自業自得
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慌てて玄関に回ると鍵が掛けられていたので、棟続きの事務所のドアを合鍵で開けて入って行くと、奥の和室から篭った声が聞こえます。
「奥さんの最後の瞬間の声や表情は、凄く可愛かったですよ」
「意地悪。恥ずかしいから言わないで」
『最後の瞬間?最後までしてしまったのか?本当に最後まで』
上半身は怒りに震えているのですが、下半身は興奮で熱くなっていました。
「そんなのいや。恥ずかしいからさせないで」
「ほら、こうやって」
「駄目。駄目よ」
また始まってしまうと思った私が勢いよく開けると、暗い室内に明かりが入り、パンツ一枚で仰向けに寝た彼の横に、同じくショーツ一枚の姿で添い寝した妻が右手首を掴まれて、パンツの上から触らされていました。
「あなた!」
私が部屋の明かりをつけると彼は起き上がって正座し、妻は今まで彼の下半身を触っていた手で胸を隠して泣き出しました。
「いいから続けろよ」
「ご主人、許して下さい。つい出来心で」
「おまえは出来心で、お得意さんの女房に手を出すのか!明日支店長を連れて来い!」
彼は慌てて服を着ると飲酒運転を気にする余裕も無く、逃げるように帰っていきました。
「あなた、私」
「出て行けよ。今すぐ出て行けよ。麻衣は俺が育てる」
勿論本気ではありません。
妻が恋心を抱いているのを知っていながら注意するどころか、このようになるよう仕向けたのは私なのですから。
妻はショーツ一枚なのも忘れて謝り続けていました。
「抱かれたんだな?最後までしてしまったんだな」
「していません。ただ触られただけです」
「嘘を吐け。最後の表情が可愛かったと彼が言ったのを、俺はしっかりと聞いてしまったぞ!」
「だから、触られて、つまり、最後までは」
「はっきりと言え!入れられたのか入れられて無いのか!」
「入れられていません。つまり、触られて最後まで」
確かに2人とも、下は裸ではありませんでした。
しかし、一度終わってから穿いた事も考えられ、他にも妻が恥ずかしがって全て脱ぐ事を拒んだために、横にずらしてした事も考えられます。
「最後までするつもりは」
妻は正直に話しているように感じました。
しかし、私が帰って来なければ、最後までいっていた可能性は高いのです。
「そんな事は信じられない。それに最後までしなかったら、こんな事をしてもいいのか?桜子の考えはよく分かった。それが正しいかどうか、お義父さんやお義母さんに聞いてもらおう」
「許して下さい。私が悪かったです。もうしません。二度としません」
「当たり前だ。本当に最後までしなかったか調べてやるから、そこで横になって脚を抱えろ」
しかし、妻は夫婦とゆえども、この様な明るい所でそのような格好になるのは堪えられないのか動きません。
「分かった。俺が麻衣と出て行く」
すると、妻は慌てて横になると脚を抱えましたがショーツは穿いたままで、おまけに肝心な部分を手で隠しています。
「何度も言わないからよく聞け。桜子が俺に言えるのは『はい』だけだ。俺の言う事が聞けないのならすぐに出て行け」
妻が手を退けると その部分は、透けて全て見えてしまうほど濡れています。
「恥ずかしくも無くこんなに濡らして。奴に触られてそんなに気持ち良かったのか?
本当に入れられて無いとしたら、どうやって触られた?
