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15年片想いしてた人に別れを告げてきた

 




1 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/23(水) 23:29:18.45 ID:yolECvaH.net
ひたすらに長かった

誰か俺の愚痴を聞いてくれ



4 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/23(水) 23:30:53.40 ID:yolECvaH.net
語っていいか?

誰かに聞いてほしいんだ



8 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/23(水) 23:33:57.72 ID:yolECvaH.net
じぶんが気持ち悪いのはわかってるよ…


俺21歳
相手21歳

片想いの相手っていうのは、小学1年生の時から一目惚れした幼馴染み

入学式で初めて隣の席になったのが彼女で、それから15年に渡るまでずっと想いを告げられないまま勝手に別れ告げてきた



9 :名無き被体774号+@(^o^)/:2016/11/23(水) 23:35:07.39 ID:UvVpwJUY.net
うトイレ行っい?




18 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/23(水) 23:43:26.92 ID:yolECvaH.net
>>9
いっといで

彼女は昔からショートカットで、本田翼に似てるから翼にするわ

小学校に入学して、初めて隣になったのが翼で、俺は彼女に一目惚れした

今でもよく覚えてる

俺と翼は窓際の後ろから3列目で、教室は児童とその親たちで わいわいがやがやと騒がしかった


俺も翼も、それぞれ両親に教室まで連れてこられ、黒板に書かれた席順を確認した後、ふたりほぼ同じタイミングで席についた


母はちらっと隣の翼をみて、俺に「隣の席の女の子と仲良くするんだよ」と言っていた

それを聞いて、翼が恥ずかしそうな顔をしながら俺をみた

その瞬間に好きになった

まだ彼女の声も聞いていないのに



23 :無き被検体774号+@\(^o^)/2016/11/23(水) 23:49:14.06 ID:yolECvaH.net
俺がきものは本当にわって

付き合いもだし、何より普らぼっ

笑い飛てくれ

話をけど、会い湿学式

俺が惚れたのも同

7歳のくせにませてた、こが友達の好きとは違ことに気が付いていた


が恥ずかしうに俺を婿まく話しるこなんできいし、お互い何話さずに日は終わっ

担任を呼ばれする認で聞いた翼の声は、びっくりするほど綺麗だ



25 :も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/23(水) 23:49:28.10 ID:pWAC3bl0.net
学校1年生で、黒板にかれた席順と並んだ机を対応させられるの凄

ちのは机にでっい名札って


26 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/23(水) 23:50:39.31 ID:yolECvaH.net
>>25
当然机にもあったよ

でかい名前が書かれたシール

たぶん親も教室行くから担任が書いたんだろうね

入学おめでとうとも書いてあったな



28 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/23(水) 23:57:27.37 ID:yolECvaH.net
翼と初めて言葉を交わしたのは、次の日だった

俺が通ってた頃の小学校では、各地域で1年生から6年生がひとつのグループで登校してた


朝、グループの集合場所に出向いて俺はびびった

教室で会うつもりだった彼女が、目の前にいたからだ

俺と翼は同じ登校の班だった

彼女は、俺の家からそんなに遠くないところに住んでいた

まあ同じ小学校だし、そもそもがそんなに離れてないんだけどな

「おはよう」

初めて会話をしたきっかけは、彼女からの挨拶だった

昨日の出欠確認で声を聞いてたとはいえ、俺に向けて言葉を発してくれたのが嬉しかった

「おはよう」

俺もたどたどしく返事をした

でもそれから教室に着くまで、それ以上お互い会話をすることはなかった



31 :名も被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 00:04:53.05 ID:vbuqeZbH.net
ごろ彼女いってると思うよ


翼と同じクラスら、当然が解散した後もふりで教室に向かう

い何を話しいいかもわからずに、昨日った下箱にくつを入れて、上履きに履き替えた

なんと、俺が上履きを履きるのをは待ってくれてい

そうしてふで教室に入っ

「名前だっけ

また女かかけてく

黙に耐えきれなか、ただの好奇心かは今になってはない

ジの藤森似の俺は内ドキドキしがら言った

「藤よ、よく」

それは可愛しい顔

藤森くん!」

だけえた

他愛もないただのやりとりだけど、彼女初めて俺の名前を読んでくれたら、こく覚えて



33 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 00:08:15.59 ID:BllFQiLM.net
片想いなのに別れを。。。告げる。。。だと。。。?




34 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 00:09:46.14 ID:vbuqeZbH.net
お互い自己紹介が済んでしまえば、所詮は7歳

緊張感なく話すようになるまで そう時間はかからなかった

翼はいつも俺のことを藤森くんと呼んで、俺は一丁前に下の名前で翼ちゃんと呼んでいた


席が隣なら当然、何かと俺と翼は一緒に行動する機会が増える

掃除当番だったり、給食当番だったり。

その度に俺は心の中で喜んでた

翼もよく俺と一緒になった時に、「藤森くんとまたおんなじだね!」って嬉しそうに話しかけてくれていた



35 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 00:15:43.38 ID:vbuqeZbH.net
小学校の低学年は、毎朝歌の時間っていうものがあって、月毎にちょっとした歌をみんなで歌うことになっていた

