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906 名前:コンビ兄さん ◆ld6JSRFg 投稿日:02/07/01 00:00 ID:t5F/TqtM
>901氏
実際
ミ「フェラー!」
リ「……?」
弟「帰ってこ〜い」
俺「……」
リ「フェラーがどうしたんですか?」
ミ「フェラって言うのは——スパーン——痛ーい!」
俺「又、つまらぬ物を殴ってしまった……」
弟「つまらぬって言うな」
リ「? ……?」
53 名前:コンビ兄さん ◆ld6JSRFg 投稿日:02/07/02 01:10 ID:tS9qHILp
>1=前スレ955氏 新スレ乙です。今回かなり長文です。ごめんなさい。
最近バイトが終わったらリラちゃんの家に行って勉強会というパターンが定着していたので、今日も何も考えずリラちゃん宅へ。
……チャイム鳴らした直後に実力テストが終わっていることに気付いた。
「あ、お仕事お疲れ様でした。上がってください」
「お邪魔しまーす」
今日のスタイルは髪を下ろして左側に纏め、薄い生地のかぶりパジャマで水色と白のストライプ。
変わったデザインでかぶりのクセに おへその辺りまでボタンが付いていて更には丈が膝くらいまである。
一瞬下に何も履いてないように見えて焦った!
「そッ、そんな恥かしい恰好する訳無いじゃないですか、もう……ほらぁ」
ああ、キチンと履いてますね。でも裾をめくりあげるのは恥かしくないんですか。久しぶり、おへそ。10日ぶりくらいかな。そちらはお変わりないようで何より。もう……ほらぁ。
「……あー、えーと。な、なんか変わったパジャマだね?(動揺)」
「やっぱり変ですか? ……お母さんが勝手に買ってきちゃったんですけど」
「あ、イヤイヤ、変じゃないよ。似合ってるし、その……可愛い」
「はははぁ……(照)実は気に入ってるんです。コレ」
「そっ、そういえば、テスト! 実力テスト終わったんだから来る必要無かったね」
「あ、それなんですけど……ちょっと来てください」
ぱたぱたと自分の部屋へ入っていく……良いんだろうか、俺がついてって?やっぱりここで話を聞いたほうが、
「どうしたんですか?」
「あ、はいはいただ今」
意志弱いな俺……。
「じゃーん、実力テストの答案が来ました!」
「早〜! 先生たち頑張ったな……っと、どれどれ。すげ……俺より頭良いじゃんか……。」
国:83 数:78 理:79 地歴:69 英:98 平均:81.4 学年順位……24/607
地理歴史がちょっと弱い感じがするけど英語98!? まぁ初歩とは言え凄いぞ。
「期末の勉強する必要無くなっちゃったねぇ」
「あ……でもホラ、期末テストは実技4教科も増えますから、そっちは苦手なんですよ」
「実技は教えようが無いからなぁ……」
「う〜」
「まぁ……続けさせてもらおうかな?」
「良いんですか!?」
55 名前:コンビ兄さん ◆ld6JSRFg 投稿日:02/07/02 01:12 ID:tS9qHILp
リラちゃんの顔を見る良い口実だから等とは口が裂けても言えないけどね。
そんな会話の途中、胸元に紐のようなものを発見。
なんかカラフルだけどなんだろう?
ひょいとつまんで引っ張り出してみる。案の定するするっと出てきたのは飾り紐。その先には例の指輪。
「おー、なんか洒落てるね。……でもまさかこれ持って学校とか行ってないよね?」
「……」
「どうしたの? あ、まさか学校に持って——」
「は、恥かしいから引っ張らないで……」
「恥かしい?」
指輪に引っ掛けられてボタンがえらいところまで外れていました。今日は良く会うねおへそ。
ホール式じゃなく金属製のプチプチ嵌めるやつ(ホックって言うんでしたっけ?)だったので景気良く外れたようです。
バッと前をかき合わせしゃがみ込む……かと思えば そのままこちらを見つめている。
こちらとしては気まずいので話しかけられず黙って見詰め合うだけの形に。
何だ、なんだこの空気。なんか……マズイ雰囲気だ……。
「……」
「……」
「……」
「……」
「テストを、が、頑張ったので、ご褒美を、戴きたい、んです、が」
「ご褒美って」
体が震えている。声も震えている。途切れ途切れに。この状況でこのセリフ。マズイだろう。ありきたりな返事。
「まだ早——」
「1年、以上、好きでした。早くないです。早くないです。早くない!!」
56 名前:コンビ兄さん ◆ld6JSRFg 投稿日:02/07/02 01:14 ID:tS9qHILp
目をつぶって、しかしうつむいて。どうする?
