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風俗嬢だった過去を持つ彼女が語った衝撃的な体験談
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111 :ヒロシ:2013/05/10(金) 11:36:22.02 ID:DnVdmJkp0
「ま、他の女の子たちが どういうお客さんを抱えてたかは知りようもないんだけど…」

「うん」

「でも、私のお客さんは絶対に まともなお客さんが多かった自信がある!」

「なんだそれ」

「ってか、他の女の子と顔を合わせる機会とかなかったの?」

「あったよ、女の子の待機所っていうのがあったし」

「そういう場で、あの客は こうだったああだった、とかそんな話にならないの?」

「うーん…他の女の子達は そういう話をしてたんだとは思う」

「マドカは?しなかったの?」

「私…ほとんど予約で埋まってたから、待機所に戻る暇なかった。なんかごめんなさい」

「え?ああ、うん。人気だったんだね…。」

「そうだったのかも…」

デリ嬢だった過去を告白した当初は、自分はあんまり人気なかったよって謙遜してたはず。

でもこの時は、自分が人気デリ嬢だったということをマドカは否定はしなかった。



112 :ヒロシ:2013/05/10(金) 11:38:56.12 ID:DnVdmJkp0
「癒し系が売りだったてこと?」

ただそれだけじゃなかったってことは確信しつつも、あえて聞いてみた。

「それは絶対に違う、私はそんなんじゃなかった」

いやそこはあまり強く否定しないで…、

私はエロが売りでしたって言われてるみたいで俺が悲しい…。

「私に言わせれば、自分で癒し系ですなんて言うデリ嬢は、仕事サボりたいんだってば」

「ほぉ」

『一緒にいるだけで癒されるぅ〜、だから私のお客様はイかなくていいっていう人が多いんですぅ〜』

マドカは自分で想像したムカつくデリ嬢の姿を、身振り手振りを交えて滑稽なモノマネとして披露してみせた。

おそらく同じ店で働いていた女の子にそんな奴がいて、そいつをモデルにアレンジを加えてデフォルメしたと推測。

「私はそんな事をお客さんの前で言ったりしたことは一度もない」

「そっか」

「そりゃお客さんの方から、心が癒された、とかそう言ってくれることはあったよ」

「うん」

「でもその言葉はさ、裏を返せば、体も満足させてくれって言ってるんだよ」

「・・・。」



114 :ヒロシ:2013/05/10(金) 12:31:33.69 ID:DnVdmJkp0
「もしくは、プレイもちゃんとこなせれば満点だよ、だから現状、貴女は満点ではないですよってこと」

「・・・。」

「ワザワザお金払ってまで呼ぶんだよ?どんなに体裁を整えてもスケベなんだよ」

「・・・。」

「癒されるのも大事だろうけど、エッチなこといっぱいしたいに決まってるじゃん?」

「・・・。」

「目的は絶対にそこ。ヤりたいに決まってる。男って最終的にはそういう生き物」

「なんかごめんなさい」

俺が男を代表して謝っておいたわ。なぜか。なんでだおい。

「だからね、私はデリ始めたばかりの頃…」 

「・・・。」

「男ってこういう生き物なんだ、って毎日のように自分に言い聞かせてた」 

「…ごめん」

「1分が10分に感じたし、10分が1時間に感じた。辛かった」 

「…ごめんなさい」

「ちょとw ヒロシに謝ってもらっても困るw」 

「いやなんとなくw」

また謝っておいたわ。なんでだろ。よくわからんけど。

でもお互い緊張感もほぐれてきて、なんか重い話をしている感じはなくなってた。



123 :ヒロシ:2013/05/11(土) 14:53:53.95 ID:AR6eP4Ek0
「んっとねぇ、私はね、ヒロシはエライと思うんだよなぁ」 

「エロい?」

「どんな耳してんだよ。さっき掃除したばっかりなのに」 

「え?なに?」

「え・ら・い! って言ったの!」 

「ん?なんで?」

「だって風俗経験ないんでしょう、それだけでも褒める価値はある」 

「えへへ」

「まぁそのぶん そこらへんの女の子にちょっかい出してきたんでしょうけどね」 

「・・・。」

「そういうヒロシはハッキリ言って、私は嫌い」 
「・・・。」

「ちょっと…なんか話が脇道に逸れてきたよ…。戻して戻してw」


まどかは俺をひと睨みしたあと、飲み物を口にして、また元の表情に戻った。



124 :ヒロシ:2013/05/11(土) 14:55:52.02 ID:AR6eP4Ek0
「でもね、そういう男の人たちがいなかったら、私はお金を稼げなかった」 

「ですね」

「たぶん今こうしてココに存在してなかったかもだし、ヒロシとも再会してなかったかも」 

「うん」

「あ、そういえば。私大学1年間休学してたんだよ」 

「え?辞めたんじゃなかったの?」

「まぁ休学後に辞めちゃったけど」 

「そういうことだったのか」

「単位は落としてたから確実に留年はするけど、また大学に戻れるといいなぁって思ってたからさ」

マドカがそんなことをつぶやくと、急に場の雰囲気が暗くなった。

自分の彼女が過去にデリ嬢をやってたって話の方が、よっぽど辛いはずの話なのに。

そう感じたのは俺だけじゃなかったらしく、マドカが強引に話題を元に戻した。

「やめよやめよ、こんな話題。デリの話の方がまだ明るく話せる気がしてきたwww」



125 :ヒロシ:2013/05/11(土) 14:59:19.09 ID:AR6eP4Ek0
「で、質問はなんだっけ?」 

「あ、えーと…」

聞きたいことは多いけど、聞く順番を間違えると大変なことになりそう。

なるべく小さいダメージで済みそうなものから消化していくべきか。

それとも最初にデカいダメージ喰らって、細かいことなど気にならない境地に達するべきか。

それにマドカは、たぶん、俺がここまで質問した内容をちゃんと覚えてる。

その質問に答えるということが俺にダメージを与えることをわかった上で、もう一度 俺に心の準備をさせようと、質問はなんなのか?と忘れたフリして問いかけているような気がした。

「んっとね、12時間コースの人は何回だったのか、って質問と」

「うん」

「その、何回した、とか、したい、とか。その中身が…本番…だったのか…って質問…」

だめだ。俺はどうしても「本番」って言葉を口にするとき動揺が隠せない。

普段使い慣れていない単語ってこともあるけど、その言葉の意味するところが嫌すぎる。



126 :ヒロシ:2013/05/11(土) 15:00:16.08 ID:AR6eP4Ek0
俺の心の揺らぎをいち早く察知したかのように、マドカが言葉をかぶせてくる。

「あのね、いつでも誰とでも、本番してたわけじゃないからね」

「うん…」

「ま、回数の問題じゃなくて、していたという事、それ自体が問題なんだろうけど」

「はい」

「それに、本番だけじゃなく、他の行為だってヒロシに聞かせるような話ではないはずだもんね」

マドカは淡々と語る。けっこうドライだ。

俺が本当に聞きたがるならば、それに答える覚悟はすでに出来ている。

「本当に聞きたい?ヒロシ大丈夫?」

「大丈夫じゃない気がするけど、なぜか勃起してる…」

「なんなんだろね、それw」

「わからんw」

「今…エッチしちゃう?」

「え?」



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:読み物  |  タグ:相手の過去, 寝取られ, 風俗,
 


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