変わり果ててしまった妻
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医者は そこまで言うと黙ってしまう。
「私を呼んだと言う事は、私に何をしろと?」
「奥様は自分を許せない気持ちと戦っていますが、おそらく許せずに一生自分を卑下して暮らすでしょう。しかし、本当に許して欲しい相手は、自分ではなくてご主人です」
しかし、私には良い返事が出来ない。
心の病も自業自得だと思う気持ちが無い訳ではなく、このまま妻を許す自信など無かった。
「離婚届も書いたと聞きました。
もうすぐ他人になる相手なんか、どうなっても良いと言われれば それも仕方ないでしょう。
しかし、今なら早く治すことができる。奥様一人の力では、治すことが出来ても時間が掛かります。
本来、私の立場からすれば、夫婦の問題には口出し出来ないのですが、お子さんの為にも・・・・・・ここは・・・」
子どもの事を言われると弱い。
このような事をしてしまった妻でも、子供達には掛け替えの無い母なのだ。
「離婚を思い止まって欲しいと言っているのではありません。
しかし、このまま別れて、後の事が気になりませんか?
20年近くも一緒にいたら、楽しい思い出も沢山あったのではないのですか?」
沢山あったどころか、今回の事が起こるまでは楽しい思い出ばかりだ。
「しかし、今回の事が大き過ぎて」
「確かに許される事ではありません。
私が同じ様な立場なら、この様なお願いは出来なかったかも知れない。
しかし、今回の事で、今までの全てを捨て去れますか?今までの事全てを消し去る事が出来ますか?
何も全面的に許してやって欲しいとは言いません。
何か罰を与えてもいい。いや、返って罰を与えた方が奥様のためには良いのかも知れない」
私は考えてみるとだけ言って医者をあとにした。
--------------------
確かに妻は、この二週間で かなりの回復を見せた。
薬が効いたのか、それとも誰にも明かせなかった胸の内を医師に聞いてもらった事で落ち着いたのか、または両方が良かったのかは分からないが、回復したのは表情にも表れていた。
しかし、私と二人だけで部屋にいると、暫らくすると二週間前の硬く無表情な妻に戻ってしまう。
妻の浮気は 心の浮気ではなくて、どちらかと言えば身体の浮気なのだ。
心まで奪われたのでなければ、子供達の事も考えて許すという人もいるだろう。
ここで妻を許せば、妻は完治するだろうと思った。ひとまず許した振りだけでもしようかとも思った。
しかし、身も心も という言葉があるように、仮に身体だけが裏切ったとしても、私には妻という存在の半分近くに裏切られた思いがある。
いや、それ自体も自分が小さな男に見えないように、自分自身に嘘を吐いていて、心の浮気なら 心が戻れば やり直せる気もするが、私を裏切って他の男を受け入れてしまった身体は、元には戻らないような気さえしている。
実際に そのような事は有り得ないのだが、他の男に広げられてしまった性器は、元のサイズには戻らないような感覚さえある。
「青山や今中のチンチンは気持ち良かったか?まだ二人のチンチンの感触を、千里の身体は覚えているのだろ?」
当然、妻は何も答えられない。
「また何かあったら、青山や今中に抱いて欲しいと思う気持ちがあるのか?」
妻は ただ激しく首を振る
「私は あなたが好き。あなたを愛しています」
「そんな事は聞いていない。また二人に抱かれる可能性が有るのか無いのか聞いているんだ」
「もうあなた以外には・・・・・・・・」
「正式に俺と離婚が成立したら どうだ?それでも奴らに抱かれる可能性は無いのだな。奴らではなくても、一生他の男に抱かれる事も無いと言えるか?」
無理な事を聞いているのは分かっていた。
離婚届を出してしまえば、妻は自由になれるのだ。
そうなれば、私は妻に何も言う権利は無くなる。
私には その事が とてつもなく寂しい。
「離婚届は書いたが、今の俺は何とか千里を許そうともがいている。
しかし、どうしても許せない。
