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戦い
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他人行儀じゃないか。」


妻の言っていた事は本当でした。

野田は、何らかの方法で もう一人を行かせずに、妻と行く事を最初から考えていたのだと思います。

その後、妻は なかなか私の指示した通りにせず、沈黙が続いています。


「どうした?悲しそうな顔をして。早く行こう。」


「・・・・・・課長・・・・・私・・・・・あれから寂しくて・・・・・

今日課長と・・・・以前のように・・・・・・・また課長にして欲しくて・・・・・・

主人には・・・私さえ黙っていれば・・・・・・分からないから・・・・・・・。」


妻には、最初紳士的に対応していましたが、結局本音が出て。


「そうか。私も一緒の気持ちだ。

しかし誓約書に書いた事は守りたい。

美鈴が離婚すれば、すぐにでも迎えに来る。

でも今は駄目だ。

・・・・・・・・そうか。

美鈴に恥を掻かせてはいけないな。

よし、私も腹をくくった。

今は時間が無いから、葬儀が終わってからにしよう。その方がゆっくりと出来る。

そうと決まれば早く着替えろ。

葬儀も最初だけ顔を出して、途中で失礼しよう。
今まで寂しかった分、美鈴が嫌と言うほど可愛がってあげるから、早く仕度をしろ。」


その時、私が妻達のいる部屋に入って行くと、野田は驚きの表情を浮かべました。


「おい、人の家に来て、美鈴が嫌と言うほど可愛がってあげるからとは どういう事だ?

美鈴を可愛がるのも仕事か?

何が誓約書に書いた事は守りたいだ。

ずっと美鈴としたくてウズウズしていたのだろ?

美鈴、俺がいるのに どういうつもりだ?本気で言ったのか?」


「・・・いいえ・・・・からかった・・・だけです。

・・・こんなに・・・すぐに引っ掛かるとは思いませんでした。

・・・・・・盛りのついた・・・・犬みたい・・・・・。」


「そう言う事らしいから、もう帰れ。残念だったな。」


野田は、妻がいる前では紳士を装っている為に、言い返しもせずに 立ち尽くしていましたが。


「あのー。葬儀は・・・2人で出席しないと・・・・まずいので・・・・・・。」


「おい美鈴、どうする?まだ言いたい事が有るだろ?」


「・・・・・私は行きません。

・・・・・お一人で・・・どうぞ。

会社で顔を・・・・合わすのも本当は・・・嫌だけど・・仕事だと思って我慢しています。・・・・・休みの日まで顔を・・・見たくありません。」


「残念だろうが、1人で行って来い。

顔を出して、途中で抜けられるぐらいだから、1人で充分だろ?

部長には、妻は途中で気分が悪くなって帰ったとか何とか、得意の嘘で誤魔化しておいてくれ。

それと、今の事は誓約書違反だが許してやる。妻がからかったみたいだからな。」


野田は1人出て行きました。妻は涙を浮かべて。


「もう会社には行けません。私辞めます。辞めさせて下さい。」


「どうしてだ?お前は会社に、あの男のご機嫌を取りに行っているのか?

あいつと気まずくなったとしても、仕事とは関係ない。あいつの顔を見なければいい。

それとも、今まであいつの顔を見に行っていたのか?

今の仕事が好きだと言っていたが、本当はあいつと一緒に仕事するのが、好きなのじゃないのか?」


「違います。仕事が好きでした。・・・分かりました。あなたの言う通りにします。ごめんなさい。」


まるで子供の仕返しの様な事をしてしまいました。これで妻は、益々私が正気では無いと思ったかも知れません。

それでも、こんな幼稚な事でも、久し振りに野田の困った顔を見て、少し気が晴れました。

そんな私は本当に気がおかしく成っているようです。

--------------------

7月20日(日)

