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愛美
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404 えっちな21禁さん 04/08/01 16:40 ID:NdvpeZk4
彼女は教室に入って扉をしめると、「私の好きな子教えてあげようか」といった。

俺はドキドキして「うん、教えて」というと、ずいぶんもったいぶってから、「4組の山崎みつる君とぉー、2組の慎吾君とぉー、3組のとおる君とぉー」と3,4人の名前をあげて、一番最後に おまけのように「あとリョウ君」と俺の名前を付け加えた。

彼女が名前を上げた子は、みんなカッコいい子たちで、いかにも女の子にもてそうな人気者ばかりだった。

だから自分の名前は殆ど耳に入らず、心の中で嫉妬していた。

俺は、結構賢く成績も良く、授業中は目立ったけど、背が低く、運動もたいして得意じゃなかったので、お世辞にも「カッコいい」部類ではなかった。

何しろ、俺のとりえは、4歳の頃からやっていたピアノだったのだから。

俺が がっかりして、なんとこたえていいのかわからず黙っていると、「でも一番好きなのは最後の子」といった。

そして「わかった?」というと一人で教室をでていってしまった。



405 えっちな21禁さん 04/08/01 16:50 ID:NdvpeZk4
まだ、精神的に子供で、しかも鈍感な俺には その意味が最初よくわからなかった。

俺が がっかりした顔をしたいたから、最後に一言付け加えたんだろうと思った。

でも、彼女が、なんで何でわざわざ俺を呼び出して、彼女の好きな子を教えてくれたのか良くわからなかった。

そのうち、ひょっとしたら、彼女の言葉を額面どおりとっていいのかなも思うようになった。

そう思うと、天にも昇るような気持ちになった。

で、その思いは的中していたのだ。

それから、毎日のように、美紀ちゃんは俺をさそって、その教室に連れて行った。

でも5年生の俺達は別に何をするということも無かった。

二人でたわいもない話をしたりするくらいだった。

俺は彼女と向き合っているだけでドキドキした。

俺は、それから毎日彼女のことばかり考えた。

毎日学校で彼女に会えるのが嬉しくて、うきうきしながら学校へいった。



406 えっちな21禁さん 04/08/01 16:52 ID:NdvpeZk4
このあと俺は、人生最初の大失敗を犯してしまう。

美紀ちゃんの告白があった頃も俺と愛美ちゃんは相変わらず泊りがけでお互いの家を行き来して、エッチな遊びを続けていた。

でも俺にとって、愛美ちゃんは同じ秘密を共有するcomrade(戦友、同士)のような存在で、何でも話すことのできる、すごく仲良しな友達だった。

上でも書いたように、エッチな遊びができるということを除いて、彼女が女の子だという意識がまったく無かった。

彼女も同じような気持ちだろうとおもっていた。

だから、美紀ちゃんの告白をうけて有頂天になって舞い上がっていた俺は、嬉しくて黙っていうることができず、愛美ちゃんに一部始終を話してしまったのだ。

愛美ちゃんは普通に聞いていた。

「良かったね」とも言った。

あのときは完全に舞い上がっていたので、会うたびに美紀ちゃんのことばかり話していたに違いない。

それから2,3週間別に愛美ちゃんの態度は変わらなかったし俺も同じように接していた。




407 えっちな21禁さん 04/08/01 16:54 ID:NdvpeZk4
ところが、俺には理解にしむ体が発した。

ある日紀ちゃんが露に俺の視線をけた