何かペナルティーを与えて許そうと思っても、どのようなペナルティーを与えれば許せるのかも分からない。
子供達のために、このまま仮面夫婦で暮らせないことも無いが、そんな暮らしは絶対に嫌だ。
それなら このまま離婚届を提出した方がいい」
それには妻も頷いた。
「だから俺は自分に正直になろうと思う。下衆な男と思われてもいい。
俺は千里の全てが知りたい。千里と青山の行為。千里と今中との行為。
全てを知っても許せるのなら許したい。
千里が復縁を望んでいないのなら、それも仕方ないが」
妻は すぐには返事が出来無い。ただでさえ誰にも知られたくない行為を、一番知られたくない私に話す事など出来ないのだ。
「分かった。終わりにしよう」
私が立ち上がると初めて妻は必死で謝って、私の足に縋り付いて泣く。
「ごめんなさい。私は酷い女です。私は酷い妻です。取り返しのつかない事をしてしまいました。ごめんなさい。ごめんなさい」
「千里は俺の事を全て知りたいと思ったことはないか?」
何も全面的に許してやって欲しいとは言いません。
何か罰を与えてもいい。いや、返って罰を与えた方が奥様のためには良いのかも知れない」
私は考えてみるとだけ言って医者をあとにした。
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確かに妻は、この二週間で かなりの回復を見せた。
薬が効いたのか、それとも誰にも明かせなかった胸の内を医師に聞いてもらった事で落ち着いたのか、または両方が良かったのかは分からないが、回復したのは表情にも表れていた。
しかし、私と二人だけで部屋にいると、暫らくすると二週間前の硬く無表情な妻に戻ってしまう。
妻の浮気は 心の浮気ではなくて、どちらかと言えば身体の浮気なのだ。
心まで奪われたのでなければ、子供達の事も考えて許すという人もいるだろう。
ここで妻を許せば、妻は完治するだろうと思った。ひとまず許した振りだけでもしようかとも思った。
しかし、身も心も という言葉があるように、仮に身体だけが裏切ったとしても、私には妻という存在の半分近くに裏切られた思いがある。
いや、それ自体も自分が小さな男に見えないように、自分自身に嘘を吐いていて、心の浮気なら 心が戻れば やり直せる気もするが、私を裏切って他の男を受け入れてしまった身体は、元には戻らないような気さえしている。
実際に そのような事は有り得ないのだが、他の男に広げられてしまった性器は、元のサイズには戻らないような感覚さえある。
「青山や今中のチンチンは気持ち良かったか?まだ二人のチンチンの感触を、千里の身体は覚えているのだろ?」
当然、妻は何も答えられない。
「また何かあったら、青山や今中に抱いて欲しいと思う気持ちがあるのか?」
妻は ただ激しく首を振る
「私は あなたが好き。あなたを愛しています」
「そんな事は聞いていない。また二人に抱かれる可能性が有るのか無いのか聞いているんだ」
「もうあなた以外には・・・・・・・・」
「正式に俺と離婚が成立したら どうだ?それでも奴らに抱かれる可能性は無いのだな。奴らではなくても、一生他の男に抱かれる事も無いと言えるか?」
無理な事を聞いているのは分かっていた。
離婚届を出してしまえば、妻は自由になれるのだ。
そうなれば、私は妻に何も言う権利は無くなる。
私には その事が とてつもなく寂しい。
「離婚届は書いたが、今の俺は何とか千里を許そうともがいている。
しかし、どうしても許せない。
何かペナルティーを与えて許そうと思っても、どのようなペナルティーを与えれば許せるのかも分からない。
子供達のために、このまま仮面夫婦で暮らせないことも無いが、そんな暮らしは絶対に嫌だ。
それなら このまま離婚届を提出した方がいい」
それには妻も頷いた。
「だから俺は自分に正直になろうと思う。下衆な男と思われてもいい。
俺は千里の全てが知りたい。千里と青山の行為。千里と今中との行為。
全てを知っても許せるのなら許したい。
千里が復縁を望んでいないのなら、それも仕方ないが」
