戦い
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「それだけは許して下さい。他の条件なら何でも聞きます。お願いします。」
「駄目だ。お前の奥さんも美鈴と一緒で、すぐに股を開くのだろ?
自分だけ俺の妻を抱いておいて、自分は嫌なのか?
まあ お前に同意を求めている訳ではない。俺は、そう決めたのだ。お前がいない間に強姦してでもそうする。
それと言い忘れたが妻とは離婚しない事にした。手元において一生苦しめる事にした。
いままで散々楽しんだから、今からの人生、楽しい事は何もさせない。
土日も夜も働いてもらう。その金で俺は楽しむつもりだ。
野田、お前は顔が広そうだから、夜のバイトを何か知らないか?最近は こいつの歳でも金になる所があるらしいじゃないか。
もう俺以外に抱かれたから、誰に何回抱かれようがいいと思っている。」
野田は、涙を流しましたが、その位では気も晴れません。
「すみませんでした。許して下さい。妻の件も美鈴さんの事も許して下さい。
美鈴さんに その様な事をさせないで下さい。お願いします。お願いします。」
「駄目だな。俺はもう決めたと言っただろ?それに美鈴は了解している。
どんな償いもすると言っている。何でもするから、ここにいたいと言ったよな?」
妻は大きな声を出して泣き出しました。
「話は終わった。もう帰ってもいいぞ。帰らないのか?
今から美鈴に掃除させる。一人前に服を着ているのも気に入らない。
美鈴、服を脱げ。裸で掃除しろ。
まだ帰らないのなら お前も見ていけ。美鈴、お前の好きな野田も見ていてくれるそうだ。
早く脱げ。今から一生家の中では裸でいろ。」
野田は居た堪れないのか帰って行きました。
私は、ベッドに寝転び、どうして心にも無い事が、次から次に口から出るのか考えていたら、妻が入ってきて服を脱いで裸で掃除を始め。
「私はあなたの言うとおり何でもします。
夜のお勤めにも行きます。ですから奥様の件は許してあげて下さい。
彼の奥様にそのような酷い事はしないで下さい。お願いします。」
--------------------
夜9時に今からもう一度来たいと電話があり、途中まで来ていたのか10分ほどで来ました。
「美鈴。お茶を持って来い。」
妻は寝室から慌てて服を着て出てきたので。
「お前の言う事は嘘ばかりだな。俺の言う事は何でも聞くから、奥さんの件を許してくれと言ったばかりだろ?
お前が裸で掃除を始めたので、そうしようかと思った俺が馬鹿だった。」
妻は、彼と目を合わさないように、俯きながらお茶を持って来ました。
「どうして裸で来ない。こいつには縛られて色々されたくせに、まだ恥ずかしいのか?どうして俺に逆らう?さっきの話は無かった事にする。」
こんな事を言っていては、妻の気持ちが更に離れて行く事は分かっていました。それでも、野田の前では、特に虐めないと気が済みません。
「美鈴さんを虐めないで下さい。お願いします。今までの私は卑怯でした。
私は、どの様な償いでもしますから、どうか美鈴さんを許してあげて下さい。お願いします。お願いします。」
「他人の家庭に口を出すな。お前が美鈴を庇う事自体気に入らない。それより何をしに来た?話は終わったはずだ。」
「帰って妻に全て話しました。
妻は、自分の事があるので 私を責めずに自分を責め、狂った様に泣いていました。
もう別れる事になるかも知れません。
妻を抱かせる事は出来ませんが、他の条件を言って頂ければ、出来る限りの事をさせて頂きます。
慰謝料もご希望の額を言って下さい。
それでどうか許して下さい。美鈴さんもどうか許してあげて下さい。」
「それなら、美鈴には働いて貰わないといけないから、お前が会社を辞めろ。
それと慰謝料1億。毎日10万ずつ俺の赴任先まで持って来い。
その度に1発ずつ殴らせろ。それで今回の事は許してやる。」
「そんな無茶な。慰謝料1億なんてとても無理です。それに会社を辞めると慰謝料も払えません。」
「さっき、他の事なら何でもするから言ってくれと言っただろ?だから言っただけだ。出来ないなら初めから偉そうに言うな。」
「もう駄目です。裁判を起こして下さい。第三者に入って貰わないと私では・・・・・・・・。」
「何だ?逆切れか?謝りに来たと思っていたが、喧嘩を売りに来たのか?
頭に来た。裁判なんかしない。非合法な事でも何でもしてやる。
俺の人生を無茶苦茶にされて、もう怖い物はない。
警察に捕まっても それはそれでいい。徹底的にやってやる。
それとお前が言った分、美鈴に返って行く事が分からないか?
おい美鈴、腹が減ったからコンビニで何か買って来てくれ。
ただし下着は着けるな。コンビニに着いたらスカートを上げてお兄ちゃんに“これで少し安くして”とお願いしてみろ。」
野田は居た堪れないのか帰って行きました。
私は、ベッドに寝転び、どうして心にも無い事が、次から次に口から出るのか考えていたら、妻が入ってきて服を脱いで裸で掃除を始め。
「私はあなたの言うとおり何でもします。
夜のお勤めにも行きます。ですから奥様の件は許してあげて下さい。
彼の奥様にそのような酷い事はしないで下さい。お願いします。」
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夜9時に今からもう一度来たいと電話があり、途中まで来ていたのか10分ほどで来ました。
「美鈴。お茶を持って来い。」
妻は寝室から慌てて服を着て出てきたので。
「お前の言う事は嘘ばかりだな。俺の言う事は何でも聞くから、奥さんの件を許してくれと言ったばかりだろ?
