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死の淵から
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と妻はまたしても拒否するのです。
しかし、私も我慢の限界です。
妻の言葉を聞いていない振りをして妻の上着を脱がそうとしました。
「止めて!」
一際大きく妻が叫びました。
私はそれでも止めず、妻の上着を脱がせ、張りのある妻の胸を下着越しに愛撫しながら妻の背中に手を回し下着をはずしました。
そして妻にもう一度キスをしようとして、私は妻の様子がおかしいことに気が付き、少し上体を起こして妻の顔を見てみると、妻は天井を呆然と見ながら涙を流していました。
私は はっとして妻から離れ妻を見ました。
妻は目を閉じて静かに涙を流し、そしてゆっくり私のほうへ顔を向けると小さな声で
「あなたごめんなさい・・・・」
というと大粒の涙が頬を濡らしていました。
私も そのときは妻を傷つけてしまったことに罪悪感を感じ、
「すまない・・・どうかしていた・・」
と妻の涙を見ながら私もなぜか涙が出て来ました。
妻は私の目を見ながらゆっくり首を横に振ると、
「ごめんなさい・・・お風呂に行ってきます」
と衣服を直しながら出て行きました。
私は拒否されたことよりも妻にあのような涙を流させてしまったことに、酷く落ち込みしばらく寝室から動けないでいました。
しばらく その場で呆然としていたのですが、妻がなかなか風呂から上がってこないので、心配になりそっと風呂場へ行くと浴室から妻のすすり泣く声が聞こえてくるのです。
私は風呂場の外で妻の泣き声を聞きながら、自分のした事に後悔し、今すぐにでも妻を抱きしめ謝りたいと思いました。
しかし、ここまで妻が私を拒絶する理由も分からないのです。
私は妻への信頼が揺らいでいるのを、感じましたが、私自身それを認めたくない気持ちもあり、結局その場から立ち去り、飲めない酒を飲んで現実逃避することしかできませんでした。
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翌日妻に謝ろうと考えるのですが、私を拒絶する妻の態度に納得できない部分もあり、タイミングを逃したまま どんどん日が経って行きました。
心に釈然としないものを抱えながら、段々妻との間に見えない溝が深くなっていくような気がして、
焦りはあるのですが、妻に理由を問いただすきっかけも掴めずまた更に日が経っていくのです。
この状態は私の体を確実に蝕んでいました。
ストレスからか時々胸が痛くなり段々食欲も無くなっていくのです。
妻も私の体を心配し かいがいしく世話を焼いてくれるのですが、それ自体もストレスになり ある日出勤前に とうとう私は倒れてしまったのです。
病室で目を覚ますと妻が私の顔を見を見ていました。
頬には涙の後が見え、私が
「心配掛けたな・・・・すまない」というと、妻はまた涙を流し首を横に振りながら私に抱きつき、
「貴方が生きていればそれで十分です・・・・」
と言い私もそんな妻を いとおしいと思うのです。
今回は ただのストレスと疲労から不整脈が起こったことが原因との診断から2,3日入院した後 退院できることになりました。
退院当日、妻が迎えにくると言ってくれたのですが、
妻の仕事のこともあるので断りタクシーで帰り 一人の家を満喫しておりました。
その日仕事上がりの同僚達が私の家にお見舞いに来てくれました。
その中に田中もいます。田中とは妻と結婚の恩もあり仕事上でもライバル関係でよき理解者であり親友でした。
夕飯前には田中以外は帰りましたが、田中は私が引きとめたこともあり、久し振りに友人として少しお酒を飲みながら話していました。
妻は料理などを作ってくれた後、お邪魔でしょうからと子供達をつれて子供部屋へと引き上げました。
しばらく他愛も無い話をしていたのですが、やはり最近おかしい私を心配して、
「最近ちょっとおかしいけど何か悩みでもあるんだろ?わざわざ俺に残れって言うぐらいだから。俺に話して楽になるなら話してみろよ」
と私を気遣って聞いてくれました。
限界に来ていた私は その言葉に思わず涙を流しながら妻と上手くいっていないことを田中に話しました。
田中は黙って聞いていましたが しばらくして、
