戦い
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でも、あなたは怒っていると思っていたので、まさか帰って来てくれるとは思わなかったので嬉しくて。あなたの顔を見たら、つい。」
「身体は大丈夫か?」
「せっかく帰って来てくれたのに、ごめんなさい。たぶん疲れているだけだと思います。」
妻は、本当に疲れ切った様子だったので、妻の会社が真っ暗だった事は明日聞く事にし、食欲が無く何も食べたく無いと言うので、栄養ドリンクを買ってきて飲ませ、久し振りに妻を抱きたい気持ちを抑えて寝かせました。
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5月2日(日)
朝、目が覚めると、妻は隣のベッドでまだ眠っています。
起こさない様にそっと部屋を出て、コーヒーを煎れていると妻が起きてきました。
「すみません。私が用意しますから休んでいて下さい。」
「今日はいいから休んでいろ。」
妻の顔を見ると、泣いた後のように目が少し腫れているような気がします。
コーヒーとトーストだけの朝食を食べながら、疑問だらけの私は、
「昨日は何処で仕事をしていた?帰ってから、一緒に夕飯でも食べようと美鈴の会社まで行ったが、誰もいなかったぞ。」
「え・・・・。言って無かったですね。ごめんなさい。会社ではなく、メーカーで・・・・・。」
言ってしまってから後悔しました。妻に先に言わせないと言い訳されてしまいます。
この様な時でも、私は妻と駆け引きをしていました。
「あいつも一緒だったのか?」
「はい。でも、私は自分の車で行っていたので行き帰りも別々で、他の社員も5人行っていました。あなたが疑うのは当然です。ごめんなさい。仕事以外、何も有りません。」
妻の会社へは電車を利用した方が便利ですが、メーカーへは車で行った方が早いので、妻の話は辻褄が合っています。
しかし、妻の力の無い話し方が気になりました。
「俺と別れる様な事はしていないだろうな?俺を犯罪者にしてしまうような事はしていないだろうな?信じていいのか?」
「・・・・・・はい。」
妻は、まだ少し身体がだるいと言って、寝室に行きました。
私には、もう1つ疑問に思っていた事が有りました。
昨夜帰って来てから、妻はシャワーを浴びるどころか、下着も穿き代えた様子が無いのです。
妻の性格からいって、少しでも動ければシャワーを浴びたがるはずです。それが出来なくても下着ぐらいは穿き代えるはずです。
何か秘密が有るような気がして、寝室に行き。
「急に美鈴のが見たくなった。下を脱いでくれ。」
「私、今日は。」
「分かっている。何もしない。見るだけだ。」
妻は、仕方なく、パジャマのズボンと一緒にパンティーも脱ぎました。
妻の足を開き、覗き込んでいると、この様な時でも私の物は、自然と元気になってきます。
変わった様子は有りませんでしたが、ただ、昨日出掛ける前にシャワーを浴びたとしても、もう24時間は経っています。
その前の夜だとしたら30時間以上です。そのわりに妻の匂いが少ない様に感じました。
次に、パジャマと一緒に脱いだパンティーを手にとって見ましたが、普段どおりの白い物で、特別セクシーな物では有りません。
ただこれも、長い時間穿いていたにしては、きれいだと思いました。
この様子を見ていた妻は、私がなぜこの様な事をしているのか分かり。
「あなた・・・・。私・・・・・・・。」
「どうした?」
「いいえ。疑われても仕方ないです。ごめんなさい。」
そう言う妻の目には涙が溜まっています。
この涙は、私を裏切っていて出てくる物か、私に疑われて、悲しくて出てくる物かは分かりません。
ただ妻が普通でない事は感じました。
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5月3日(月)
この日も妻は ほとんどベッドから出てきません。
「病院に連れて行こうか?」
「大丈夫です。ただの疲れだと思います。」
