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コンビニによく来るJCから告られたんだけど
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183 名前:ゾンビ兄さん ◆ld6JSRFg メール:sage 投稿日:02/08/02 23:57 ID:7WxCo+Qj
「あ、え、それは、お、お兄さん薄味が好きだって言うから……」
「ふむ……それだけじゃないだろ?白状せい、ホレホレ」
分かりやすいうろたえ方をしてくれるので助かる。まぁスランプとかそんなとこだろうと思うが。
妙に話し渋るリラちゃんをなだめすかして何とか口を開かせる……って何でそんなに粘るのさ?
「あのとき……最初に薄く作りすぎた時のこと……覚えてますか?」
覚えてるも何も……つい最近じゃないか。あの時は『失敗失敗……。次はがんばりますから!』ってすぐに流れたはずだけど……?
「その後、その、二人で、キス、した時……いつもより、……えと。や、優しくて」
……『優しい』つーのは多分『ねちっこい』と言うのが恥ずかしかったんだろうな。
でもそれと薄味に何の関係が……?当然のごとく浮かんだ疑問をぶつけてみる。
「私の口の中……変な味しませんか?」
つまりはこう言うことらしい。
料理失敗→超薄味→食べた口の中も薄味→ねちっこいキス
料理成功→濃い味→食べた口の中も濃い味→普通のキス
184 名前:ゾンビ兄さん ◆ld6JSRFg メール:sage 投稿日:02/08/02 23:57 ID:7WxCo+Qj
リ ラ ち ゃ ん 勘 繰 り 過 ぎ !!
そこにあった真実の答えは至ってシンプル……『俺が少々欲求不満気味だった』だけで。
「キスして……欲しいんです。いやらしいですか、私」
「……リラちゃんそこのチョコレート取って」
「あ、……はい」
「食べて」
俺もひとつ口に入れて噛み砕く。
「食べまし——ッ」
・
・
・
「どう? 俺の口の中、気持ち悪かった?」
「……変わった、味、です。でも、そんなに嫌じゃないです……」
「俺も一緒だって。別に薄味だったからってわけじゃないから」
「だったらどうして……?」
「あ、いや、それはその……まぁ次からは普通の味付けにしてくださいねと言いたいのですお兄さんは」
「それはわかりましたけど……どうしてあの時——ッ」
・
・
・
「っぷぁ……ご、ごまかさないでください」
「あ、え、それは、お、お兄さん薄味が好きだって言うから……」
「ふむ……それだけじゃないだろ?白状せい、ホレホレ」
分かりやすいうろたえ方をしてくれるので助かる。まぁスランプとかそんなとこだろうと思うが。
妙に話し渋るリラちゃんをなだめすかして何とか口を開かせる……って何でそんなに粘るのさ?
「あのとき……最初に薄く作りすぎた時のこと……覚えてますか?」
覚えてるも何も……つい最近じゃないか。あの時は『失敗失敗……。次はがんばりますから!』ってすぐに流れたはずだけど……?
「その後、その、二人で、キス、した時……いつもより、……えと。や、優しくて」
……『優しい』つーのは多分『ねちっこい』と言うのが恥ずかしかったんだろうな。
でもそれと薄味に何の関係が……?当然のごとく浮かんだ疑問をぶつけてみる。
「私の口の中……変な味しませんか?」
つまりはこう言うことらしい。
料理失敗→超薄味→食べた口の中も薄味→ねちっこいキス
料理成功→濃い味→食べた口の中も濃い味→普通のキス
184 名前:ゾンビ兄さん ◆ld6JSRFg メール:sage 投稿日:02/08/02 23:57 ID:7WxCo+Qj
リ ラ ち ゃ ん 勘 繰 り 過 ぎ !!
そこにあった真実の答えは至ってシンプル……『俺が少々欲求不満気味だった』だけで。
「キスして……欲しいんです。いやらしいですか、私」
「……リラちゃんそこのチョコレート取って」
「あ、……はい」
「食べて」
俺もひとつ口に入れて噛み砕く。
「食べまし——ッ」
・
・
・
「どう? 俺の口の中、気持ち悪かった?」
「……変わった、味、です。でも、そんなに嫌じゃないです……」
「俺も一緒だって。別に薄味だったからってわけじゃないから」
「だったらどうして……?」
「あ、いや、それはその……まぁ次からは普通の味付けにしてくださいねと言いたいのですお兄さんは」
「それはわかりましたけど……どうしてあの時——ッ」
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「っぷぁ……ご、ごまかさないでください」
281 名前:ゾンビ兄さん ◆ld6JSRFg メール:sage 投稿日:02/08/06 21:57 ID:xLmqwC23
外出は出来るようになったものの散歩程度。
よって先日の七夕にも花火大会にも行けず。(うちの地方は七夕祭りは8月です)
「ごめんねぇ。M小(近所の小学校の略称)のグランド行けば もっと良く見えるんだけど……」
「この部屋の窓からでも見えますし、お兄さんと一緒ならどこでも良いです」
そんなわけで俺の部屋からプチ七夕&プチ花火大会です。
わざわざM小の七夕で使った竹の切れ端をもらってきたそうで、きちんと短冊もかけられるという懲りよう。
『全快したら きっちりお返ししてもらうから』とはミィの談。そのミィと弟は祭りへお出かけ。若くて良いやね。
「願い事、書けましたか? 下げます」
「おう、書けた書けた。ほい」
……短冊持ったまま固まってる。ひょこひょこと窓際まで寄っていって肩越しに覗き込んでみると
MY両親の短冊『家内安全 世界が平和でありますように 愛は地球を救う』
……。まぁ、頭のひとつは本音っぽいが……しかし。
300 名前:ゾンビ兄さん ◆ld6JSRFg メール:sage 投稿日:02/08/07 23:59 ID:gJFgzwvp
リラママの短冊『○○君(俺)の怪我が早く治りますよう、お祈りいたします』
少しは見習って欲しい……。誰とは言わないが。誰とは言わないが。
ミィの短冊『リラが失神しませんように』
弟の短冊『お兄ィ、ほどほどで止めとくように』
却下ァ——————!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビリッビリッ! ビリビリッッ!!
