童貞と共に人として大切な何かを亡くした話5(ロケ編)
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346 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/26(木) 00:35:03.79 ID:wMqJoR+k0
現地に着くともう夕方だった為、撮影は次の日から
この日は自己紹介がてら、皆で夕飯に行きつつ飲む事に…
とりあえず飲み出すと、香と夏のピッチが異常に早い。
まあ、夏は見るからに肉食で、飲みっぷりもそのまんま。
香は、いかにも女優って感じで見た目は清楚で綺麗なお姉さん。
なのに誰よりも飲む。そしてテンション上がりまくる。
テンション上がると、関西弁になって男っぷりが上がりガハガハ笑う。見た目と中身のギャップが凄い。
男っぷりの良い娘が好みな俺のどストライク。
まあ俺だけじゃなく、大垣やプロデューサーも香が気に入ったらしいが…
結衣は、肉食全開なお姉様達とうって変わってジュースをチビチビと飲みながら女性のPと談笑。
初日から、ここまで仲良くなるロケも珍しい。
大体、初日の夕飯なんかは皆お互いに探り合いってのが普通。
ロケスタッフが少ないのが逆に良かったのかな?と思った。
で、今回の宿泊先はロケにも使える、ちょっと小洒落たロッジ。
予算削減&空き部屋数の都合で男のスタッフは全員一つの大部屋。
じゃあ男性陣は部屋で飲み直すかって話しになったら女の子達も皆来ると言う事に…
熱帯の国の蒸し暑い夜。夜の静寂に響く波の音。
ここは誰もが情熱的、そして開放的になる人類の楽園。
そんな南国の夜が俺たちに魔法をかけた。
347 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/26(木) 00:36:54.94 ID:wMqJoR+k0
なんて事は勿論無く…
相変わらず香も夏も飲みまくる。
ペースは全然衰えず、酒の量が増える程に男っぷりが上がる二人。
底抜けに明るい香と夏を中心に宴は盛り上がる。
俺「香ちゃん本当に酒好きだね」
香「うん。メッチャ好き。一人で居酒屋行っちゃう」
俺「完全にオッサンじゃん」
香「オッサンやねw黙ってれば良い女やのにねww」
俺「自分で言うなww」
そう言うと香はニヒッと笑う。
香は常に自然体で無理をしない。子供の頃から親元を離れて芸能界で働いているからだろうか?力の抜き方を知っているのだと思う。
そんな中、結衣に目をやるとニコニコしながら皆の話は聞いて居るが少し皆の輪の中に入れず、ほんの少し、皆が気付くか気づかないか それ位の微妙な位置をキープしている。
俺は結衣の横に座ると、結衣の頭をクシャクシャやる。結衣は、少し迷惑そうな顔をして乱れた髪の毛を直す。
俺「飛行機疲れなかった?」
結衣「大丈夫ですよ」
そう言って結衣は少し笑顔になった。
とりあえず頭をクシャクシャしたのを本気では嫌がってなかったらしい。
俺「明日から撮影頑張ろうな。俺、頑張って可愛いく撮るからさ」
結衣「宜しくお願いします」
俺「任せといて」
結衣「ハイ」
結衣「じゃあ、そろそろ部屋戻って寝ますね」
一同「おやすみー」
結衣は、そう言って一足先に部屋へと戻って行った。
香&夏「おやすみー」
結衣を見送った後も、まだ飲み続けようとする香と夏。
俺「そろそろ寝ないと…明日寝不足でメイク乗らないとか言っても知らないよ」
香&夏「はーい」
香と夏も、少し危なっかしい足取りで部屋へと戻って行った。
348 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/26(木) 00:39:30.98 ID:wMqJoR+k0
翌日、天気は少し曇り気味。ビーチで水着とかは少し厳しい。
なので部屋の中のシーンを中心に撮影。
スケジュールの関係で、一足先に帰らないとならない香と夏を中心に撮影。
香は流石女優。カメラが回り出すと、途端に女へと変わる。
憂いた目元…指の先まで意思が込められた、しなやかな動作。グラビアは初めてだが、まあまあ様になっている。
モニター越しに見つめられているのに思わず息を飲む。素直に美しいと思った。
俺「綺麗だ」
女の子を乗せる為にお世辞を言う事も有るが この日は自然と何度も綺麗だと口に出た。
仕事ではあるが、俺も一人の男。被写体に対しての思い入れの分だけ撮影のクオリティも上がる。