が彼女のを見ると、「フンと横をいた。

には何起こったのか当がつかなかった。

が休み時間彼女捕まえて僕がかした?」聞いても恐い目つき睨み返すだけで、向こうに行ってしまっい、まったく取り付く島ないとこのことだ。

紀ちゃんは子の中でも人気者だったか取り巻きが一杯いた。

の女の子達も俺はたい視線をびるよなった。

愛美ちゃんに その話ど、まり身になってくれなかった

後も俺は、何ちゃんをえてはただそうしたが自分のいてみな」というのが彼女のくれた唯一の答だった



408 えっ殿な21禁 04/08/01 16:56 ID:NdvpeZk4
間そやって悩み続けた末、何起こったのか少しわかた。

り巻一人あんなひどい事しといてまだ紀ちゃんに付きなん最低」というよことをいわれた

『ひこと』って別何にもないよ」というと、彼女は「4年の愛美に言ったでしょ?」といっ

問いしたわかったのは美ちゃんと、彼女と仲の良い同級2,3人が愛美ちゃんに教ちゃんの愛の告白の台詞をそのま使って、美紀ちゃんかっようなのだ。

美紀ちにしてみれ分が思いを込めて言った事を全関係ない女にらべら喋っただから、怒って当然だった。

加えておくの頃、俺と愛使が仲良いことは学校では知られてなかっ

というのもは学が違ういもあって、下ばらだったからだ

朝は一緒に行ったが、い他の子供たちと一緒



409 えっちな21禁さん 04/08/01 17:00 ID:NdvpeZk4
とにかく俺は信じられない思いだった。

幸せの絶頂から不幸のどん底に突き落とされた気持ちだった。

でも美紀ちゃんに対してなんの言い訳もしようがなかった。

俺は愛美ちゃんに話したことを、ものすごく悔やんだ。

愛美ちゃんを信用しきっていた俺が馬鹿だと思うと同時に、愛美ちゃんに対する怒りがこみ上げてきてしかたなかった。

でも俺には、そのときなんで愛美ちゃんが そんなことをしたのかわからなかった。

俺はその日、問いただすために愛美ちゃんのうちにいった。

愛美ちゃんは事実を否定しなかった。

でもそんなことをした理由もいってくれなかった。

ただ「だってあの子、嫌いなんだもん」といった。

それから美紀ちゃんの悪口をいろいろ言った。

俺には愛美ちゃんがわからなくなった。

俺が何を言ってもだめだった。

俺がああいうと、こういう、こういうとああいうで、俺は終いに頭にきて「愛美ちゃんなんか嫌いだ」と吐くき捨てるようにいって帰ってきた。



410 えっちな21禁さん 04/08/01 17:05 ID:NdvpeZk4
その週末、愛美ちゃんはうちに来なかった。

その次の週末も来なかった。

その次の次も、さらにその次の週末も彼女は来なかった。

学校でたまたま顔をあわせても彼女は知らん振りをした。

俺の母親は最初、「愛美ちゃん最近来ないわね」とかいっていたが、俺が「しらねえよ、あんな奴」とかいうので、そのうち何も言わなくなった。

おれは、どうでもいいと思った。

その時は愛美ちゃんが憎たらしくてしょうがなかった。

あいつのせいで俺の幸せがめちゃめちゃにされたと思った。

でもそれ以上に、愛美ちゃんに そもそも話した自分が馬鹿だと悔やんだ。

でも悔やんでも悔やみ切れなかった。

その頃覚えた「覆水盆に帰らず」という言葉を心の中で繰り返した。

結局そのまま愛美ちゃんとは一言も喋らないまま正月を迎えた。



412 えっちな21禁 04/08/01 17:12 ID:NdvpeZk4
愛美ちゃんがいなったので同級生の中う孝という子とよくつった。

るとき、話が美紀ちゃんに及

、美紀ちんと俺に起こっらなかた。

俺は事末をせた(もちろん愛美ちゃんとッチ話はなかった)