ポタポタと涙。どうする?
全身は揺れて。どうする?
「早くない」と連呼。まだ早い。
『素敵なだけじゃお腹一杯になれない』五月蝿い黙れ!
まだ早い。早い。
出遭いは1年以上前。
そういえば その頃の出来事書き込んで欲しいとかレスがあったような違う、今は現実だ。
責任をとれるならば。就職は決まってない。無計画な最近のカップル。財布の中の避妊具。何考えてる馬鹿野郎。
「……ありがとうございました」
思考がぐるぐる回っているあいだに どれくらい時間が経ったかわからない。
気が付くとリラちゃんが深くお辞儀をしていた。
服は正して。あぁ、終わったかなと。
一種荷が下りたかのような開放感。寂寥感。ありがとうって何だよ。今までってことかな。
「明日も学校があるんでしょう?私もありますから、今日は——ッ」
梅雨明けまで持たないって言われてたな。当たりだ。すまん。
人工呼吸の真似事止まり。意気地なしの俺としては上出来です。変に勇気出してしまうよりは。
明日からも よろしくとリラちゃんに告げて今日は帰ってきました。
携帯にリラちゃんのお母さんから電話が。
「君のことは信用してたんだけど……。責任は取ってくれるんでしょうね。……明日からもよろしく」
「……申し訳ありません。ありがとうございます。大切にします。よろしくお願いします」
色々削ったら何とかこの長さにできました。
156 名前:コンビ兄さん ◆ld6JSRFg 投稿日:02/07/02 23:21 ID:pMDxmco/
昨日のリラちゃんの暴走の原因が判明。
多くの方のご指摘通り、リラちゃんは背伸びをしていました。
それと彼女のクラスで起きた事件も引き金になりました。
たまたまそのクラスには発育の良い娘が多めに配分され、控えめな体型のリラちゃんは目立つ存在だったようです。
屑「おまえ本当に女子かぁ?」
屑「男じゃねぇの?」
検査されたそうです。
報復に屑1は貧血を起こすほど盛大に鼻血を吹くことになり、屑2は泡を吹いて1時間以上失神するほどの金的を受けたそうですが。
屑供は生徒指導室送りだそうです。
問題なのはリラちゃんの心で、自分の女性に自信が無くなってしまったと言っていました。
俺が彼女に何もしてこないのは それが原因ではないのか。いや、そうに違いないとまで考えて昨日の行動に出たようです。
彼女の心のケアやまめな愛情表現を怠っていた自分に腹が立って どうしようもありません。
結局五月蝿いと思っていたミィの忠告は当たっていた訳で、自分が愚かだったということでしょう。
救いだったのは現在のリラちゃんは とても幸せそうな顔をしており
「あいつら今ごろ自宅謹慎ですよ。私はな〜んにも罰を受けてないのに」
と笑っていることでしょう。
ウチの中学には
『暴力沙汰を起こした生徒は理由の如何無く自宅謹慎1週間、その間1日1冊勉強のノートを仕上げる』
という校則があったのですが今回のリラちゃんは特例として免除されたようです。
屑供の親は まともだった様で校長及び学校の上役に『これで彼女に罰でも与えようものなら恥かしくて生きていられない』とまで言ったそうです。
まさかこれを読んでいるとは思いませんが屑供、俺は覚悟を決めました。今回は何もしません。
今後このような事が無いように祈ります。お互いの将来の為に。
なんか暗い話でますん! この話が終わった後はリラちゃんと仲良しさんだったので勘弁せれ。
>>次のページへ続く
>901氏
実際
ミ「フェラー!」
リ「……?」
弟「帰ってこ〜い」
俺「……」
リ「フェラーがどうしたんですか?」
ミ「フェラって言うのは——スパーン——痛ーい!」
俺「又、つまらぬ物を殴ってしまった……」
弟「つまらぬって言うな」
リ「? ……?」
53 名前:コンビ兄さん ◆ld6JSRFg 投稿日:02/07/02 01:10 ID:tS9qHILp