別に相手によって手を抜いてる訳じゃないが どうしても女の子によって品質に差が出てしまう。
あえて言うと好きな女の子は3割増しに見える感覚。
気持ちが乗ると、その分その娘の良い長所や、より美しく見えるアングルが見え易くなる。
そういう意味で香は、非常に撮影しやすかった。
勿論、香の性格が良く、こちらの指示に何一つ嫌な顔をせず全力でぶつかって来てくれたってのも大きいが…
夏に関して言うと、この日が産まれて初めての撮影。
笑顔も緊張が抜けない。それでも必死に俺の要求に答えてくれる夏。
俺の力で少しでも夏を綺麗に撮ってあげたいと思った。
結衣まで手が回らないので、とりあえず家庭用カメラを持たせて自分撮りをしておいて貰う。
個人的な知り合いだから出来る手抜き…
普通のアイドルに、こんな扱いしたら事務所からクレームの嵐。
結衣が事務所に入ってなくて良かった。
349 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/26(木) 00:41:07.45 ID:wMqJoR+k0
天気こそイマイチだったが、順調に終わった撮影第一日目。
でも、夜はやはり香と夏の男っぷりが上がってた。
前日と同じく、男性陣の部屋に全員集まって飲む。
香と夏は今日の撮影を振り返ってキャーキャー大騒ぎ。
撮影の無かった結衣は少し話題についていけない様子。
もう少し上手く現場をコントロールして どこかで結衣も撮影するつもりだったが、監督である俺の力量不足で結衣にまで手が回らなかった。
昼間、俺らが撮影に掛かりっきりになる間
結衣は一人で自分撮り。
俺は結衣に対して申し訳なく思った。
その分、撮影以外の時間は、なるべく結衣のソバに居て結衣が寂しい思いをしないように気を配った。
一応、念のために言い訳すると、アイドルのメンタルのケアも監督の大事な仕事。
普通なら、ただでさえ恥ずかしい水着姿を、知らん男にどアップで撮影されたりする訳で ディレクターとアイドルの間にある程度の信頼関係が無いと女の子が恥ずかしがって緊張したり、指示を聞いてくれなくなる。
ご機嫌取りも必要なのだ。
俺「今日は結衣ちゃんの撮影出来なくてゴメンな」
結衣「大丈夫w皆が撮影してる間、色々見て回ったりして楽しんだから」
今日一日、撮影以外は結衣の相手をしていたお陰で 結衣も俺に慣れたらしい。最初と違って緊張が無くなったのが分かる。
結衣から俺に話しかける事も増えてきて、周りのスタッフや香と夏とも打ち解けてきた。
その様子を見て香が声をかける。
香「EDさん、結衣ちゃんの保護者みたいだね。私も構ってー」
いえ、個人的な意見を言わせて貰えれば、僕は貴方と二人でお話したいです… と思ったが口には出さなかった。
香と夏は、この日も結局かなり遅くまで飲んでいた。
次の日、顔が浮腫んでても撮影待ってやらないと思った。ブサイクなまま撮影してやる。
350 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/26(木) 00:44:49.71 ID:wMqJoR+k0
2日目は前日と打って変わり、ドピーカン。
雨も困るんだが実は晴れ過ぎてもちと困る。あまり天気良過ぎると、日の当たる部分が明るくなり過ぎて白飛びしたり逆に影が濃くなり過ぎて黒く潰れたり。
撮影は勿論出来るが神経使わなきゃならなくなるから面倒臭い。
文句多くてサーセンwwww
まあ折角なんで太陽の下ビーチのシーンの撮影。
この日は船に乗って無人島に行く事に…
今日も、やっぱり香と夏の撮影がメイン。
香を撮影しながら、前日みたいな曇り空でも、明るい太陽の下でも良い女はやっぱり良い女だなと思った。
夏もカメラに大分慣れたようで、動きや表情も少しずつ柔らかくなってきた。
でも、キャラ的にキャピキャピとした女の子女の子したシーンは恥ずかしいらしい…
まあ、こればっかりは どうしようもない。
その頃、結衣とレーベルPは海で仲良くシュノーケリング。
南国の海満喫してんじゃねぇよw働けwww
ただのバカンスじゃねぇかwwwww
特に結衣は、海に入ると日焼けどめが落ちるから海に浮かぶ結衣の背中が日焼けして撮影前に真っ赤にならないか気が気ではなかった。
この日は他に廃墟になった教会や、山の上にある草原なんかでも撮影。
教会では、スゲー苦労して最高に格好良いのが撮れた!と思って喜んでたのに部屋に戻ってからプレビューしたらADが見切れてた…死ねば良いのに…
