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風俗嬢だった過去を持つ彼女が語った衝撃的な体験談
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54 :えっちな18禁さん:2013/05/07(火) 23:58:16.69 ID:pxK61CLx0
『衝撃の体験デビュー!!!マドカちゃん!!! 174-96G-59-88 リアル不二子ちゃん現るっ!!!』

みたいな文字が踊ってて、ちょっと笑った。

身長に関しては逆サバ読んでるじゃねえかって突っ込んだ。

最初はみんな様子を伺ってて、『誰か呼んだ?』『オマエ呼んで報告しろや』なんて書き込みばかりだった。

『最高でした』とかいう書き込みがあっても、『店の自作自演おつ』とか書いてあって面白かった。

数日経つと「体験入店」から「入店決定」に煽り文句が変わったらしく、どうやら写真も掲載されたらしい。

『ちょw これCGだろwww』 『こんなの実在するわけねーw』とかそんな書き込みが増えた。

それとともに、『マジだった』『176cmの俺より大きかったけど超満足』なんて書き込みがチラホラ。



55 :えっちな18禁さん:2013/05/08(水) 00:20:32.54 ID:7OMolqAx0
以降、書き込みの数は驚異的に伸び続け、お祭り状態を経てカオスになってた。

ノリは2chと似た雰囲気で、ファンとアンチが入り乱れて互いを攻撃するような そんな光景も。

『蟻ですか?』とかそんな暗号めいた文字も乱れ飛び、『梨』と答える者もいれば、『追加で蟻、ゴム必須』とか そんな風に答える者もいた。

それが風俗業界で言う淫語?のことで本番をする嬢かどうかの情報交換であることは察しがついた。

マドカ本人から本番もしたって聞いていたから耐えられたけど、動揺は隠せなかった。

次ページ、次ページとクリックするたびに心臓が破裂しそうなほどに鼓動が高鳴った。

勃起もしたし、我慢汁も出まくってる俺がいて、頭が狂いそうだった。

どうしようもなくなって、俺は掲載されていたマドカの画像と、マドカと本番をしたと思われる奴らの書き込みを見ながらオナニーをした。

大量の精子をティッシュに吐き出して、ドス黒い満足感を得た。



57 :えっちな18禁さん:2013/05/08(水) 00:28:12.14 ID:7OMolqAx0
ちょっとだけ落ち着きを取り戻して、さらに読み進めていった。

自分が今、オナニーをしたことに関しては不思議に思わなかったし、いつも以上に気持ちよかったとすら思った。

『ヤった』とか『ヤれなかった』とかそんな書き込みは気にならなくなって、プレイ内容に関しての書き込みが目を惹き始める。

『フェラ下手だった』とか『パイズリ気持ちよかったぁ〜』って書いてあるのが悔しかった。

でも読んでて一番辛かったのは『マドカちゃん今日はありがとう、また呼ぶからね』なんていう淡々とした書き込みだった。

コイツは本当にマドカを呼びやがったな、ってのが如実に伝わってきて不気味な感じがした。

しかも、なんと言ったらいいのか その「精神的に癒されました〜」的な雰囲気にイライラさせられた。

そしてマドカは、退店ファイナルイベントとかいうお祭り騒ぎで見送られ、風俗業界を去っていったらしい。



59 :えっちな18禁さん:2013/05/08(水) 00:31:03.45 ID:7OMolqAx0
>>56 
変態か!?  俺もだ


61 :えっちな18禁さん:2013/05/08(水) 00:37:12.53 ID:pGJ+T9fF0
>>59
おう、変態だぜ。

ちなみに俺は風俗逝ったら、マムコに鼻を突っ込んだりする。

マドカがやられてないことを祈る!


60 :えっちな18禁さん:2013/05/08(水) 00:36:01.45 ID:7OMolqAx0
>>58 
お褒めの言葉ならば素直にありがとう。


でも、読んでいたのは2chではないよ、

全国規模のコミュニティサイトで、そのなかで風俗に関する掲示板です。

まぁ誰もが知っているサイトだとは思います。



63 :えっちな18禁さん:2013/05/08(水) 00:54:46.42 ID:7OMolqAx0
読まなきゃよかったって気持ちと、読んでよかったって気持ちが半々。

オナニーしてしまったのは ちょっと想定外だったけど、それも含めて、ありのままの現状を受け入れようと思った。

デリ嬢だったマドカのこともそうだし、それを考えるとちょっと興奮する俺のことも。

なんか妄想だけで悶々としていた毎日だったけど、デリ嬢時代のマドカの姿を こうして掲示板を通して垣間見れて、ちょっとだけ安心した気がした。

俺の知らないところで俺の知らないマドカが他の男に抱かれていたって過去を、この先もずっと知らないままで過ごしていくよりも、今日 思い切って知ってしまったほうが精神衛生上、健全な気もした。

結果的に俺は、よりリアルに他の男とヤってるマドカの姿を想像できるようになったし。

想像だけでボンヤリしていたものが具体化すると、それに対抗すべく忍耐力だって備わるはず。

こうして俺は、より強靭な寝取られМ属性を手に入れていくことになる。

(まぁ半分はヤケっぱち



65 :えっちな18禁さん:2013/05/08(水) 07:26:22.21 ID:oo5VWeyqi
あれ?
終わり?