妻は すぐには返事が出来無い。ただでさえ誰にも知られたくない行為を、一番知られたくない私に話す事など出来ないのだ。
「分かった。終わりにしよう」
私が立ち上がると初めて妻は必死で謝って、私の足に縋り付いて泣く。
「ごめんなさい。私は酷い女です。私は酷い妻です。取り返しのつかない事をしてしまいました。ごめんなさい。ごめんなさい」
「千里は俺の事を全て知りたいと思ったことはないか?」
「知りたい。自分が裏切っていながら、女将さんと何があったのか知りたかった。
恵理さんとは結局、何も無かったけれど、それでも居酒屋で何の話をしたのか。
部屋で飲みながら、何を話したのかまで全て知りたかった」
このような話を続ければ、また妻が二週間前に戻ってしまうかも知れないと思ったが、妻を許せる可能性があるとすれば、全てを知ってからで無いと無理だと思った。
許した振りならできるが、心底許す事のできる可能性があるとすれば、全てを知った上でも、許せなければ 心底許した事にはならないと思った。
「青山に会えば、奴は自慢するように全て話してくれるだろう。しかし俺は千里の口から聞きたい」
--------------------
結局、自分からは話せなかったが、それでも私の質問に答える形で話し出す。
初めて青山に抱かれた日、かなり抵抗はしたが、それは最初だけで、すぐに感じてしまって青山の背中に腕を回してしまった事。
青山に その時の様子を聞かされて、勝手な理由をつけて、また抱かれたが、本当は また味わってみたいという気が少しはあった事。
青山は異常に性欲が強く、毎日のように誘われるばかりか、昼間抱かれた日でも夜も誘われた事があった事。
得意先などに連れて行かれ、帰る車の中でも運転席の青山の性器を握らされたり、逆に青山に触られたりしていた事など。
妻は素直に答えたが、セックスの内容については話したがらない。
妻の精神状態を気にしながらも、私の知りたい気持ちは抑えが利かない。
「あとは青山に聞く」
「お願いです。彼とは もう会わないで」
「それなら千里が話すか?青山のチンチンは どうだった?俺のチンチンと比べて どうだった?」
終に聞いてしまった。このような事を聞くのは男として惨めなことだが、妻が他の男を求めた事で、男としてのプライドなど吹き飛んでいた。
「比べたことなど有りませんから・・・・・」
「比べる気がなくても違いは有るだろ。大きさとか太さとか」
私は合格発表を待つ受験生のように、息を殺して妻の返事を待っていた。
「少し大きかったです」
少しというのは、妻が私に気を使ったのだろう。少しぐらいの違いなら、同じぐらいだったと言うはずだ。
「太さは?色は?」
「少しだけ太くて・・・色は・・・真っ黒で・・・・・」
やはり妻の性器が広げられた感じがした。青山の長くて太い、真っ黒な性器が何度も何度も出入りし、妻の性器は その感触を覚えてしまった。
「今中のは!今中のチンチンは どうだった!」
私は何に拘っているのか。
「社長の程は・・・・・大きく無かったです」
私は少しほっとしたが、それは一瞬だけだった。
「ただ太さは・・・・今中さんの方が・・・・・」
私の怒りは大きくなった。そのような事でと思われるかも知れないが、それが私の正直な気持ちなのだ。
私の脳裏に真っ黒な塊が、妻の性器にめり込む光景が浮かび、妻の精神状態など考えられなくなって、詳しい行為を聞きだそうとしていた。
まずホテルに入ると、服従した証に妻からのキスを求める。
嫌々抱かれるのではない証拠に、必ず、青山の前に立って、自らの手で服を脱ぐ事を義務づけられ、下着姿になると、次に青山の服脱がせて
「今日もこのオチンチンで、千里を可愛がって下さい」
と言わされてから、性器にキスをさせられる。
とにかく、ホテルに入ると青山には絶対に服従で、少しでも逆らうと子供のように膝に抱えられてお尻を叩かれた。
しかし妻は、そのような行為にすら感じてしまい、その後、膝に抱えられたままで性器を触られるのを、心待ちにしていたと言う。
全てを支配したい青山は、妻が逝きそうになると必ず「まだ逝くな!」と言い、自由に気を遣る事を許さない。
