。
「どうして20代の時に見つけてくれなかったん?」・・・・と。
俺はそれまで我慢していた物が一気にはじけ飛んだ。
その時、明子と出逢って1か月半が過ぎようとしていたのだが、会話を重ね、メールを重ねるうちに俺は明子となんだか不思議なシンパシィを感じていたところだったのだ。
聴くと明子は旦那に殆ど遊びに連れて行ってもらってないらしく、それならば とっておきのイルミネーションを見せてやると、二人は店を出て車を走らせた。
場所は港にほど近いとある工場・・・。ここのイルミネーションは すごくきれいなのだが、地方の小さな県の そのまた田舎にある工場であるため、そのイルミネーションのことを知っているのは地元の人間くらいで、俺たちが見に行った時も見学者は俺たち二人きりだった。
「手をつないで」明子はそういって俺の手を握ってきた。
クリスマスまであと1週間冷たい雨の降る夜のことだった。
その次の週の土曜日、俺と明子は地元から数県離れた小さな観光地にいた。
ドライブに誘ったとき、明子は「車の中では手をつないでね」と言ってきていたので、車の中だけでなく、街歩きの時に手をつないで歩いても まず知っている人に会わないだろうとのことでの選択だった。
小さな観光地を俺と明子は高校生のカップルのように手をつないではしゃぎながら巡り、そろそろ帰ろうと車に乗り込んだ時に明子は俺に小さな包みを手渡した。
「これ、ガソリン代の代わりに・・・何回か分だよ」
>>483氏ありがとうございます。
「ありがとう」と包みを後部座席に置こうとすると、「開けてみてよ」と悪戯っぽく微笑む明子。包みを開くと中には腕時計が入っていて俺は驚いた。
実は、ドライブの前日に普段している時計の電池が切れてしまい、この日は時計なしで来ていたのだから・・・。
「バイクに乗るときにお守り代わりに着けてね」
明子は俺がバイクに乗っていると聞いて良い顔をしなかったのだが、止められないのはわかっている話であった。
俺は明子の顔をまじまじと見つめると、明子は目を閉じて顔を近づけてきた。
マズイ、このままだとキスしてしまう。一片の良心が残っていた俺はキスを避けようとした。
しかし、思わず俺は明子の頭を抱き寄せ、頭を撫でてしまった。
そして、もう一度見つめあう二人・・・。
「抗えない」
そう思った次の瞬間には お互いに貪りあうかのようにキスを何度も交わしていた。
観光地の駐車場で、高速のパーキングで、明子の車を停めておいた駐車場で・・・何度キスを交わしただろう・・・。
そして、この時 はっきりと自覚した。
俺はやっぱり明子のことが好きなんだ・・・と。
それから俺と明子は日に数回メールをやり取りするようになった。
だが、俺はこの時は まだお互いの家庭を壊す気は無かったし、当然それ以上の関係もなかった。
しかし、俺の心は苦しかった。
観光地に行った翌日はクリスマスイブだったのだ。
イブなら旦那としていてもおかしくないだろう。
俺は自分の妻とする気も起きず、妻もその方が楽だと言わんばかりに求めてくることもなかった。
明子としたいなぁ・・・こんなことを考えるようになったのは この頃からだったろうか・・・。
年末年始、お互い逢いたいけど逢えない辛い日々・・・。
わずかな隙間にメールや電話で話をするのが唯一の楽しみであり慰めでもあった。
年が明けたある日のこと、いつものように電話で話していたとき、年末年始に逢うことができず辛かったという話になった。
その時 俺は、夢の中で明子とした話と、イブには きっと旦那としていただろうと思うと心が苦しかったことを打ち明けた。
そして、今の旦那なんかよりも俺の方が絶対に明子のことを好きだという自信があるとも・・・。