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15年片想いしてた人に別れを告げてきた
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47 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 01:05:11.67 ID:vbuqeZbH.net
鹿げただけ、俺その日をに少しずつくよった。

は楽話したいのにりが俺たりとりに注目しるかもしれい。

そんなことを思うと女への返事こかたいものになってしまた。


最初こそは いつものよ話しけてくれた彼に話しかけこなくなった

別々登校するがあれば真っ先に挨拶をしてくれてたのれすらなくなった。

別に関係悪化してたわけではないと思う。

信じたい


朝、緒に登る時。その時だけは、誰にも見れていな心感たちは普通に会話をてい

登校班が同じとは言え、間帯によ2班に別ことも少なくない。

教室彼女の挨テレビを聞かななっわりに、校がになっようにはよく喋っ綿ていた。


スメーの目を気にしながらこそこそと会話する

ばどれだけ情けなんだろ。もっと堂々とすかった。どうして彼女を避けるようになってしまったんだろう。



48 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 01:14:17.65 ID:vbuqeZbH.net
うして、進展どころか退行してしまった3年生微妙な空気を漂わまま終わりを迎えた。

4年同じクラスだったが、翼宿って会のはの登校の時くらった

死ぬほど苦しかった。本は毎日でも、片時でも離れたくない教室は遠くから彼女を見つめ姿らいからとは ほとんどなた。


と翼で、誰とでも良くで。俺会話ることがなくっても、翼毎日楽しそうった

まにが合うときにんでくれる以外で俺に話しることんどて、そまらない日々っていた。


そんな俺のに、ある日小さな変が起き

ダメはないけれど、クラスの数名の男れている噂始めた。


噂の対象に俺の名前はなくと翼係を冷やかす人は誰もいなくなって

それと同は翼と今までのよい異性との関係に戻れないこともいた



49 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 01:24:37.91 ID:vbuqeZbH.net
それからのことは、よくわからない。

何人かが翼に告白をしたらしいが、彼女は顔を真っ赤にするばかりで自分の気持ちを誰にも話すことはなかったようだった。


つまりみんなフラれたのだ。

俺は影で小さくガッツポーズをしていた。

自分から告白する勇気もないくせに、勇気をもって告白した男子がフラれるのが嬉しくて仕方なかった。

「私また告白されたんだー」

朝、登校の時に彼女はそんなことをよく俺に話していた。

俺はただ、そうなんだと相討ちを打つことしかできなくて、何て返事をしたのかも、翼に好きな人がいるのかも知らないまま時間だけが過ぎていった。

「藤森くんは、誰が好きなの?」

一度だけ聞かれたことがあったが、その時は、「教えられない」となんとも情けない返事をした記憶がある。

それから6年生になって、活発だった彼女もおしとやかで大人しい女の子へと変わっていった。

気づけば卒業まであと数ヵ月まで迫っていた。

結局、なにも進展はなく、成長するに連れて少しずつ翼と俺は完全にただのクラスメートになった。

朝、一緒に登校することもいつの間にかなくなって

修学旅行も、音楽祭も運動会も、彼女との思い出はなにもない。

気づけば彼女に一目惚れをしてから、6年になろうとしていた。






50 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 01:29:11.20 ID:o1a6zt2Q.net
最後釣りでしたー、よかった振られた男はいなかったんだね。で終わるやつだな


52 :名も無き体774号+@(^o^)/:2016/11/24(木) 01:40:02.06 ID:vbuqeZbH.net
>>50
気は楽



51 :名も無き被体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 01:39:32.10 ID:vbuqeZbH.net
して、卒業た。

仲の良いかい、離か悲しい生も何人かいた、一番悲しかったのっぱり翼と離れることだっ


翼は中高一貫進学することが決まってて俺とは別の学校に通うことになる。

はつまりこそ本当に翼とのを意味していた


「藤森くん、学別々になっちゃった寿


卒業証を受け取っ、式も終わって、各々が記念撮ったりとの別れを惜しんだりしているなかで、翼は俺のそで寄ってきてそう言った。

手には卒業証書が握れていて、そんな彼女は俺とはの制服をていた。

「そだね」

本当言いたくさんあったの、本人目の前にすると何ていかわからない。

らなは、相槌打つくらいしかでき


「いっつも、一緒に登校かったね」

「私はもう虫触れな

そんなやりとりを言二言交わして、俺たちは念に写真を撮った

が先生して、を撮てもらった。

中学制服に身を包にっこり笑う翼とちなく俺。


こんな時まで俺はどんな顔をしたらいいわかずに、中途半端に笑ってた。


して、互いケータイから、当然連絡先を交換するなく離れ



56 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 17:22:49.38 ID:wGYz6pa9.net
中学に入ってからは、特に不満もなく、かといって充実もしない安定した日々を送っていた。

翼の連絡先を知らなかった俺だが、当然彼女の家に行く勇気があるはずもなく、妄想しては落ち込む生活が続いた。


いつも夢に出てきた。小さい頃一緒にはしゃいだ思い出が補正されていたこともあってか、いつも見るのは小学校低学年の翼の姿だった。

木登りや虫取が大好きな彼女も高学年ではおしとやかで品のある女の子になっていて、成績も俺より断然よかったし、きっと俺はもう一生彼女に会えないんだと一人絶望を感じていた。


