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死の淵から
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しかし、それが更に私の心を掻き乱し、私は夫に抱きしめられる度に全て話してしまいたい、楽になりたいと考え、次の瞬間にはこの人を失いたくないと思うのです。
店長の行為は更にエスカレートして行きました。
下の毛を無理やり剃られた時、店長は私に「これで旦那と出来なくなったな」と無表情に私に言い、
私は、取り乱し、泣き叫び初めて「この男を殺すしかない」と思いました。
ある日私はかばんに包丁をしのばせ店長を刺し殺そうと、店長の家に行きました。
玄関を開け、店長が後ろを向いたとき私は店長を刺そうとしました。
しかし運悪く店長に気付かれ、
「俺をさすのは構わないが、あの写真は俺以外の人間も持っているぞ。次は誰のおもちゃになるのかな?」
と薄ら笑いを浮かべ私に言いました。
そして、この日から店長の私への残虐な行為が始まりました。
店長の行為は、あくまで私を痛めつけることを目的としているようにしか思えませんでした。
抵抗している私を無理やり組み敷き、私が我慢できなくなるまで、じらし続けそして私は最後には店長にお願いするしかなくなります。
店長は私に屈辱感と罪悪感より体の欲求をとってしまった、ふしだらな女だと私に何度も言い聞かせるのです。
店長は私の心を砕くことに楽しみを見出している本当の鬼でした。
私が店長に我を忘れさせられ、何回も達している最、中突然目隠しをとり、ビデオをつけます。
そして、そこには私たち家族の映像が流れているのです。
私は見た瞬間あまりのことに泣き叫び、その様子を見た店長は満足げに更に私を激しく突くのです。
この様に心を砕かれると私は次第に何も考えたくなくなり、ただただ涙を流しながら、店長の体にしがみつき快感だけに集中してしまうのです。
行為が終わり我に返ると、ただただ体の快感を求めてしまう自分が情けなく、そして泣いている私に店長は、先ほどの泣きながら店長にしがみついている場面を私に見せるのです。
そのように何回も心を砕かれ、そして快感だけを考えるような状況を与え続けられているうちに、私は店長に貫かれるだけで快感を感じ、そして確実に店長とする前とは私が変わっていることを感じていました。
私はこの頃、自分の事を冷静に考えることもできなくなり、夫を愛しているのか店長を愛しているのかも分からなくなりました。
この様なことをしていては、いつか夫にばれる、夫にばれれば全てが終わる そんなことは分かっていました。
結局、自分が辛いから問題を先延ばしにしていただけです。
--------------------
そして消えてなくなりたいと思っていたそんな時、夫に久しぶりに求められたのです。
私は夫に久しぶりに抱きしめられ、店長とは違う優しい抱擁に激しく動揺してしまいました。
この様に優しく抱きしめられたことは店長との行為ではありません。
そして、求めてくれる夫を嬉しく思いながらも私は夫には答えられないことを思い出し、心ならずも夫を拒否してしまいました。
しかし夫はこの時少し怒り、止めようとしてくれません。
そして下着に手が掛かったとき、私は抵抗するのをやめ天井を見ながら、
「これで全てが終わる、私は夫に捨てられ店長に全てを奪われるんだ」
と思うと何も言えず涙があふれてきました。
夫が私の顔を覗き込んだとき、夫は私が涙を流していることに気がつき、私から離れ「すまない・・・」と言いました。
この時、私は忘れていたものに気がついたのです。
店長は私を愛してはいない、分かっていたはずなのに、何回も抱かれているうちに、もう店長の物になったほうが楽なのではないかと、私は思い始めていたこと。
そして夫は理不尽な仕打ちであるはずなのに私を気遣ってくれたこと。
そして裏切りを知らない夫は今でも誠実に私を愛し続けていてくれたこと。
私はシャワーを浴びながら一人泣いていました。
もう止めよう、こんなことは もう駄目だ。たとえ夫にばれてもこれ以上誠実な夫を裏切ることは出来ない。
いえ、自ら夫に話全てを告白し、夫に許しを請おう。許してくれなくても、一生夫に償いながら生きて行こうそう思いました。
私は店長と決別するための行動を始めて開始しました。
この時、私は店長と決別することに迷いはありませんでした。
夫は いつでも誠実であったと思います。私に向ける気持ちに嘘はないと感じれるものでした。
私はどうなのでしょう?