下着の上からか?下着の中に手を突っ込まれて直接か?返事は!」
「はい。下着の中に手を」
私はサディスティックな気分になっていて、妻に裏切られた事も忘れて下半身を硬くしていました。
「調べてやるから下着を取れ」
「はい」
妻はすすり泣きながらも、もう私には逆らいません。
「脱いだら今度はうつ伏せになって、尻を高く上げて自分で開いて中を見せろ」
妻は言われた格好になると、後ろに両手を回して指で大きく開きます。
「もういいですか?もういいですか?」
どこにもコンドームは無かったので、私は鼻を近付けて匂いを嗅ぎましたが、妻の匂いしかしませんでした。
私は下半身裸になると、前に回って膝立ちになります。
「奥はこれで調べてやるから、口に入れて唾液を付けろ。それとも彼に散々濡らしてもらったから、唾液などいらないか?」
妻は口に含みましたが、ただ咥えているだけだったので、舌を使うように指示を出します。
「もっと舌を使え。もっと。彼には舌も使ったのだろ?」
「そんな事、していません」
私は、また後ろに回るとお尻を叩いて高く上げさせ、初めて妻をバックから責めていました。
その後の妻は、何でも私の言い成りです。
妻はショーツ一枚なのも忘れて謝り続けていました。
「抱かれたんだな?最後までしてしまったんだな」
「していません。ただ触られただけです」
「嘘を吐け。最後の表情が可愛かったと彼が言ったのを、俺はしっかりと聞いてしまったぞ!」
「だから、触られて、つまり、最後までは」
「はっきりと言え!入れられたのか入れられて無いのか!」
「入れられていません。つまり、触られて最後まで」
確かに2人とも、下は裸ではありませんでした。
しかし、一度終わってから穿いた事も考えられ、他にも妻が恥ずかしがって全て脱ぐ事を拒んだために、横にずらしてした事も考えられます。
「最後までするつもりは」
妻は正直に話しているように感じました。
しかし、私が帰って来なければ、最後までいっていた可能性は高いのです。
「そんな事は信じられない。それに最後までしなかったら、こんな事をしてもいいのか?桜子の考えはよく分かった。それが正しいかどうか、お義父さんやお義母さんに聞いてもらおう」
「許して下さい。私が悪かったです。もうしません。二度としません」
「当たり前だ。本当に最後までしなかったか調べてやるから、そこで横になって脚を抱えろ」
しかし、妻は夫婦とゆえども、この様な明るい所でそのような格好になるのは堪えられないのか動きません。
「分かった。俺が麻衣と出て行く」
すると、妻は慌てて横になると脚を抱えましたがショーツは穿いたままで、おまけに肝心な部分を手で隠しています。
「何度も言わないからよく聞け。桜子が俺に言えるのは『はい』だけだ。俺の言う事が聞けないのならすぐに出て行け」
妻が手を退けると その部分は、透けて全て見えてしまうほど濡れています。
「恥ずかしくも無くこんなに濡らして。奴に触られてそんなに気持ち良かったのか?
本当に入れられて無いとしたら、どうやって触られた?
下着の上からか?下着の中に手を突っ込まれて直接か?返事は!」
「はい。下着の中に手を」
私はサディスティックな気分になっていて、妻に裏切られた事も忘れて下半身を硬くしていました。
「調べてやるから下着を取れ」
「はい」
妻はすすり泣きながらも、もう私には逆らいません。
「脱いだら今度はうつ伏せになって、尻を高く上げて自分で開いて中を見せろ」
妻は言われた格好になると、後ろに両手を回して指で大きく開きます。
「もういいですか?もういいですか?」
どこにもコンドームは無かったので、私は鼻を近付けて匂いを嗅ぎましたが、妻の匂いしかしませんでした。
私は下半身裸になると、前に回って膝立ちになります。
「奥はこれで調べてやるから、口に入れて唾液を付けろ。それとも彼に散々濡らしてもらったから、唾液などいらないか?」
妻は口に含みましたが、ただ咥えているだけだったので、舌を使うように指示を出します。
「もっと舌を使え。もっと。彼には舌も使ったのだろ?」
「そんな事、していません」
私は、また後ろに回るとお尻を叩いて高く上げさせ、初めて妻をバックから責めていました。
その後の妻は、何でも私の言い成りです。
「麻衣は眠ったか?風呂でするから、もう一度桜子も一緒に入れ」
「はい」
「風呂から出たら、今日の下着は赤だ」
「はい」
私のセックスライフは充実していきましたが、妻はいつ離婚を言い渡されないかと、絶えず私の顔色を気にするようになっていました。
夜が近付くと、今日は どのような恥ずかしい行為を要求されるのか心配のようで、塞ぎ込んでしまう事も増えていきます。