それでも妻が逝ってしまうと、厭らしい言葉で詰ったが、それすら妻には快感だったと言う。
「避妊はしていただろうな」
>>次のページへ続く
恵理さんとは結局、何も無かったけれど、それでも居酒屋で何の話をしたのか。
部屋で飲みながら、何を話したのかまで全て知りたかった」
このような話を続ければ、また妻が二週間前に戻ってしまうかも知れないと思ったが、妻を許せる可能性があるとすれば、全てを知ってからで無いと無理だと思った。
許した振りならできるが、心底許す事のできる可能性があるとすれば、全てを知った上でも、許せなければ 心底許した事にはならないと思った。
「青山に会えば、奴は自慢するように全て話してくれるだろう。しかし俺は千里の口から聞きたい」
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結局、自分からは話せなかったが、それでも私の質問に答える形で話し出す。
初めて青山に抱かれた日、かなり抵抗はしたが、それは最初だけで、すぐに感じてしまって青山の背中に腕を回してしまった事。
青山に その時の様子を聞かされて、勝手な理由をつけて、また抱かれたが、本当は また味わってみたいという気が少しはあった事。
青山は異常に性欲が強く、毎日のように誘われるばかりか、昼間抱かれた日でも夜も誘われた事があった事。
得意先などに連れて行かれ、帰る車の中でも運転席の青山の性器を握らされたり、逆に青山に触られたりしていた事など。
妻は素直に答えたが、セックスの内容については話したがらない。
妻の精神状態を気にしながらも、私の知りたい気持ちは抑えが利かない。
「あとは青山に聞く」
「お願いです。彼とは もう会わないで」
「それなら千里が話すか?青山のチンチンは どうだった?俺のチンチンと比べて どうだった?」
終に聞いてしまった。このような事を聞くのは男として惨めなことだが、妻が他の男を求めた事で、男としてのプライドなど吹き飛んでいた。
「比べたことなど有りませんから・・・・・」
「比べる気がなくても違いは有るだろ。大きさとか太さとか」
私は合格発表を待つ受験生のように、息を殺して妻の返事を待っていた。
「少し大きかったです」
少しというのは、妻が私に気を使ったのだろう。少しぐらいの違いなら、同じぐらいだったと言うはずだ。
「太さは?色は?」
「少しだけ太くて・・・色は・・・真っ黒で・・・・・」
やはり妻の性器が広げられた感じがした。青山の長くて太い、真っ黒な性器が何度も何度も出入りし、妻の性器は その感触を覚えてしまった。
「今中のは!今中のチンチンは どうだった!」
私は何に拘っているのか。
「社長の程は・・・・・大きく無かったです」
私は少しほっとしたが、それは一瞬だけだった。
「ただ太さは・・・・今中さんの方が・・・・・」
私の怒りは大きくなった。そのような事でと思われるかも知れないが、それが私の正直な気持ちなのだ。
私の脳裏に真っ黒な塊が、妻の性器にめり込む光景が浮かび、妻の精神状態など考えられなくなって、詳しい行為を聞きだそうとしていた。
まずホテルに入ると、服従した証に妻からのキスを求める。
嫌々抱かれるのではない証拠に、必ず、青山の前に立って、自らの手で服を脱ぐ事を義務づけられ、下着姿になると、次に青山の服脱がせて
「今日もこのオチンチンで、千里を可愛がって下さい」
と言わされてから、性器にキスをさせられる。
とにかく、ホテルに入ると青山には絶対に服従で、少しでも逆らうと子供のように膝に抱えられてお尻を叩かれた。
しかし妻は、そのような行為にすら感じてしまい、その後、膝に抱えられたままで性器を触られるのを、心待ちにしていたと言う。
全てを支配したい青山は、妻が逝きそうになると必ず「まだ逝くな!」と言い、自由に気を遣る事を許さない。
それでも妻が逝ってしまうと、厭らしい言葉で詰ったが、それすら妻には快感だったと言う。
「避妊はしていただろうな」
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