面白い
結局、B子の様態が回復するまで俺らは休憩になった。
女子達はB子の周りに集まって「大丈夫?」「骨折なんかな?」とか行っていて
山岳姫と山岳についてかなりガリ勉していたC男の二人が話し合っていた。
C男の両親も昔は登山をしていたらしくテストも俺らの中で最優秀だった
だから意見求めて山岳姫に呼ばれたのだと思う
俺らはというと、女子たちの飲み物を用意したり、ブルーシートを広げたり、変に呑気になっていた。
いや内心パニックになっていたがB子に近づくことは許されないし、
女子達が妙に団結を深めてしまっていたので「助けを求められたら全力で動こう」と言うスタンスに切り替えていた。
途中会長が「クマって木に登るかな?」と言い出した。
俺らは「登るんじゃなかったかな?」「く、クマ居ましたか?」と聞くと
チラッと盗み聞きしていたのか、今回の山岳にかなりノリノリ&肉体改造に成功していたD男が会長に何かアイコンタクトを送った。
ものすごくジッと「言うな!」と言う感じだった。
会長「いやなんでもないよ、ごめん」と謝る。
そんな不可解な状況になっていると、山岳姫が「ちょっと何人かこっち来てー」と呼んだ。
俺らと、女子の方から6人ほど山岳姫の元へ集まった。
山岳姫「やっぱりB子さんのあの足は異常だと思うの」
みんな「ですよね」と分かり切った表情で話を聞いていた。
山岳姫「救援を呼びに行こうと思うの
私たち無線機持っていないし、あの様態のB子さんを動かすわけには行かない。
かといって私たちが動かないと事は進まないから」
皆の顔が真剣になって行く。
山岳姫「今C男君と話したけど、多分私たちは此処ら辺にいる。
もう少し行けば目的地に着く。あれならすぐ横を進んで山道に出てもいいと思うわ
今きた道を戻るよりは確実に早いはずなの。」
皆「・・・あの」「あれ?」と声があがった。
山岳姫が提案したルートは少し変だった。
と言うのも、山岳姫が説明したルートと今きた道を戻るのは差がなさそうに見えていた。
アレコレ結構説明してくれたんだけど、微妙に納得できなかった。
山岳姫「あ、あの変な場所通らないで済むのよ」
その言葉で全員大きく納得した。
確かにあの変な地蔵地帯を通るのは嫌だった。だからそう提案したのだろう。
その時は俺はそう思っていた。
続きマダー?
>>22
すまない書き溜めないのと、
意外とどういった流れだったか忘れている所が多くて
怪奇現象のところは覚えているんだけど。
結構山岳姫が発言しているけど、もしかしたら他の女子部員だった気もする所も多い
あと大分カットしたりして時間かかってる