コンビニへ昼食の弁当を買いに行き、妻が眠っているといけないので、物音を立てない様に家に入り、そっと寝室のドアを開けると、妻は携帯で電話していました。
私に気付いて慌てた様子で。
「ではまた6日にメーカーの方に行きます。失礼します。」
妻の携帯を取り上げて調べると、掛かって来たのではなく、妻から野田に電話したものでした。
「どういう事だ?説明してくれ。」
「ごめんなさい。仕事が気になって。
あなたには言えませんでしたが、まだ終わって無かったので、昨日もみんなはメーカーに出向いているはずです。
私があまり疲れているようなので、私だけ休めと言われました。
私は行くつもりでしたが、とても行けそうも無くて。」
「どうして俺のいない時に電話するんだ?疚しくなければ俺がいてもいいだろ?」
「折角帰って来てくれたのに、私がこの状態で、その上 仕事の話だと気分を悪くすると思いました。相手が課長では尚更・・・・・・・。」
妻が言っている事は本当の話かもしれません。しかし、もうピエロになるのは御免です。何とか調べてみようと思いました。
妻の話が本当なら、それに越した事は無いのですから。
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5月6日(木)
今日、明日と仕事の為、昨夜赴任先に戻って来ました。
昨日戻る途中で、昨年お世話になった興信所へ電話して、今日から9日までの妻の行動を調べてもらう積もりでしたが、9日まで休みだとアナウンスが流れ、私の思惑が狂い、この様な気持ちのままでは仕事にならないので、明日午後から休みを取り、また帰る事にしました。
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5月7日(金)
昼過ぎに赴任先を発ち、家に着いたのが夕方の5時を過ぎていました。
妻の車は無く、帰りを待ちましたが、やはり8時を過ぎても帰ってきません。
色々考えている内に、帰ってからの妻の行動を知りたくなり、玄関の鍵を閉め、靴を隠し、家中の電気を消して私が帰っていることを悟られないようにして、真っ暗な中でソファーに寝転んでいると、妻と野田が裸で抱き合い、キスをしている姿が浮かんで来ます。
妻が大きなバイブを入れられて、腰を激しく前後させている姿が浮かんで来ます。
妻が野田の物を口に含んでいる姿が浮かんで来ます。
その様な事を考えていると、妻の車が戻って来た音が聞こえたので、慌てて2階に行き、階段を上り切った所で身を潜めて、下の様子を伺っていましたのですが、泥棒にでもなった気持ちで、見つからないか気が気ではなく、なぜか見つかった時の言い訳を考えている、情けない私がいます。
妻は、直接私達の寝室へ入っていった様子で、しばらく出て来ませんでした。
10分ほどして寝室のドアを閉める音がし、続いてバスルームのドアを開けた音がしたので、シャワーを浴びに行ったと思った私は、そっと階段を下りて寝室に入ると、
妻のベッドの上に置かれているバッグの下に、白い無地の封筒を見つけ、それを開けた瞬間、私は後頭部を鈍器で殴られた様な衝撃を受けました。
中身は、全て妻の全裸の写真で5枚有ります。
椅子に座り、手は後に、足は肘掛に開いた格好で縛られている物。
その妻の中心にバイブを入れられている物。
妻が男の物を口に含んでいる物。
妻が騎乗位になっている物。
その妻が男の上で達した瞬間であろう表情の物です。
写真の角度から最後の2枚も、妻と交わりながら男が撮ったもので有る事が分かります。
ベッドに並べた写真をみながら声も出せずにいると、髪をタオルで拭きながら入って来た妻は、私がいる事に驚き、すぐに並べられた写真に気付き。
「イヤー。見ないで。イヤー。」
タオルを捨ててベッドに飛び乗り、写真を鷲掴みにすると背を丸めて泣き出しました。
私は、無言で部屋を出て気を静めようとしましたが、その時は頭が混乱していて、怒りよりも失望感の方が強く、1時間ほどして寝室を出て来た妻に、
「終わってしまった。」
「あなた。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「謝らなくてもいい。もう俺達は終わったな。」