私主導のセックスと引き換えに、私は以前のような妻との笑いのある楽しい暮らしを失って行きますが、妻を思い通りに扱えるセックスから抜け出せません。
そして、半年が経った平日の昼下がり、信号で止められて並んだ隣の車を何気なく見ると、見覚えのある顔の男が運転していて、その助手席には私には見せなくなってしまった満面の笑みを浮かべた、楽しそうに話しをしている妻が乗っていました。
「ずっと続いていたのか!」
「あれ以来、彼に会ったのは今日が2度目です」
1ヶ月前、デパートに買い物に行った時、ガードマンの制服を着た彼と偶然同じエレベーターに乗り合わせたそうです。
その時、彼は休憩時間だったので、屋上に行って話すと、あのような事をしてしまった事で彼は会社に居辛くなり、退職して警備会社に就職したところ、配属されたのが そのデパートでした。
「その時は あまり話せなかったので電話番号を交換して、その後 毎日のようにあなたの目を盗んで電話を掛けたり、メールをしたりしていました」
「奴を好きになったのか?愛してしまったのか?」
妻は涙を流しながら、ゆっくりと頷きました。
「ごめんなさい。お願いですから、麻衣の親権だけは私に下さい。後の条件は全てあなたの望むように」
彼に対して本当に憧れ以上の感情を持ってしまったのか、それとも彼に対する責任を感じて同情からこうなってしまったのかは分かりませんが、私との生活に疲れてしまったのは確かです。
私が一生あのままのセックスでは堪えられないと思ったのと同じように、妻は一生このような扱いをされ続けるのかと思うと私との将来が見えなくなって、尚更 彼に心惹かれるようになったのかも知れません。
精神的にだけでは無くて、身体までも私に責め続けられる暮らしの中、妻は彼という気の休まる場所を見付けてしまったのでしょう。
私は半年間の快楽と引き換えに、一番大切な物を失ってしまいました。
「今日も出掛けるのか?」
「ごめんなさい」
私はこの期に及んでも、卑怯にも娘の親権は渡さないと言って譲らずに、離婚を思い止まらせましたが一緒に住んでいると言うだけで、妻は毎日のように出掛けて行きます。
それは、彼に会いに行くのだと分かっていても、私には後悔の念があるだけで何も言えません。
それは、全て私が原因で、こうなったのは自業自得だから。
しかし、そのような生活が1ヶ月も続くと私も徐々に壊れていき、妻が出掛けた日は嫉妬に狂いながら下半身を熱くして帰りを待ち、妻が帰宅して眠りに着くと風呂場に行って下半身裸になり、妻がその日穿いていたショーツを脱衣籠から出して包むのです。
このような事が知れれば 更に妻は離れていくと思いながらも、妻と僅かでも接点を持てたような気がしてやめられず、やがて、妻が出掛けない日も そのような行為をするようになり、
それから更に1ヶ月が経った夜、いつものように妻がお風呂に入って眠りにつくのを布団の中で、下半身を熱くしながら待っているとドアが開きました。
驚いた私は咄嗟に眠っている振りをしましたが、妻は布団を剥ぐとパジャマとパンツを一気に下げ、スカートの中に手を入れてショーツを脱いで、それを私の熱くなっている部分に巻き付けます。
『知られていた』
私は妻の下着を汚さないように気を付けていたのですが、妻は私の行為に気付いていたようです。
妻の顔を見ると涙を流していましたが、変態行為を知られていた私は何も言えずにじっとしていると、妻はその上からそっと握って、その手をゆっくりと動かし始めます。
その日を境に、妻が彼と会いに出掛けて行く事は無くなり、連絡を取り合う事もなくなりましたが、妻がその事には一切触れなかったので、私も彼との関係がどうなったのかは聞かず、毎晩その日穿いていたショーツを片手に寝室に通って来る妻に、処理される事を惨めに思いながらも、妻のショーツに思い切り吐き出せる快感から逃れられません。
やがて夫婦の会話も増え、昼間は完全に元の夫婦に戻ったようでしたが、夜は以前のような関係ではなくなり、妻からセックスを求めてくるか、それ以外の日は、相変わらず妻のショーツで処理される毎日です。
娘が眠ると私の部屋にやって来て、事が終ると戻って行った妻も、今では以前のように私と同じベッドで眠るようになりましたが、私からセックスを求める事はありません。
今の私の望みは妻とのセックスではなく、妻と手を繋いで眠ることです。
それも私から繋ぐのではなくて、妻が手を繋いで眠りたいと言うのを辛抱強く待っています。
「はい」
「風呂から出たら、今日の下着は赤だ」
「はい」
私のセックスライフは充実していきましたが、妻はいつ離婚を言い渡されないかと、絶えず私の顔色を気にするようになっていました。