結衣に関しては、この日も結局1シーンちょっと撮った位で終わってしまった。スマン結衣。
>>次のページへ続く
現地に着くともう夕方だった為、撮影は次の日から
この日は自己紹介がてら、皆で夕飯に行きつつ飲む事に…
とりあえず飲み出すと、香と夏のピッチが異常に早い。
まあ、夏は見るからに肉食で、飲みっぷりもそのまんま。
香は、いかにも女優って感じで見た目は清楚で綺麗なお姉さん。
なのに誰よりも飲む。そしてテンション上がりまくる。
テンション上がると、関西弁になって男っぷりが上がりガハガハ笑う。見た目と中身のギャップが凄い。
男っぷりの良い娘が好みな俺のどストライク。
まあ俺だけじゃなく、大垣やプロデューサーも香が気に入ったらしいが…
結衣は、肉食全開なお姉様達とうって変わってジュースをチビチビと飲みながら女性のPと談笑。
初日から、ここまで仲良くなるロケも珍しい。
大体、初日の夕飯なんかは皆お互いに探り合いってのが普通。
ロケスタッフが少ないのが逆に良かったのかな?と思った。
で、今回の宿泊先はロケにも使える、ちょっと小洒落たロッジ。
予算削減&空き部屋数の都合で男のスタッフは全員一つの大部屋。
じゃあ男性陣は部屋で飲み直すかって話しになったら女の子達も皆来ると言う事に…
熱帯の国の蒸し暑い夜。夜の静寂に響く波の音。
ここは誰もが情熱的、そして開放的になる人類の楽園。
そんな南国の夜が俺たちに魔法をかけた。
347 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/26(木) 00:36:54.94 ID:wMqJoR+k0
なんて事は勿論無く…
相変わらず香も夏も飲みまくる。
ペースは全然衰えず、酒の量が増える程に男っぷりが上がる二人。
底抜けに明るい香と夏を中心に宴は盛り上がる。
俺「香ちゃん本当に酒好きだね」
香「うん。メッチャ好き。一人で居酒屋行っちゃう」
俺「完全にオッサンじゃん」
香「オッサンやねw黙ってれば良い女やのにねww」
俺「自分で言うなww」
そう言うと香はニヒッと笑う。
香は常に自然体で無理をしない。子供の頃から親元を離れて芸能界で働いているからだろうか?力の抜き方を知っているのだと思う。
そんな中、結衣に目をやるとニコニコしながら皆の話は聞いて居るが少し皆の輪の中に入れず、ほんの少し、皆が気付くか気づかないか それ位の微妙な位置をキープしている。
俺は結衣の横に座ると、結衣の頭をクシャクシャやる。結衣は、少し迷惑そうな顔をして乱れた髪の毛を直す。
俺「飛行機疲れなかった?」
結衣「大丈夫ですよ」
そう言って結衣は少し笑顔になった。
とりあえず頭をクシャクシャしたのを本気では嫌がってなかったらしい。
俺「明日から撮影頑張ろうな。俺、頑張って可愛いく撮るからさ」
結衣「宜しくお願いします」
俺「任せといて」
結衣「ハイ」
結衣「じゃあ、そろそろ部屋戻って寝ますね」
一同「おやすみー」
結衣は、そう言って一足先に部屋へと戻って行った。
香&夏「おやすみー」
結衣を見送った後も、まだ飲み続けようとする香と夏。
俺「そろそろ寝ないと…明日寝不足でメイク乗らないとか言っても知らないよ」
香&夏「はーい」
香と夏も、少し危なっかしい足取りで部屋へと戻って行った。
348 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/26(木) 00:39:30.98 ID:wMqJoR+k0
翌日、天気は少し曇り気味。ビーチで水着とかは少し厳しい。
なので部屋の中のシーンを中心に撮影。
スケジュールの関係で、一足先に帰らないとならない香と夏を中心に撮影。
香は流石女優。カメラが回り出すと、途端に女へと変わる。
憂いた目元…指の先まで意思が込められた、しなやかな動作。グラビアは初めてだが、まあまあ様になっている。
モニター越しに見つめられているのに思わず息を飲む。素直に美しいと思った。
俺「綺麗だ」
女の子を乗せる為にお世辞を言う事も有るが この日は自然と何度も綺麗だと口に出た。
仕事ではあるが、俺も一人の男。被写体に対しての思い入れの分だけ撮影のクオリティも上がる。
別に相手によって手を抜いてる訳じゃないが どうしても女の子によって品質に差が出てしまう。
あえて言うと好きな女の子は3割増しに見える感覚。
気持ちが乗ると、その分その娘の良い長所や、より美しく見えるアングルが見え易くなる。