「あっ……弟さんたちの願い事……」
「アレが願い事に見えますか君は!?」
「まぁ……それは……」
ポイ
「あぁ、ごみ箱に……」
・
・
・
ベランダに出て花火を眺めながら なんとな〜く良ィ雰囲気にすーっと顔を近づけてくとリラちゃんも気づいて目を閉じる……
と、急に人差し指で俺の唇を押しとどめると悪戯っぽい上目遣いで
「失神しませんように」
とつぶやきましたとさ。ちゃんちゃん。
367 名前:ゾンビ兄さん ◆ld6JSRFg メール:sage 投稿日:02/08/15 00:09 ID:uDuhAPnd
先日のことですが現在進行形で書いております。よしなに。
今日は俺様の誕生日、されど祝う人はおらず……。何故だぁ!?
昨日までは角砂糖に蜂蜜ぶちまけたみたいな甘々マターリな毎日だったと言うのに。
親「野球見に行くから。うどん冷蔵庫の中にあるので良かったら食べなさい」
弟「ちょっと用事があって参加できない。スマン」
ミ「んー。ごめんねぇ。埋め合わせはするから」
リ「すみません。私も用事があって……」
嗚呼! 良いさ!! 俺にはエスカレイヤーがあるもん。どきどきHするぞぉ♪
・
・
・
む、虚しい……俺のドキドキダイナモは逆方向に全力回転。もう寝ようかな……。Hシーンの途中で 萎えに萎えまくりながら思ったその時!
?「お誕生日お祝い申し上げますわ、あるじ様」
俺「ハァ!? あるじ様ァ?」
どこかで聞いたような台詞まわしと共に背中を『もにゅっ……』という感触が襲う!ぬぅッ!? 新手のスタンド使いか!! ……というか
368 名前:ゾンビ兄さん ◆ld6JSRFg メール:sage 投稿日:02/08/15 00:11 ID:uDuhAPnd
俺「何のつもりだミィうおぉ!?」
そこには『うたわれるもの』のカルラっぽい格好をしたミィが。いや流石に耳やら尻尾は無かったけれど首輪が……アレはそう遠い昔、俺が無理矢理ミィにナチュラルごっこ以下略。
ミ「どう、ビックリした?」
俺「はいビックリしましたとても」
ミ「じっつっわぁ、私だけじゃないのだなコレが♪ おいで!!」
ミィの発言を良く考える暇も無く彼女の影から飛び出てきたのは……
リ&弟「お誕生日お目出度う御座います、兄者様!!」
俺「ごわー!!」
ドリグラ風味の2人。
俺「しかしアレだな、こういう事になると異様に根回しが良いなお前」
ミ「命賭けておりますから。あるじ様♪」
弟「兄者様、兄者様!! 僕が男かどうか確かめてみませんか?」
俺「いっぺん死んでこい」
弟「ぐおー!!」
リ「では兄者様、僕が男かどうか確かめてみませんか?」
というか君がそれをネタとして使うことにお兄さんビックリだ。
リ「お兄さんだからですよ。それに私、強いんです」
異世界の誕生日パーティーを楽しんだ?俺であります。
382 名前:_ メール:sage 投稿日:02/08/17 00:36 ID:cm0Aqd6o
>>367-368
俺妄想による脚色添加物たぷりの舞台裏を想像してみますた。
ミ「はい、リラはこれね」
リ「ありがとうございます。でも……お兄さんってやっぱりこういうの好きなんですか?」
ミ「結構好きよ〜。例えばこの首輪。これなんてねぇ(ごにょごにょ)」
リ「え、えぇ〜〜っ!?(真っ赤)」
ミ「真っ赤になっちゃって、可愛いっ(がばちょ)」
リ「きゃっ!?」
ミ「ん〜(かいぐりかいぐり)」
リ「…………(赤)」
ミ「でも、こーゆーので誘惑するのはもうちょっとしてからね。いざという時の奥の手だから」
リ「奥の手、ですか……?」
ミ「そう。リン君は心底リラの事を大事に思ってるから、返って踏ん切り付かなくなっちゃうかもしれないでしょ?そういう時の最後の一押し」
リ「そ、そういうものなんですか……?」
ミ「なーんてね。そこまで深い事なんて考えてないし、考えなくてもいいんだけどねー」
リ「は、はぁ……」
駄目だ、萌えない……
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