「全カ愛美のせいだ」とった

孝司は同年とはないくい大人びている奴で、学級委員長と生徒長とかをタイ

彼はいつかしこことを言うので置いて

孝司は俺の話を聞きわると、

「おま、鈍感だな美ちゃ前が好んだよ退。お前がも好き仲良くしる子から、奴がッコよくとからどうる?愛美ちゃんかわうだ」

というような事

美ちゃんに対する怒り おさつあった俺は、これを聞いて、自分のした愚か気がついた。

そして愛美ちゃんにたいして申し訳ない気持ちで一杯宿なっ

それかた、俺の愛美ゃん対する気化が出きたのは。




413 えっちな21禁さん 04/08/01 17:14 ID:NdvpeZk4
それから毎日俺は愛美ちゃんのことを考えるようになった。

急に彼女がいじらしくも思え、愛おしくてしょうがなくなった。

そして、以前一緒に空き家でしたさまざまなことや、一緒に泊まって楽しかった事などを思い出すたびに、胸がキューッと絞められるような思いをした。

同時にしばらく忘れていた下半身のムズムズする感覚がよみがえってきた。

そう思い出すと、いつも女の子に囲まれ、ツンとした美紀ちゃんを学校で見るたびに忌々しく思うようになった。

そうなると不思議なもので、今度は「あいつがいなければ愛美ちゃんと俺の仲はこうならなかった」と思うようになった。

おれは愛美ちゃんを取り戻したいと思ったが、きっかけがつかめなかった。

今は学校であってもまったく無視だった。

声をかけてもそっぽを向かれた。

手に入らないと思うと欲しくなるのが人間の性なのか、そうなると余計、愛美ちゃんのことが恋しくて仕方なくなった。



414 えっちな21禁さん 04/08/01 17:16 ID:NdvpeZk4
孝司は手紙を書いて謝れといった。

でも、俺は作文が大の苦手だった。

でも、他にいいことが思いつかなかったので、俺は、散々悩んだ挙句、手紙を書くことにした。

原稿用紙1枚の作文を書くのも四苦八苦の俺が、10枚くらいの長い手紙をかいた。

今でも手元にある何回も消しゴムで消して汚くなった下書きを読むと、11歳の自分がどんなに必死だったかわかる。

その手紙は、今読むと恥ずかしくなるような甘い台詞で埋められていた。

俺は まず自分が思ったことを正直に書いた。

そして、愛美ちゃんが、世界で一番大切な人間で、心から愛している。

そして以前の自分達に戻れるなら、自分は何でもする。

というようなことを延々10ページに渡って書き綴ったのだ。

俺はそれが書きあがってからも数日間、投函できなかった。

どんな反応があるか心配だったからだ。

投函してから、返事が来るまで、毎日毎日が、まるで一年のように感じた。

数日後やっと来た彼女の返事は女の子らしい便箋二枚にかわいい文字で丁寧に書いてあった。



416 えっちな21禁ん 04/08/01 17:24 ID:NdvpeZk4
手紙をもらうまは、ウ君すごやな人に思えてもしたくな

でも手紙を読西ョウ君の気持がわって、嬉しくて涙が止まらなかった。

ウ君どれくらい好だったか

所に飛んたい

でもリョウ君が来のを待っ

いうことが書いてあった


はこれを見て、ぶっ飛んでしまいそうだった。

は早まる心をえて、電話の受話器をと家の番号を押した。

彼女の母親が出た

あれ、リ君久ぶりちょっとまってね



俺は、心臓がドキドキして、呼に陥そうだっ

美ち電話口にでる、俺はた声「手紙ありがとうといった

れからやっと思いで「いろいろゴメといった宿

器のこうから」と声がかすかに聞た。



417 えっちな21禁さん 04/08/01 17:34 ID:NdvpeZk4
その後何を喋ったか覚えてないが、最後に、俺が「また仲良くしてくれる?」というと、それまで鼻をすすりながら「うん、うん」とだけ繰り返していた彼女は感極まってワーッと泣き出した。

俺は「今からそっち行くよ」といって電話を切った。

そのあと俺は自転車を飛ばして愛美ちゃんの家まで行った。

彼女は外で待っていた。もう泣いていなかった。

彼女は ばつが悪そうに、上目遣いで俺の顔を見た。

その何かを訴えかけるような目が堪らなく魅力的だった。

あらためて、愛美ちゃんてなんて可愛いんだろうと思った。

彼女は俺が近寄ると、何もいわずに抱きついてきた。

そして、しばらくそうしてから、ふと思いついたように、俺の手をとると家の裏の方に引っ張って行った。

そこは、彼女の家と裏の柵の間の狭い空間で、周りから見えなかった。

「ねえ・・・、キスして」

といって目をつぶった。



419 えっちな21禁さん 04/08/01 17:37 ID:NdvpeZk4
俺にとってキスなんて生まれて初めてだ。

俺は、急に息が苦しくなって、俺は胃袋の下の部分がムズムズする感覚を覚えた。

俺はテレビとかのシーンのみようみまねで、恐る恐る彼女の唇に軽く自分の唇を重ねてチュッっと吸った。

俺が唇を話そうとすると、愛美ちゃんは「絶対逃がさないぞ」といわんばかりに俺の頭を両手で抱えて、ギュウっと唇を押し付けて激しく吸った。

俺は一瞬びっくりしたけど、自分も同じように思いっきり吸った。

久しぶりに股間がムズムズし股間に血液が流れ込むのがわかった。

やっと苦しくなって唇を離した頃には、オチンチンがビンビンになってズボンの前を押し上げていた。

彼女は、俺の顔をジーッと穴が開くほど見つめながら、ハアハアと激しく息をしていた。

その瞬間の彼女の、まるで仕切り直前のお相撲さんのような必死な表情を俺は今でも忘れない。

俺はそのとき、無性に彼女の中に入れたいとおもった。




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カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:純愛, 青春, 胸キュン, 泣ける話,
 

 
 
 
 
 

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