>1=前スレ955氏 新スレ乙です。今回かなり長文です。ごめんなさい。
最近バイトが終わったらリラちゃんの家に行って勉強会というパターンが定着していたので、今日も何も考えずリラちゃん宅へ。
……チャイム鳴らした直後に実力テストが終わっていることに気付いた。
「あ、お仕事お疲れ様でした。上がってください」
「お邪魔しまーす」
今日のスタイルは髪を下ろして左側に纏め、薄い生地のかぶりパジャマで水色と白のストライプ。
変わったデザインでかぶりのクセに おへその辺りまでボタンが付いていて更には丈が膝くらいまである。
一瞬下に何も履いてないように見えて焦った!
「そッ、そんな恥かしい恰好する訳無いじゃないですか、もう……ほらぁ」
ああ、キチンと履いてますね。でも裾をめくりあげるのは恥かしくないんですか。久しぶり、おへそ。10日ぶりくらいかな。そちらはお変わりないようで何より。もう……ほらぁ。
「……あー、えーと。な、なんか変わったパジャマだね?(動揺)」
「やっぱり変ですか? ……お母さんが勝手に買ってきちゃったんですけど」
「あ、イヤイヤ、変じゃないよ。似合ってるし、その……可愛い」
「はははぁ……(照)実は気に入ってるんです。コレ」
「そっ、そういえば、テスト! 実力テスト終わったんだから来る必要無かったね」
「あ、それなんですけど……ちょっと来てください」
ぱたぱたと自分の部屋へ入っていく……良いんだろうか、俺がついてって?やっぱりここで話を聞いたほうが、
「どうしたんですか?」
「あ、はいはいただ今」
意志弱いな俺……。
「じゃーん、実力テストの答案が来ました!」
「早〜! 先生たち頑張ったな……っと、どれどれ。すげ……俺より頭良いじゃんか……。」
国:83 数:78 理:79 地歴:69 英:98 平均:81.4 学年順位……24/607
地理歴史がちょっと弱い感じがするけど英語98!? まぁ初歩とは言え凄いぞ。
「期末の勉強する必要無くなっちゃったねぇ」
「あ……でもホラ、期末テストは実技4教科も増えますから、そっちは苦手なんですよ」
「実技は教えようが無いからなぁ……」
「う〜」
「まぁ……続けさせてもらおうかな?」
「良いんですか!?」
55 名前:コンビ兄さん ◆ld6JSRFg 投稿日:02/07/02 01:12 ID:tS9qHILp
リラちゃんの顔を見る良い口実だから等とは口が裂けても言えないけどね。
そんな会話の途中、胸元に紐のようなものを発見。
なんかカラフルだけどなんだろう?
ひょいとつまんで引っ張り出してみる。案の定するするっと出てきたのは飾り紐。その先には例の指輪。
「おー、なんか洒落てるね。……でもまさかこれ持って学校とか行ってないよね?」
「……」
「どうしたの? あ、まさか学校に持って——」
「は、恥かしいから引っ張らないで……」
「恥かしい?」
指輪に引っ掛けられてボタンがえらいところまで外れていました。今日は良く会うねおへそ。
ホール式じゃなく金属製のプチプチ嵌めるやつ(ホックって言うんでしたっけ?)だったので景気良く外れたようです。
バッと前をかき合わせしゃがみ込む……かと思えば そのままこちらを見つめている。
こちらとしては気まずいので話しかけられず黙って見詰め合うだけの形に。
何だ、なんだこの空気。なんか……マズイ雰囲気だ……。
「……」
「……」
「……」
「……」
「テストを、が、頑張ったので、ご褒美を、戴きたい、んです、が」
「ご褒美って」
体が震えている。声も震えている。途切れ途切れに。この状況でこのセリフ。マズイだろう。ありきたりな返事。
「まだ早——」
「1年、以上、好きでした。早くないです。早くないです。早くない!!」
56 名前:コンビ兄さん ◆ld6JSRFg 投稿日:02/07/02 01:14 ID:tS9qHILp
目をつぶって、しかしうつむいて。どうする?