「イヤー。そんな事言わないで。イヤー。イヤー。」
私の足に縋り付いて泣いている妻を蹴飛ばし。
>>次のページへ続く
私があまり疲れているようなので、私だけ休めと言われました。
私は行くつもりでしたが、とても行けそうも無くて。」
「どうして俺のいない時に電話するんだ?疚しくなければ俺がいてもいいだろ?」
「折角帰って来てくれたのに、私がこの状態で、その上 仕事の話だと気分を悪くすると思いました。相手が課長では尚更・・・・・・・。」
妻が言っている事は本当の話かもしれません。しかし、もうピエロになるのは御免です。何とか調べてみようと思いました。
妻の話が本当なら、それに越した事は無いのですから。
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5月6日(木)
今日、明日と仕事の為、昨夜赴任先に戻って来ました。
昨日戻る途中で、昨年お世話になった興信所へ電話して、今日から9日までの妻の行動を調べてもらう積もりでしたが、9日まで休みだとアナウンスが流れ、私の思惑が狂い、この様な気持ちのままでは仕事にならないので、明日午後から休みを取り、また帰る事にしました。
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5月7日(金)
昼過ぎに赴任先を発ち、家に着いたのが夕方の5時を過ぎていました。
妻の車は無く、帰りを待ちましたが、やはり8時を過ぎても帰ってきません。
色々考えている内に、帰ってからの妻の行動を知りたくなり、玄関の鍵を閉め、靴を隠し、家中の電気を消して私が帰っていることを悟られないようにして、真っ暗な中でソファーに寝転んでいると、妻と野田が裸で抱き合い、キスをしている姿が浮かんで来ます。
妻が大きなバイブを入れられて、腰を激しく前後させている姿が浮かんで来ます。
妻が野田の物を口に含んでいる姿が浮かんで来ます。
その様な事を考えていると、妻の車が戻って来た音が聞こえたので、慌てて2階に行き、階段を上り切った所で身を潜めて、下の様子を伺っていましたのですが、泥棒にでもなった気持ちで、見つからないか気が気ではなく、なぜか見つかった時の言い訳を考えている、情けない私がいます。
妻は、直接私達の寝室へ入っていった様子で、しばらく出て来ませんでした。
10分ほどして寝室のドアを閉める音がし、続いてバスルームのドアを開けた音がしたので、シャワーを浴びに行ったと思った私は、そっと階段を下りて寝室に入ると、
妻のベッドの上に置かれているバッグの下に、白い無地の封筒を見つけ、それを開けた瞬間、私は後頭部を鈍器で殴られた様な衝撃を受けました。
中身は、全て妻の全裸の写真で5枚有ります。
椅子に座り、手は後に、足は肘掛に開いた格好で縛られている物。
その妻の中心にバイブを入れられている物。
妻が男の物を口に含んでいる物。
妻が騎乗位になっている物。
その妻が男の上で達した瞬間であろう表情の物です。
写真の角度から最後の2枚も、妻と交わりながら男が撮ったもので有る事が分かります。
ベッドに並べた写真をみながら声も出せずにいると、髪をタオルで拭きながら入って来た妻は、私がいる事に驚き、すぐに並べられた写真に気付き。
「イヤー。見ないで。イヤー。」
タオルを捨ててベッドに飛び乗り、写真を鷲掴みにすると背を丸めて泣き出しました。
私は、無言で部屋を出て気を静めようとしましたが、その時は頭が混乱していて、怒りよりも失望感の方が強く、1時間ほどして寝室を出て来た妻に、
「終わってしまった。」
「あなた。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「謝らなくてもいい。もう俺達は終わったな。」
「イヤー。そんな事言わないで。イヤー。イヤー。」
私の足に縋り付いて泣いている妻を蹴飛ばし。
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