どうしてくれよう
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「本当です。達也も結婚しているし、私はあなた一筋なの。信じて」
女房は立ち上がると、俺の目をじっと見ながらミニスカートの裾を徐々に上げる。
するとそこに現れたのは、俺が大好きな赤いスケスケパンティだった。
「ごめんね。今夜は何でもするから許して」
こんな事を言われては、俺の変態の血が騒ぐ。
「それなら恥ずかしいから嫌だと言っていた、オシッコするところを見せてもらおう」
彼に恋愛感情などは無く、本当に話しをしていただけだったようなので、俺は許してしまった。
--------------------
話を戻すが、今回だけは絶対に許さん。
こんなメールを見てしまっては許せるはずがない。
(別れてからも、部長の事は一日も忘れた事はありません。あんな昼間の病院で再会するなんて、きっと神様が引き合わせてくれたのね)
メールからすると、相手は女房が務めていた会社の上司で、別れたと言う事は不倫の関係だったのかも知れない。
そして再会したのは、日付からみても息子が風邪をひいて病院に行った二週間前。
(私も目を疑った。でもすぐに紀子だと分かったよ。周りの誰よりも綺麗で輝いていた)
馬鹿か。誰よりも輝いていたも何も、昼間の病院なんて周りにいるのは顔色の優れない患者と年寄りばかりだろ。
その後も毎日メール交換は続き、すぐに二人は会う約束をする。
(また紀子を抱けるとは思わなかった。子供を産んでも、紀子の身体は昔のままだった。いや、人妻の色気が増して、昔よりも遥かに素晴らしかった)
やはり女房とは不倫の関係だったようだ。
そして今度はW不倫。
(あの時は奥様を傷つけてしまいました。お子さんにも悪い事をしたと思って身を引いたけれど、ずっと部長が忘れられなかった)
奥さんにばれて別れた?
(私も同じだ。派手に遊んでいるように見えてもセックスには疎かった紀子を、私が3年も掛けて ここまで仕込んだのだから)
女房が3年も不倫していた事もショックだったが、床上手なのは この不倫相手に仕込まれたと分かって更に落ち込む。
それにしても、いつ抱かれた?
先週友達と食事に行った日か?
日付からいくと実家に泊まりに行った時か?
そうだとすると、あの馬鹿親が息子を預かりやがったな。
その後も毎日、馬鹿馬鹿しくなるような愛の交換メールが続く。
昼間メールばかりしていて、この部長は仕事もしないで何をしているんだ。
しかし最後のメールに書かれていた事が、辛うじて息をしていた俺に止めを刺す。
息が出来ない。
死ぬー。
(旅行を楽しみにしているよ。先週は久し振りだったから優しくしてしまったが、旅行に行ったら昔のように、朝までじっくり虐めてやるからな)
(いや。優しくして。お願いですから紀子を虐めないで)
(虐めないで?紀子は虐められるのが好きだろ?数年で変われる筈がない。本当はどうやって虐められるのか想像して、今も濡らしてしまっているのだろ?正直に言ってごらん)
(ごめんなさい。指が勝手に)
(触っているのか?悪い奥さんだ。そんな奥さんには、来週は うんとお仕置きしてやらないと駄目だな)
来週と言えば、土日に女友達と温泉に行くと言っていた。
おそらくその日、また息子を実家に預けて。
どうしてくれよう。
買い物途中で眠ってしまった息子を抱いて帰って来た女房は、俺がパソコンの前に座っているのを見て落ち着かない。
「何だ、これは!」
わざとらしく、俺の後ろでテーブルを拭いていた女房の手が止まる。
「こんな変わった形のパターもあるんだな」
安心した女房はテーブルを拭き始めたので、俺はまた叫ぶ。
「何だ、この男は!」
すると、また妻の手が止まった。
「こんな奴、プロにいたか?」
女房はその場から離れられなくなっていた。
そんなにテーブルを擦るとニスが剥げるぞ。
ネットを見ている俺の後ろで、今にも泣きそうな顔で延々とテーブルを拭いていた女房は、考えた末に俺をその場から引き離しに掛かる。
「ねえー、あなたー。優も眠ってしまったからいいでしょ?」
俺の背中に大きなオッパイを押し付け、前に回した手でオチンチンの辺りを触ってくる。
「こんな昼間から?」
「だって、したくなっちゃったんだもの。お願い。これが欲しくなっちゃった」
こんな裏切り行為をしている女房を、はたして抱く事が出切るのだろうか?
抱けた。
「好きよ・・・あなた無しでは生きてゆけない・・・好き・好き・・あなたが大好き」
メールを見られたかも知れないと不安な女房は、わざとらしく俺を好きだと言い続ける。
「凄い・・あなたのオチンチン凄い・・・・紀子駄目になっちゃう」
(私も同じだ。派手に遊んでいるように見えてもセックスには疎かった紀子を、私が3年も掛けて ここまで仕込んだのだから)
女房が3年も不倫していた事もショックだったが、床上手なのは この不倫相手に仕込まれたと分かって更に落ち込む。
それにしても、いつ抱かれた?