その中で、隣の人と手を繋いで歌うパートがあって、翼はいつも俺の手を握ってぶんぶん振りながら元気に歌ってた


彼女は思ってる以上に活発で、どちらかといえば俺の方が内気な性格だった

それでも翼とは授業中に、こそこそ話をしたり、お互いの教科書に落書きをしあったりと、およそリア充全開の日々を送っていた。

また入学して1カ月経つか経たないかくらいの出来事

こんなことをはっきり覚えてる俺きもいな



38 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 00:23:31.60 ID:vbuqeZbH.net
給食当番が一緒のときは、ラス全員分の入っかごをふたりで持ったりしてた

ご飯ったかい発泡スチールのんかも、ふたで一緒に運んだ。

いつも歩くのがくて、俺はついていくの必死でいも早足った

に一通り食やおかずたケーを運び終た時は俺の隣で歩いてきて、「今度に牛乳ぼう小声で耳打ちしきた。

んでた俺はさらに惚れた

は別のことをなんとも思ってなかと思う

しやすくて喧をするともなくいつもしてが俺、ちょうどにいたが俺だったか、翼は俺そんなこを言った

それでも、おかずお盆を取りに行く道で手を握たり、ちょいちょい俺にょっかいを出してきたりして、彼女はのお婆だっ



39 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 00:30:27.97 ID:vbuqeZbH.net
小学校の中学年

つまり3、4年生になる頃には、お互い少しずつだけどしっかりしてきて、会話の内容だったり、ちょっとしたじゃれあいなんかも低学年の頃とは変わってきていた。


ちなみに俺と翼は、1年生と3年、4年、6年は同じクラスだった。


話を戻すが、3年生になった俺と翼は席こそ隣同士ではなかったものの、お互い一番仲の良い異性だったと思う。

相変わらず翼はよくはしゃぐ子で、この頃からふざけて俺を軽く蹴ってきたり、背中を押してきたりするようになっていた。

その度に俺はなんとなく嬉しかった。

別にMではない。


ただ、学校以外で翼に会うことはなく、おおよその住んでいる地区がわかるくらいで、それ以上の進展は何もなかった。

それでも教室にくれば翼はいつも俺の席までやってきて、おはよう!と元気に挨拶をしてくれていた。



40 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 00:38:13.84 ID:vbuqeZbH.net
この頃から俺は翼に好きだという気持ちを伝えたいと思うようになっていた。

1年生の頃はただ恋愛感情があるだけで、それ以上のことは望んでなかった。

せいぜい同じ気持ちだったら嬉しいなと思うくらいで、ただ一緒にはしゃぐだけで幸せだった。


でも、3年生になり、男子と女子の境が明確になっていく頃

俺は翼とただはしゃぐだけの関係が辛くなってきた。

想いを伝えて、もし、仮に同じ気持ちであってくれたらどれほど幸せか。

そればかり考えるようになっていた。


「藤森くん、おはよう!昨日の○○観た?」

彼女は、大体いつもあいさつから昨日みたテレビの話か、捕まえた虫の話を始める。

俺はテレビもそんなに見ないし、虫もあまり興味がなかった。

いつも家で絵ばかり描いてた。3年生になっても内気で冴えない奴だった。


彼女は、そんな俺にもっといろんなことを教えたかったのかもしれない。

今となってはわからないけど、彼女はそうしていつも腐らず俺に話しかけてくれていた。

でも、それが俺と翼の仲を引き裂く原因となってしまった。



41 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 00:46:42.66 ID:vbuqeZbH.net
ある朝、いつものように翼と登校すると黒板に変ならくがきがあった。

相合い傘が書いてあって、下に俺と翼の名前が書いてある落書きだった。

たぶんみんなも一度は見たことあるやつだと思う。


一瞬で血の気が引いた。

中学年となれば、特に男女の恋愛だったり好きな人についてだったりに異常に反応するもの。

いつも一緒に登校して、教室にいても一緒にいた俺と翼は、まさしく他のクラスメートから注目の対象だった。

「お前翼が好きなの?」

そんな感じのことを大声で聞かれ、俺はなにも言えずにうつむいた。

翼も困ったような戸惑いの表情を浮かべていた。


でも、次の瞬間、翼は顔をあげて言った。

「私は藤森くん、いいなって思うよ」

俺、この時の言葉一生忘れないと思う。



45 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 00:55:20.23 ID:vbuqeZbH.net
彼女は単に、藤森くんのことは好きでも嫌いでもないけど。そんなニュアンスを込めてのものかもしれない。それでも、俺はこの言葉がどれほど嬉しかったか。

周りは当然、その言葉を聞いて一斉にはしゃぎ出す。クラスメートは やべーとか まじかよーとか、今まで以上に にやにやとしながら俺たちを交互に見つめてくる。


翼は、そんなのお構い無しに「ほら、いこ?」と黒板の落書きを消して席に向かった。

びくびくしながら、俺もその後を追って席についた。


でもこの瞬間から、俺は自分の気持ちを彼女に伝えることを諦めた。

彼女が俺に好意を抱いていようといなかろうと、ここで俺が気持ちを伝えてしまったら、それこそクラスメートの冷やかしの対象になる。そう思ったからだ。

結局は保身優先で、ちゃんと自分に向き合わなかった不甲斐ない結果が今に繋がってる。





>>次のページへ続く


 

 

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カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:青春, 純愛,
 

 
 
 
 
 

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