先日の出来事があってから私は夫との関係について考えていました。
私は夫を愛していると自分では思っていました。
しかし、それであれば店長に何故体を任せたのでしょう?
夫は私のことを責任感が強くて情が深いとよく言っていました。
しかし・・・・
いつの間にか夫の存在が当たり前になっていたのではないか。
私は・・・・本当に夫のことを愛していたのでしょうか?
考えてもなかなか答えは出ません。
いえ、本当は分かっていたのかも知れない、しかし私は、自分でそれに気がつきたくなかったのでしょう。
この頃ちょうど店長は新店を任されるかもしれないと、少し忙しくなり、今までのように定期的に呼び出されることも少なくなっており、決別の意思を伝えたときは、もうあれから2週間ほど経っておりました。
私がもう会わない、例えばらされてもと言うと、
「ふ〜んそうかやっと決心したわけだな」
「どういうことですか?」
「止めようと思えば今でなくても止められただろう。本当に夫にばれそうにでもなったか?無理も無い話しだ」
「違います!私は・・・・例え私がどうなってもこれ以上夫を・・・」
「どっちでも一緒だ、止める気になれば止めれるってことは、今まではそこまで本気じゃ無かったってことだ。ま〜どんなに貞淑そうな女でも自分にいくらでも言い訳できるうちは人のせいにして上手く続けるもんだ」
この様なことをしていては、いつか夫にばれる、夫にばれれば全てが終わる そんなことは分かっていました。
結局、自分が辛いから問題を先延ばしにしていただけです。
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そして消えてなくなりたいと思っていたそんな時、夫に久しぶりに求められたのです。
私は夫に久しぶりに抱きしめられ、店長とは違う優しい抱擁に激しく動揺してしまいました。
この様に優しく抱きしめられたことは店長との行為ではありません。
そして、求めてくれる夫を嬉しく思いながらも私は夫には答えられないことを思い出し、心ならずも夫を拒否してしまいました。
しかし夫はこの時少し怒り、止めようとしてくれません。
そして下着に手が掛かったとき、私は抵抗するのをやめ天井を見ながら、
「これで全てが終わる、私は夫に捨てられ店長に全てを奪われるんだ」
と思うと何も言えず涙があふれてきました。
夫が私の顔を覗き込んだとき、夫は私が涙を流していることに気がつき、私から離れ「すまない・・・」と言いました。
この時、私は忘れていたものに気がついたのです。
店長は私を愛してはいない、分かっていたはずなのに、何回も抱かれているうちに、もう店長の物になったほうが楽なのではないかと、私は思い始めていたこと。
そして夫は理不尽な仕打ちであるはずなのに私を気遣ってくれたこと。
そして裏切りを知らない夫は今でも誠実に私を愛し続けていてくれたこと。
私はシャワーを浴びながら一人泣いていました。
もう止めよう、こんなことは もう駄目だ。たとえ夫にばれてもこれ以上誠実な夫を裏切ることは出来ない。
いえ、自ら夫に話全てを告白し、夫に許しを請おう。許してくれなくても、一生夫に償いながら生きて行こうそう思いました。
私は店長と決別するための行動を始めて開始しました。
この時、私は店長と決別することに迷いはありませんでした。
夫は いつでも誠実であったと思います。私に向ける気持ちに嘘はないと感じれるものでした。
私はどうなのでしょう?
先日の出来事があってから私は夫との関係について考えていました。
私は夫を愛していると自分では思っていました。
しかし、それであれば店長に何故体を任せたのでしょう?
夫は私のことを責任感が強くて情が深いとよく言っていました。
しかし・・・・
いつの間にか夫の存在が当たり前になっていたのではないか。
私は・・・・本当に夫のことを愛していたのでしょうか?
