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6歳の娘がクリスマスにサンタに宛てた手紙を覗いてみたら
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303 :名無しさん@おーぷん :2016/01/04(月)00:54:43 ID:5W8(主)
947 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2011/12/04(日) 18:05:10.97 ID:4TuXjetb
子供の頃、毎年クリスマスの朝、遠くで働いてる父親とサンタさんからプレゼント、と母親からの分合わせて3つプレゼントを貰ってた。

サンタさんも父親もいないと知ったのは ずっと後だったよ。




305 :名無しさん@おーぷん :2016/01/04(月)00:57:07 ID:5W8(主)
515 /名無しさん[1-30].jpg sage New! 2012/02/29(水) 16:05:34.14 ID:ZdcGDEHK0
学校の帰り道にババアがカレーパンだけ売ってる店があってな、どんな味がするのかと思ってたけど貧乏で買えなかったのよ。

揚げてるのを見に行くとババアが「買わないなら帰りな」って、追い返すんだけど、その日だけ「金なんかねえよバーカ」って悪態ついて逃げちゃってさ、そしたら翌日、紙袋いっぱいのカレーパン持ったババアが待ち伏せしてやがってさ

「これ失敗作だからアンタにやるよ」って。

で、さっき、ババアの葬式行ってきた。



310 :名無しさん@おーぷん :2016/01/04(月)01:07:00 ID:5W8(主)
両親は、仲が悪いのだと思っていた。

冷たく見えるぐらい素っ気なかったから。

両親の兄弟姉妹などから、幼なじみで大恋愛だったとか、周りの反対を押しきって結婚したんだとか聞かされても、到底信じられなかった。


母が子宮癌で手術を受けた。

手術の終わる時刻を見計らって病院へ行くと、父が母のベッドの傍に座り、好きな歴史小説を読んでいた。

麻酔から覚醒したのか、母が痛い痛いと呻きだした。

父は即座に小説を閉じ、母の右手を両手で包み込んだ。

『ユミ、大丈夫だよユミ…』

まだ意識が戻りきっていないながらも、父の声に母が反応して答えた。

「タカちゃん…痛いよ…タカちゃん…」

父と母が名前で呼び合うのを聞いたのは、それが初めてで、最後だった。

母の通夜の後、棺の中の母の頬を何度も何度も父は撫でていた。

黙って撫でていた。




311 :名無しさん@おーぷん :2016/01/04(月)02:54:41 ID:YgA
少し俺の心に良心が芽生えた様な気がした

ありがとう


297 :名無しさん@おーぷん :2016/01/04(月)00:44:36 ID:5W8(主)
君達は夜中の0時に正にこの世に生まれた。この世に生を受けた。

人の寿命を70歳くらいと考えたら、3年を一時間として、朝6時、もしくは7時。君達はいまやっと朝を迎えたくらいでしかない。

大学をでて、社会にはいってちょっと経ってもまだまだ朝9時でしかないんだ。

社会ではまだまだ青くて到底使える人材でもない。

楽しみに満ちながら君たちの成長をみてきた君たちのお父さんやお母さんは 君たちが自分の時計で朝の2時や3時の頃、もう既に昼の2時や3時になっていたんだ。

今はどうだろう。もう夕方5時、いや6時を過ぎているかもしれない。

今から彼らはやり直しがきくだろうか。あと6時間も無いのだ。人生は6時間も無いのだ。

日は沈んでしまったのだ。


では君達はどうだろう。みんなまだまだ朝6時や7時じゃないか。

やり直しなんていくらでもきく。何回やり直したって、朝8時くらいでしかないじゃない。

一番悲しいことは、ここで自分の時計を無理やり止めてしまうことなんだ。

可能性は まだまだ秘められているのに、まだまだ一日はこれからなのに、太陽の燦々とあたる昼に向けて準備をする時間でしかないのに、自分の時計を止めてしまうことなんだ。

親は望んでいるだろうか?友人は望んでいるだろうか?

君たちの輝かしい未来を、本当に今から始まる君たちの未来を、止めてしまうことを望んでいるだろうか?

君は望んでいるだろうか?

どうか、一番悲しい選択だけはしないで。

君たちへの最後の言葉です。頑張っておいで。



 
カテゴリー:泣ける話  |  タグ:泣ける話,
 


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