取り柄のないダメ人間がリア充になった。
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56 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 21:05:56.29 ID:2El6Kr3n0
次の日結局学校の近くのファミレスに行った
とりあえず緊張してた
はじめは他愛もない話をずっとしてた
本番疲れましたねーとかそんな感じの二人だけでご飯っていうのは初めては楽しすぎて仕方なかった
でも時間には限りがあった
H先輩「で?相談ってどうしたの?」
57 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 21:14:19.40 ID:2El6Kr3n0
私「いや…委員会続けるかどうか悩んでて…」
H先輩 笑
急に笑い出した先輩に対して「へっ!?」となってしまった
H先輩「いや。ごめんごめんwで1は残りたいの?残りたくないの?」
私「残りたいのですが…私にそんな能力ない気がして…」
H先輩「…ふぅん」
58 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 21:22:22.64 ID:2El6Kr3n0
H先輩「そんなことで悩んでるんだぁ…」
私「そんなことって…」
H先輩「だって俺はそう思わないし。そもそも能力ないって思っていたらそこまで仕事あげないし。1がまとめてくれると思ってたからあの班分けにしたんだよ?今までの仕事を見てても能力がないとは思わない」
私「…ほ…ほぉ…」
H先輩「まぁ1が1に能力ないって思うのは勝手だけどねwそれとは別に俺は1に残ってほしいと思ってるし、また1と活動したいと思ってるし」
私「へ…へっ?残ってほしいって」
H先輩「1ならできるでしょ!」
次の日結局学校の近くのファミレスに行った
とりあえず緊張してた
はじめは他愛もない話をずっとしてた
本番疲れましたねーとかそんな感じの二人だけでご飯っていうのは初めては楽しすぎて仕方なかった
でも時間には限りがあった
H先輩「で?相談ってどうしたの?」
57 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 21:14:19.40 ID:2El6Kr3n0
私「いや…委員会続けるかどうか悩んでて…」
H先輩 笑
急に笑い出した先輩に対して「へっ!?」となってしまった
H先輩「いや。ごめんごめんwで1は残りたいの?残りたくないの?」
私「残りたいのですが…私にそんな能力ない気がして…」
H先輩「…ふぅん」
58 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 21:22:22.64 ID:2El6Kr3n0
H先輩「そんなことで悩んでるんだぁ…」
私「そんなことって…」
H先輩「だって俺はそう思わないし。そもそも能力ないって思っていたらそこまで仕事あげないし。1がまとめてくれると思ってたからあの班分けにしたんだよ?今までの仕事を見てても能力がないとは思わない」
私「…ほ…ほぉ…」
H先輩「まぁ1が1に能力ないって思うのは勝手だけどねwそれとは別に俺は1に残ってほしいと思ってるし、また1と活動したいと思ってるし」
私「へ…へっ?残ってほしいって」
H先輩「1ならできるでしょ!」
59 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 21:30:48.95 ID:2El6Kr3n0
そんなこんなで相談というか最初っから背中を押してほしかったんだと思う
それを知ってか知らずか先輩はぐいぐい背中を押してくれた
ただお店を出るときにH先輩は「深刻そうな顔してたからさwもっと重い相談かと思ったよ」って笑われた
そして送ってきてくれた別れ際「俺は1と一緒に委員会続けたいと思っているから」って言われた
元から惚れてたのにさらに惚れた
60 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 21:40:10.35 ID:2El6Kr3n0
それから数日後
Uさんから電話がきた
私はとりあえず謝った
一方的に振ってしまったことを
そしてUさんには まだ好きだからと言われた
クリスマスの2週間前ほどだった
どうしたらいいのかなんてもう全くわからなかった
61 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 21:45:41.20 ID:2El6Kr3n0
そして委員会の活動場所でだべっているときに友人から電話がかかって来た
外にでて電話に出てみると、好きだった先輩に告白したら振られた、という内容だった
その友人のことをずっと応援してたから、なんか自分の身に起きた出来事のように思えてしまった
電話しているうちに泣いてしまっていた
Sはかなり困っていた
そしてもう電車に乗るからと電話を切った
一人で外で泣いてたら通りがかったH先輩に見つかってしまった
62 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 21:48:43.50 ID:2El6Kr3n0
H先輩「何してんの?」
私「なんでもないです…」
H先輩「今日Sが告白するらしいね…」
私「…」
重い空気になってしまった
63 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 21:53:40.96 ID:2El6Kr3n0
それから何故か私の恋愛の話になった
私「本番1週間前くらいまで彼氏いたんですよね…」
H先輩「彼氏!?まじで?」
それから私はUさんのことを話した
そしてつい先日好きだと言われたことを話した
H先輩「その人焦ってんなw」
私「先輩はどうなんですか?」
その時 他の先輩が外に乱入してきた
私の勇気を振り絞った質問に答えは返ってこなかった
64 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 22:01:04.42 ID:2El6Kr3n0
そんなこんなで恋人たちの性夜クリスマスを迎えた
しかし非リアな私は委員会の非リア女性陣で集まって女子会をやっていた
鍋囲んでわいわいやっていたのが楽しくって仕方なかった
そんな中Fちゃんがmixiで「委員会内にリア充2人増えたwはぜろw」とつぶやいていた
それを見て女子会真っ最中だった私たちはFちゃんに電凸した
65 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 22:06:26.41 ID:2El6Kr3n0
私「リア充二人って誰さw?」
Fちゃん「えーそんな言えないよー」
つぶやいたんなら言えよwとしか思えない自分がいた
私「誰なのさーw」
Fちゃん「Y先輩とH先輩だってさ」
首つって死のうかと思った
66 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 22:10:02.68 ID:2El6Kr3n0
それからしばらしくしてSから電話かかって来た
「振られた者同士仲良くしよーぜ」
みたいな内容だった
はじめは なんでH先輩のこと知ってんのって思ったけど
そういえばY先輩のことがあったなーとしか思えなかった
67 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 22:19:34.49 ID:2El6Kr3n0
次の日H先輩からメールが来た
H先輩「今暇ー?」
私「暇ですよ!」
H先輩「昼飯食いにいかん?」
H先輩がリア充になったという話を聞いて行っていいものか分からなかった
彼女さんがいるのなら先輩と二人でご飯行っちゃいけない気がするけど…
もしかしたら今チャンスを逃したら次はないかもしれないと思った
68 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 22:25:42.36 ID:2El6Kr3n0
結局あの相談に乗ってもらったファミレスに行った
やっぱ他愛もない話が楽しくて仕方なかった
光陰矢のごとしって感じだった
H先輩「そういえばさぁ…」
私「はい?」
H先輩「昨日のFちゃんのつぶやき見た?」
私「見ましたけど…?」
H先輩「あれは誰なんだろうねw」
へ?って思った
それって先輩のことですよって
69 :名も無き被検体774号+:2012/02/26(日) 22:29:07.38 ID:2El6Kr3n0
私「変なこと言ってもいいですか?」
H先輩「?別にかまわないよwどうしたの?」
私「そのリア充ってY先輩と…H先輩のことですよね?」
H先輩「へ?俺?」
あれ?
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