そういう意味で香は、非常に撮影しやすかった。
勿論、香の性格が良く、こちらの指示に何一つ嫌な顔をせず全力でぶつかって来てくれたってのも大きいが…
夏に関して言うと、この日が産まれて初めての撮影。
笑顔も緊張が抜けない。それでも必死に俺の要求に答えてくれる夏。
俺の力で少しでも夏を綺麗に撮ってあげたいと思った。
結衣まで手が回らないので、とりあえず家庭用カメラを持たせて自分撮りをしておいて貰う。
個人的な知り合いだから出来る手抜き…
普通のアイドルに、こんな扱いしたら事務所からクレームの嵐。
結衣が事務所に入ってなくて良かった。
349 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/26(木) 00:41:07.45 ID:wMqJoR+k0
天気こそイマイチだったが、順調に終わった撮影第一日目。
でも、夜はやはり香と夏の男っぷりが上がってた。
前日と同じく、男性陣の部屋に全員集まって飲む。
香と夏は今日の撮影を振り返ってキャーキャー大騒ぎ。
撮影の無かった結衣は少し話題についていけない様子。
もう少し上手く現場をコントロールして どこかで結衣も撮影するつもりだったが、監督である俺の力量不足で結衣にまで手が回らなかった。
昼間、俺らが撮影に掛かりっきりになる間
結衣は一人で自分撮り。
俺は結衣に対して申し訳なく思った。
その分、撮影以外の時間は、なるべく結衣のソバに居て結衣が寂しい思いをしないように気を配った。
一応、念のために言い訳すると、アイドルのメンタルのケアも監督の大事な仕事。
普通なら、ただでさえ恥ずかしい水着姿を、知らん男にどアップで撮影されたりする訳で ディレクターとアイドルの間にある程度の信頼関係が無いと女の子が恥ずかしがって緊張したり、指示を聞いてくれなくなる。
ご機嫌取りも必要なのだ。
俺「今日は結衣ちゃんの撮影出来なくてゴメンな」
結衣「大丈夫w皆が撮影してる間、色々見て回ったりして楽しんだから」
今日一日、撮影以外は結衣の相手をしていたお陰で 結衣も俺に慣れたらしい。最初と違って緊張が無くなったのが分かる。
結衣から俺に話しかける事も増えてきて、周りのスタッフや香と夏とも打ち解けてきた。
その様子を見て香が声をかける。
香「EDさん、結衣ちゃんの保護者みたいだね。私も構ってー」
いえ、個人的な意見を言わせて貰えれば、僕は貴方と二人でお話したいです… と思ったが口には出さなかった。
香と夏は、この日も結局かなり遅くまで飲んでいた。
次の日、顔が浮腫んでても撮影待ってやらないと思った。ブサイクなまま撮影してやる。
350 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/26(木) 00:44:49.71 ID:wMqJoR+k0
2日目は前日と打って変わり、ドピーカン。
雨も困るんだが実は晴れ過ぎてもちと困る。あまり天気良過ぎると、日の当たる部分が明るくなり過ぎて白飛びしたり逆に影が濃くなり過ぎて黒く潰れたり。
撮影は勿論出来るが神経使わなきゃならなくなるから面倒臭い。
文句多くてサーセンwwww
まあ折角なんで太陽の下ビーチのシーンの撮影。
この日は船に乗って無人島に行く事に…
今日も、やっぱり香と夏の撮影がメイン。
香を撮影しながら、前日みたいな曇り空でも、明るい太陽の下でも良い女はやっぱり良い女だなと思った。
夏もカメラに大分慣れたようで、動きや表情も少しずつ柔らかくなってきた。
でも、キャラ的にキャピキャピとした女の子女の子したシーンは恥ずかしいらしい…
まあ、こればっかりは どうしようもない。
その頃、結衣とレーベルPは海で仲良くシュノーケリング。
南国の海満喫してんじゃねぇよw働けwww
ただのバカンスじゃねぇかwwwww
特に結衣は、海に入ると日焼けどめが落ちるから海に浮かぶ結衣の背中が日焼けして撮影前に真っ赤にならないか気が気ではなかった。
この日は他に廃墟になった教会や、山の上にある草原なんかでも撮影。
教会では、スゲー苦労して最高に格好良いのが撮れた!と思って喜んでたのに部屋に戻ってからプレビューしたらADが見切れてた…死ねば良いのに…
結衣に関しては、この日も結局1シーンちょっと撮った位で終わってしまった。スマン結衣。
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