「機械と少年」
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127 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/28(土) 01:41:48.72 ID:ImE7OiAMP
リート「勇さーん!」
通路の向こうからリートが走って来る
勇「どうした?」
リート「なんだか呼ばれた気がして。」
勇「呼んでない」
リート「お話しは終わりましたか?」
勇「ああ、一応任務完了だ。」
あとはスティーアに戻るだけだな
リート「あ、そうだった。クロムさんが呼んでましたよ」
勇「そうか」
クロムならば恐らく格納庫にいるだろうと思い格納庫へ向かった
128 :名も無き被検体774号+:2013/09/28(土) 01:45:48.10 ID:lQS/Fx4Z0
キタ━(゚∀゚)━!
--------------------
129 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/28(土) 01:47:10.61 ID:ImE7OiAMP
格納庫
クロム「司令との密談は終わり?」
勇「ああ、これからスティーアに戻る」
整備兵「もう帰っちまうのか?」
勇「砂漠に戻るとなると ここの気候が羨ましい」
整備兵「いっそのことここに移動して来いよ。リートちゃんもな」
勇「それは出来ないな」
整備兵「ならリートちゃんだけでも」
勇「目当てはそっちかよ」
しばらく談笑していたら
クロム「おっと、忘れるところだった」
勇「何がだ?」
クロム「いいもの見せてあげるわ。ついてらっしゃい」
整備兵「きっと腰抜かすぜ!」
そんなにすごいものがあるのか?
クロムについて行き格納庫の奥へと進んでいく
ここまでは入った事はない
巨大な鉄製の扉の前に来た
リート「勇さーん!」
通路の向こうからリートが走って来る
勇「どうした?」
リート「なんだか呼ばれた気がして。」
勇「呼んでない」
リート「お話しは終わりましたか?」
勇「ああ、一応任務完了だ。」
あとはスティーアに戻るだけだな
リート「あ、そうだった。クロムさんが呼んでましたよ」
勇「そうか」
クロムならば恐らく格納庫にいるだろうと思い格納庫へ向かった
128 :名も無き被検体774号+:2013/09/28(土) 01:45:48.10 ID:lQS/Fx4Z0
キタ━(゚∀゚)━!
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129 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/28(土) 01:47:10.61 ID:ImE7OiAMP
格納庫
クロム「司令との密談は終わり?」
勇「ああ、これからスティーアに戻る」
整備兵「もう帰っちまうのか?」
勇「砂漠に戻るとなると ここの気候が羨ましい」
整備兵「いっそのことここに移動して来いよ。リートちゃんもな」
勇「それは出来ないな」
整備兵「ならリートちゃんだけでも」
勇「目当てはそっちかよ」
しばらく談笑していたら
クロム「おっと、忘れるところだった」
勇「何がだ?」
クロム「いいもの見せてあげるわ。ついてらっしゃい」
整備兵「きっと腰抜かすぜ!」
そんなにすごいものがあるのか?
