>>38 すまん
>>39 期待に応えられない。エロはない。パンツはいていてくれ。
弟の所へ行った時、弟の職場の上司と先輩に相談にのってもらった。
手土産持って頭を下げた。
母親の時を思い出して涙が出た。
色々あったが、そんな金は俺にもないので、自己破産させることにした。
弟には不満はあったかもしれない。
でもどうしようもなかった。
俺が本当に頭に来たのは、戻ってから電話で弟に「兄貴が泣いていたのを見て本当にまずいことをしたと思った」と言った事だった。
お前は友人がバックレた時に大変なことだとは思わなかったのか?
弟は几帳面な奴だと思っていたので、裏切られた気持ちでいっぱいだった。
もう、こんなことはこれでおしまいにしてほしかった。
でもまだ続くんだ。
弟の件があって俺は不安になった。
妹のことだった。
義理の弟は良い奴なんだが頼りない。
おまけに夫婦そろってパチンコ好き。
妹はブランド好きだ。義弟の収入は決して高くはないはず。
俺は秘かに情報を集めだした。
すると想像をこえた嫌な情報ばかり集まってくる。
こっそり義弟の実家にも行った。
次第に頭痛がしてきた。
母親の問題の時に一番傷ついたのは妹だったはずだ。
嫁にもいけないと泣いていたのに…。
俺は誰にも言わずに対策を立てていた。
妹に言っても逆効果だと思ったからだ。
債務処理の方法を調べたり、万一闇金にまで手を出していた時の為に、ちょっと知り合いになった警察官(刑事)とも親しくなっていた。
人から見たらバカだと思われるだろうが、必死だったんだ。
ある日、義弟から電話が来た。
義弟は妹のやっていたことを全く知らなかったらしい。
嘘だろうと思った。夫婦だったら家計がどうなっているかも分かっていると思っていたんだ。
すぐに会って状況を聞いた。
幸い…でもないが闇金までは手を出していなかった。
すぐに今後の対策をあらから説明し、弁護士の所へ連れて行った。
すまん。頭を整理していなから前後関係が無茶苦茶になっている。
実は会社で元々いた部署からあちこち異動させられて、その当時は金融の子会社にいた。
だから普通の人間よりは法律とかに詳しかった。
当時妹の子供は受験生だった。家庭でそんな問題があったら勉強どころじゃないと思って心配だった。
それで義弟に言った。「全部子供に説明しろ」って。
もう小学生じゃないんだから、説明したほうが安心できるだろう。
それで後は弁護士との間で話をしろと言って家に戻った。
翌々日電話をした。子供たちに話したかきいた。
「話してません」
…お前、何聞いていた。
思わず怒鳴ってしまった。今思えばまずい対応だったが、その時は本当にキレた。
母親の事、弟の事、そして妹だ。
怒鳴った翌日、また電話をした。すると妹が出てきて怒鳴られた。
「あんたに何の権利があってウチのを怒鳴るんだ」と。
あっ、もう駄目だと思った。
こいつは自分の母親がしでかしたことで泣いたのをすっかり忘れていやがる。
自分の子供たちに自分がされたことをしている。
スパイラルだ。
それまで弟妹に罪悪感を抱いていた。
俺が家から離れてのほほんとしている時に、こいつらは実家で全部体験していたんだ、と思っていたからだ。
でもそれで俺の心はつぶれた。
俺は自分で一生懸命やったつもりだったが、母親にも父親にもそしえ兄弟にも分かってもらえず、結局俺の独りよがりで自己満足でしかなかったんだ。
すまん。自分でも何言っているんだか…