考えてもなかなか答えは出ません。
いえ、本当は分かっていたのかも知れない、しかし私は、自分でそれに気がつきたくなかったのでしょう。
この頃ちょうど店長は新店を任されるかもしれないと、少し忙しくなり、今までのように定期的に呼び出されることも少なくなっており、決別の意思を伝えたときは、もうあれから2週間ほど経っておりました。
私がもう会わない、例えばらされてもと言うと、
「ふ〜んそうかやっと決心したわけだな」
「どういうことですか?」
「止めようと思えば今でなくても止められただろう。本当に夫にばれそうにでもなったか?無理も無い話しだ」
「違います!私は・・・・例え私がどうなってもこれ以上夫を・・・」
「どっちでも一緒だ、止める気になれば止めれるってことは、今まではそこまで本気じゃ無かったってことだ。ま〜どんなに貞淑そうな女でも自分にいくらでも言い訳できるうちは人のせいにして上手く続けるもんだ」
「違います・・私は・・・」
と私が言うと店長は私を強く抱いて、「言い訳が欲しいだけだろ」と言い私を押し倒しました。
この時、店長という人間に始めて心から嫌悪感を感じました。
私が本気で押し返そうとすると、更に強く抱き、「静かにするんだ、俺の言うとおりにしろ」と言われた時、何故か体が動かず固まったように抵抗できなくなりました。
怖いのです、厳しく命令されると体が動かなくなってしまったのです。
私は何よりこの事実にショックを受けました。
とうとう心までも店長に縛られ、この時店長の行為では、ほとんど恐怖しか感じず、快楽に身を任せることもままならず、この事実が、余計に今までの自分が店長を受け入れていたことを自覚させ、
自分の浅ましさと店長の言った、
「自分への言い訳が欲しいだけ」
という言葉が心の奥にとげのように刺さっていました。
私の迷いと呼応するかのように夫と私の間に、溝が出来て行くのを感じていました。
夫を大事に思う気持ちに嘘は無いと自分では思っていました。
しかし、いつの間にかそれは家族としてのそれだけになっていたのかも知れません。
夫の体のことを考え、自分を抑制するようになってから、私は出来る限りこの家族を守って行こうと考えていました。
そうしているうちに自然と夫を一人の男として愛することを少しずつ忘れていたのではないか・・・・
この様な考えが頭の中を支配し、 そして自分で打ち消すようにそうではない夫を愛しているとまた頭の中で繰り返すのです。
--------------------
夫が倒れたのは店長に恐怖を感じてから数日後のことでした。
出社前に玄関口で崩れるように倒れる夫を見て私は愕然とし、体の奥からわきあがってくる恐怖を感じました。
その後のことは無我夢中で仕事も休み夫が目を覚ますのをじっと待っていました。
夫が目を覚ましたとき、心のそこから安堵する自分を感じ、私自身ほっとする気持ちであるのと同時に、この感情が家族としてだけのものなのでは無いかと考えてしまう自分に、はたと気がつき、また自己嫌悪に陥るのです。
夫が退院する前の日私は意を決して店長に電話し、もう一度店長に決別の意思を伝えました。
しかし、店長は、
「俺は別にいいが、君が耐えられないんじゃないのかな?何なら旦那の前でいつものようにしてやろうか」
「主人は関係ありません!」
「関係ないとはね・・・まあいい君が来ないならこっちから行くまでだ」
「・・・・それだけは止めてください」
「それじゃまた」
と電話を切られてしまいました。
私は恐怖で体が硬直し、頭の中で前のことが思い出されました。
また店長に抱かれるだけで体が動かなくなるのではないか?
もし夫がいる間に店長が家にやってきたら夫は興奮して、また倒れてしまうかも知れない、その時私は店長の呪縛から逃れられるだろうか?
