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死の淵から
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お前は子供達の父親何だぞ、しっかりしろ」

と私を励ましてくれるのです。

とにかく体を直すことを第一に考え、諒子のことはしばらく考え無いように努力しました。


しかし夜になり一人になると悪夢のように思い出してしまうのです。

なかなか不整脈が治まらず結局3週間ほど治療にかかってしまい、仕事に穴を開けたことを申し訳ないと思いながら、やはり妻のことが気になって仕方ないのでした。



退院の日わざわざ仕事を休んで田中は私を迎えにきてくれました。

田中は車の中で私に話し始めました。


「桂木・・・お前に言っておかなければならないことがある。諒子さんは今日お前達の家から出て行った」

「え・・・ど、どういうことだ!」

「落ち着け・・・」

田中は私が落ち着くのを待って続けました。

「今のお前の状態では諒子さんに会っても悪化するだけだ。諒子さんも今は離れたほうがいいと言っている。悪いが俺もそう思う」


「しかし・・・俺は真実が知りたい。そうでなければ先に進めない」


「分かってるさ、だが お前は諒子さんの夫でもあり子供達の親でもあるんだ。お前がしっかりしないでどうする?諒子さんも自分のしたことは分かってる。1年だ1年我慢しろ それまでしっかり体を治すんだ」


「納得できない!なんで勝手に決める!?俺の気持ちはどうなるんだ!」


「・・・・・お前の気持ちを分かってるから、今は会わせられないんだ!・・・・分かってくれ、皆お前を心配しているんだ」


私はどうしても納得できなかったが、田中は頑として妻の居所は話さなかったし、妻の両親も私には悪いことをした、離婚されても仕方ないけれど、どうしても妻とは会わせられないと言うのです。
--------------------

それから妻の両親や私の両親、田中夫婦の助けを借りながら子供2人と私だけの生活が始まりました。


当初は 妻のことを くよくよ考えていた私ですが、理由も分からず妻と引き離された子供の方が 私を心配し、色々と気を使っているのを見ていると、私が何時までもくよくよしてるわけにもいかず、段々立ち直ることが出来ました。


半年もたてば田中達の判断が正しかったことが自分自身良く分かってきたのです。

相変わらず妻のことは考えているのですが、段々悪い記憶から良い記憶を思い出すことが多くなってきました。


年末も過ぎ、結婚して初めて妻と過ごさない元旦を寂しく思い、もう何があっても妻を許そうという気にすらなってきました。

1月1日昼頃 田中夫妻が子供を連れて正月の挨拶に来たとき、私は思い切って田中に妻に何があったのか知ってることがあれば教えて欲しいと頼みました。

田中は渋っていましたが、私が今の心境を話し、妻と会う前に妻に何が起こったのか出来るだけ知っておきたい。妻に会う前に心の整理をつけておきたいと話すと 少しずつ話し始めました。

田中は3ヶ月ほどかけて私の様子を見ながら少しずつ話しくれました。

--------------------

----田中の話----

桂木には偉そうなことを言ったが、正直あの諒子さんが桂木を裏切るとは思えなかった。

俺の家庭も決して不仲では無いが、彼らは魂が呼び合うといってもいいぐらいの仲で正直うらやましいと感じていたのだ。


俺は病院を出ると急いで桂木の家に向かった。

時間はもう6時半を回っていた。

桂木の家には誰もいないような気がしたが、駐車場を見ると ちょうど諒子さんが子供を車に乗せている最中だった。

このまま放っておいたほうがよさそうなものだが、桂木の落胆振りを見ると、どうしても放って置けなく余計なお世話だと分かっていても、諒子さんに事情を聞かなければならないような気がしていた。