「そんなことがあったのか・・・・でも、諒子さんに限ってお前を裏切ることは無いと思うんだが、
あんなにお前のことを思ってくれる嫁さんなんてどこにもいないぞ。
でも確かに不可解だな。一度 俺のうちに夫婦で来いよ、ひょっとしたら俺の嫁さんになら諒子さんも訳を話せるかもしれないし、女の悩みなら俺達には分からないからな」
と提案してくれました。
田中の奥さんも昔 同じ会社で働いており、俺達より一つ年上で諒子の先輩にあたる人です。
諒子も結婚前は彼女にお世話になっていて 私に話せない悩みも彼女なら聞き出せるかもと思い、田中の提案を快く受けて今度の日曜にでも行くことになりました。
田中が帰った後 妻に週末田中の家に呼ばれていることを話すと、妻も乗り気で快く了解してくれました。
退院しても一応念の為と言うことで その週は休むことにしました。
妻も今日は休みのはずなので、久し振りに2人で出かけようかと言うと、
「ごめんなさい・・・ちょっと友人の所に行かなければならないの、夕方までには帰ってくるから折角の休みに誘ってもらったのにごめんなさい」
と言われれば引き下がらざるを得ません。
妻は朝から用事をてきぱき済ませ 私の昼ごはんを用意していました。
私が暇を持て余し庭で犬と遊んでいると、妻が昼ごはんの用意が出来たことと、もう直ぐ出かけると声を掛けてきました。
それから10分も立たないうちに少し動悸がして家にはいったのですが、
まだ5月とはいえ外は意外に暑く昨日そのまま寝てしまったこともあり、風呂に入りたくなったので下着とタオルだけ持って風呂場へと向かいました。
その時、妻の姿が居間にも寝室にも見えなかったのですが、別段おかしいとは思わず、友達に会いに行くと言っていた妻が風呂に入っているなど微塵も思っていなかった私は、風呂場にいるかどうか確認もせずに風呂場の扉を開けました。
扉を開けると下着姿の妻がそこにいて私はその姿に驚きを隠せませんでした。
上下黒の下着で、しかも、下はほとんど妻のあそこを隠すことが出来ないほど小さく妻の下の毛が見えてもおかしく無いようなものでした。
妻はしゃがみこんで「いや〜出て行って、お願い見ないで〜」といって泣き出してしまいました。
私は妻の先ほどの姿が目に焼きつき頭から離れません。
呆然と妻を見て私は衝動的に妻を無理やり押し倒し下着を剥ぎ取りました。
私は あまりの光景に言葉を失い、ふと力が抜けると妻は私の手から逃れ風呂場から走り去りました。
ほんの少し呆然としていましたが、妻に聞かなければとの思いで妻を捜しました。
私が寝室の扉に手を掛けた時、妻は着替えたところで私を突き飛ばすと、捕まえようとする私を振り切り泣きながら玄関へと走りました。
私も直ぐに追いかけ玄関を出る前に妻に追いつき妻の手をとって こっちを振り向かせると、妻は涙で顔がぐちゃぐちゃになっていました。
私は先ほどのことを問いただそうと口を開きかけると、またしても胸が締め付けられるように痛くなり、その場に倒れてしまいました。
倒れながら妻が「いや〜!」と叫んでいるのが分かりました。
私は自分の胸を両手で掴みながら、先ほどの妻の姿を思い出していました。
妻のあそこは綺麗に剃られていたのです。
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また病室のベッドで目を覚ますと、両親が私の顔を心配そうに見ていました。
ベッド脇に医者が立っており、
「ちょっと興奮したのかな・・・心配ないと思いますが、一応経過を見るということでしばらく入院してもらいます」
と両親に話しています。
私が目が覚めたのに気が付き医者が、
「大丈夫ですよ、ただ あまり無理をなさらないでください。しばらく静養することです。お大事に」と立ち去りました。
私は上体を起こすと両親に、
「諒子は?」と聞きました、両親は「分からない・・・ここに運び込まれたときは諒子さんも一緒だったようだけど私達に電話をした後どこかに行ったみたい」
「そうか・・・」
「お前諒子さんと何かあったのか?」
と父親に聞かれましたが、私には何も言えません。
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その日の夕方、田中夫妻が見舞いに訪れてくれました。
田中は心配そうに私を見て諒子がいないことに気が付くと奥さんを先に帰らせて、私に話し掛けました。