夜が近付くと、今日は どのような恥ずかしい行為を要求されるのか心配のようで、塞ぎ込んでしまう事も増えていきます。
私主導のセックスと引き換えに、私は以前のような妻との笑いのある楽しい暮らしを失って行きますが、妻を思い通りに扱えるセックスから抜け出せません。
そして、半年が経った平日の昼下がり、信号で止められて並んだ隣の車を何気なく見ると、見覚えのある顔の男が運転していて、その助手席には私には見せなくなってしまった満面の笑みを浮かべた、楽しそうに話しをしている妻が乗っていました。
「ずっと続いていたのか!」
「あれ以来、彼に会ったのは今日が2度目です」
1ヶ月前、デパートに買い物に行った時、ガードマンの制服を着た彼と偶然同じエレベーターに乗り合わせたそうです。
その時、彼は休憩時間だったので、屋上に行って話すと、あのような事をしてしまった事で彼は会社に居辛くなり、退職して警備会社に就職したところ、配属されたのが そのデパートでした。
「その時は あまり話せなかったので電話番号を交換して、その後 毎日のようにあなたの目を盗んで電話を掛けたり、メールをしたりしていました」
「奴を好きになったのか?愛してしまったのか?」
妻は涙を流しながら、ゆっくりと頷きました。
「ごめんなさい。お願いですから、麻衣の親権だけは私に下さい。後の条件は全てあなたの望むように」
彼に対して本当に憧れ以上の感情を持ってしまったのか、それとも彼に対する責任を感じて同情からこうなってしまったのかは分かりませんが、私との生活に疲れてしまったのは確かです。
私が一生あのままのセックスでは堪えられないと思ったのと同じように、妻は一生このような扱いをされ続けるのかと思うと私との将来が見えなくなって、尚更 彼に心惹かれるようになったのかも知れません。
精神的にだけでは無くて、身体までも私に責め続けられる暮らしの中、妻は彼という気の休まる場所を見付けてしまったのでしょう。
私は半年間の快楽と引き換えに、一番大切な物を失ってしまいました。
「今日も出掛けるのか?」
「ごめんなさい」
私はこの期に及んでも、卑怯にも娘の親権は渡さないと言って譲らずに、離婚を思い止まらせましたが一緒に住んでいると言うだけで、妻は毎日のように出掛けて行きます。
それは、彼に会いに行くのだと分かっていても、私には後悔の念があるだけで何も言えません。
それは、全て私が原因で、こうなったのは自業自得だから。
しかし、そのような生活が1ヶ月も続くと私も徐々に壊れていき、妻が出掛けた日は嫉妬に狂いながら下半身を熱くして帰りを待ち、妻が帰宅して眠りに着くと風呂場に行って下半身裸になり、妻がその日穿いていたショーツを脱衣籠から出して包むのです。
このような事が知れれば 更に妻は離れていくと思いながらも、妻と僅かでも接点を持てたような気がしてやめられず、やがて、妻が出掛けない日も そのような行為をするようになり、
それから更に1ヶ月が経った夜、いつものように妻がお風呂に入って眠りにつくのを布団の中で、下半身を熱くしながら待っているとドアが開きました。
驚いた私は咄嗟に眠っている振りをしましたが、妻は布団を剥ぐとパジャマとパンツを一気に下げ、スカートの中に手を入れてショーツを脱いで、それを私の熱くなっている部分に巻き付けます。
『知られていた』
私は妻の下着を汚さないように気を付けていたのですが、妻は私の行為に気付いていたようです。
妻の顔を見ると涙を流していましたが、変態行為を知られていた私は何も言えずにじっとしていると、妻はその上からそっと握って、その手をゆっくりと動かし始めます。
その日を境に、妻が彼と会いに出掛けて行く事は無くなり、連絡を取り合う事もなくなりましたが、妻がその事には一切触れなかったので、私も彼との関係がどうなったのかは聞かず、毎晩その日穿いていたショーツを片手に寝室に通って来る妻に、処理される事を惨めに思いながらも、妻のショーツに思い切り吐き出せる快感から逃れられません。
やがて夫婦の会話も増え、昼間は完全に元の夫婦に戻ったようでしたが、夜は以前のような関係ではなくなり、妻からセックスを求めてくるか、それ以外の日は、相変わらず妻のショーツで処理される毎日です。
娘が眠ると私の部屋にやって来て、事が終ると戻って行った妻も、今では以前のように私と同じベッドで眠るようになりましたが、私からセックスを求める事はありません。
今の私の望みは妻とのセックスではなく、妻と手を繋いで眠ることです。
それも私から繋ぐのではなくて、妻が手を繋いで眠りたいと言うのを辛抱強く待っています。
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