俺は車を降りて諒子さんに挨拶をし、ちょっと時間もらえないか?と話をすると、今から実家に子供を預けに行くのでと断られた。

俺は
「桂木から全部聞いた、俺は桂木のあんな姿見たことが無い。

俺には話せないなら、嫁でもいい。

とにかく俺は君達夫婦に不幸にはなって欲しくない。

俺達で力になれることがあるはずだ。

このまま何にも手を打たなければ桂木が壊れてしまう。

頼む!諒子さん桂木を助けると思ってとにかく家に来てくれないか?」

と俺が言うと諒子さんは動揺していましたが、とにかく両親に子供を預けるので、その後ならと答えました。

しかし俺は嫌な予感がしていて諒子さんは このまま姿を消すつもりなのではないか?とも思い、何が何でも連れて行くと諒子さんを説得しました。

諒子さんも追い詰められていたのでしょう。

段々ヒステリックにどいて!と言い出し、車の中の子供が泣き出しようやく落ち着きを取り戻すのです。

諒子さんは車の横に座り込み泣きながら、

「終わってしまった・・・・何もかも失ってしまった・・・・絶対に失いたくないものを自分で壊してしまった」

とまるで魂が抜け出たような様子です。

俺は嫁に連絡し諒子さんと子供をつれて自分の家に向かいました。


俺は諒子さんを落ち着かせて自分の子供達と一緒に桂木の子供達を寝かせました。


その間、妻が諒子さんの話を聞き 俺が部屋に入ると、

「あなたも一緒に聞いたほうがいいわ」

と妻に言われ、俺も話を聞くことになりました。


諒子さんの最初核心には触れず自分が主人を裏切ったと、しきりに繰り返し時々死にたいと言い出すと、妻がそれだけは駄目。貴方母親でしょ とたしなめるのです。

諒子さんは子供残し、両親に後のことを頼み どこか遠くへ行き、一人で働いて子供達のためだけに生きていこうと考えていたようです。


やはり諒子さんも真実を話すことに抵抗があったのでしょう。
俺達も詳しく聞くことをせず、話したくなるまで待つ姿勢でした。

しかし、妻が色々話しかけると少しずつ事情を話し始めました。


この時は もう諒子さんは桂木が退院するまでに姿を消すことを決心していたのでは無いかと思います。

「私は主人を愛しています。

こうなってしまって信用されないかも知れませんが、本当に心から主人を、桂木勇を愛しています。

それは今でもずっと変わりません。

でも・・・私は主人を裏切ってしまった」


「桂木から聞いているが・・・一体どういう?」


「私は・・・あの男に体を許してしまった・・・」

諒子さんは、両手をひざの上で握り締めぼろぼろ泣いていました。


「あの男?・・・諒子さん・・・」


「私は自分が分からない・・・・」


「もういいよ・・・諒子さん、もういいから」と妻の美鈴が言うと、

「よくない!私は・・・私は・・・、私のせいで主人は倒れてしまった。

ちゃんと話すべきだって分かってた・・・・本当はそうすべきだった。

分かっていたのに、あの男にされたことをどうしても主人に話せなかった。

・・・本当のことを話せば私は軽蔑されてしまう、

それぐらいなら誤解されたままのほうがまだましよ!」


「諒子さん・・・」と俺が言うと諒子さんは、涙を拭いて私達に土下座をするのです。


「お願いします。私はこのまま主人の前から姿を消します。

せめてどこかで働いて主人と子供達に償いたい。

ですからお願いです、私を探さないように主人を説得して下さい。

厚かましいと思います。でも頼る人がいないのです。どうか・・・・」


「でも子供さんは・・・」


「子供のことは両親に頼みます・・・」


「しかし・・・・子供に一生会わないつもりか?」


「子供のことは・・・どうすればいいのか分かりません。

私がいれば主人を苦しめます。また倒れてしまうかも知れません。

私には子供達から父親までも奪うことは出来ない!」


「しかし、桂木は・・・」


諒子さんは顔を上げ頭を抱えて叫ぶように、


「じゃ!どうすればいいの!?私がいるだけで主人を苦しめる。私が苦しむのは耐えられる。でも主人や子供達は・・・」


「諒子さん!落ち着いて」妻が諒子さんの両肩を抱き、

「私たちが力になるから・・・ね?」

諒子さんはしばらくしゃくりあげるように泣いて、

「もう死にたい・・・」と言いました。



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:読み物  |  タグ:浮気・不倫, 寝取られ, SM_調教,
 


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