クロムについて行き格納庫の奥へと進んでいく
ここまでは入った事はない
巨大な鉄製の扉の前に来た
130 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/28(土) 01:51:47.84 ID:ImE7OiAMP
クロム「おったまげて気を失わないようにね」
巨大な扉の隣にある普通サイズの扉をくぐる
ライトが点灯して・・・
勇「おぉ・・・・おおおおお!!」
リート「これって・・・」
クロム「兄さんからあなたが技術者の端くれって聞いてね。これ見たら喜ぶんじゃないかって」
そこは十数機のソルダード小隊の格納庫だった
勇「すげぇ・・・」
クロム「手前のは最近ロールアウトしたソルダードタイプG」
勇「武装がないが?」
整備兵「こいつはソルダード初の格闘機なんだ。メルダーの配備も随分進んでいるしな」
なるほど・・・
131 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/28(土) 01:58:44.82 ID:ImE7OiAMP
勇「スティーアには呼びも含めて3機しかない」
クロム「本国にはこの2倍あるっていうわね」
勇「こんなにあっても使わないだろ」
整備兵「出撃よりもオーバーホールの方が回数多いからな」
クロム「ここの街には千数百万人もの人が暮らしてるのよ。守る為ならやりすぎなんてないわ」
勇「そうか・・・」
クロム「そのためにも、私達が倒れることなんて許されないわ。あなたもね」
ソルダードの格納庫を後にして自分のヴィントの出発前の整備に取り掛かる
すると・・・
「それ、君の?」
声をかけられた
そこにいたのは若い整備兵だ
年は俺と変わらないくらいだ
勇「あんたは?」
132 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/28(土) 02:02:08.37 ID:ImE7OiAMP
レイト「俺はレイト。このヴィントってここの基地のじゃないよな?」
勇「ああ、スティーア基地のものだ」
レイト「君もそこの兵士なのか?」
勇「そうだ」
レイト「いい機体だな」
勇「ああ」
レイト「勿体無いくらいだ・・・」ボソ
勇「え?」
レイト「いや、なんでもない。ほら!さっさと作業に戻ろうぜ!」
お前が戻れよ。と言い返そうとする前にさっさと何処かへ行ってしまった
勇「変なやつ・・・」
出発は翌日にすることにした
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133 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/28(土) 02:06:04.89 ID:ImE7OiAMP
翌日の朝
まだほとんど人の居ない格納庫からエマージェンシーが出された
クロム「どうした!?何があった!!」
いつもの女言葉ではなく荒々しいクロム
整備兵「ヴィントが・・・!VT2が何者かに奪取されました!!」
クロム「なんだと!?」
俺はそこにたまたま駆け込んだ
勇「どうしたんだ!?」
クロム「VT2が奪われた!」
VT2が・・・?
しかし自分のヴィントはそこにある
残るは・・・
勇「ヴァルゴのヴィントか!」
既に格納庫から飛び出した赤いヴィントはその姿が見えない程にまで離れていた
それでも・・・!
134 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/28(土) 02:10:39.96 ID:ImE7OiAMP
勇「俺のヴィントなら追い付ける!」
ヴィントに乗り込んで電源を入れる・・・・
勇「なんだ?」
再び電源を入れるが・・・ヴィントが起動しない
クロム「これだ!」
俺のヴィントの主要ケーブルが雑に切断されていた
恐らくこのヴィントを奪おうとしたが所属が違う為ロックをかけていたおかげで奪われなかった
一方ヴァルゴのヴィントは基地での整備中だったので自由に動かせてしまったのだ
このヴィントでの追撃を恐れて念入りに無力化してまで
クロム「くそっ!!」
整備兵「他のヴィントで追わせます!」
クロム「VT2には追いつけねぇ!!・・・完全に逃げられた・・・」
最新鋭のヴィントが奪われた・・・
それは人類軍にとって大きな打撃になった
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141 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 01:05:39.78 ID:d3TNxs3NP
その後 全作戦行動チームが集まりミーティングが開かれた
俺は もうこの基地を出て行くということで参加しなかった
犯人が映っている監視カメラの画像がその後に送られてきた
勇「こいつは・・・」
あの時声をかけてきた・・・レイトとかいう奴だ
リート「知り合い・・・なんですか?」
勇「んなわけないだろ・・・」
機械軍の手先・・・なのだろう
勇「・・・」
自分のせいではないと思ってはいるが なぜか責任を感じてしまう