先週友達と食事に行った日か?
日付からいくと実家に泊まりに行った時か?
そうだとすると、あの馬鹿親が息子を預かりやがったな。
その後も毎日、馬鹿馬鹿しくなるような愛の交換メールが続く。
昼間メールばかりしていて、この部長は仕事もしないで何をしているんだ。
しかし最後のメールに書かれていた事が、辛うじて息をしていた俺に止めを刺す。
息が出来ない。
死ぬー。
(旅行を楽しみにしているよ。先週は久し振りだったから優しくしてしまったが、旅行に行ったら昔のように、朝までじっくり虐めてやるからな)
(いや。優しくして。お願いですから紀子を虐めないで)
(虐めないで?紀子は虐められるのが好きだろ?数年で変われる筈がない。本当はどうやって虐められるのか想像して、今も濡らしてしまっているのだろ?正直に言ってごらん)
(ごめんなさい。指が勝手に)
(触っているのか?悪い奥さんだ。そんな奥さんには、来週は うんとお仕置きしてやらないと駄目だな)
来週と言えば、土日に女友達と温泉に行くと言っていた。
おそらくその日、また息子を実家に預けて。
どうしてくれよう。
買い物途中で眠ってしまった息子を抱いて帰って来た女房は、俺がパソコンの前に座っているのを見て落ち着かない。
「何だ、これは!」
わざとらしく、俺の後ろでテーブルを拭いていた女房の手が止まる。
「こんな変わった形のパターもあるんだな」
安心した女房はテーブルを拭き始めたので、俺はまた叫ぶ。
「何だ、この男は!」
すると、また妻の手が止まった。
「こんな奴、プロにいたか?」
女房はその場から離れられなくなっていた。
そんなにテーブルを擦るとニスが剥げるぞ。
ネットを見ている俺の後ろで、今にも泣きそうな顔で延々とテーブルを拭いていた女房は、考えた末に俺をその場から引き離しに掛かる。
「ねえー、あなたー。優も眠ってしまったからいいでしょ?」
俺の背中に大きなオッパイを押し付け、前に回した手でオチンチンの辺りを触ってくる。
「こんな昼間から?」
「だって、したくなっちゃったんだもの。お願い。これが欲しくなっちゃった」
こんな裏切り行為をしている女房を、はたして抱く事が出切るのだろうか?
抱けた。
「好きよ・・・あなた無しでは生きてゆけない・・・好き・好き・・あなたが大好き」
メールを見られたかも知れないと不安な女房は、わざとらしく俺を好きだと言い続ける。
「凄い・・あなたのオチンチン凄い・・・・紀子駄目になっちゃう」
感じながらも、褒める事も忘れない。
そして その夜、保存してあったメールやアドレスは全て消されていた。
一度出しても許してくれず、続けて逝かされた俺はしばらく眠ってしまったが、女房は軽く俺の5倍は逝ってしまったはずなのに、ベッドから抜け出して削除したのだ。
プリントアウト出来なかった事は悔やまれるが、女房の体力に脱帽。
『来週も女房が浮気します』
どこかで聞いたような言葉だが、こうなったら言い逃れ出来ないように、来週尻尾を捕まえてやる。
しかし,女友達と行くと言っている温泉に行くとは限らないし、待ち合わせ場所や時間も分からない。
これからメールで相談して決めるのかも知れないが、今後は警戒してすぐに消してしまうだろう。
そうかと言って、鈍臭い俺に尾行など上手くいくはずがない。
さあ、どうする?
諦めて、メールを見た事を言って、来週の旅行だけでも阻止するか?
