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出会い系でひとりの男に出会った話

 




1 :名も無き被検体774号+ :2019/03/07(木) 20:21:24.92 ID:L7NhyiFV0.net
よろしければどなたか聞いてください




2 :名も無き被検体774号+ :2019/03/07(木) 20:22:25.58 ID:DdAO7EUZr.net
どうそ


3 :名も無き被検体774号+ :2019/03/07(木) 20:26:50.26 ID:L7NhyiFV0.net
ありがとう
スレ立て初心者ですすみません。


どちらかというと活発な方

わいわいするの好き

でも見た目はデブス

デブスだと気付いたのは小学生の時くらい

うちの学校に珍しい植物があって、とある雑誌の記者がその取材に来た

たまたまその場にいた私含めた4人がその植物と一緒に写真を載せたいからと言われて写真を撮られたんだけど、

その原稿が出来上がったら、私だけ見事に切りとられてて、友人3人だけ載ってた

それを見て改めて自分はデブスなんだって泣いた。

そのまま中学校にあがり、デブさは増す一方

当時マックス78キロくらいまでいったかな…

身長157センチなのに…






8 :名も無き被検体774号+ :2019/03/07(木) 20:30:12.61 ID:L7NhyiFV0.net
しえんありがとう

いま思えば本当に醜いけど、みんなの優しさと自分の活発な性格もあったからか、そこまでひどいことは言われずに普通に生きてきた

たまに通りすがりにデブとか言われてたけどね


その後中学2年で初めて携帯を買ってもらった

周りがぼちぼち持ち始めてたのもあって、必死で何度も何度もお願いして買ってもらった

もちろんガラケーだし画質も今と全然違う、まだカメラなんて付いてない時代

着メロも手入力の雑誌買って頑張ってつくったよ

待ち受けは当時大好きだったラルクのハイド

画像っていうより画質悪いからイラストみたいなハイドだったけど大満足してた




10 :名も無き被検体774号+ :2019/03/07(木) 20:38:10.30 ID:L7NhyiFV0.net
そんな楽しい携帯ライフに突如現れた、そう、知る人ぞ知る星の浜辺という名の出会い系。

このブームは高校1年の終わりぐらいまで続いたと思う。

私の周りはほとんどの人がやってた。

もちろん私も。

いま思うと本当に相手がかわいそうだよね。

写メとかない時代だったから、さぞ可愛い相手とメールしてるって思っただろうな。

こんなデブスなのに・・・


当時の私は多少の負い目を感じつつも、別に会うわけでもなければましてや付き合うわけでもないというわけで気楽に楽しんでた。

女の子ともよくメールした。




11 :名も無き被検体774号+ :2019/03/07(木) 20:41:53.87 ID:PQpw9Rnba.net
ふむふむ


12 :名も無き被検体774号+ :2019/03/07(木) 20:45:12.27 ID:L7NhyiFV0.net
中3でのある日のこと。

その日は熱を出して学校を休んでいたためかなり暇だった

携帯に手を伸ばしサクッと星の浜辺に接続。


そん時テレビを見てたんだよね私。

あの有名なキング・オブ・ポップの特番。

なんとなーくそれを投稿した。

見てる人いますかって。


投稿した瞬間にけたたましく鳴り出す携帯。

適当に見てった中に、見てるよ〜 って一言だけ書いたメールがあって、これもまたなんとなーく返した。


いろいろメールしてって分かったのは隣の市に住む1個下の男の子。

以下俺。

周りの友達はヤンキーぽい感じなんだと。

でも俺は口数が少なめのおちゃらけタイプじゃない感じの子って印象だった。うまく言えんけど。

ヤンキーグループにいるよね、一人は。おとなしい人。なんかそんなイメージ。勝手に。


そっから毎日メールのやり取りが始まった。




13 :名も無き被検体774号+ :2019/03/07(木) 20:49:42.67 ID:L7NhyiFV0.net
それこそもう覚えてないけど、俺も私も音楽が好きで音楽の話はよくしたきがする。

当時洋楽なんて全然聞かなかったけど俺の影響で洋楽を聞き始めていろんな洋楽教えてもらった。

おはようからおやすみまで毎日メールするようになって、電話もするようになって、俺との連絡は生活の一部になった。


そうこうしてるうちにカメラ付き携帯がついに発売された。

お互いカメラ付き携帯に変えて、写メ交換の話がでる。

デブス、バレてまう、と思った。




14 :名も無き被検体774号+ :2019/03/07(木) 20:54:53.99 ID:L7NhyiFV0.net
でもさ、俺には申し訳ないけど、こんな私でも受け入れてもらいたくて。