「まさかとは思うが・・・・諒子さんどうした?」
私は何も言えず悔しさと悲しさで自然と涙が出てきました。
そんな私の様子を察してくれたのか田中は何も言わずに椅子に座っていました。
しばらくして、
「取り合えず帰り お前の家に寄るわ、子供や諒子さんのことも心配だろ?」
といってくれて、私も「すまない」と言い田中に自宅を見てきてもらうように頼みました。
それから田中は ほぼ毎日見舞いに来てくれました。
田中は、
「諒子さんのことは心配するな。
家のが色々世話を焼いてくれている。子供さんも ちゃんと学校に行ってるしな、とりあえずはお前は静養するんだ。
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その時、妻の姿が居間にも寝室にも見えなかったのですが、別段おかしいとは思わず、友達に会いに行くと言っていた妻が風呂に入っているなど微塵も思っていなかった私は、風呂場にいるかどうか確認もせずに風呂場の扉を開けました。
扉を開けると下着姿の妻がそこにいて私はその姿に驚きを隠せませんでした。
上下黒の下着で、しかも、下はほとんど妻のあそこを隠すことが出来ないほど小さく妻の下の毛が見えてもおかしく無いようなものでした。
妻はしゃがみこんで「いや〜出て行って、お願い見ないで〜」といって泣き出してしまいました。
私は妻の先ほどの姿が目に焼きつき頭から離れません。
呆然と妻を見て私は衝動的に妻を無理やり押し倒し下着を剥ぎ取りました。
私は あまりの光景に言葉を失い、ふと力が抜けると妻は私の手から逃れ風呂場から走り去りました。
ほんの少し呆然としていましたが、妻に聞かなければとの思いで妻を捜しました。
私が寝室の扉に手を掛けた時、妻は着替えたところで私を突き飛ばすと、捕まえようとする私を振り切り泣きながら玄関へと走りました。
私も直ぐに追いかけ玄関を出る前に妻に追いつき妻の手をとって こっちを振り向かせると、妻は涙で顔がぐちゃぐちゃになっていました。
私は先ほどのことを問いただそうと口を開きかけると、またしても胸が締め付けられるように痛くなり、その場に倒れてしまいました。
倒れながら妻が「いや〜!」と叫んでいるのが分かりました。
私は自分の胸を両手で掴みながら、先ほどの妻の姿を思い出していました。
妻のあそこは綺麗に剃られていたのです。
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また病室のベッドで目を覚ますと、両親が私の顔を心配そうに見ていました。
ベッド脇に医者が立っており、
「ちょっと興奮したのかな・・・心配ないと思いますが、一応経過を見るということでしばらく入院してもらいます」
と両親に話しています。
私が目が覚めたのに気が付き医者が、
「大丈夫ですよ、ただ あまり無理をなさらないでください。しばらく静養することです。お大事に」と立ち去りました。
私は上体を起こすと両親に、
「諒子は?」と聞きました、両親は「分からない・・・ここに運び込まれたときは諒子さんも一緒だったようだけど私達に電話をした後どこかに行ったみたい」
「そうか・・・」
「お前諒子さんと何かあったのか?」
と父親に聞かれましたが、私には何も言えません。
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その日の夕方、田中夫妻が見舞いに訪れてくれました。
田中は心配そうに私を見て諒子がいないことに気が付くと奥さんを先に帰らせて、私に話し掛けました。
「まさかとは思うが・・・・諒子さんどうした?」
私は何も言えず悔しさと悲しさで自然と涙が出てきました。
そんな私の様子を察してくれたのか田中は何も言わずに椅子に座っていました。
しばらくして、
「取り合えず帰り お前の家に寄るわ、子供や諒子さんのことも心配だろ?」
といってくれて、私も「すまない」と言い田中に自宅を見てきてもらうように頼みました。
それから田中は ほぼ毎日見舞いに来てくれました。
田中は、
「諒子さんのことは心配するな。
家のが色々世話を焼いてくれている。子供さんも ちゃんと学校に行ってるしな、とりあえずはお前は静養するんだ。
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