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破局か再構築か
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少し妻の体に力が入っていたが、すぐに力が抜けるのが伝わってきた。

妻の体を正面に向け荒々しくキスをする。

妻の唇は とても柔らかい一体いつ以来のキスだろうか。

徐々に舌を入れていく堅く閉ざされていた妻の口が少しずつ開いていき妻の口の中に私の舌が入っていく。

そして、いつしか妻の舌と絡めてキスをしていた。


時間にして数分キスをしていた。

妻の目を見ると少し潤んでいる。

そっと妻の腰に手を当てて寝室に連れて行くと、妻の着ていた服を脱がす。

妻は、黙って目を閉じたままジッとしている。

子供を産んでいないせいか、妻の体は若かりし頃のままの状態だ。

ベットに寝かせ、妻の胸を両手でゆっくりと揉んでいく。

こんなにも柔らかいものなのか、改めて妻の体の素晴らしさに気付き、なんという宝の持ち腐れをしていたのかと悔やむ私がいる。

次に妻のアソコを愛撫する舌でアソコを掻き回すように舐めると妻の体が小刻みに震えピクッと跳ねる。

既にアソコは濡れ切っている。

私の下半身に痛みを感じた

夢中で舐めていたせいか自分のズボンを脱ぐことを忘れていたのだ。

すぐにズボンを脱ぐと私のモノは既に硬くなっていた。


「入れるぞ」

妻は黙ったまま頷いた。

そこからはもう無我夢中で腰を打ちつけ た。
妻「・・はぁぁぁぁぁ〜〜・・・んんーーーーっ・・・あぅっ・・・いいっ・・・あなたぁっ・・・いいーーーっ・・・・・・んーーーーっ・・・・はぁっ・・・いいっ・・・・いいーーーっ・・・」

久々のセックスという事もあって数分で私は絶頂を迎えた。


私「うっ出すぞっ」

お互いに息を切らしながら、抱き合いまたキスを交わした。


妻「・・・どうしたのこんな突然」

私「いや、急に理香を抱きたくなったんだ、嫌だったか?」


妻「そんな事ない、すごく嬉しかった」


不倫相手から旦那と性行為を禁止された人妻の話がある、旦那が誘うと妻は拒否する、しかし、理香は私との行為を拒否はしなかった。


「これは私に不倫がバレない様にする為なのか?」

「それとも本当に尾田に脅されているのだろうか?」


自分の目で最後まで確かめよう。たとえどんな結末が待っていようと、改めて私はそう思った。

--------------------

寝室に戻りベットに入る、妻はグッスリ寝てるようだ。

ふと、天井を眺めここ数年の自分のして来た事を思い返した。仕事を理由に家の事を全て妻に任せてきた日々を。

この不倫問題が解決した時に妻と私の関係はどうなっているのだろうか?


妻「起きて、もう朝よ」

いつにまにか寝てしまったようだ。


私「おはよう」

妻「おはよう、アナタが寝過ごすなんて珍しいわね」


私「ちょっと疲れてたのかもな」

妻「そう、朝ごはん出来てるわよ」


私「あぁ今行くよ」


普段なら、妻に起こされる前に起きているはずなのに、やはり気付かないうちに疲れているのだろう。

朝食を食べ終わり会社に行く為に家を出た。

さっそく携帯に目を通すと既に尾田からの妻宛のメールが着ていた。

「来週の火曜日は空いてるか?」

妻は まだ返信はしていないみたいだ、昼食時また尾田からのメールが届いた。

「火曜は駄目なのか?返信ぐらいしろよ お前は俺に逆らえないんだぞ、それとも旦那にバラすか?」


「逆らえない?」

妻は尾田に脅されているのだろうか、暫くすると妻からメールが返信された。

「わかりました、火曜日で結構です」

すぐに尾田から返信のメールが届く

「じゃ○○駅前のロータリーに11時、いつも通り車で迎えに行く」


当初は、掲示板の教えの通りに興信所に頼もうかと考えていたが、自分の目で確かめる事にした。

勿論プロではない人間がそんな事をすれば、失敗する可能性も出てくる。

しかし、私は自分の目で確かめる事にした。


二人が火曜に会うとわかったその日に会社には有給休暇を申し入れた。数年間働き詰めだったお陰で有給は簡単に取れた。
帰宅途中ふと頭の中に尾田からの「旦那とするな」というメールを思い出した。

私達夫婦は世間で言われているセックスレスの夫婦だった。

最後に妻としたのは いつだったか今では思い出す事も出来ない。

これも妻が不倫をした理由の一つなのだろうか、そんな事を考えながら家に帰宅した。



久々のセックスのお陰だろうか、妻が少し嬉しそうにしている。会話もいつも以上に弾んでいた。

次の日が日曜日という事もあり、妻と酒を飲みながら色々と夜遅くまで話をしていた。


「夫婦ってこんなにも良いものだったのか」

そう心の中で思っていた。

しかし、まずは不倫問題を解決しなければならない。

妻が寝た事を確認しPCを起動させ、掲示板に書き込みを始めた。

「妻と不倫相手が会う日がわかった。しかし興信所は利用せず自分で全てを突き止める」

と書き込んだ、私のレスに対する反応は大体予想した通りのものだった。


「自分でするの?興信所に依頼した方がいいって」

「絶対失敗するよ、尾行って思ってる以上に難しいよ」


しかし、再度私の気持ちを書いたレスを書き込むと、少しずつアドバイスを書いたレスが書き込まれた。

「本当に自分でするんだな、ならカメラやビデオを用意した方がいい。まずは不貞の証拠を確実に掴むのが先決だしね」

「ホテルに入る所と出て来た所をバッチリ記録するんだぞ」


勿論 面白半分でレスを書く人間もいるのは事実だが、しかし大半のレスは本当に考え真剣にレスを返してくれる。

ますます掲示板に助けられている。

当日は、レンタカーを借り尾行し、ビデオカメラで撮影することを決め、今日は寝ることにした。

--------------------

日曜日 朝


私「今日は何か用事があるか?」

妻「別に何もないけど」


私「ならどこか出掛けるか?」

妻「・・・」


私「どうした?嫌なら別にいいぞ」

妻「・・・それじゃ買い物に」


私「わかった買い物に行こうか」

妻「うん、じゃ着替えてくるね」


私「あぁ」

こんな会話も普通の夫婦ならごく全く当たり前の会話なのだろう。

しかし、私達夫婦がこんな会話したのは いつ以来だろうか?

最近まで私は日曜でさえも「仕事」や「付き合い」などと言い訳をして家を出ていた。


いつもは一人で歩いていた街を今日は妻と二人で歩いている、「こんなに心地いいものなのか」そう思った。

二人で店に入り、二人で選び、二人で買う、こんなごくありふれた行いが今の私には新鮮でとても楽しいものだった。


妻「ここのお店に入ってもいい?」

私「いいよ」


>>次のページへ続く
 
カテゴリー:読み物  |  タグ:浮気・不倫, 寝取られ,
 


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