ポタポタと涙。どうする?
全身は揺れて。どうする?
「早くない」と連呼。まだ早い。
『素敵なだけじゃお腹一杯になれない』五月蝿い黙れ!
まだ早い。早い。
出遭いは1年以上前。
そういえば その頃の出来事書き込んで欲しいとかレスがあったような違う、今は現実だ。
責任をとれるならば。就職は決まってない。無計画な最近のカップル。財布の中の避妊具。何考えてる馬鹿野郎。
「……ありがとうございました」
思考がぐるぐる回っているあいだに どれくらい時間が経ったかわからない。
気が付くとリラちゃんが深くお辞儀をしていた。
服は正して。あぁ、終わったかなと。
一種荷が下りたかのような開放感。寂寥感。ありがとうって何だよ。今までってことかな。
「明日も学校があるんでしょう?私もありますから、今日は——ッ」
梅雨明けまで持たないって言われてたな。当たりだ。すまん。
人工呼吸の真似事止まり。意気地なしの俺としては上出来です。変に勇気出してしまうよりは。
明日からも よろしくとリラちゃんに告げて今日は帰ってきました。
携帯にリラちゃんのお母さんから電話が。
「君のことは信用してたんだけど……。責任は取ってくれるんでしょうね。……明日からもよろしく」
「……申し訳ありません。ありがとうございます。大切にします。よろしくお願いします」
色々削ったら何とかこの長さにできました。
156 名前:コンビ兄さん ◆ld6JSRFg 投稿日:02/07/02 23:21 ID:pMDxmco/
昨日のリラちゃんの暴走の原因が判明。
多くの方のご指摘通り、リラちゃんは背伸びをしていました。
それと彼女のクラスで起きた事件も引き金になりました。
たまたまそのクラスには発育の良い娘が多めに配分され、控えめな体型のリラちゃんは目立つ存在だったようです。
屑「おまえ本当に女子かぁ?」
屑「男じゃねぇの?」
検査されたそうです。
報復に屑1は貧血を起こすほど盛大に鼻血を吹くことになり、屑2は泡を吹いて1時間以上失神するほどの金的を受けたそうですが。
屑供は生徒指導室送りだそうです。
問題なのはリラちゃんの心で、自分の女性に自信が無くなってしまったと言っていました。
俺が彼女に何もしてこないのは それが原因ではないのか。いや、そうに違いないとまで考えて昨日の行動に出たようです。
彼女の心のケアやまめな愛情表現を怠っていた自分に腹が立って どうしようもありません。
結局五月蝿いと思っていたミィの忠告は当たっていた訳で、自分が愚かだったということでしょう。
救いだったのは現在のリラちゃんは とても幸せそうな顔をしており
「あいつら今ごろ自宅謹慎ですよ。私はな〜んにも罰を受けてないのに」
と笑っていることでしょう。
ウチの中学には
『暴力沙汰を起こした生徒は理由の如何無く自宅謹慎1週間、その間1日1冊勉強のノートを仕上げる』
という校則があったのですが今回のリラちゃんは特例として免除されたようです。
屑供の親は まともだった様で校長及び学校の上役に『これで彼女に罰でも与えようものなら恥かしくて生きていられない』とまで言ったそうです。
まさかこれを読んでいるとは思いませんが屑供、俺は覚悟を決めました。今回は何もしません。
今後このような事が無いように祈ります。お互いの将来の為に。
なんか暗い話でますん! この話が終わった後はリラちゃんと仲良しさんだったので勘弁せれ。
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