そんなある日、友達から翼のことを聞かされた。

どうやら近々、海外に行くとのことだった。

父親が海岸に赴任することになり、家族みんなでニュージーランドに行くことになったそうだった。


その時初めて、俺は彼女の家柄を知った。どこまでも彼女は遠い人だった。俺なんかが好きになる資格がないほど、翼はお嬢様だった。






58 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 17:41:06.37 ID:wGYz6pa9.net
彼女の父親は、精密機械の部品メーカーの偉い人らしく、元々彼女の家にいることは少なかったらしいのだが、海外に赴任が決まったことで家族全員向こうの国で暮らすことに決めたらしい。


全然知らなかった。なんとなく、別の世界の住人のように思えた。

お前らはたかが海外移住だろと思うかもしれないが、俺の周りではダントツに彼女の家はお金持ちで、お嬢様だった。

小学2年生の夏くらいからピアノを習いに通っていたらしいが、そういうことかと密かに思った。

この時、俺たちはもうすぐ中学2年生になろうとしている冬だった。

翼が日本をたつのは3月で、わずかあと3カ月ほどの猶予しか残されていなかった。

本当にこれでいいのか。今度こそ彼女にはもう会えないだろう。

そう思うと、いても立ってもいられなかった。

せめて声が聞きたかった。

一目でも会いたかった。


きもいだろ?今まで以上に、俺の夢の中には翼が現れるようになっていた。



61 :名も無検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 20:58:53.47 ID:vbuqeZbH.net
彼女が海外へ飛び立ってしまう1週間前くらだったと思う

は恥を捨てて、小学校のクスメから翼の連絡先を受け取

といも、俺も翼も携帯をってなかったから、手にいれた連絡先は翼家の固定電話番号

受けた番のメモを手に、俺は電話の前でしばらくぼーっとしてた。


その日は休日で、親家を出た。

平日は夕方まで学校かけるタミングがわからない。

に翼気持ち知られるのを嫌ったとって、そ日は違いなくラスンスだった


どれぼーっとメモを見つていただう。時刻は20時と21時な感じ

今かても迷惑じゃないだろか、常らずれるだろうか。

な葛藤と闘いら、俺は震えるで番号押し

数秒間コールがり響く。

心臓が飛び出そうなくらい俺は緊張しいた 

それからまもなくして

もしもし」

話に出たのは翼

年ぶりに聞いた、大好きで声だっ



63 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 22:01:25.66 ID:vbuqeZbH.net
「もしもし、藤森だよ」

「藤森くん!?久しぶり!どうしたの?」

「うん…」

俺の声は震えてたかもしれない。かけてみたはいいものの、なんて言っていいかもわからず、曖昧な返事をした。

ここまで来ても保身に走る自分への怒りと、久しぶりに聞いた翼の声を聞けた嬉しさで俺の頭はどうにかなりそうだった。


「…元気にしてる?」

沈黙に耐えきれなくなったんだろうな。翼の方から話しかけてくれた。

彼女はいつもそうだった。第一声はいつも翼の方からで、俺はその言葉に曖昧に返事をするばかりだった。

「元気だよ、翼ちゃんは?」

「私?まあまあ元気」

「藤森くんは学校楽しい?」

「まあまあ、かな」

「なにそれー」

「翼ちゃんは、楽しい?」


全部おうむ返し。つくづく自分のコミュ力の無さが嫌になる。

「楽しい、よ?」

くすくすと笑う翼の声にどこか影があるような気がした。

もちろん俺にそれ以上掘り下げる勇気なんてあるはずもなくて、それから数回似たようなやりとりをした。


「そういえば、引っ越すんだって?」

ようやく俺の心臓も落ち着いてきた頃、俺は聞きたかった質問を投げ掛けた。


今日、告白しようと思った。

付き合ってほしいとか、彼女の返事を聞きたいとか、そんなことは一切考えてなかった。

小学生の頃、くだらない理由で伝えられなかった言葉を伝えようと思った。


彼女が引っ越してしまえば、それこそ気軽に話せる環境ではなくなってしまう。

もう声だって聞けないかもしれない。

会うことなんて、もっと難しくなるだろう。

頭ではわかってるのに。

結局、この日も俺は想いを告げられなかった。



64 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 22:30:44.11 ID:vbuqeZbH.net
らすぐ翼一は日を旅

俺は空港見送りに行った


好きだとは伝えられくせに、見送りにかせてしい身勝約束

いた、とう。


別れはあっさてた。

当然、俺と翼付きってるわけでもないし互いくよな間柄でなかったしな。は泣きたかったど。


これでようやくに進めると思た。

翼のことは忘れよった。


でもえる離に、声が聞る場所にいたからず引きってんだ。

そうむようにして


う翼はやっぱり可て、小校の頃とは違う大人好をしてい

まあ、い中学1年生だし思えばまだまだ子供らしい服装だったけど。


「見送来てれるなんてなかった

たぶん、作り笑いじゃなかったと思う

「向こやって

俺にはこの葉が精一った。

しい、好きだと尿かそんことを面とて言える人は本当にごい思うし、今でも敬す

のに、彼女はそれが言える人だた。

藤森んと会えないのは、寂しいなぁ

翼は、少しうつ向き気味にそんなことをった。

息が止まった。

それいた

かそんなこと言るとは思ってなかったら。


「俺もだ

は泳いで思う。

局はム返ししかできなかたけど、彼女のいていそうになるほど嬉しかた。





>>次のページへ続く



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