ずっと関係を続けたいと思ってたから、ものすんごい頑張って詐欺写メ撮って送った。

まぁはっきり言ってブスだけどさ、デブには見えなかったと思う。

ちなみにこのとき普通に70キロ超え。


もう返事待ってる時間、変な汗いっぱいでた。どきどき。

俺からの返事はたた一言。


色白いねー

だけだった。







16 :名も無き被検体774号+ :2019/03/07(木) 20:58:41.49 ID:L7NhyiFV0.net
私「・・・・・・・・」

こりゃあ嫌われたかなぁ・・・
悲しい・・・

とかなんとか考えてたらすぐに俺からのメール。写メつき。

もう開くのドキドキで手が震えた。

俺もブサメンだったらいいのに、そしたらお互い様だし!なんて思いながら意を決して開いた俺の顔は私の好みだった。




17 :名も無被検体774号+ :2019/03/07(木) 21:05:51.87 ID:L7NhyiFV0.net
ぁ!ゃだだ!私デブスだしなんかいろいろ申し訳な!俺との関係終わっちわ!ってかく悲しい気持ちた。


なのに。なのに。それからは今までらずに連してきてくれた。

しばら写メ見て絡取るやめなんて失礼だから気を遣ってくれるんだろうなー

いつ終わるんだろ、なんて安な気持を抱えたま取ってた。

でもあまりにもまで通り絡がんだからそのうち私もれて湿らえたんだとつもの調で連った




18 :名も無き被検体774号+ :2019/03/07(木) 21:07:53.16 ID:L7NhyiFV0.net
そして次第に湧き上がる

俺に会ってみたい という想い。

でも会えない、なぜならばそう。

私はデブスだからだ。俺は私がデブだという事実は知らない。


そんなとき、私はついに決意する。すでに高校1年生になっていた。




21 :名も無検体774号+ :2019/03/07(木) 21:17:46.64 ID:L7NhyiFV0.net
うだ!痩せよう

すっばして結書くと、25キロのットに成功した。25キロとき、19歳になっていた。

は中2の15歳かまり、19歳になった今でも、たまに連を取っていた。


と連り始らの4年。俺からってみう話がで。でもそ度に断た。

だってまだまだデブなの。痩せるまで待ってよ。なんて言えな。デブだを隠しから。

嫌われたくない、関係をらせたない、一心りとゆる理由をつけ断りけた。

挙句を入院させ嘘までついた。ごめ親父


していると俺会うことを次だし々に絡頻は落った

すっごく悲しかったけど、ったところで嫌われちゃうし連絡終わ殿ちゃうら、このまま関係のほうがましだと思た。

なん続け申し訳なかからから連絡も減した


んだだいて半年以連絡があくこと

俺にきたも好きなたり出したきにお互い連絡を

そんな感じった。




23 :名も無き被検体774号+ :2019/03/07(木) 21:25:31.15 ID:L7NhyiFV0.net
そして19歳になり私は大学生俺は社会人に。

私が通う大学は俺が住む市にあったのでいままでに比べ物理的な距離は縮まった。

ある日の電話

私「引っ越してきて都会でびっくりした!いろいろ遊びに行きたいけど遊ぶ友達がこっちにいない」


俺「大学の友達は?」

私「まだそんな中じゃないんですよ」


俺「じゃー俺とあそぼ」

私「・・・・・・」

俺「いやもう5年経つよ!?そろそろあってくれてもいいでしょ!wまだだめ?」


なんの前触れもなく一週間後に突然会うことが決まった。

テンパって女子っぽい服買いに行こうとかいろいろ思ったけど結局いつもの私で会うことに。




25 :名も無き被検体774号+ :2019/03/07(木) 21:34:06.86 ID:L7NhyiFV0.net
待ち合わせ場所についたら彼の車らしきものを発見。


「ヒェッ・・・あれだ・・・」

とぅるるるるr

俺「はい」

私「着いたんだけどもういるよね?あの車でしょ?車で初めましてとか無理だよ1回外出てきてお願いします」


俺「なんでw別いーけどw」

緊張でどうにかなりそうだった

案の定その車から彼らしき人物が


私「わーわーわー!俺!?初めまして!ふふふ!わたしだよ!ふふふ!」


俺「声でけーよ」

私「ねぇ緊張しない!?私くちから心臓でそう!そもそも出会い系で出会うなんてうんたらかんたら」


俺「深呼吸して」

俺は明るい髪色、長めのパーマ、超しお顔。私とは無縁の今風男子。

私緊張するとずっとわらってるんだけどこの日はずっとわらってた。


俺「とりあえず車のろー」

私「おじゃましまーすふふふ」

俺「まだ緊張してる?」

私「いやだいぶ落ち着いたふふふ」


それから俺は海に連れてってくれた。砂浜があるような海じゃなくて工場地帯みたいな釣り人が集まる方の海ね。

その気取ってなさが気持ちよかった。






>>次のページへ続く


 

 

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