私に自信はありませんでした。
散々悩んだ末、私は結局自ら店長の家に行くことを店長に伝え、いつまでこんなことが続くのかと思うと酷い絶望感に襲われるのです。
夫が退院した当日は、夫の友人達も訪れ 夫も楽しく過ごしていたようです。
あのように笑顔を見せる夫を見て、最近私に笑顔を見せることが、ほとんどなくなったということに思い当たり、また激しい自己嫌悪に襲われました。
私はこの時からこの家族にとって今や私は必要ないのでは、いても悪影響しか及ぼさないのではと考え、私がいないほうがいいのかもしれないと思い始めていました。
しかし、自業自得であると分かっていても今まで自分が、大切に育ててきた家族との絆を捨て去る勇気も無く、しかし、店長との関係を切る勇気も無く、夫には知られたくないと思いながら、夫を愛しているのか悩む。
このときの私は自分自身をもてあますほど、矛盾を抱えた中で生きていました。
自分の気持ちの確かであるはずの物が何一つ確かであると思えなくなっていました。
次の日、夫は私に「久し振りに2人で出かけないか」と言ってくれました。
>>次のページへ続く
と私が言うと店長は私を強く抱いて、「言い訳が欲しいだけだろ」と言い私を押し倒しました。
この時、店長という人間に始めて心から嫌悪感を感じました。
私が本気で押し返そうとすると、更に強く抱き、「静かにするんだ、俺の言うとおりにしろ」と言われた時、何故か体が動かず固まったように抵抗できなくなりました。
怖いのです、厳しく命令されると体が動かなくなってしまったのです。
私は何よりこの事実にショックを受けました。
とうとう心までも店長に縛られ、この時店長の行為では、ほとんど恐怖しか感じず、快楽に身を任せることもままならず、この事実が、余計に今までの自分が店長を受け入れていたことを自覚させ、
自分の浅ましさと店長の言った、
「自分への言い訳が欲しいだけ」
という言葉が心の奥にとげのように刺さっていました。
私の迷いと呼応するかのように夫と私の間に、溝が出来て行くのを感じていました。
夫を大事に思う気持ちに嘘は無いと自分では思っていました。
しかし、いつの間にかそれは家族としてのそれだけになっていたのかも知れません。
夫の体のことを考え、自分を抑制するようになってから、私は出来る限りこの家族を守って行こうと考えていました。
そうしているうちに自然と夫を一人の男として愛することを少しずつ忘れていたのではないか・・・・
この様な考えが頭の中を支配し、 そして自分で打ち消すようにそうではない夫を愛しているとまた頭の中で繰り返すのです。
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夫が倒れたのは店長に恐怖を感じてから数日後のことでした。
出社前に玄関口で崩れるように倒れる夫を見て私は愕然とし、体の奥からわきあがってくる恐怖を感じました。
その後のことは無我夢中で仕事も休み夫が目を覚ますのをじっと待っていました。
夫が目を覚ましたとき、心のそこから安堵する自分を感じ、私自身ほっとする気持ちであるのと同時に、この感情が家族としてだけのものなのでは無いかと考えてしまう自分に、はたと気がつき、また自己嫌悪に陥るのです。
夫が退院する前の日私は意を決して店長に電話し、もう一度店長に決別の意思を伝えました。
しかし、店長は、
「俺は別にいいが、君が耐えられないんじゃないのかな?何なら旦那の前でいつものようにしてやろうか」
「主人は関係ありません!」
「関係ないとはね・・・まあいい君が来ないならこっちから行くまでだ」
「・・・・それだけは止めてください」
「それじゃまた」
と電話を切られてしまいました。
私は恐怖で体が硬直し、頭の中で前のことが思い出されました。
また店長に抱かれるだけで体が動かなくなるのではないか?
もし夫がいる間に店長が家にやってきたら夫は興奮して、また倒れてしまうかも知れない、その時私は店長の呪縛から逃れられるだろうか?
私に自信はありませんでした。
散々悩んだ末、私は結局自ら店長の家に行くことを店長に伝え、いつまでこんなことが続くのかと思うと酷い絶望感に襲われるのです。
夫が退院した当日は、夫の友人達も訪れ 夫も楽しく過ごしていたようです。
あのように笑顔を見せる夫を見て、最近私に笑顔を見せることが、ほとんどなくなったということに思い当たり、また激しい自己嫌悪に襲われました。
私はこの時からこの家族にとって今や私は必要ないのでは、いても悪影響しか及ぼさないのではと考え、私がいないほうがいいのかもしれないと思い始めていました。
しかし、自業自得であると分かっていても今まで自分が、大切に育ててきた家族との絆を捨て去る勇気も無く、しかし、店長との関係を切る勇気も無く、夫には知られたくないと思いながら、夫を愛しているのか悩む。
このときの私は自分自身をもてあますほど、矛盾を抱えた中で生きていました。
自分の気持ちの確かであるはずの物が何一つ確かであると思えなくなっていました。
次の日、夫は私に「久し振りに2人で出かけないか」と言ってくれました。
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