「旅行は来週だっただろ?確か紀子の行く旅館に売っている温泉饅頭は、皮が薄くて美味かったような記憶がある」
「だったら、お土産はそれにします」
鎌をかけたら躊躇する事無く言ったので、女房がその旅館に行く事に賭けてみるか。
翌週の土曜日に、俺は旅館のロビーにいた。
落ち着かない俺は、チェックインの2時間も前に入ってしまったが、フロントのお姉ちゃんが美人だったので退屈はしない。
「あなた??」
時間も忘れて俺がフロントのお姉ちゃんに見とれていると、やはりこの旅館に来た女房が俺を見つけ、状況が飲み込めずに一瞬不思議そうな顔をしたが、自分の置かれた立場が分かってくると、今にも泣き出しそうな顔に変わる
隣を見ると、相手はいかにも性欲が強そうな、脂ぎったハゲ親父。
俺もこの歳で既に抜け毛が気になっていて、遺伝からいってもハゲるのは確実だろうから、出来ればハゲについては触れたくないが、こいつだけはハゲ親父と呼ばずにはいられない。
女房が床上手だったのは、こんなハゲ親父に3年も掛けて仕込まれたとは。
「ご主人?・・・・・これは違うんだ・・・・駐車場で・・・偶然一緒に」
「その前に、腕を放したらどうだ?」
ハゲ親父と女房は、突然の事に腕を組んだままだった。
「あなた聞いて。これは・・・」
「優は俺が育てる。二度と俺と優の前に姿を見せるな!」
女房はその場に座り込んで 大きな声で泣き出したので、何事が起こったのかと周りの客が一斉に見る。
流石に恥ずかしかった俺は旅館を後にしたが、ハゲ親父は女房の横でうろたえていた。
そして,俺は女房の実家によって息子を連れ去り、家に帰ると旅館での女房よりも大きな声で泣いた。
どうしてくれよう。
二度とこの家には入れてやらん。
そうは思っても、女房は合鍵を持っている。
(実家に帰らせて頂きます。養育費はいりません。その代わり、優には一生会わせません)
俺は男らしく手紙をテーブルに叩きつけて、実家に帰ってやった。
「帰ってきて。私が悪かったです」
女房はハゲ親父と泊まるのをやめて帰って来たんだ。
少し嬉しい。
息子を預けて急いで帰ると、女房だけでなく女房の両親も来ていた。
「話は聞いた。どうか許してやってもらえないだろうか?」
あの威張り腐った父が土下座している。
「離婚だけは許してあげて」
あの気の強い母が涙を流している。
>>次のページへ続く
そして その夜、保存してあったメールやアドレスは全て消されていた。
一度出しても許してくれず、続けて逝かされた俺はしばらく眠ってしまったが、女房は軽く俺の5倍は逝ってしまったはずなのに、ベッドから抜け出して削除したのだ。
プリントアウト出来なかった事は悔やまれるが、女房の体力に脱帽。
『来週も女房が浮気します』
どこかで聞いたような言葉だが、こうなったら言い逃れ出来ないように、来週尻尾を捕まえてやる。
しかし,女友達と行くと言っている温泉に行くとは限らないし、待ち合わせ場所や時間も分からない。
これからメールで相談して決めるのかも知れないが、今後は警戒してすぐに消してしまうだろう。
そうかと言って、鈍臭い俺に尾行など上手くいくはずがない。
さあ、どうする?
諦めて、メールを見た事を言って、来週の旅行だけでも阻止するか?
「旅行は来週だっただろ?確か紀子の行く旅館に売っている温泉饅頭は、皮が薄くて美味かったような記憶がある」
「だったら、お土産はそれにします」
鎌をかけたら躊躇する事無く言ったので、女房がその旅館に行く事に賭けてみるか。
翌週の土曜日に、俺は旅館のロビーにいた。
落ち着かない俺は、チェックインの2時間も前に入ってしまったが、フロントのお姉ちゃんが美人だったので退屈はしない。
「あなた??」
時間も忘れて俺がフロントのお姉ちゃんに見とれていると、やはりこの旅館に来た女房が俺を見つけ、状況が飲み込めずに一瞬不思議そうな顔をしたが、自分の置かれた立場が分かってくると、今にも泣き出しそうな顔に変わる
隣を見ると、相手はいかにも性欲が強そうな、脂ぎったハゲ親父。
俺もこの歳で既に抜け毛が気になっていて、遺伝からいってもハゲるのは確実だろうから、出来ればハゲについては触れたくないが、こいつだけはハゲ親父と呼ばずにはいられない。
女房が床上手だったのは、こんなハゲ親父に3年も掛けて仕込まれたとは。
「ご主人?・・・・・これは違うんだ・・・・駐車場で・・・偶然一緒に」
「その前に、腕を放したらどうだ?」
ハゲ親父と女房は、突然の事に腕を組んだままだった。
「あなた聞いて。これは・・・」
「優は俺が育てる。二度と俺と優の前に姿を見せるな!」
女房はその場に座り込んで 大きな声で泣き出したので、何事が起こったのかと周りの客が一斉に見る。
流石に恥ずかしかった俺は旅館を後にしたが、ハゲ親父は女房の横でうろたえていた。
そして,俺は女房の実家によって息子を連れ去り、家に帰ると旅館での女房よりも大きな声で泣いた。
どうしてくれよう。
二度とこの家には入れてやらん。
そうは思っても、女房は合鍵を持っている。
(実家に帰らせて頂きます。養育費はいりません。その代わり、優には一生会わせません)
俺は男らしく手紙をテーブルに叩きつけて、実家に帰ってやった。
「帰ってきて。私が悪かったです」
女房はハゲ親父と泊まるのをやめて帰って来たんだ。
少し嬉しい。
息子を預けて急いで帰ると、女房だけでなく女房の両親も来ていた。
「話は聞いた。どうか許してやってもらえないだろうか?」
あの威張り腐った父が土下座している。
「離婚だけは許してあげて」
あの気の強い母が涙を流している。
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