勇「リート・・・少し出発は待ってくれ」
リート「いつまでも待ちますよ〜」
勇「・・・行ってくる」
向かうは司令室
その間にも通信機でゴートに今自分がしようとしている事を伝える
142 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 01:11:40.19 ID:d3TNxs3NP
ゴート『そうか・・・。』
勇「多分ここで行動しなくては俺はずっと後悔します。・・・許可を」
ゴート『・・・なにか勘違いしているようだが』
ゴート『今はチームブラウなんて無い。お前がそこを出た後は自分の責任で動け。その代わり援護はないぞ』
勇「大丈夫です。俺には優秀な相棒がいるので」
通信は終わった
そして司令室
ホルン司令「どうした?天霧」
勇「今からここを出ます」
ホルン司令「そうか・・・いろいろとご苦労だったな」
勇「最後に一つ・・・奪われたVT2についての情報を自分にも与えて頂けませんか?」
ホルン司令「VT2の情報・・・?」
流石に穏やかなホルン司令も表情が厳しくなる
143 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 01:17:18.28 ID:d3TNxs3NP
ホルン司令「それを聞いてどうするつもりだ?」
勇「自分もVT2を追います」
ホルン司令「君が犯人と接触した事は聞いている。
君には何の責任もないのだぞ?」
勇「責任とかそういう事ではありません」
ホルン司令「・・・?」
勇「あいつは敢えて自分に声をかけたんです・・・!その時確かにこう言いました・・・」
レイト『君のおもちゃにしておくには勿体無いくらいだ・・・』
ホルン司令「貶されて頭にきた・・・ということか?」
勇「はい」
ホルン司令「・・・若いな」
勇「・・・は?」
ホルン司令「いいだろう。君にもVT2の情報を託す。」
勇「ありがとうございます」
ホルン司令「最悪VT2は破壊しても構わん。その悔しさ・・・ぶつけてやれ」
勇「はい!」
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144 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 01:23:25.19 ID:d3TNxs3NP
格納庫
クロム「はい。一応2週間ぶんのEJ」
リート「ありがとうございます」
クロム「本当はあなたも色々とバラして調べたかったんだけどね」
リート「あはは・・・遠慮します・・・」
その少し遠くで
整備兵A「あぁ・・・リートたん行っちゃうのか・・・」
整備兵B「あんなに純粋な子今時いないぜ・・・」
整備兵A「やっぱりここに残ってくれないかな・・・?」
整備兵C「無理だろ・・・だってリートたん勇の奴にぞっこんだもん」
整備兵A「いいよなぁ・・・リートたん。この基地の女共は線が太いもんな」
整備兵B「軍隊だからな・・・仕方ない」
整備兵C「だからって一般の女は軍人や整備兵なんか見向きもしないもんな」
145 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 01:30:03.90 ID:d3TNxs3NP
整備兵A「俺整備兵やめてサラリーマンになろうかな」
整備兵C「やめとけって。今更どうにもならねぇよ」
整備兵B「リートたんってすらっとしてて人形みたいだよな」
ちなみにこのABC全員リートがロボだと知らない
整備兵A「でかすぎず小さすぎずいいサイズだよな」
整備兵C「俺はでかい方がいいな。」
整備兵B「てかさ、なんでリートたんは勇と同じチームなのにマッチョにならないんだ?」
整備兵A「・・・不思議だな」
整備兵B「細いっつったらクロムさんもだよな」
整備兵C「あれは食事抜いたりするからだろ」
整備兵A「そういえばリートたんが何か食べてるとこって見たことないよな?」
整備兵C「そうだな」
整備兵B「ダイエット?」
整備兵C「その必要はないだろ」
146 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 01:36:06.47 ID:d3TNxs3NP
整備兵B「まさか・・・なにかあって食事が喉を通らないとか?」
整備兵C「それは可哀想だ」
整備兵A「ストレスか?」
整備兵B「ストレスの原因って・・・」
整備兵A、B、C「勇か!!」
C「あの野郎・・・あんなに可愛いリートたんを追い詰めやがって!」
B「許せねぇな!男として!」
A「このまま行ったらリートたん死んじまう!」
B「それはダメだ!」
C「でもよ・・・それでもなんで勇にぞっこんなんだ?」
A「そりゃ・・・勇が好きだからだろ」
B「どんなに冷たくされても好きだから一緒にいるのか・・・」
A、B、C「健気すぎる!!」
C「うぉぉぉ・・・なんか凄く可哀想だぞ!」
B「それにしても勇の奴マジで許せねぇ!」
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