「機械と少年」
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8 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/10/06(日) 01:26:40.08 ID:KUnn7jO6P
その先には暗い外が見えた
レイト「んじゃ、お先に失礼するぜ!」
ヴィントを最大加速で走らせ今開けた脱出口から飛び出すしかし・・・
機械兵は全力のダッシュで追いかけてきた
機械兵のダッシュはヴィントの速度に負けないほど速い
レイト「狙いは俺かよ!?」
すかさず2つのワイヤーガンを後ろに向けて発射
一発は機械兵に命中し そのまま爆散させた
それでも数は全然減らない
レイト「しつけぇな!!」
ヴィントを止めて機械兵達と向き合う
レイト「そんなに遊びてぇなら付き合ってやるよ!但し壊されてもしらねぇからな!!!」
ヴィントを機械兵達に向かって走らせる
一番手前の一体にワイヤーガンを撃つ
突き刺さるが電撃は流さない
突き刺さったままの機械兵を振り回すようにヴィントを回転させる
このような荒技はVT2のパワーがあってこそだ
9 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/10/06(日) 01:30:32.41 ID:KUnn7jO6P
ハンマー投げの様に回転しながら次々に機械兵を巻き込む
レイト「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
操縦者にもかなりの負荷がかかるが気合で押し切る
レイト「飛んでいけェェェェ!!!」
ワイヤーをパージして振り回された機械兵は数十メートル吹っ飛んで爆発した
巻き込まれた機械兵も腕や足を欠損している奴もあったが殆どが無傷だ
レイト「やべぇ・・・」
夜の暗闇に機械兵の目が怪しく光る
その先には暗い外が見えた
レイト「んじゃ、お先に失礼するぜ!」
ヴィントを最大加速で走らせ今開けた脱出口から飛び出すしかし・・・
機械兵は全力のダッシュで追いかけてきた
機械兵のダッシュはヴィントの速度に負けないほど速い
レイト「狙いは俺かよ!?」
すかさず2つのワイヤーガンを後ろに向けて発射
一発は機械兵に命中し そのまま爆散させた
それでも数は全然減らない
レイト「しつけぇな!!」
ヴィントを止めて機械兵達と向き合う
レイト「そんなに遊びてぇなら付き合ってやるよ!但し壊されてもしらねぇからな!!!」
ヴィントを機械兵達に向かって走らせる
一番手前の一体にワイヤーガンを撃つ
突き刺さるが電撃は流さない
突き刺さったままの機械兵を振り回すようにヴィントを回転させる
このような荒技はVT2のパワーがあってこそだ
9 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/10/06(日) 01:30:32.41 ID:KUnn7jO6P
ハンマー投げの様に回転しながら次々に機械兵を巻き込む
レイト「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
操縦者にもかなりの負荷がかかるが気合で押し切る
レイト「飛んでいけェェェェ!!!」
ワイヤーをパージして振り回された機械兵は数十メートル吹っ飛んで爆発した
巻き込まれた機械兵も腕や足を欠損している奴もあったが殆どが無傷だ
レイト「やべぇ・・・」
夜の暗闇に機械兵の目が怪しく光る
49 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/10/08(火) 00:23:03.45 ID:fkFfjKdfP
他の参加者はもう残ってはいなかった
つまり・・・
レイト「万事休す・・・って奴か・・・」
四方を囲まれ銃口を突きつけられる
ドォンッ!!
突如機械兵の一機が爆発した
レイト「なんだ・・・?」
機械兵が一斉に新たな乱入者に向けて発砲する
が、それを全て掻い潜り駆けるヴィント
レイト「あれは・・・なんとかマスク!」
勇「ブレイヴマスクだ!!って・・・違う!!」
それは例のオンボロヴィントに乗った勇だった
50 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/10/08(火) 00:32:50.89 ID:fkFfjKdfP
結局 俺のヴィントは間に合わなかったが・・・
カッターを抜き機械兵に急接近する
機械兵がアクションを起こす前に胴を叩き斬る
現役ヴィントやVT2のように細かい動きが出来るスラスターは装備されていない
それでも工夫次第では十分戦える
勇「回れっ!!」
ヴィントの側面を擦りながら全力で回頭する
目の前には既に機械兵が接近していた
勇「っ!舐めるな!」
ハンドルにかけていた手を離しライフルを引き抜き即座に発砲
手前の機械兵が電撃を受けて爆発する
この旧式ヴィントは性能こそそこまで良くないが操作が単純なので両手放しのような芸当も可能だ
ライフルで次々に機械兵を撃つが中々当たらない
レイト「おらぁ!!」
赤いヴィントからワイヤーガンが放たれ一機を捉える
レイト「助けなんざいらねぇが今回ばかりは頼ってやるよ!」
勇「それ以前にとっととそのヴィントを返せ!」
51 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/10/08(火) 00:36:47.84 ID:fkFfjKdfP
不本意だ
実に不本意だが・・・
俺とレイトの連携は稀に見る素晴らしさだった
レイトが捕獲し俺が撃つ
俺が突撃しレイトが貫く
こうして敵機は全て撃破出来た
レイト「あんた、結構やるな」
勇「褒めたって見逃しはしない。今すぐに・・・」
レイト「助かったぜ!んじゃぁな!」
踵を返し去って行くヴィント
勇「待てっ!!」
アクセルを全開にするが・・・加速しない
勇「ば、バッテリー切れ!?」
またしてもレイトを取り逃がしてしまった・・・
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63 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/10/09(水) 00:11:34.86 ID:b4A3gl1rP
それから3日たったある日の夜
勇「出発は明日だ。」
リート「今度はどこに行くんですか?」
目をキラキラさせながらたずねるリート
勇「一旦スティーアに帰る。」
リート「あのヴィントはどうするんですか?」
勇「なんかもうどうでも良くなった。あいつにも俺の技量は充分示たしな」
リート「それってあにレイトって人に馬鹿にされたから追ってたってことですよね?」
勇「・・・違う」
リート「声が小さいですよぉ〜」
勇「・・・明日は早いからもう寝る」
リート「あ〜・・・拗ねちゃった」
こんな俺たちに魔の手が・・・
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64 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/10/09(水) 00:18:43.28 ID:b4A3gl1rP
バーサリー基地の一角
「こちらエグスト1配置に着いた」
『エグスト2、こちらも準備は万端だ』
『エグスト3、同じく』
『対象のヴィントは基地内に見られない・・・もう出て行った後か?』
『エグスト2、それはあり得ない。対象が私室に入るのを視認した』
『それは確かか?』
『YES』
「エグスト1、突入準備完了」
『よし、目標は天霧勇ただ一人だ。くっついているロボは好きにしろ』
「了解」
彼らは黒ずくめの戦闘服にライフル、手榴弾、暗視ゴーグルなど特殊部隊の様な装備をつけていた
いや、正しくは彼らは特殊部隊なのだ
「エグスト1・・・行きます」
エグストというのはこの特殊部隊のチーム名
それぞれエグスト1、2、3に3人ずつの小チームの集団
それが特殊部隊エグストだ
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