66 :えっちな18禁さん:2013/05/08(水) 11:31:16.24 ID:7OMolqAx0
いや終わってないです。 

始めに書いた変なおっさんも登場してないし。


>>55で書いた「淫語」は「隠語」の間違いです (´・ω・)スマソ



81 :ヒロシ:2013/05/10(金) 05:31:12.15 ID:DnVdmJkp0
マドカとは、仲が良いときは本当に仲が良かったんだ。


同じ市内に別々にアパートを借りてはいたものの、ウマくいっている時は同棲も同然だった。

ただ、合鍵を渡したり、お互いの部屋に私物や生活用具が置きっ放しになっているような状態にはしてなかった。親しき仲にも礼儀ありってやつだ。

それに車で5分も走れば行き来できる距離だったので特に不自由は感じてなかった。

月に2回くらいは休みを合わせて一緒に過ごす。

その日は その一緒に取った休みってやつで、前日の夜から一緒に過ごし、特に どこかに出掛ける予定も組んでいなかったので1日中ゴロゴロしてた。

膝枕で耳掃除をしてもらうという、そんな至福の時を過ごしつつマドカに質問をする。

「お客さんに…耳掃除してあげたこと…ある?」

「え? それって、どっちのお客さんって意味?」

マドカは美容師で、今現在も「客商売」なのだ。

そう言われて考えてみれば、美容室や理容室って、店舗によっては耳掃除のサービスを実施してる場合もある。



82 :ヒロシ:2013/05/10(金) 05:42:59.67 ID:DnVdmJkp0
「デリのほうの…客…」

「うーん…」

彼女はデリ嬢時代のことを思い出すとき、遠い目をする。

俺は その表情がなぜか好きだったし、どんなことを思い出してるんだろうって想像すると、胸が張り裂けそうなくらいにドキドキするものがあった。

マドカは、時々俺が我慢できなくなって聞いてしまうデリ嬢時代に関する質問に対して、答えることを嫌がってはいなかった、と思う。むしろ積極的に答えることすらもあった。

そもそもイヤなことはイヤってハッキリ言える性格なので、本当にイヤなら質問は却下されてもおかしくない。

「したことないねぇ」

「あ、そうなんだ」


なんだか少し安心した。

エロサービスは勿論いやだけど、こんな風に恋人っぽく客と過ごしていたとすれば、それはそれで嫌なんだ。



83 :ヒロシ:2013/05/10(金) 05:43:50.64 ID:DnVdmJkp0
でも知りたくないようなことでも、俺は知っておきたいのだ。そういう矛盾を、俺は心に抱えていた。あるいは、その矛盾に心を蝕まれつつあったのだろう。

そして、俺がそういう矛盾を心に抱えて色々葛藤していることをマドカはきっと見抜いていた。

だから俺が知りたいことに素直に答えてくれるのは、マドカなりの優しさであり、ある意味、謝罪だったのかもしれないとも思う。


「時間は限られてるからね。そもそも綿棒とか、なかったし」

「そっかぁ」

「あ、綿棒はあったかも。ラブホの洗面所って、けっこうそういう備品揃ってるよね」

「あーそういえばあるねぇ」

マドカの口から「ラブホ」っていう単語が出てきて、ちょっとだけ胸が苦しくなる。

俺自身はこれまで一度も、マドカとラブホに行ったことがなかったから…。



84 :ヒロシ:2013/05/10(金) 06:01:20.36 ID:DnVdmJkp0
「一番長いコース頼むお客さんって、どのくらいだったの?」

「時間? んっとね、最高で12時間って人がいたwww」

「は?半日?」

「笑っちゃうよね。え?12時間ですか?本当ですか?って3回くらい聞き直したよw」

「ちょっと、それ料金いくら?」

「えー。あんま覚えてないな。ロングになるほど割引率高かったんだよなぁ確か…」


別に金額なんて どうでもよかった。12時間ものあいだ密室で客と2人きりかよ…って凹んでた。

「18万くらい? 20万までいかなかった気がするw」

金額なんてどうでもよかったはずの俺でもさすがに唖然とした。金って、あるところにはあるんだな…。



85 :ヒロシ:2013/05/10(金) 06:10:27.94 ID:DnVdmJkp0
「その12時間のうち、プレイ時間って…どのくらいなの…?」

恐ろしく不安な気持ち。でも聞かずにはいられない。すぐに違う言葉で聞き直した。

「つか…何回…イかせてあげ…た…の…?」

さすがにコレは聞いても良い話題なのかどうか、果たして聞くべき事だったのか、質問したあとになって少し後悔した。語尾は消え入りそうになってたし、ちょっと泣き入ってたかもしれない。

「な・い・しょ・w」

俺の不安な気持ちと、だがしかし、それを上回ってしまう知りたいって気持ちを、マドカは理解した上であえて茶化してくれたのだと俺は思う。

重苦しい質問に対して、重苦しい答え方になったら、お通夜みたいな2人になってしまう。

マドカが冗談っぽく茶化してくれたおかげで、適度に全身の力が抜けた気がする。

「イジワルすんなーw そんな言い方されたら ますます俺が知りたがるってわかってるだろーw」

「うふふwww」

マドカは片方の耳掃除を終えて、今度は反対の耳ね、って感じで俺を誘導しながら微笑んでた。



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:読み物  |  タグ:相手の過去, 寝取られ, 風俗,
 


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