午後、妻に黙って家を出て、野田の別れた奥さんの所に行きました。

電話をしてからだと断られる可能性が有るので、アポも取らずに 直接行く事にし、

奥さんと子供を残して野田が家を出たと聞いていたので、誓約書に書いてある住所に行き、インターホン越しに名前を言うと、

予想に反して すんなりとドアをあけてくれました。
中に入ると小柄で可愛い感じの女性が、正座をして頭を下げています。

「この度は大変申し訳ないことを致しました。どうか許して下さい。」

よく見るとお淑やかそうな女性で、とても自分から男を誘って、不倫していたとは見えません。


「頭を上げて下さい。私は奥さんに何かされた訳ではない。今日は文句を言いに来た訳では無いでのす。

大変失礼かと思いましたが、少し聞きたいことが有ります。」


部屋に通されてからも、奥さんは ずっと謝っていました。


「私のせいなんです。

私さえあのような事をしなければ、あの人もこんな事はしなかったと思います。

全て私が悪いのです。私のせいでご主人のご家庭を無茶苦茶にしてしまいました。

どうか許して下さい。何か償いをしなければと思っていても、償う方法も分からずに、そのままに成っていました。

先ほど あの人が来て、子供達を買い物に連れて行きました。

子供達も夕方まで帰って来ませんので、私に分かる事でしたら何でも答えます。」


「野田さんはよく来るのですか?」


「はい。色々理由を付けて週に2日は必ず来ます。

来ても玄関より中に入らないし、私と話す事も有りません。

でも、生活費は毎月入れてくれますし、今日のように子供達には、色々買ってあげているようです。

あの人は、今までの生活や子供達に、まだ未練が有るのだと思います。私にもと言いたいのですが・・・・・・・・・・。

初めてお会いしたのに この様な話をしてしまい、ごめんなさい。」


「と言う事は、奥さんも野田さんに未練があるという事ですか?では どうして離婚を?」


「あの人は私の過ちを許せませんでした。

それは当然なのですが、私は何とか許して貰おうと、どの様な仕打ちにも耐えてきました。

不倫が発覚してから、あの人を愛していると再確認しました。

子供から手が離れた私は、もう一度 恋愛をしたかっただけで、相手の事を愛してしまったと、錯覚していた事に気付き、勝手ですが、もう一度やり直させて欲しかったです。

そんな時、あの人から不倫していたと聞かされ、今まで張り詰めていた糸が切れてしまい、私の事が原因で文句など言える立場では無いのに、あの人に当たってしまいました。

その事が許せなかったらしく、離婚する事になりました。

私も今までの様に謝れば良かったのですが、正直、出口の見えないトンネルから出られる様な気がして、意地を張ってしまいました。

本当にあの人を失ってしまい、後悔しても どうにもならず・・・・・・・・・。

結局、勝手な人間です。自分なら耐えられないような事をしておきながら、日が経つに連れ、こんなに反省しているのに、どうして許してくれないのだろう。

いつになったら許してくれるのだろう。

これ以上私に、どの様に償えというのだろうと思ってしまいました。」


「失礼な事をお聞きして申し訳ないのですが、あなたの様な人が、どうして不倫なんか・・・・?」


「・・・・それは・・良く分からないのですが・・・。

最初は、他のお母さん達に嫌味を言われている先生が可哀想で、慰め、元気付けようと思って誘いました。

何回か話を聞いてあげている内に、付き合った事は有っても 恋愛と呼べる物は、あの人としかした事が無かったので、何か若い恋人が出来たような気分になりました。

いいえ、きれい事ばかり言いましたが、あの人しか男の人を知らなかった私は、目の前に有る 若い男の身体に、興味があったのも事実です。

私は このまま、あの人しか知らずに 一生を終えるのだろうか?他の男の人に抱かれたら、どんな気分だろうか?と思いました。

しかし、その様な関係になった後、罪悪感でいっぱいになり、今回だけで終わりにしようと思いましたが、

先生は私が初めてで、縋ってくる先生が可愛くて仕方が無く、先生にとって私は 最初の特別な女になったという変な感覚も有り、

ずるずると関係を続けている内に、先生を愛していると思ってしまいました。

ただ主人の事は愛していて、別れてまで先生と一緒になる気は無かったです。


>>次のページへ続く
 
 


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