お前が裸で掃除を始めたので、そうしようかと思った俺が馬鹿だった。」
妻は、彼と目を合わさないように、俯きながらお茶を持って来ました。
「どうして裸で来ない。こいつには縛られて色々されたくせに、まだ恥ずかしいのか?どうして俺に逆らう?さっきの話は無かった事にする。」
こんな事を言っていては、妻の気持ちが更に離れて行く事は分かっていました。それでも、野田の前では、特に虐めないと気が済みません。
「美鈴さんを虐めないで下さい。お願いします。今までの私は卑怯でした。
私は、どの様な償いでもしますから、どうか美鈴さんを許してあげて下さい。お願いします。お願いします。」
「他人の家庭に口を出すな。お前が美鈴を庇う事自体気に入らない。それより何をしに来た?話は終わったはずだ。」
「帰って妻に全て話しました。
妻は、自分の事があるので 私を責めずに自分を責め、狂った様に泣いていました。
もう別れる事になるかも知れません。
妻を抱かせる事は出来ませんが、他の条件を言って頂ければ、出来る限りの事をさせて頂きます。
慰謝料もご希望の額を言って下さい。
それでどうか許して下さい。美鈴さんもどうか許してあげて下さい。」
「それなら、美鈴には働いて貰わないといけないから、お前が会社を辞めろ。
それと慰謝料1億。毎日10万ずつ俺の赴任先まで持って来い。
その度に1発ずつ殴らせろ。それで今回の事は許してやる。」
「そんな無茶な。慰謝料1億なんてとても無理です。それに会社を辞めると慰謝料も払えません。」
「さっき、他の事なら何でもするから言ってくれと言っただろ?だから言っただけだ。出来ないなら初めから偉そうに言うな。」
「もう駄目です。裁判を起こして下さい。第三者に入って貰わないと私では・・・・・・・・。」
「何だ?逆切れか?謝りに来たと思っていたが、喧嘩を売りに来たのか?
頭に来た。裁判なんかしない。非合法な事でも何でもしてやる。
俺の人生を無茶苦茶にされて、もう怖い物はない。
警察に捕まっても それはそれでいい。徹底的にやってやる。
それとお前が言った分、美鈴に返って行く事が分からないか?
おい美鈴、腹が減ったからコンビニで何か買って来てくれ。
ただし下着は着けるな。コンビニに着いたらスカートを上げてお兄ちゃんに“これで少し安くして”とお願いしてみろ。」
自分でも歯止めが利かなくなっていて、言う事がどんどんエスカレートしてしまいます。
無理難題を言ってしまい、どこで決着を付ければいのか自分でも分からなくなっていました。
「すみません。興奮してしまって言い過ぎました。
許して下さい。慰謝料も今の私には2百万が限界です。
それも分割をお願いしないと払えません。
毎日は、無理ですが毎月持って行きますので、その時に殴って頂いて結構です。
もう二度としない事を誓約書に書き、その後また私に出来る事があれば、追加して書き直す事も約束します。
どうかそれで許して下さい。美鈴さんにも酷い事をしないで下さい。お願いします。」
妻の目には どう映ったでしょう。
理不尽な旦那と誠意ある恋人。
私が怒れば怒るほど彼が良く見えたと思います。私は冷静さを欠いて、酷い対応をしてしまいました。
--------------------
5月22日(木)
目が覚めても妻と野田への怒りは変わりませんが、冷静さは取り戻し、昨日の事を考えていました。
妻の心を私だけに振り向かせたいのに、怒りに任せて心にも無い事を言ってしまい、逆に妻の心を彼に向けてしまったのではないかと悔やみました。
二人を引き離す事が出来ても、心を引き離す事が出来なければ、私の心は満足しません。
そうかと言って、妻に泣いて縋り付く事はプライドが許さないのです。
寝室を出てキッチンへ行くと、妻は、裸で朝食の支度をしていました。
私に気付いて振り向き、朝の挨拶をした寂しそうな目には涙が溜まっています。
寝室で昨日の事を反省したはずなのに、妻を見ると嫌味を言ってしまいました。
「どうした?寂しそうな目をして。
あいつと今までの様に付き合えないのが、そんなに寂しいか?
あいつを忘れる事が出来なくて苦しいのか?」
「朝から泣いていて、ごめんなさい。
ずっとあなたの事を考えていました。あなたと付き合い出してから、今までの事を思い出していました。
結婚出来た時は本当に嬉しかった。あなたがいれば、他には何もいらないと思いました。
私は、どうしてこんな女に成ってしまったのだろうと考えていました。
あなたは短気な所もあったけど、優しい人だった。いいえ、今も優しい人です。それを私が・・・・・・。
彼の助けに成りたいと思って、あなたに対して このような酷い事をしてしまい、傷付けてしまい、どう償えばいいのか分かりません。
あなたが望む事は何でもするつもりです。
彼の事はまだ忘れられません。また、あなたに怒られるけど正直な気持ちです。
でも、あなたを失ってまで、彼と続ける気はありません。
裏切っておいて信じて頂けないでしょうが、あなたの方が大事です。あなたを愛しています。
彼の事は忘れるように努力します。必ず忘れます。
自分でもこんな考えは許されないと分かっています。逆の立場だったら、私は耐えられないと分かっています。
でも、もうあなたに嘘はつきたく無いから、今はそういう言い方しか出来ません。
ごめんなさい。ごめんなさい。」
「正直に話しているのは分かる。
でもな、お前の正直な気持ちが、努力しなければ忘れられないという事が我慢出来ない。
俺は今まで美鈴だけを見てきた。美鈴も当然そうだと思っていた。
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